JP2003505588A - 高鏡面反射率を有するアルミニウム・チタン合金、その合金を備える反射コーティング、及びそのコーティングを含む鏡と構成物 - Google Patents

高鏡面反射率を有するアルミニウム・チタン合金、その合金を備える反射コーティング、及びそのコーティングを含む鏡と構成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、アルミニウム含有率が80〜90原子パーセントの範囲であって、チタン含有率が10〜20原子パーセントの範囲である、アルミニウムとチタンとを基材にした金属合金に関する。本発明は、前記合金が微結晶であって、熱力学的平衡になく、それにより酸化及び腐食に対する耐性を有し、かつ同時にポリマー材料に対する優れた接着力を有することを特徴としている。また本発明は、好ましくは厚さの範囲が0.01〜3μmであり、好ましくはポリマー材料である保護膜に被覆された、前記合金からなる反射コーティングにも関する。更に本発明は、約65パーセント以上の鏡面反射率と、腐食と酸化に対する良好な耐性とを有し、本発明の反射コーティングを支持し、好ましくはポリマー材料からなる基板を備える特殊鏡にも関する。最後に、本発明は、自動車用バックミラーのような鏡などを備える部品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、新規の高鏡面反射率を有するアルミニウム・チタン合金、その合金
を備える反射コーティング、及びそのコーティングを含む鏡と構成物に関する。
【0002】 より詳細には、本発明は、特殊鏡の設計と製造とに関する。特殊鏡とは、過酷
な制約下に置かれたとしても、その光学特性が明白に定義された範囲に収まり、
それが全体として維持されていなければならない鏡である。本発明を限定するも
のではないが、過酷な制約の例としては、例えば、塩化ナトリウムなどの化学薬
品の存在下における湿潤雰囲気などの腐食雰囲気が特に挙げられる。この際、そ
の凝結の有無は問わない。更に詳しくは、これも本発明を限定するものではない
が、本発明は、プラスチック材料または合成材料の支持体上に金属の層を堆積す
ることにより作成される鏡に関し、後者の合成材料支持体上に堆積する場合には
、反射コーティングと通常はポリマーである基板との間の界面が特に環境に対し
て敏感であり、不可逆的な劣化の生じる箇所である。
【0003】 攻撃的環境に耐える特殊鏡は、多くの場合、適切な構造を有する支持体上に金
属層を堆積することにより作成される。続いて金属層は、透明保護膜により、物
理的、化学的またはそれ以外の攻撃から保護される。何ら限定を意図しない保護
膜の一例としては、金属酸化物または窒素酸化物が挙げられるが、経済的理由に
より、多くの場合はポリマーである。
【0004】 それ故、この種の鏡は界面を2面含み、それらは基板と反射コーティングとの
界面と、反射コーティングと保護膜との界面である。これらの界面は、曇りや膨
れにつながる、全ての場合に鏡の重大な劣化となる分離の生じる箇所となる可能
性があるので、弱点である。
【0005】 従来技術においては、一般的に上記の特殊鏡は、「プラチナ鉱山から」と称さ
れる、すなわち元素の周期表の第VIII族の金属、より詳しくは、ロジウム、ルテ
ニウム、またはパラジウムを堆積することにより作成される。これらの金属は6
0パーセント近くの許容可能な反射率を有する。これらの金属は、その高硬度に
より、曇り難く、物理的攻撃に対し良好な耐性を有する。しかしながら、この技
術には、これらの金属にコーティングを施す難しさと非常な高コストとに関する
大きな不都合がある。
【0006】 ある製造者らは、透明ポリマーにより保護された純アルミニウムまたは純銀を
、金属、ポリマーまたはセラミックの基板上に堆積することにより鏡を製造して
いる。このような鏡は、卓越した光学特性を有するが、コーティングの曇り、膨
れ、及び酸化物の付着のために非常に速く劣化してしまうので、攻撃的雰囲気中
では使用できない。
【0007】 フランス国特許第2768096号に記載のように、クロム層と結合するしな
いに関わらず、チタン層が用いられてきたが、これらの構造体は攻撃的環境にお
いて急速に劣化する。この点に対して、フランス国特許第2768096号は、
透明な支持体の背面上に各層を堆積することを推奨しており、すると特に、物理
的及び化学的影響から良好に保護されることを示している。
【0008】 当該技術では、チタンとアルミニウムとの合金が周知である。このような合金
はチタンに機械的特性を付与するために用いられ、アルミニウム含有率は低く、
一般的に銅を含有する。
【0009】 本発明の一つの目的は、良好な反射面の特性と、基板、特にポリマー基板との
非常に強力な化学結合を形成する特性とを同時に有する金属合金を提供し、それ
により、上述の2面の界面に、工業上の性質を有するか又は塩的性質を有するか
に関わらない、殆どの形態の雰囲気による攻撃に対する耐性を付与することにあ
る。
【0010】 本発明の他の目的は、腐食に対する耐性を本来有し、従って曇りに対する耐性
を有する金属合金を提供することにある。
【0011】 本発明の更なる目的は、特にポリマー基板である基板と共に使用する広い使用
範囲にわたる温度変化によって劣化しない化学結合を形成する合金を提供するこ
とにある。
【0012】 また本発明の目的は、より低いコストで反射コーティングを提供することにあ
る。
【0013】 以下の記載を読み明らかになるであろう他の目的とともに、上記の目的は本発
明により満たされる。すなわち本発明は、アルミニウム含有率が80〜90原子
パーセントであって、チタン含有率が10〜20原子パーセントの、アルミニウ
ムとチタンとを基材にした微結晶金属合金を提供する。この際、金属合金は熱力
学的平衡になく、それ故酸化及び腐食に対する耐性を有し、同時にポリマー材料
との接着性に関して優れた能力を有する。
【0014】 本発明の文脈において、「微結晶」という用語は、約1μm未満のサイズであ
る結晶を指す。従って、本発明によれば、微結晶合金は約1μm未満のサイズで
ある結晶から構成される。
【0015】 本発明の金属合金の性能は、特にその反射率に関しては、合金の純度が高い程
向上する。しかしながら、2原子パーセントまでの不純物は、合金の性能に有意
な影響を及ぼさないので許容され得る。
【0016】 したがって、本発明の一好適実施形態においては、金属合金は約2原子パーセ
ント以下の不純物を備える。
【0017】 本発明の一好適実施形態においては、金属合金は84〜87原子パーセントの
アルミニウムと13〜16原子パーセントのチタンとを含有する。
【0018】 本発明に到達するには、一つの大きな偏見を克服する必要があった。何故なら
ば当該技術においては、アルミニウムに添加物を添加することは、普通ならば著
しくその反射率を低減することが周知であるからである。
【0019】 当該技術においては、チタンとアルミニウムとの合金が知られているが、それ
は一般にアルミニウムの含有率が低く、一般に銅を含有する合金であって、チタ
ンに機械的特性を付与するために用いられる。
【0020】 チタンの含有率が低いアルミニウム合金については既に述べられているが、一
般に、同量のマンガンとマグネシウムとが結合しており、チタンの含有率は1原
子パーセントを超過していない。圧力下での中空体の製作を意図されており、こ
のような合金は全く適用分野外であって、かつ本発明の範囲外である。
【0021】 T.B.Massalskiによる刊行物「Binary Alloy Ph
ase Diagrams」第1巻、175〜176ページには、アルミニウム
含有率が80〜90原子パーセントで、チタン含有率が10〜20原子パーセン
トのアルミニウム・チタン合金が開示されている。本発明の範囲外であるこの合
金は、熱力学的平衡にあり、微結晶ではない。酸化及び腐食に対して要求される
耐性を有しておらず、ポリマー材料に対する著しい接着能力も有していない。
【0022】 また本発明は、保護膜に被覆された上記の本発明に係る金属合金の層からなる
反射コーティングをも提供する。
【0023】 この金属合金は、アルミニウム含有率が80〜90原子パーセントであって、
チタン含有率が10〜20原子パーセントである、熱力学的平衡にない、微結晶
チタンとアルミニウムとを基材とした合金である。
【0024】 本発明の一好適実施形態においては、反射コーティングは、透明保護膜に被覆
された金属合金の層からなり、かつ金属合金は、アルミニウム含有率が80〜9
0原子パーセントであって、チタン含有率が10〜20原子パーセントであって
、更に不純物含有率が最大で約2原子パーセント程度の、アルミニウムとチタン
とを基材にした合金である。 本発明の反射コーティングにおいては、保護膜は通常はポリマー材料である。
【0025】 金属合金層の厚さは、一般的に0.01〜5μmである。 0.01μm未満では、コーティングは半透明である。5μmを超過すると、
反射率以外の特性は影響を受けないが、反射率は低下する。 金属合金層の厚さは、好ましくは0.01〜3μmであって、より好ましくは
0.01〜0.5μmである。
【0026】 また本発明は、上記のように反射コーティングを支持する基板を備える鏡をも
提供する。 基板は一般にはポリマー材料である。
【0027】 少なくとも約65パーセント程度の鏡面反射率と酸化及び腐食に対する良好な
耐性とを有する特殊鏡を得るには、透明保護膜に被覆される金属合金層からなる
反射コーティングであって、金属合金が、アルミニウムと微結晶チタンとを基材
にした合金であり、熱力学的平衡になく、アルミニウム含有率が80〜90原子
パーセントであり、チタン含有率が10〜20原子パーセントであり、不純物含
有率が最大で約2原子パーセント程度であり、合金層の厚さが0.01〜3μm
であることを特徴とする反射コーティングを選択する必要がある。
【0028】 本発明の反射コーティングがポリマー基板に堆積されて、透明保護膜により保
護される際には、この結合体は、反射率に悪影響を及ぼしたり界面に欠陥を出現
させたりすることなく、ISO基準9227の塩水噴霧試験のような腐食雰囲気
に曝露することが可能である。
【0029】 本発明に係るアルミニウム・チタン合金は、任意の適切な手段により堆積させ
ることができる。しかしながら、種々の形態の陰極スパッタリング、一定条件下
での蒸着及び副蒸着(co-evaporation)(これらは微結晶を得るために当業者に
より容易に決定され得る)のような真空堆積法が、特にこのような材料を薄層形
態にするための手段として代表的である。
【0030】 本発明の鏡、特には特殊鏡は、自動車用バックミラーまたは広告板のような構
成物の部品とすることができる。
【0031】 本発明に係る合金は、ポリマーに対して非常に高い親和力と非常に高い接着力
を有する。
【0032】 鏡の反射面が雰囲気中の作用物質と直接接触し、かつ酸化から保護されないの
で、腐食耐性もまた高い。
【0033】 日本自動車特許(Nippon Jidosha patent)第61133902号には、Ti
の透明層と、例えばアルミニウム・チタン合金であるアルミニウム合金の反
射層とを連続的に堆積したガラス基板からなる鏡が記載されている。その目的は
、TiO層内の光の干渉により生成される色を用いた着色鏡を作成することに
ある。二酸化チタンが着色鏡の最も重要な成分である。なお、アルミニウム合金
の反射層は光線に対してガラスの背部にあり、従ってその反射面は酸化から保護
される。更に、上記特許のアルミニウム合金は、本発明とは異なりセラミックと
接触するようになっており、ポリマーとの接着力や親和力を有することを必ずし
も必要としていない。セラミックは、物理的および化学的な面においてポリマー
とは全く異なるものである。
【0034】 本発明を、以下の何ら限定を意図しない実施例を参照しつつ、より詳細に説明
する。
【0035】 <実施例1> 本実施例は、屋外で使用される鏡の製造に関する。 鏡の構造体は、ポリカーボネート(基板)とした。
【0036】 この鏡は、風に運ばれてくる細かな塵による摩耗や、雨や工場の空気による腐
食にも耐えねばならない。このために、0.1μmの厚さで、アルミニウムを8
5原子パーセント含有しその残りがチタンである本発明に係るアルミニウム・チ
タン合金を、例えば陰極スパッタリングなどの真空堆積法により堆積し、続いて
、耐摩耗性があり、ポリシロキサンを基材とした透明コーティング(保護膜)に
より保護した。
【0037】 鏡の反射率は67±1パーセントであった。そのコーティングの接着力をIS
O基準2409に則り測定したところ、結果はクラスゼロであった。ISO基準
9227に則り、400時間含塩雰囲気に曝露することにより、鏡を人為的に経
時劣化させた。続いて洗浄、乾燥し、接着力について再度試験を行った。結果は
クラスゼロであって、剥離や酸化物の付着などは何ら出現しなかった。試験後の
反射率は66±1パーセントであって、初期値との差は測定誤差の範疇であった
【0038】 比較のために、ポリカーボネート基板上に同じ厚さの純アルミニウムを堆積し
、続いて同一のポリシロキサン・コーティングを被覆することにより従来通りに
作成した鏡に同一の試験を施した。400時間の塩水噴霧への曝露の後には、コ
ーティングは鏡の表面のほぼ30パーセントにわたり剥離してしまい、使用に適
さなかった。
【0039】 <実施例2> 赤外線加熱に用いる鏡を作成した。鏡は、その性能に影響を及ぼさないで、摂
氏200度の運転温度に耐え得ねばならない。このために、ポリエーテルイミド
構造体を用い、本発明に係るアルミニウム・チタン合金の層を真空堆積法により
被覆した。その組成は、アルミニウム87原子パーセント、チタン13原子パー
セントとした。厚さは5μmとした。
【0040】 鏡本来の反射率は70パーセントであった。コーティングの接着力を実施例1
で述べた方法により試験したが、結果はクラスゼロであった。鏡に、摂氏200
度で1時間、室温で2時間という周期を交互に繰り返す一連の試験を施した。1
0周期繰り返した後に試験を終了し、その特性を再度測定した。接着試験の結果
はクラスゼロであって、反射率に変化はなかった。
【0041】 比較のために、2枚の従来技術による鏡に対して同一の試験を実施した。1枚
は1μmの金をポリエーテルイミド基板に被覆することにより得て、他の1枚は
純アルミニウムを同一の基板に被覆することにより得た。10周期終了した後に
は、金のコーティングは部分的に剥離し、鏡は使用不能となった。アルミニウム
・コーティングの反射率は、95パーセントであったものが、表面の酸化層の成
長により52パーセントにまで減少した。
【0042】 <実施例3> 屋外での表示を意図して広告板を作成した。広告板は、アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン(ABS)から作成し、光沢のある金属的外観を有する必要
があった。設置場所での供用寿命は5年より長くなければならなかった。
【0043】 このために、広告板には、アルミニウム82原子パーセントとチタン18原子
パーセントとを含有する本発明に係るアルミニウム・チタン合金により金属メッ
キを施した。その厚さは0.3μmとした。続いて、20μmの厚さに透明保護
ニスを塗布した。実施例1で述べた試験により測定されたコーティングの接着力
はクラスゼロであって、反射率は68パーセントであった。
【0044】 実施例1で述べた標準化された試験に則り、塩水噴霧に100時間曝露するこ
とにより、経時劣化についてシミュレーションを行った。試験終了時に、広告板
を洗浄、乾燥し、その特性を再度測定した。接着力には変化がないままであって
、反射率は65パーセントであった。このわずかな反射率の変化は、塩水噴霧に
よる保護ニス表面へのわずかな攻撃に関連していた。
【0045】 比較のために、通常の電気メッキ技術により0.1μmの厚さのクロム堆積物
で被覆され、同一のニスにより保護された広告板に対し、同一の試験を施した。
反射率は70パーセントであって、接着力のクラスはゼロであった。塩水噴霧へ
の曝露後には、同じ理由で反射率は66パーセントに減少したが、接着力のクラ
スは1になってしまった。
【0046】 <実施例4>(本発明に係らない)非微結晶合金 高性能な鏡を軽量プラスチック材料の基板上に作成するために、チタンを13
パーセント含有するAlTi合金の鋳塊を鋳造及び圧延して、10μmの厚さの
膜を得た。膜のX線検査により、その結晶構造は、アルミニウム・チタンの状態
図により予測していたものと一致することが確認された。
【0047】 合金は微結晶ではなく、熱力学的平衡にあった。
【0048】 続いて、合金膜をポリマー膜と結合させて圧延し、金属層の厚さを0.2μm
まで減少させた。
【0049】 金属被覆されたプラスチック材料膜を、続いて、鏡の骨組みを構成するポリカ
ーボネート基板に糊付けした。続いて、全体を透明な引っ掻き傷に耐えるニスの
層で被覆し、反射面を損傷から保護した。この技術により、工業化が容易に可能
になり、かつ低コストの大量生産が可能になった。
【0050】 鏡の反射率は75パーセントであった。
【0051】 その耐久性を検証するために、鏡に、上記の実施例1で説明した塩水噴霧試験
を施した。24時間の試験の後には、これは著しく短すぎたのだが、保護ニスの
層が際だって劣化していた。顕微鏡での検査では、劣化の原因は、以上のように
して得られたアルミニウム・チタン合金に対するポリマー・ニスの不十分な接着
状態にあることが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 28/00 C23C 28/00 A (72)発明者 モロー,ジャニック フランス・サモロー エフ−77210・リュ ー ドゥ ラ ゲット 29 (72)発明者 ポワルソン,ジャン−マルク フランス・サン−エティエンヌ ル モラ ール エフ−42130・グルショー (72)発明者 テラ,ジャン−ポール フランス・サン−エティエンヌ エフ− 42000・リュー エティエンヌ−ボアソン 10 Fターム(参考) 3B111 AA01 AA03 AC02 4K029 AA11 AA24 BA23 BC01 BC07 BD09 EA01 4K044 AA16 BA02 BA10 BC09 CA13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムとチタンとを基材にした微結晶金属合金であっ
    て、アルミニウム含有率が80〜90原子パーセントで、チタン含有率が10〜
    20原子パーセントであり、熱力学的平衡になく、それ故酸化及び腐食に対する
    耐性を有し、同時にポリマー材料に対する優れた接着能力を有することを特徴と
    する微結晶金属合金。
  2. 【請求項2】 不純物含有率が最大約2原子パーセント程度であることを特
    徴とする請求項1に記載の金属合金。
  3. 【請求項3】 アルミニウム含有率が84〜87原子パーセントであって、
    チタン含有率が13〜16原子パーセントであることを特徴とする請求項1に記
    載の金属合金。
  4. 【請求項4】 保護膜により被覆された、請求項1に記載のアルミニウムと
    チタンとを基材にした金属合金の層からなる反射コーティング。
  5. 【請求項5】 透明保護膜により被覆された、請求項2に記載のアルミニウ
    ムとチタンとを基材にした金属合金の層からなる反射コーティング。
  6. 【請求項6】 前記保護膜がポリマー材料の膜であることを特徴とする請求
    項4に記載の反射コーティング。
  7. 【請求項7】 金属合金層が0.01〜5μmの厚さであることを特徴とす
    る請求項4乃至6のいずれかに記載の反射コーティング。
  8. 【請求項8】 金属合金層が0.01〜3μmの厚さであることを特徴とす
    る請求項7に記載の反射コーティング。
  9. 【請求項9】 金属合金層が0.01〜0.5μmの厚さであることを特徴
    とする請求項8に記載の反射コーティング。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれかに記載の反射コーティングを支
    持する基板を備えることを特徴とする鏡。
  11. 【請求項11】 前記基板がポリマー材料からなることを特徴とする請求項
    10に記載の鏡。
  12. 【請求項12】 少なくとも約65パーセント程度の鏡面反射率と、腐食及
    び酸化に対し良好な耐性を有する特殊鏡であって、請求項5、6、8及び9のい
    ずれかに記載の反射コーティングを支持する基板を備えることを特徴とする特殊
    鏡。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の特殊鏡を含むことを特徴とする構成物
  14. 【請求項14】 自動車用バックミラーを構成することを特徴とする請求項
    13に記載の構成物。
  15. 【請求項15】 広告板を構成することを特徴とする請求項13に記載の構
    成物。
JP2001511233A 1999-07-19 2000-07-19 高鏡面反射率を有するアルミニウム・チタン合金、その合金を備える反射コーティング、及びそのコーティングを含む鏡と構成物 Expired - Fee Related JP3853213B2 (ja)

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