JPS6047562B2 - 合成樹脂製ミラ− - Google Patents
合成樹脂製ミラ−Info
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- JPS6047562B2 JPS6047562B2 JP55052920A JP5292080A JPS6047562B2 JP S6047562 B2 JPS6047562 B2 JP S6047562B2 JP 55052920 A JP55052920 A JP 55052920A JP 5292080 A JP5292080 A JP 5292080A JP S6047562 B2 JPS6047562 B2 JP S6047562B2
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- reflective film
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- synthetic resin
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- G02B5/0825—Multilayer mirrors, i.e. having two or more reflecting layers the reflecting layers comprising dielectric materials only
- G02B5/0841—Multilayer mirrors, i.e. having two or more reflecting layers the reflecting layers comprising dielectric materials only comprising organic materials, e.g. polymers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00596—Mirrors
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
- C23C14/14—Metallic material, boron or silicon
- C23C14/20—Metallic material, boron or silicon on organic substrates
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、合成樹脂製ミラーに関する。
従来、自動車等で用いる例えばインサイドミラーは、主
にガラス板をベースにして作られており、ガラス板は透
湿性がないために反射膜のバックコート材に対する制約
がなかつた。
にガラス板をベースにして作られており、ガラス板は透
湿性がないために反射膜のバックコート材に対する制約
がなかつた。
これがため、上記バックコート材としては耐湿性にすぐ
れたものが制約なく使用でき、反射膜も湿度に対するバ
ランスをとる必要がないことからアルミ膜を用いていて
、このアルミ膜が上記バックコート材で十分に防湿処理
なされていた。
れたものが制約なく使用でき、反射膜も湿度に対するバ
ランスをとる必要がないことからアルミ膜を用いていて
、このアルミ膜が上記バックコート材で十分に防湿処理
なされていた。
しかし、上記インサイドミラーは平板に加工すること等
から、ミラー主体がガラス製であると工数などが増して
コスト高となるという欠点がある。これがため、上記ミ
ラー主体をコストの低減という観点から合成樹脂製にす
る試みがなされているが、しかしながら、現状において
はミラー主体を合成樹脂製にすると反射膜の耐久性に問
題点が生じてしまう。即ち、第1図で示すように、ミラ
ー主体1を合成樹脂製にすると、アクリル樹脂等の合成
樹脂材料は一般に透湿性であることから、ミラー主体1
の外面をミラー主体の傷付き防止用にシリコン系の化合
物、例えばH3Gi(OC。
から、ミラー主体がガラス製であると工数などが増して
コスト高となるという欠点がある。これがため、上記ミ
ラー主体をコストの低減という観点から合成樹脂製にす
る試みがなされているが、しかしながら、現状において
はミラー主体を合成樹脂製にすると反射膜の耐久性に問
題点が生じてしまう。即ち、第1図で示すように、ミラ
ー主体1を合成樹脂製にすると、アクリル樹脂等の合成
樹脂材料は一般に透湿性であることから、ミラー主体1
の外面をミラー主体の傷付き防止用にシリコン系の化合
物、例えばH3Gi(OC。
H、)3等から合成される表面硬化膜2てコーティング
し、背面にアルミ等の反射膜3を設け、アルミは薄いと
水り侵されやすいのて湿気が反射膜3内に浸入しないよ
うにバックコート4を反射膜3を端部3’をも覆うよう
に被膜4’している。しかし、反射膜3を防、湿性にす
ぐれたコーティング材料4aでバックコート4しておく
と、このバックコート4面側は防湿効果が高いのでミラ
ー主体1には上記バックコート4面以外の表面側からの
み湿気が吸収され、これによつて、ミラー主体1はミラ
ー面1a側のフみが膨張してミラー主体1が凸面的に反
つて歪んでしまい、精度のあるバックコート面が得られ
ないという問題点があつた。この発明は、このような合
成樹脂製ミラー主体の問題点に着目してなされたもので
、合成樹脂製5のミラー主体の背面に施すバックコート
および反射膜を透湿性のものとし、ミラー主体に対する
透湿を前面側からはもとより背面側からも許容して、透
湿による膨張に起因するミラー主体の反りのバランスを
計り、しかも従来のミラーで用いていたアルミの蒸着膜
は薄いと水に侵されやすいことから、反射膜は耐湿性が
高くまた反射率の十分な蒸着膜を他の金属を基材として
開発し、湿気に対して安定した反射膜としたことにり、
合成樹脂製ミラーの耐湿問題を解決することを目的とし
ている。
し、背面にアルミ等の反射膜3を設け、アルミは薄いと
水り侵されやすいのて湿気が反射膜3内に浸入しないよ
うにバックコート4を反射膜3を端部3’をも覆うよう
に被膜4’している。しかし、反射膜3を防、湿性にす
ぐれたコーティング材料4aでバックコート4しておく
と、このバックコート4面側は防湿効果が高いのでミラ
ー主体1には上記バックコート4面以外の表面側からの
み湿気が吸収され、これによつて、ミラー主体1はミラ
ー面1a側のフみが膨張してミラー主体1が凸面的に反
つて歪んでしまい、精度のあるバックコート面が得られ
ないという問題点があつた。この発明は、このような合
成樹脂製ミラー主体の問題点に着目してなされたもので
、合成樹脂製5のミラー主体の背面に施すバックコート
および反射膜を透湿性のものとし、ミラー主体に対する
透湿を前面側からはもとより背面側からも許容して、透
湿による膨張に起因するミラー主体の反りのバランスを
計り、しかも従来のミラーで用いていたアルミの蒸着膜
は薄いと水に侵されやすいことから、反射膜は耐湿性が
高くまた反射率の十分な蒸着膜を他の金属を基材として
開発し、湿気に対して安定した反射膜としたことにり、
合成樹脂製ミラーの耐湿問題を解決することを目的とし
ている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第2図は、この発明の一実施例を示す図である。まず、
構成を説明すると、5はアクリル樹脂等の合成樹脂材料
で成型加工等により作られるミラー主体、6はこのミラ
ー主体5の表面に傷付き防止用にコーティングしたシリ
コン系化合物の例えばCH3Si(0C2H5)3等か
ら合成される表面硬化膜、7はミラー主体5の背面に蒸
着加工等て付着された錫・銅・クロムからなる合金の反
射膜である。
構成を説明すると、5はアクリル樹脂等の合成樹脂材料
で成型加工等により作られるミラー主体、6はこのミラ
ー主体5の表面に傷付き防止用にコーティングしたシリ
コン系化合物の例えばCH3Si(0C2H5)3等か
ら合成される表面硬化膜、7はミラー主体5の背面に蒸
着加工等て付着された錫・銅・クロムからなる合金の反
射膜である。
すなわち、この反射膜7は、重量比が錫1、銅0.15
〜1.5.クロム0.05〜0.5てある合金を蒸着し
て形成した蒸着膜てあつて、表面硬化膜6と略同等の透
湿性をもたせてある。錫、銅、クロムの重量比は上記範
囲に限定したのは、この範囲であれば、表面硬化膜6と
略同等の透湿性が得られることが、実験的に判明したか
らである。8はバックコートは、透湿性を高めて表面硬
化膜6と略同等の透湿性をもたせるために、炭酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、珪酸アルミニウム等からなる粉末
入りポーラス状の塗料を塗布して構成してある。
〜1.5.クロム0.05〜0.5てある合金を蒸着し
て形成した蒸着膜てあつて、表面硬化膜6と略同等の透
湿性をもたせてある。錫、銅、クロムの重量比は上記範
囲に限定したのは、この範囲であれば、表面硬化膜6と
略同等の透湿性が得られることが、実験的に判明したか
らである。8はバックコートは、透湿性を高めて表面硬
化膜6と略同等の透湿性をもたせるために、炭酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、珪酸アルミニウム等からなる粉末
入りポーラス状の塗料を塗布して構成してある。
.この場合、バックコート8は従来構造のように反射膜
の端部8″をも覆うように被覆する必要はない。反射膜
7自体が透湿性を有し、かつ、後述するように、耐湿性
を有するからである。
の端部8″をも覆うように被覆する必要はない。反射膜
7自体が透湿性を有し、かつ、後述するように、耐湿性
を有するからである。
次に、上記実施例の作用について説明する。
反射膜7は、上記の如く錫・銅.クロムを上記重量比の
割合いで含有する蒸着膜からなり、しかも、上記重量比
からなる蒸着の反射膜1はその膜厚を500〜600オ
ングストロームとした極く薄い状く態に蒸着してなり、
これによつて、上記含有成分の蒸着膜は耐湿性にすぐれ
、かつ、透湿性が高いうえ反射率が略70%に構成でき
た。第3図は、上記実施例に示す合金の蒸着膜(反射膜
7に同じ)をアクリル樹脂板の片面に設けたテスト試料
7″を、他の金属を基材として得た蒸着膜を同じくアク
リル樹脂板の片面に設けてなるテスト試料8,9,10
,11と同じ条件のもとにさらして比較した耐湿性能を
示す。
割合いで含有する蒸着膜からなり、しかも、上記重量比
からなる蒸着の反射膜1はその膜厚を500〜600オ
ングストロームとした極く薄い状く態に蒸着してなり、
これによつて、上記含有成分の蒸着膜は耐湿性にすぐれ
、かつ、透湿性が高いうえ反射率が略70%に構成でき
た。第3図は、上記実施例に示す合金の蒸着膜(反射膜
7に同じ)をアクリル樹脂板の片面に設けたテスト試料
7″を、他の金属を基材として得た蒸着膜を同じくアク
リル樹脂板の片面に設けてなるテスト試料8,9,10
,11と同じ条件のもとにさらして比較した耐湿性能を
示す。
上記において、対比する蒸着膜は、
(1)テスト試料7″のものがこの発明の実施例で示す
錫・銅・クロムの合金蒸着膜で反射率が略70%のもの
、)(2)テスト試料8の場合は錫・銅の合金蒸着膜で
反射率が略70%のもの、(3)テスト試料9の場合は
錫単体の蒸着膜て反射率が略70%のもの、(4)テス
ト試料10の楊合は銅単体の蒸着膜で反射率が50%の
もの、(5)テスト試料11のものは従来のアルミニウ
ム単体の蒸着膜で反射率が略80%のもの、からなり、
上記の各金属蒸着膜は5×10センチ・厚さ3ミリのア
クリル樹脂板の片面に500〜600オ”ングストロー
ムの厚さに蒸着してテストを行なつた。
錫・銅・クロムの合金蒸着膜で反射率が略70%のもの
、)(2)テスト試料8の場合は錫・銅の合金蒸着膜で
反射率が略70%のもの、(3)テスト試料9の場合は
錫単体の蒸着膜て反射率が略70%のもの、(4)テス
ト試料10の楊合は銅単体の蒸着膜で反射率が50%の
もの、(5)テスト試料11のものは従来のアルミニウ
ム単体の蒸着膜で反射率が略80%のもの、からなり、
上記の各金属蒸着膜は5×10センチ・厚さ3ミリのア
クリル樹脂板の片面に500〜600オ”ングストロー
ムの厚さに蒸着してテストを行なつた。
なお、上記テスト試料はいずれもバックコートなしとし
てテストを行ない、テスト条件はテスト室内の温度50
℃・湿度98%の雰囲気中に4日間放置して、湿気に対
する金属蒸着膜の溶出テストを行なつた。
てテストを行ない、テスト条件はテスト室内の温度50
℃・湿度98%の雰囲気中に4日間放置して、湿気に対
する金属蒸着膜の溶出テストを行なつた。
かくして、上記テストの結果は、この発明による実施例
の蒸着膜のテスト試料7″てはテスト開始後3日間から
蒸着膜中の金属が溶出して4日目てはその溶出量が略2
.5%てある。
の蒸着膜のテスト試料7″てはテスト開始後3日間から
蒸着膜中の金属が溶出して4日目てはその溶出量が略2
.5%てある。
テスト試料8の場合は、テスト開始1日後から蒸着膜中
の金属が溶出して3日目にはその溶出量が8%程となり
比較的テスト試料7″に近い。
の金属が溶出して3日目にはその溶出量が8%程となり
比較的テスト試料7″に近い。
同じくテスト試料9も溶出量は8%〜12%である。し
かし、テスト試料10,11ではテスト開始後3時間で
早くもそれぞれが略40%,96%程溶出してしまい、
2日目てはその溶出量がそれぞれ略80%,100%程
に達している。上記テスト結果てはテスト試料料7″に
近く、反射率は比較的良好であるが、耐湿性がテスト試
料7″に比べて劣るのでミラーには適していない。従つ
てテスト試料7″は耐湿性、反射率両面において一番勝
れていることを物語つている。上述のように、従来のア
ルミを蒸着膜とした反射膜では耐湿性が非常に悪いが、
この発明による前記実施例で示す合金の蒸着反射膜7は
耐湿性がすぐれており、湿潤になる必配もなく、しかも
透湿性がよく。
かし、テスト試料10,11ではテスト開始後3時間で
早くもそれぞれが略40%,96%程溶出してしまい、
2日目てはその溶出量がそれぞれ略80%,100%程
に達している。上記テスト結果てはテスト試料料7″に
近く、反射率は比較的良好であるが、耐湿性がテスト試
料7″に比べて劣るのでミラーには適していない。従つ
てテスト試料7″は耐湿性、反射率両面において一番勝
れていることを物語つている。上述のように、従来のア
ルミを蒸着膜とした反射膜では耐湿性が非常に悪いが、
この発明による前記実施例で示す合金の蒸着反射膜7は
耐湿性がすぐれており、湿潤になる必配もなく、しかも
透湿性がよく。
その結果、ミラー主体5は、その反射膜7側からも透湿
を許容することができ、この透湿がミラー主体5の前面
からの透湿とバランスするので、反りを生ずることはな
い。この発明の実施例では、反射膜7の透湿を許容する
ために、バックコート8の透湿性を表面硬化膜6もしく
はミラー主体5のそれと略同等にしてある。
を許容することができ、この透湿がミラー主体5の前面
からの透湿とバランスするので、反りを生ずることはな
い。この発明の実施例では、反射膜7の透湿を許容する
ために、バックコート8の透湿性を表面硬化膜6もしく
はミラー主体5のそれと略同等にしてある。
このバックコート8の透湿性は、塗料中に含まれる増量
剤の炭酸カルミウム等のポーラスな物質の透湿性によつ
て得られるようにしてある。以上説明してきたように、
この発明によれば、その構成をアクリル樹脂等の合成樹
脂材料によるミラー主体の背面に、ミラー主体にコーデ
ィングした表面硬化膜と同等の透湿性を有する反射膜お
よびバックコートとを施して構成したから、ミラー主体
は前面および背面から吸湿率が略同じになり、従来例で
生じていたミラー主体両面の透湿性の差に起因して発生
していたミラー面の反り現象を確実に防止できる。また
、この発明によれば、反射膜を保護するバックコートも
、その反射膜に透湿性をもたせて構成してあるから、従
来例のように反射膜の端縁を防湿するため特別に覆う必
要がなくなり、ミラー製作時の工数も減り、かつ作業性
も著しくよくなるという効果も得られる。
剤の炭酸カルミウム等のポーラスな物質の透湿性によつ
て得られるようにしてある。以上説明してきたように、
この発明によれば、その構成をアクリル樹脂等の合成樹
脂材料によるミラー主体の背面に、ミラー主体にコーデ
ィングした表面硬化膜と同等の透湿性を有する反射膜お
よびバックコートとを施して構成したから、ミラー主体
は前面および背面から吸湿率が略同じになり、従来例で
生じていたミラー主体両面の透湿性の差に起因して発生
していたミラー面の反り現象を確実に防止できる。また
、この発明によれば、反射膜を保護するバックコートも
、その反射膜に透湿性をもたせて構成してあるから、従
来例のように反射膜の端縁を防湿するため特別に覆う必
要がなくなり、ミラー製作時の工数も減り、かつ作業性
も著しくよくなるという効果も得られる。
なお、この発明のミラーは、前記実施例においては車輌
用インサイドミラーを対象として説明したものてはある
が、上記ミラーは車輌用以外の他の適宜なミラー、例え
ばカーブミラーや溶室用ミラー等でもよいこと勿論であ
る。
用インサイドミラーを対象として説明したものてはある
が、上記ミラーは車輌用以外の他の適宜なミラー、例え
ばカーブミラーや溶室用ミラー等でもよいこと勿論であ
る。
第1図は車輌用インサイドミラーを断面にして示す従来
例の説明図、第2図はこの発明の一実施例を断面て示す
説明図、第3図は蒸着膜の耐湿性能図てある。 5・・・ミラー主体、6・・・表面硬化膜、7・・・反
射・膜、8・・・バックコート。
例の説明図、第2図はこの発明の一実施例を断面て示す
説明図、第3図は蒸着膜の耐湿性能図てある。 5・・・ミラー主体、6・・・表面硬化膜、7・・・反
射・膜、8・・・バックコート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製のミラー主体と、該ミラー主体を覆う表
面硬化膜と、該ミラー主体の背面の反射膜と、該反射膜
を覆うバックコートとよりなる合成樹脂製ミラーにおい
て、前記反射膜と、前記バックコートとに、前記表面硬
化膜と略同等の透湿性をもたせて構成したことを特徴と
する合成樹脂製ミラー。 2 反射膜を錫1、銅0.15〜1.5、クロム0.0
5〜0.5の重量比の合金で形成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製ミラー。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55052920A JPS6047562B2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 合成樹脂製ミラ− |
US06/255,343 US4385804A (en) | 1980-04-23 | 1981-04-17 | Mirror using transparent synthetic resin plate |
GB8112509A GB2074344B (en) | 1980-04-23 | 1981-04-22 | Method using transparent synthetic resin plate |
FR8108022A FR2481468B1 (fr) | 1980-04-23 | 1981-04-22 | Miroir utilisant une plaque en resine synthetique transparente |
DE3116043A DE3116043C2 (de) | 1980-04-23 | 1981-04-22 | Rückflächenspiegel aus einem Substrat aus Kunstharz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55052920A JPS6047562B2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 合成樹脂製ミラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56150704A JPS56150704A (en) | 1981-11-21 |
JPS6047562B2 true JPS6047562B2 (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=12928260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55052920A Expired JPS6047562B2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 合成樹脂製ミラ− |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4385804A (ja) |
JP (1) | JPS6047562B2 (ja) |
DE (1) | DE3116043C2 (ja) |
FR (1) | FR2481468B1 (ja) |
GB (1) | GB2074344B (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD216839A3 (de) * | 1981-12-17 | 1984-12-19 | Flachglaskomb Torgau Veb | Hochkorrosionsbestaendiges reflexionsschichtsystem auf substraten |
GB2127173A (en) * | 1982-09-13 | 1984-04-04 | Varian Associates | Thin fieldlight mirror for medical electron accelerators |
JPS59101602A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-12 | Marui Kogyo Kk | 合成樹脂製ミラ− |
JPS6156602U (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-16 | ||
JPH0446243Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1992-10-30 | ||
US4645714A (en) * | 1984-12-24 | 1987-02-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Corrosion-resistant silver mirror |
US4666264A (en) * | 1985-06-11 | 1987-05-19 | Marui Industry Co., Ltd. | Mirror using transparent synthetic resin plate |
US4911811A (en) * | 1988-07-14 | 1990-03-27 | The Stanley Works | Method of making coated articles with metallic appearance |
DE3907891A1 (de) * | 1988-08-17 | 1990-02-22 | Reitter & Schefenacker Kg | Abblendspiegel |
DE3909392A1 (de) * | 1989-03-22 | 1990-09-27 | Bayerische Motoren Werke Ag | Innenrueckblickspiegel fuer kraftfahrzeuge |
DE4004732A1 (de) * | 1990-02-15 | 1991-08-22 | Bayerische Motoren Werke Ag | Nichtblendender rueckblickspiegel, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
BE1004267A3 (nl) * | 1990-05-18 | 1992-10-20 | Aurinco Holdings Ltd | Zelfdragende spiegel en werkwijze ter vervaardiging daarvan. |
DE4220546A1 (de) * | 1992-06-24 | 1994-01-13 | Lothar Kaesmacher | Verfahren zur Herstellung eines Kunststoffspiegels, insbesondere als Bestandteil eines Behältnisses für kosmetische Produkte |
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AUPN544895A0 (en) * | 1995-09-14 | 1995-10-12 | Solahart Industries Pty Ltd | Reflector apparatus |
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