JPS59101602A - 合成樹脂製ミラ− - Google Patents
合成樹脂製ミラ−Info
- Publication number
- JPS59101602A JPS59101602A JP57211338A JP21133882A JPS59101602A JP S59101602 A JPS59101602 A JP S59101602A JP 57211338 A JP57211338 A JP 57211338A JP 21133882 A JP21133882 A JP 21133882A JP S59101602 A JPS59101602 A JP S59101602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- mirror
- tin
- copper
- reflectance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/08—Mirrors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂製ミラーの改良に関し、とくに、そり
、歪与の小さい精度の高い合成樹脂製ミラーに関する。
、歪与の小さい精度の高い合成樹脂製ミラーに関する。
近年、屋外等で用いられるミラーは、従来のガラスに代
って合成柾脂製の、ものが見られるようになった。とこ
ろが、アクリル樹脂等の合成樹脂材料は、一般に透湿性
を有し、一方ミラ一本体の背面に設けた反射膜を覆うバ
・クコートは防湿性に優れたものが用わ・られているの
で、ミラーは表面側からのみ湿気を吸収し、泉ｒｋＪ側
から湿気を吸収することがなかった。このため、ミラー
を構成する合成樹脂材料は表面側のみが膨張して歪み又
はそり現象が生じ、精度の高いミラー面が得られないと
いり欠点があった。そこで、これを解決するため、ミラ
一本体の裏面の反射膜とこの反射膜を覆うバ・クコート
を、ミラ一本体を憶う表面硬化膜とほぼ同等の透湿性に
保たせた合成樹脂製ミラーも提案されている（％開昭５
６−１５ｕ７ｕ４号）。Ｎ発明は、合成樹脂製ミラ一本
体の裏面に施こすバ・クコートおよび反＃ｊ膜を透湿性
のものとし、ミラ一本体に対する透湿を前面と裏面の両
面から許容し、透湿による膨張に起因するミラーノ 本体の反りのバランスを図り、更に、従来０反射膜とし
て用いられていたアルミニウムの蒸着膜は薄い場合には
水に侵されやすいので、これを耐湿性が高く反射率の良
い金属を素材とした蒸着膜とすることにより昧題を解決
したというものである。
って合成柾脂製の、ものが見られるようになった。とこ
ろが、アクリル樹脂等の合成樹脂材料は、一般に透湿性
を有し、一方ミラ一本体の背面に設けた反射膜を覆うバ
・クコートは防湿性に優れたものが用わ・られているの
で、ミラーは表面側からのみ湿気を吸収し、泉ｒｋＪ側
から湿気を吸収することがなかった。このため、ミラー
を構成する合成樹脂材料は表面側のみが膨張して歪み又
はそり現象が生じ、精度の高いミラー面が得られないと
いり欠点があった。そこで、これを解決するため、ミラ
一本体の裏面の反射膜とこの反射膜を覆うバ・クコート
を、ミラ一本体を憶う表面硬化膜とほぼ同等の透湿性に
保たせた合成樹脂製ミラーも提案されている（％開昭５
６−１５ｕ７ｕ４号）。Ｎ発明は、合成樹脂製ミラ一本
体の裏面に施こすバ・クコートおよび反＃ｊ膜を透湿性
のものとし、ミラ一本体に対する透湿を前面と裏面の両
面から許容し、透湿による膨張に起因するミラーノ 本体の反りのバランスを図り、更に、従来０反射膜とし
て用いられていたアルミニウムの蒸着膜は薄い場合には
水に侵されやすいので、これを耐湿性が高く反射率の良
い金属を素材とした蒸着膜とすることにより昧題を解決
したというものである。
そして好ましい反射膜としては、錫、銅、クロムをそれ
ぞれ、ｉ、 ｔＪ、１５〜１．５１ ○、Ｕ５〜（Ｊ
、５の重量比の割合で含有する金楓蒸着膜で膜厚を５０
０〜６ｕｏＡ°程度としたどく薄い状態のものであると
し、これによって、そり９歪みともに小さく、耐湿性に
優れ透湿性が間く反射率もほぼ７０％のものを得ること
ができたとしている。
ぞれ、ｉ、 ｔＪ、１５〜１．５１ ○、Ｕ５〜（Ｊ
、５の重量比の割合で含有する金楓蒸着膜で膜厚を５０
０〜６ｕｏＡ°程度としたどく薄い状態のものであると
し、これによって、そり９歪みともに小さく、耐湿性に
優れ透湿性が間く反射率もほぼ７０％のものを得ること
ができたとしている。
しかしながら、この発明で開ボされている反射膜、すな
わち、錫、銅およびクロムからなる蒸着膜を用いようと
すると、耐湿性に於ては俊れているが、透湿性において
は、錫、銅あるいは錫単体から成る蒸着膜に比して劣っ
ているため、そり。
わち、錫、銅およびクロムからなる蒸着膜を用いようと
すると、耐湿性に於ては俊れているが、透湿性において
は、錫、銅あるいは錫単体から成る蒸着膜に比して劣っ
ているため、そり。
歪みのより少ない精度の高いミラー表面を得るには光分
てない恨みがある。他方、錫、銅あるいは錫のみからな
る反射膜を用いると、同出願明細書で指摘されているよ
うに、錫、銅およびクロムからなる反射膜に比し金ＰＡ
溶出量や反射率はほぼ同じであるが耐湿性において劣り
、所望のミラーを得ることができない。
てない恨みがある。他方、錫、銅あるいは錫のみからな
る反射膜を用いると、同出願明細書で指摘されているよ
うに、錫、銅およびクロムからなる反射膜に比し金ＰＡ
溶出量や反射率はほぼ同じであるが耐湿性において劣り
、所望のミラーを得ることができない。
本発明は前記の既出弧の発明で得られる合成樹脂ミラー
よりも更に精度の高い合成樹脂ミラーを得ることを目的
とする。発柄者らは、反射膜を前記出願明細書において
欠陥があると指摘されている錫、銅のみ、あるいは錫の
みとしなから、その組成および膜厚を考慮することによ
り、ミラー表面に生ずる歪みわるいはそりがきわめて小
さく、耐湿性に優れ透湿性の高い反射率もほぼ７０チの
ミラーを得るべく研究および実験を重ねた結果、所望の
合成樹脂製ミラーを完成したものである。
よりも更に精度の高い合成樹脂ミラーを得ることを目的
とする。発柄者らは、反射膜を前記出願明細書において
欠陥があると指摘されている錫、銅のみ、あるいは錫の
みとしなから、その組成および膜厚を考慮することによ
り、ミラー表面に生ずる歪みわるいはそりがきわめて小
さく、耐湿性に優れ透湿性の高い反射率もほぼ７０チの
ミラーを得るべく研究および実験を重ねた結果、所望の
合成樹脂製ミラーを完成したものである。
以下、実施ｆ／ｌＪにより説明する。
第１図は本発明の実施例を不すものて、１はアクリル樹
脂より成るミラ一本体、２はこのミラ一本体表裏面に傷
付き防止のためにコーティングしたＯＨ，Ｓｉ （００
２Ｈ，）ａ等から合成される表面硬化膜、３はミラ一本
体の裏面に蒸着された錫、銅の合金の反射膜、４は炭酸
カルンウム、炭酸バリウム。
脂より成るミラ一本体、２はこのミラ一本体表裏面に傷
付き防止のためにコーティングしたＯＨ，Ｓｉ （００
２Ｈ，）ａ等から合成される表面硬化膜、３はミラ一本
体の裏面に蒸着された錫、銅の合金の反射膜、４は炭酸
カルンウム、炭酸バリウム。
珪酸アルミニウム等から成る粉末入りポーラス状の塗料
を塗布したバ・クコートである。反射膜３は上記のよう
に錫、銅の合金を蒸着したものであるが、その構成は重
量比において錫１．銅０．２の割合いとなっており、膜
厚は、１２υＯＡ”となっている。このｆｉ４成とした
ことにより、耐湿性に優れ透湿性が高く、反射率７１チ
のミラーを得ることができた。
を塗布したバ・クコートである。反射膜３は上記のよう
に錫、銅の合金を蒸着したものであるが、その構成は重
量比において錫１．銅０．２の割合いとなっており、膜
厚は、１２υＯＡ”となっている。このｆｉ４成とした
ことにより、耐湿性に優れ透湿性が高く、反射率７１チ
のミラーを得ることができた。
次表２・１表は、金属膜の組成すなわち錫１に対する銅
の比率を変化させた場合の適正膜厚９反射率。歪み率に
ついての状況を示すもので、歪み率は耐湿テスト（５０
℃、１２υＨｒ）後のものである。
の比率を変化させた場合の適正膜厚９反射率。歪み率に
ついての状況を示すもので、歪み率は耐湿テスト（５０
℃、１２υＨｒ）後のものである。
（第１表）
釧絶（重り此）適正膜厚（Ａｏ） 反 射 率 歪
み率錫銅 Ａ １ ［Ｊ ７０［Ｊ〜１６００
７（Ｊ、５〜７１．０ ３係以下Ｂ ｌ
ｔＪ、Ｊ ７Ｃ○〜１４（Ｊ（Ｊ
７（Ｊ、Ｏ〜’ｉ’２．Ｕ 〃Ｃ１０，２８（
Ｊ（Ｊ〜１３（Ｊ○ ７０．９〜’７２．Ｕ
’Ｄ Ｉ Ｌｌ、３
８００〜ＩＬＩ（Ｊ（Ｊ ７す、Ｏ〜’７０．
８ 〃Ｅ ｌ Ｏ，４９（
ＪＵ〜１６０ｔＪ ７０．０〜７０．８
＃Ｆ Ｉ Ｕ、５１５［Ｊ（，１〜１’７１Ｊ［Ｊ
６Ｂ、０〜７１゜９３〜５％Ｇ １． （Ｊ、６１６（
Ｊ（１〜１７１ＪＬｌ ７０．７〜’ｉ’（Ｊ、９３〜
４％上富２上駒２夫験結果合成枚脂ミ２−として反射率
９歪み率とも実用上適正な範囲は、全域の組成では錫１
に対して銅Ｑ −０，４、膜厚では’７００〜１６ｕｏ
Ａ０でるることが確認された。歪み率の測定はＪ Ｉ
Ｓ Ｄ ５−’７０５ ＶＣよった。同規格では、歪
ミ率は３％以下と規定されている。
み率錫銅 Ａ １ ［Ｊ ７０［Ｊ〜１６００
７（Ｊ、５〜７１．０ ３係以下Ｂ ｌ
ｔＪ、Ｊ ７Ｃ○〜１４（Ｊ（Ｊ
７（Ｊ、Ｏ〜’ｉ’２．Ｕ 〃Ｃ１０，２８（
Ｊ（Ｊ〜１３（Ｊ○ ７０．９〜’７２．Ｕ
’Ｄ Ｉ Ｌｌ、３
８００〜ＩＬＩ（Ｊ（Ｊ ７す、Ｏ〜’７０．
８ 〃Ｅ ｌ Ｏ，４９（
ＪＵ〜１６０ｔＪ ７０．０〜７０．８
＃Ｆ Ｉ Ｕ、５１５［Ｊ（，１〜１’７１Ｊ［Ｊ
６Ｂ、０〜７１゜９３〜５％Ｇ １． （Ｊ、６１６（
Ｊ（１〜１７１ＪＬｌ ７０．７〜’ｉ’（Ｊ、９３〜
４％上富２上駒２夫験結果合成枚脂ミ２−として反射率
９歪み率とも実用上適正な範囲は、全域の組成では錫１
に対して銅Ｑ −０，４、膜厚では’７００〜１６ｕｏ
Ａ０でるることが確認された。歪み率の測定はＪ Ｉ
Ｓ Ｄ ５−’７０５ ＶＣよった。同規格では、歪
ミ率は３％以下と規定されている。
上表の試料ＡＡ−Ｅでは、反射率もすべて７０−以上で
、歪み率とともに実用上…Ｊ題のない値である。しかし
、銅の割合いを増加させると、試料Ａ Ｆ’、 Ｇに見
られるように膜厚を１５０ ＯＡ’以上とし、なければ
満足な反射率は得られなくなる。而して、膜厚が厚くな
るほど歪み率も犬きくなってぐる。
、歪み率とともに実用上…Ｊ題のない値である。しかし
、銅の割合いを増加させると、試料Ａ Ｆ’、 Ｇに見
られるように膜厚を１５０ ＯＡ’以上とし、なければ
満足な反射率は得られなくなる。而して、膜厚が厚くな
るほど歪み率も犬きくなってぐる。
次に、前述の発明の錫、銅、クロムから成る反射膜と本
発明の錫、銅捷たは錫のみから成る反射膜のそりを比較
すると、下表第２表のとおりである。試験試料としては
、縦６υ脇、横２５０鰭、厚み３〜５ｍのアクリル柄脂
板を使用した。そりの欄の数値は、第２図に不す原表面
とそり表面との間隔Ｓを測定したものである。
発明の錫、銅捷たは錫のみから成る反射膜のそりを比較
すると、下表第２表のとおりである。試験試料としては
、縦６υ脇、横２５０鰭、厚み３〜５ｍのアクリル柄脂
板を使用した。そりの欄の数値は、第２図に不す原表面
とそり表面との間隔Ｓを測定したものである。
（第２表）
反射膜組成 膜 厚 そ リ会棒第２表の実
験結果により、本発明の金鵬膜の組成および膜厚では、
そりは小さく耐湿性能も改善できることが確認された。
験結果により、本発明の金鵬膜の組成および膜厚では、
そりは小さく耐湿性能も改善できることが確認された。
以上のように、本発明においては金属反射膜の組成を錫
１．銅υ〜υ、４の重量比とし、膜厚を７００〜１６０
０Ａ”とすることにより、前面および背向からの吸湿率
がほぼ等しいミラーを製作することができ、ミラ一本体
両面の吸湿差に起因して発生していたそり現象を防止す
ることができた。
１．銅υ〜υ、４の重量比とし、膜厚を７００〜１６０
０Ａ”とすることにより、前面および背向からの吸湿率
がほぼ等しいミラーを製作することができ、ミラ一本体
両面の吸湿差に起因して発生していたそり現象を防止す
ることができた。
第１図は本発明の実施例を示す断面図、２・２図はそり
の数値の測定個所を示す説明図である。 １・・・・・・・・・ミラ一本体、 ２・・・・・・
・・・表面硬化膜。 ３・・・・・・・・・反射Ｊｌｉ 、 ４・・
・・・・・・・バー／ クコート。 特許出願人 マルイ工業株式会社
の数値の測定個所を示す説明図である。 １・・・・・・・・・ミラ一本体、 ２・・・・・・
・・・表面硬化膜。 ３・・・・・・・・・反射Ｊｌｉ 、 ４・・
・・・・・・・バー／ クコート。 特許出願人 マルイ工業株式会社
Claims (1)
- 合成樹脂製のミラ一本体１と、該ミラ一本体ｌを債う表
面硬化膜２と、該ミラ一本体１の裏面に設けた反射膜３
と、該反射膜３を榎うバ・クコート４とから成るミラー
において、前記金属反射膜３の組成が、錫１．銅Ｕ〜０
．４の重量比の台金より成り、膜厚が７Ｕυ〜１６ｕｏ
Ａ′でるることを特徴とする合成樹脂製ミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57211338A JPS59101602A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂製ミラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57211338A JPS59101602A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂製ミラ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59101602A true JPS59101602A (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=16604300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57211338A Pending JPS59101602A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂製ミラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59101602A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56150704A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-21 | Nissan Motor Co Ltd | Mirror made of synthetic resin |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP57211338A patent/JPS59101602A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56150704A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-21 | Nissan Motor Co Ltd | Mirror made of synthetic resin |
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