JPH11213449A - 高耐食性反射膜及び該膜で被覆された構造体 - Google Patents

高耐食性反射膜及び該膜で被覆された構造体

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JPH11213449A
JPH11213449A JP10013578A JP1357898A JPH11213449A JP H11213449 A JPH11213449 A JP H11213449A JP 10013578 A JP10013578 A JP 10013578A JP 1357898 A JP1357898 A JP 1357898A JP H11213449 A JPH11213449 A JP H11213449A
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JP
Japan
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film
thin film
substrate
ultrathin
ultra
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JP10013578A
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English (en)
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Kenichi Hijikata
研一 土方
Rie Mori
理恵 森
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿の環境に置かれても、Ag薄膜に腐
食や曇化を生じず、400nm以上の波長の可視光に対
して90%以上の反射率を維持する。 【解決手段】 高耐食性反射膜は基体10の表面に形成
されたAg薄膜11と、このAg薄膜11表面に形成さ
れたMg超薄膜12、Cu超薄膜又はAl超薄膜とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属、ガラス、セラ
ミックス、プラスチックス等の基体表面にAg薄膜が形
成された高耐食性反射膜に関する。更に詳しくは、基体
表面がAg薄膜で被覆された、光ディスク(CD)、光
磁気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)、リフレ
クタ、照明器具、標識、Agめっき製品等に適する構造
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のAg薄膜は銀白色の美しい光沢
を有し、電気及び熱の伝導率が金属薄膜中もっとも高い
点で優れている。特に反射率が可視光の広い波長域にわ
たって100%に近い値を示すために、鏡面を必要とす
る装置、例えば上記光ディスク、光磁気ディスク等の反
射膜に広く利用されている。またAg薄膜は装飾美があ
るうえ、抗菌性が高いために洋食器に高級感と清潔感を
与える。その一方でAg薄膜は耐食性に乏しい欠点があ
る。即ち、乾燥雰囲気中では、Agは酸素中で高温に熱
しても酸化されず化学的にも安定な金属であるけれど
も、通常の湿気を含んだ大気中や硫化ガスや紫外線の存
在下では、Agは変質したり、変色したり、或いは光沢
を失ったりする。特に硫黄とは直接結合して、例えばH
2Sと反応して常温でも容易にAg2Sとなり黒色に変化
する。更にAg薄膜は高温高湿の環境に置かれると白濁
化し、曇化する。従来、このようなAg薄膜の耐食性を
向上させる方法として、薄膜を他の金属との合金にする
方法や、透明なプラスチックやセラミック被膜を保護膜
としてAg薄膜に被覆する方法などが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄膜を
他の金属、例えばTi、Pd等との合金(Ag−Ti合
金、Ag−Pd合金等)にした場合には、耐食性は向上
するが反射率が低下してしまう不具合があった。またA
g薄膜を保護膜で被覆した場合には、ピンホール、剥離
等の保護膜の膜欠陥を完全になくすことが困難であり、
このような欠陥部から侵入した水分や腐食性ガスにより
Ag薄膜の腐食が進行してしまうことがあった。本発明
の目的は、高温高湿の環境に置かれても、Ag薄膜に腐
食や曇化を生じず、400nm以上の波長の可視光に対
して90%以上の反射率を維持する高耐食性反射膜及び
この反射膜で被覆された構造体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、基体10の表面に形成されたAg薄
膜11と、このAg薄膜11表面に形成されたMg超薄
膜12、Cu超薄膜又はAl超薄膜とを備えた高耐食性
反射膜である。Mg超薄膜、Cu超薄膜又はAl超薄膜
は、高温高湿条件下でのAg薄膜の曇化を防止する効果
を持ち、かつ超薄膜であるがゆえに金属膜でありながら
光の吸収量が小さいという特性を持つ。これによりMg
超薄膜、Cu超薄膜又はAl超薄膜は、被覆するAg薄
膜の反射率を低下させずに、反射膜の耐食性を良好にす
る。
【0005】請求項2に係る発明は、図2に示すよう
に、請求項1に係る発明であって、基体10の表面にア
ンダコート層13を介してAg薄膜11が形成された高
耐食性反射膜である。請求項3に係る発明は、請求項1
又は2に係る発明であって、Mg超薄膜12、Cu超薄
膜又はAl超薄膜の表面にトップコート層14が形成さ
れた高耐食性反射膜である。
【0006】基体の表面にアンダコート層を形成してか
らAg薄膜を形成すると、Ag薄膜の基体に対する密着
性が高まり、反射膜の耐食性をより一層良好にする。上
記超薄膜の表面にトップコート層を形成する場合も同様
に反射膜の耐食性をより一層良好にする。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
いずれかに係る発明であって、Ag薄膜11が少なくと
も500オングストロームの膜厚を有し、Mg超薄膜1
2、Cu超薄膜又はAl超薄膜が5〜17オングストロ
ームの膜厚を有する高耐食性反射膜である。Ag薄膜の
膜厚が500オングストローム未満では膜厚が不十分で
入射した光が一部透過し、反射率が小さくなる不具合が
ある。またMg超薄膜、Cu超薄膜又はAl超薄膜の膜
厚が5オングストローム未満では高温高湿条件下でのA
g薄膜の曇化を防止する効果が現れず、17オングスト
ロームを越えると反射膜の反射率が低下してしまうとい
う不具合がある。
【0008】請求項5に係る発明は、基体10が金属、
ガラス、セラミックス又はプラスチックスであって、こ
の基体10の表面に請求項1ないし4いずれか記載の高
耐食性反射膜で被覆された構造体である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の基体は、金属、ガラス、
セラミックス又はプラスチックスである。金属は純Ag
を含む。例えば光ディスク、光磁気ディスク、ミニディ
スク、リフレクタ、照明器具、標識、Agめっき製品に
用いられるAg薄膜が形成される基体である。アンダコ
ート層を設ければAg薄膜の密着性がより高まり剥離を
生じる恐れはなくなる。また基体は平板に限らず、凹面
物、凸面物、凹凸状物、その他立体物を含む。このアン
ダコート層や超薄膜の表面に形成されるトップコート層
は、樹脂液をコーティングして形成される透明な合成樹
脂層又は蒸着により形成されるサイアロン(SiAlO
N)、Si34等の透明なセラミック層である。このア
ンダコート層又はトップコート層の厚さは基体の平滑度
や構造体の用途に応じてそれぞれ決められる。
【0010】本発明のAg薄膜と、Mg超薄膜、Cu超
薄膜又はAl超薄膜は、スパッタリング法、真空蒸着
法、イオンプレーティング法などの方法により形成され
る。スパッタリング法の中で特にマグネトロンスパッタ
リング法が好ましい。これは基体に対する膜の密着力が
大きいこと、大面積の基板に組成、厚さの均一な膜を形
成しやすいことなどによる。例えば光ディスク、光磁気
ディスク、ミニディスク、照明器具用の反射膜であるA
g薄膜と上記超薄膜とは、主としてこのマグネトロンス
パッタリング法により形成される。また家庭用プラスチ
ック製品のめっき膜、鏡などの反射膜であるAg薄膜と
上記超薄膜とは、真空蒸着法、イオンプレーティング法
により形成される。またスパッタリング法でAg薄膜と
上記超薄膜を形成する場合には、Ag薄膜を形成した
後、大気に曝すことなく連続して上記超薄膜を形成する
ことができる。このスパッタリング法によるMg超薄
膜、Cu超薄膜又はAl超薄膜の形成はMgターゲッ
ト、Cuターゲット又はAlターゲットを用いる。
【0011】次に、基体表面にAg薄膜とMg超薄膜を
形成する具体的な態様について説明する。Cu超薄膜及
びAl超薄膜の形成も同様である。図3に示すように、
Agターゲット21とMgターゲット22と基体ホルダ
23をチャンバ中心Oから所定の等距離だけ隔てて配置
する。チャンバ中心OとAgターゲット21の中心を結
ぶ線Aとチャンバ中心OとMgターゲット22の中心を
結ぶ線Bとのなす角度をηとするとき、この角度ηの範
囲内を移動可能に基体ホルダ23が配置される。線Aか
らのホルダ23の移動角はθで示される。図4及び図5
に示すように、基体ホルダ23には基体10が保持さ
れ、基体10がターゲット21及び22に対してそれぞ
れ所定の高さになるようにホルダ23を配置する。Ag
ターゲット21及びMgターゲット22には、一方のタ
ーゲットからスパッタリングされた粒子が横方向に飛散
して他方のターゲット表面を汚染しないように円筒状シ
ールド24がそれぞれ設けられ、かつシャッタ26が除
去可能にそれぞれ設けられる。スパッタリング時に基体
ホルダ23は一定の速度で自転するようになっている。
【0012】このようなスパッタリング装置で基体表面
にAg薄膜に続いてMg超薄膜を形成するには、先ず図
4に示すように基体10を基体ホルダ23に保持してホ
ルダ23を角度θ=0度(図3)にセットし、基体10
をAgターゲット21に対向させる。このときMgター
ゲット22の上方にこのターゲットより大径のシャッタ
26を配置してMgターゲットを覆っておく。チャンバ
内が所定の真空度に到達したところで、チャンバ内にA
rガスを導入して所定のガス圧にし、スパッタリングを
開始し、基体表面にAgを所望の膜厚だけ成膜する。次
いで基体ホルダ23を角度θ=η(図3)にセットした
後、Mgターゲットの上方に配置したシャッタ26を取
除いてAgターゲット21の上方まで移動しこのターゲ
ット21を覆っておく。基体10をMgターゲット22
に対向させた状態でスパッタリングを再開し、Ag薄膜
に続いてMg超薄膜を所望の膜厚だけ成膜する。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 <実施例1>基体として30mm×30mm×1mmの
ガラス板(コーニング社製、7059F)を用意した。
このガラス板の表面にAg薄膜とMg超薄膜をこの順で
形成した。それぞれ直径5インチのAgターゲットとM
gターゲットを用い、これらのターゲットと直径4イン
チの基体ホルダとをチャンバ中心から140mmの等距
離隔てて配置した。図3に示す角度ηは120度であ
る。基体ホルダにはガラス板の基体を保持し、基体がA
gターゲットとMgターゲットに対してそれぞれ100
mmの高さになるようにホルダを配置した。スパッタリ
ングパワーはAgターゲット及びMgターゲットの投入
電力ともRF100Wに設定し、スパッタリング時に基
体ホルダを10rpmで自転させた。
【0014】このようなスパッタリング装置で、先ず図
4に示すように基体10を基体ホルダ23に保持して、
ホルダ23を角度θ=0度にセットし、Mgターゲット
を60mmの高さに配置した直径160mmのシャッタ
26で覆った。チャンバ内が真空度5×10-7Torr
に到達したところで、チャンバ内にArガスを導入し1
×10-3Torrにし、スパッタリングを開始した。基
体の温度を25±3℃に維持して、基体表面にAgを1
000オングストロームだけ成膜した。次いで基体ホル
ダ23を角度θ=η(図3)にセットした後、Mgター
ゲットの上方に配置したシャッタ26を取除いてAgタ
ーゲット21の上方まで移動しこのターゲット21を覆
った。基体10をMgターゲット22に対向させた状態
でスパッタリングを再開し、Ag薄膜に続いてMg超薄
膜を5オングストロームだけ成膜した。
【0015】<実施例2>Mgターゲットの代りにCu
ターゲットを用いて、実施例1と同様にスパッタリング
してガラス板の基体表面にAg薄膜とCu超薄膜をこの
順で形成した。Ag薄膜の膜厚は1000オングストロ
ーム、Cu超薄膜の膜厚は5オングストロームであっ
た。
【0016】<実施例3>Mgターゲットの代りにAl
ターゲットを用いて、実施例1と同様にスパッタリング
してガラス板の基体表面にAg薄膜とAl超薄膜をこの
順で形成した。Ag薄膜の膜厚は1000オングストロ
ーム、Al超薄膜の膜厚は5オングストロームであっ
た。
【0017】<比較例1>実施例1と同じスパッタリン
グ装置を用い、かつ同一のスパッタリング条件でガラス
板の基体表面に膜厚が1000オングストロームのAg
薄膜のみ形成した。これを比較例1とした。
【0018】<比較例2>実施例1と同じスパッタリン
グ装置を用い、かつ同一のスパッタリング条件でガラス
板の基体表面にAg薄膜とMg超薄膜をこの順で形成し
た。Ag薄膜の膜厚は1000オングストローム、Mg
超薄膜の膜厚は50オングストロームであった。
【0019】<比較例3>実施例2と同じスパッタリン
グ装置を用い、かつ同一のスパッタリング条件でガラス
板の基体表面にAg薄膜とCu超薄膜をこの順で形成し
た。Ag薄膜の膜厚は1000オングストローム、Cu
超薄膜の膜厚は50オングストロームであった。
【0020】<比較例4>実施例3と同じスパッタリン
グ装置を用い、かつ同一のスパッタリング条件でガラス
板の基体表面にAg薄膜とAl超薄膜をこの順で形成し
た。Ag薄膜の膜厚は1000オングストローム、Al
超薄膜の膜厚は50オングストロームであった。
【0021】<耐食試験と評価>実施例1〜3及び比較
例1〜4のスパッタリング後のガラス板の耐食性を試験
した。具体的にはこれらのガラス板を温度80℃、相対
湿度85%に保たれた恒温恒湿容器中に100時間保持
し、耐食試験前後の分光反射率の変化と表面の外観変化
を調べた。反射率の測定は分光光度計により行い、表面
の外観変化は走査型電子顕微鏡(以下、SEMという)
により行った。実施例1、実施例2及び実施例3の耐食
試験前後の分光反射率の測定結果を図7、図9及び図1
1に、また比較例2、比較例3及び比較例4の耐食試験
前(成膜直後)の分光反射率の測定結果を図13、図1
4及び図15にそれぞれ示す。更に実施例1、実施例
2、実施例3及び比較例1の耐食試験後のSEM写真を
図6、図8、図10及び図12にそれぞれ示す。
【0022】図7、図9、図11、図13、図14及び
図15に示す反射率の変化、及び図6、図8、図10及
び図12に示すSEM写真より、比較例1は耐食試験に
より曇化して鏡面でなくなっており、比較例2、比較例
3及び比較例4は耐食試験前(成膜直後)から反射率が
低いのに対して、実施例1、実施例2及び実施例3は耐
食試験前(成膜直後)の反射率が高く、かつ耐食試験に
よっても曇化せず、耐食試験後も高反射率と鏡面を保つ
ことが分った。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の反射膜によ
れば、高温高湿条件下でのAg薄膜の曇化を防止する効
果を持ち、かつAg薄膜の高反射率を低下させないMg
超薄膜、Cu超薄膜又はAl超薄膜によりAg薄膜を被
覆するため、高温高湿の環境に置かれても、Ag薄膜に
腐食や曇化を生じず、400nm以上の波長の可視光に
対して90%以上の反射率を維持することができる。こ
の高耐食性反射膜により金属、ガラス、セラミックス又
はプラスチックスなどからなる基体の表面を被覆して、
光ディスク、光磁気ディスク、ミニディスク、リフレク
タ、照明器具、標識、Agめっき製品などの高い反射率
が要求される構造体にすれば、劣悪な環境でも反射率が
低下せずに耐食性に優れ、上記光ディスク等の製品価値
を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高耐食性反射膜の断面図。
【図2】本発明の別の高耐食性反射膜の断面図。
【図3】本発明のスパッタリング装置の基体ホルダとタ
ーゲットとの位置関係を装置上方から示す模式図。
【図4】本発明のスパッタリング装置の基体ホルダとタ
ーゲットとの位置関係を装置正面から示す模式図。
【図5】本発明のスパッタリング装置の基体ホルダとタ
ーゲットとの位置関係を装置正面から示す別の模式図。
【図6】実施例1の耐食試験後の走査型電子顕微鏡写真
図。
【図7】実施例1の耐食試験前後の分光反射率の測定結
果を示す図。
【図8】実施例2の耐食試験後の走査型電子顕微鏡写真
図。
【図9】実施例2の耐食試験前後の分光反射率の測定結
果を示す図。
【図10】実施例3の耐食試験後の走査型電子顕微鏡写
真図。
【図11】実施例3の耐食試験前後の分光反射率の測定
結果を示す図。
【図12】比較例1の耐食試験後の走査型電子顕微鏡写
真図。
【図13】比較例2の耐食試験前(成膜直後)の分光反
射率の測定結果を示す図。
【図14】比較例3の耐食試験前(成膜直後)の分光反
射率の測定結果を示す図。
【図15】比較例4の耐食試験前(成膜直後)の分光反
射率の測定結果を示す図。
【符号の説明】
10 基体 11 Ag薄膜 12 Mg超薄膜 13 アンダコート層 14 トップコート層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体(10)の表面に形成されたAg薄膜(1
    1)と、前記Ag薄膜(11)表面に形成されたMg超薄膜(1
    2)、Cu超薄膜又はAl超薄膜とを備えた高耐食性反射
    膜。
  2. 【請求項2】 基体(10)の表面にアンダコート層(13)を
    介してAg薄膜(11)が形成された請求項1記載の高耐食
    性反射膜。
  3. 【請求項3】 Mg超薄膜(12)、Cu超薄膜又はAl超
    薄膜の表面にトップコート層(14)が形成された請求項1
    又は2記載の高耐食性反射膜。
  4. 【請求項4】 Ag薄膜(11)が少なくとも500オング
    ストロームの膜厚を有し、Mg超薄膜(12)、Cu超薄膜
    又はAl超薄膜が5〜17オングストロームの膜厚を有
    する請求項1ないし3いずれか記載の高耐食性反射膜。
  5. 【請求項5】 基体(10)が金属、ガラス、セラミックス
    又はプラスチックスであって、前記基体の表面に請求項
    1ないし4いずれか記載の高耐食性反射膜で被覆された
    構造体。
JP10013578A 1998-01-27 1998-01-27 高耐食性反射膜及び該膜で被覆された構造体 Pending JPH11213449A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191528A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Stanley Electric Co Ltd 反射膜およびその作製方法および照明装置
JP2011513801A (ja) * 2008-03-11 2011-04-28 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド 反射性物品

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