JPS6046925A - 低電気抵抗酸化スズ微粉末の製造法 - Google Patents

低電気抵抗酸化スズ微粉末の製造法

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JPS6046925A
JPS6046925A JP15408083A JP15408083A JPS6046925A JP S6046925 A JPS6046925 A JP S6046925A JP 15408083 A JP15408083 A JP 15408083A JP 15408083 A JP15408083 A JP 15408083A JP S6046925 A JPS6046925 A JP S6046925A
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JP
Japan
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powder
tin
tin oxide
electrical resistance
aqueous solution
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JP15408083A
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Motohiko Yoshizumi
素彦 吉住
Kuniaki Wakabayashi
若林 邦昭
Makoto Tsunashima
綱島 真
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低電気抵抗酸化スズ微粉末の製法に関する。
酸化スズ粉末は触媒、ガスセンサー、導電性粉体として
用いられている。触媒としては、オレフィンのアリル型
酸化用触媒、たとえばプロペンからアクロレイン、n−
ブテンからブタジェン、インペンテンからイソプレン合
成の触媒として用いられている。
ガスセンサーと[ては、可燃性ガス、たとえば都市ガス
、プロパンガス、水素ガス等を吸着した時、電気抵抗が
変化することが利用されている。
導電性粉体としては、Sbをドープした8nO,が低電
気抵抗となることが知られているが、sbの毒性の問題
があl) Sbを含まないものが望まれている。Sbヲ
含まないものは抵抗拡高くなるが、帯電防止剤としては
使用でき2色も白色に近いものとなるので9紙、樹脂、
繊維の帯電防止として使用出来る。また可視光の波長(
0,4〜0,8μm)以下の粒子にすることにより透明
性が出てくるため、塗料中に混入し、帯電防止塗料とす
ることもできる。この塗料を塗布した@膜は透明帯電防
止フィルムになるばかシでなく、帯電圧を制御するだめ
の感光様用塗膜ともなる。いずれの場合も。
粉末が微細であることが望ましい。すなわち、触媒、な
らびにセンサーにおいても粉末の表面を利用することか
ら、微細な種活性が高<、−1:た、粉末が微細になる
程透明性も向上する。更に粉末の分散性も高いことが望
まれている。
酸化スズ粉末の製造法としては以下の方法が知られてい
る。
(1)金属スズを空り中で高温加熱酸化する。
(2) スズを濃硝酸で処理して得た白色沈澱を高温で
焼成する。
(3)4価のスズ塩の水溶液をアルカリで中和して白色
沈澱を得、これを高温で焼成する。
m、 +21の方法ではせいぜい比表面積が10rI?
/g以下の粉末しか得られず、(3)の方法でも焼成時
に焼結が起シ易く、比表面積としてはSCL&/gまで
可能であるが2分敵性が悪く透明性を出す目的には望ま
しくない。
本発明者等は先に(3)の方法を特定の条件で実施する
とき極めて微細外酸化スズ粉末が得らねることを見出し
た(%願昭58−52459 )。
該方法では、65℃以上に保ったアルカリ水溶液中に、
塩化スズ側水溶液を加え、最終的にpl(を5以下にす
る。アルカリ水中に塩化スズを加えていった場合、初期
の−は当然14に近く、…が10になるまで塩化スズ水
溶液を加えていっても沈澱が析出しない。pHが10以
下で急激に沈澱が析出する。すなわち声が10以上で溶
解していた塩化ズを加えて最終的Kpmを5〜1に保つ
ことにより分散性が高まる。このようにして生成した沈
澱は。
その後の粉末の焼成処理において、焼結することが少な
くなり、粉末の粒子を細かいまま保っておくことができ
る。この範囲外で反応を終了させると焼成時に粉末が焼
結しやすくなる。以上のことによシ、粉末の粒子は50
イ/g以上の微細なものでしかも分散性の良いものが得
られる。これに対し、塩化スズ水溶液をアルカリで中和
していく方法であると、アルカリを添加した時点から沈
澱が生成し始め2反応が進むにしたがい粒子が成長を起
し、微細な粉末が得られない。
アルカリ水溶液としては、水酸化ナトリウム。
アンモニア、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムを水に溶
解した溶液を使用できる。塩化スズ溶液は4価の塩化ス
ズを水に溶かしたもの、または塩酸水溶液に溶かしたも
の、またはアルコールに溶かした溶液を用い゛ることか
できる。
アルカリ水溶液中に注入する塩化スズ溶液はその濃度に
特に限定はないが、好ましい濃度10〜60チである。
注入速度にも特に限定はない。沈澱析出温度は約65℃
が臨界値であることが分かった。これより低いと焼成時
に粒子が焼結を起じゃすい。生成した沈澱を洗浄後乾燥
を行ないさらに焼成をすることによシ・二酸化スズ粉末
とすることができるが、焼成温度が350℃以下では結
晶の発達が悪く非晶質であり、700℃以上にすると焼
結が起る。とのため焼成温度は空気中350℃〜700
℃とした。
本発明の方法は、上記の方法の改良にかかシ。
上記方法の沈澱生成段階で得られる乾燥沈澱を。
350℃〜700℃で還元焼成することからなる方法が
提供される。それによって、 1 o oky/crA
に加圧した圧粉体の形で測定した電気抵抗が10〜10
Ω・onの低電気抵抗酸化スズ粉末が得られる。これに
対して上に記した特願昭58−52439号の製品の同
様にして測定した電気抵抗は10Q−儂のオーダー以上
である。
還元性雰囲気または不活性雰囲気中での焼成により、S
nO,の極く一部が金属スズに還元されて8nをドープ
したBnO@、8n02− Xとでも記すべき状態にな
っていると考えられるが、未だ確認されていない。(不
活性雰囲気中で加熱してもSnO!の酸素が除去されて
還元が起る。) 焼成温度は550℃未満では結晶の発達が悪く非晶質で
あるため高抵抗とな、j7,700℃を越えると還元が
進み過ぎて空気に触れると急激な酸化が起こシ発火し、
咬た焼結が起こる。
本発明方法によって得られる低電気抵抗酸化スズ微粉末
は、その電気抵抗値が低く、粉末は極めて微細で、良好
な分散性を示す。
以下本発明の実施例を示す。なお粉末の微細性。
分散性の目安としては、比表面積または粉末をβI=1
0の水溶液中で分散後、0.3μm以下の粒子が何チあ
るかで示した。
実施例1 1 水101に水酸化ナトリウム365gを加え80°
Cに加熱した。これに塩化Wニスズを水に60チ溶解し
た原料500gに塩醍と水1:1の溶液61〇−加えた
ものを定量ポンプで滴下させ反応を行ない最終−を2と
した。出来た沈澱を水で洗浄後乾燥し雰囲気炉で窒素置
換後水素?117分流し400℃1時間焼成した。この
粉木与アトマイザ−で粉砕後柴田比学器機工業株製5A
−1000型で比表面積を測定したところ68.9 m
/ gであった。この粉末を100Kr7 / cr/
iで加圧し、比抵抗を測定した結果95Ω・儒であった
実施例2 実施例1の第1段階で生成した乾燥沈澱を真空中500
℃で1時間焼成した。との粉末は1.2×10″O−の
であった。この粉末を1,10°Cの乾燥ぜ・1中8時
間乾燥後直ちに測定したところ5.7x10a・cpt
であった。空包中500°01時間焼度した2、6X1
0Ω・儂の粉末は110℃8時間乾燥直後には1.7X
10Ω・鑞であった。
実施例6 実施例1の第1段階で生成した乾燥沈澱粉末を直径10
確の流動床で窒素11/分流しながら400℃で1時間
焼成した。この粉末の比抵抗は1.8X10“Q−αで
あった。この粉末5gに水4〇−加え、アンモニア水で
一4=10としボールミルで17時間分赦後後遠心沈降
法0.6μm以下の含有率を測定したところ562%で
あった。
実施例4 実施例1の第1段階で生成した乾燥沈澱粉末を窒素置換
後窒素と水素各11/分流し500℃で2時間焼成した
。この粉末の比抵抗は1.2×100・のであった。
特許出願人 三菱金属株式会社 代理人 弁理士 松井政広

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、pI(10以上のアルカリ水溶液を65℃以−ヒに
    保ちながら、この溶液に塩化スズ溶液を加えて沈澱を生
    成させ、最終的に−を5〜1に保つことによって微細な
    沈澱を得、これを洗浄乾燥後、還元性雰囲気または不活
    性雰囲気中で、!150℃〜700℃の温度で焼成する
    ことからなる低電気抵抗酸化スズ微粉末の製造法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の低電気抵抗酸化スズ
    の微粉末の製造法であって、焼成をH2eHe、 N、
    、 Arのいずれか、!fたはその絹合せ中で行なう方
    法、 6、%許請求の範囲第1項に記載の低π4:気抵抗巌化
    スズの微粉末の製造法であって、焼成を真空中で行なう
    方法。
JP15408083A 1983-08-25 1983-08-25 低電気抵抗酸化スズ微粉末の製造法 Granted JPS6046925A (ja)

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