JPS6046676B2 - 制御棒駆動機構の交換装置 - Google Patents

制御棒駆動機構の交換装置

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JPS6046676B2
JPS6046676B2 JP52100604A JP10060477A JPS6046676B2 JP S6046676 B2 JPS6046676 B2 JP S6046676B2 JP 52100604 A JP52100604 A JP 52100604A JP 10060477 A JP10060477 A JP 10060477A JP S6046676 B2 JPS6046676 B2 JP S6046676B2
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孝彦 今田
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は沸騰水形原子炉の制御棒駆動機構を原子炉々体
から取外したりまた炉体に装填する制御棒駆動機構の交
換装置に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕周知のように沸騰水
形原子炉は炉体底部に炉の反応を制御する制御棒を駆動
する制御棒駆動機構が装填されている。
この制御棒駆動機構は原子炉構成機器の中で最も重要度
の高いものであることから、一定期間(3年ないし4年
)経過後原子炉から取外して別に設けた専用の点検室で
厳密な定期点検が行なわれる。制御棒駆動機構を原子炉
々体から取外したりまた炉体に装填したりする方法は、
従来は電動ウイ・ンチと簡単な導具を使用し人手によつ
て行なわれていた。
しカルながら、この方法は原子炉々体の真下で行なわれ
るため、作業員の放射線被ばくという問題があり、原子
炉発電所の定期点検作業の中で最も改善が望まれるとこ
ろであつた。そこでこの問題を解決するため、制御棒駆
動機構の交換作業を機械的に自動化し、放射線被ばくの
少ない隔離された部屋または遠方個所から遠隔操作によ
つて作業を行なうことができるものとして、第1図に示
すごとき制御棒駆動機構の交換装置が開発され既に稼動
している。
第1図について説明すると、1は沸騰水形原子炉々体(
図示せず)の下方に設けた円筒状の制御棒駆動機構交換
作業室てある。
この作業室1の周壁2aに突設された支持体3上には環
状のレール4が固定され、このレール4の上を走行して
垂直中心軸の周りに回動自在なプラットホーム5が載置
されている。さらにこのプラットホーム5の上には直径
方向に走行し得る走行台車6が載置され、またプラット
ホーム5の下側にはボルト脱着機7全受けとる支承用台
車8の走行路となるフレーム5aが走行台車6の走行路
と同じ方向に設けられている。走行台車6には走行路の
直角方向に設けた軸10に、この軸10を中心に回動し
て垂直位置および水平位置をとり得る回転フレーム9が
枢着されている。
11は回転フレーム9の長手方向縁部に形成された走行
路を移動自在な昇降台車、12はこの昇降台車11を移
動させる走行チェーンである。
この走行チェーン12は回転フレーム9に装着された駆
動装置13の出力軸に設けたスプロケット13aにより
駆動されて昇降台車11を走行する。プラットホーム5
には回転フレーム9が垂直状態で作業室1内を直径方向
に移動し得るような開口部が形成されている。
また回転フレーム9が軸10を回転中心として回動して
水平状態となつたとき、プラットホーム5の上記開口部
に運搬カート19が挿入されるようになつている。14
は制御棒駆動機構、15は原子炉々体の底部に設けられ
た制御棒駆動機構14を装填するハウジングで、このハ
ウジング15は下端面に制御棒駆動機構14を取付ける
ための8個の取付ボルト用ねじ孔が設けてある。
16は原子炉運転中に万−ハウジング15が破損したと
き、装填された制御棒駆動機構14が炉体から脱落し、
核反応が無制御状態になるのを防止する制御棒駆動機構
14の落下防止用構造物(図示せす)を固定するために
設けられたハンガボルトである。
上記落下防止用構造物は制御棒駆動機構14の交換作業
時には予め取外されているが、ハンガボルト16は残つ
ているのでボルト脱着機7をこのハンガボルトの間に入
れて作業が行なわれる。17は回転フレーム9から突出
して制御棒駆動機構を把持する掴み腕である。
なお第1図には一つのハウジング15が示されているが
、実際には百数十本のハウジング15が蜂の巣状に整然
と配置され、夫々にハンガボルト16が設けてある。
20は作業室1と外部を連絡する搬入口で、この搬入口
20から運搬カート19が挿入され、また作業員の通路
として使用される。
次に上記装置の作用について説明する。
第1図は制御棒駆動機構14をハウジング15から下方
へ引抜いた状態である。引抜き作業開始前は制御棒駆動
機構14の下部に設けたフランジ部14aが8個の取付
ボルトによりハウジング15の下端面に締着されている
。制御棒駆動機構14をハウジング15から取外すとき
は、まず回転フレーム9を垂直にした状態にしてプラッ
トホーム5および走行台車6を運転し、回転フレーム9
の昇降台車11を目的の制御棒駆動機構14の真下にく
るように位置合せを行なう。
この位置合せはプラットホーム5の回転移動と走行台車
6の直線移動により任意の位置に合せることができる。
この場合走行台車6の運転に支障を与えないように、支
承用台車8をフレーム5aの走行路の端部(以下格納位
置という)に寄せておく。次にボルト脱着機7を載置し
た支承用台車8を運転して、ボルト脱着機7を格納位置
から昇降台車11の上方に移動させて位置合せを行なつ
た後、昇降台車11を上方に移動し、昇降台車11にボ
ルト脱着機7を搭載する。
続いて支承用台車8を上述した格納位置に戻してから昇
降台車11をさらに上昇させて、ボルト脱着機7に取付
けた抜取り用レンチを制御棒駆動機構14の取付ボルト
に接続する。なお掴み腕17は回転フレーム9から突出
しているが、昇降台車11がこの付近を通過するときは
フレーム9内に没入するようになつている。ボルト脱着
機7を操作して制御棒駆動機構14の8個の取付ボルト
を同時にゆるめ、この取付ボ・ルトを全部ゆるめ終ると
制御棒駆動機構14はボルト脱着機7を介して昇降台車
11に載り移る。
次に昇降台車11をボルト脱着機7がその支承用台車8
に搭載される位置より適当に高い位置まで下降させて、
制御棒駆動機構14をハウジング15から引抜くと同時
に掴み腕17を作動させて把持する。この場合掴み腕1
7は制御棒駆動機構14がハウジング15から完全に引
抜かれる前に倒れないようにゆるく押えるように操作さ
れる。引続いて昇降台車11を若干下降させると、制御
棒ノ駆動機構14は掴み腕17に把持されて宙吊り状態
になり、ボルト脱着機7は昇降台車11と共゛に下降し
、制御棒駆動機構14とボルト脱着機7とは分離される
。この状態において、支承用台車8を格納位置から下降
したボルト脱着機7側に移動させて位置合せを行ない、
さらに昇降台車11を少し下降させることによりボルト
脱着機7は支承用台車8に載り移り、支承用台車8を再
び格納位置に移動させる。次にボルト脱着機7が除かれ
た昇降台車11を再び上昇させ、昇降台車11に宙吊り
状態の制御棒駆動機構14を搭載した後、再び昇降台車
11を下降させて下限位置て停止する。引続いて回転フ
レーム9を下側に制御棒駆動機構14がくるように水平
位置に回動し、制御棒駆動機構14の下に運搬カート1
9を搬入口20から移動して挿入し、運搬カート19に
制御棒駆動機構14を移し換えて搬入口20から外部へ
搬出する。
以上は装填された制御棒駆動機構14を炉体のハウジン
グ15から引抜いて運搬カート19に載せるまでの操作
順序であつて、点検が終つた制御棒駆動機構14を炉体
のハウジング15に装填する場合は上記の逆の順序に操
作される。
以上が従来の交換装置における制御棒駆動機構14の交
換操作の概要である。
しかしながら、一般に建設コスト等の点からハンガボル
ト16の先端から作業室の床面2bまでの距離は制御棒
駆動機構14の長さより若干大きい程度の最小寸法に建
設されているので、制御棒駆動機構14を垂直のま)完
全に引抜くには、ボルト脱着機7を前述のように途中で
取り除く必要がある。そのため支承用台車8を何回も運
転し、また昇降台車11も作業中に何回も昇降させる必
要があり、連続的な運転操作の障害になつていた。しか
も回転フレーム9に対して支承用台車8が独立して運転
されるために、ボルト脱着機7を支承用台車8から昇降
台車11へ、または昇降台車11から支承用台車8への
受け渡し時の相互の位置合せ操作が極めて難かしく、従
つて制御棒駆動機構14の交換作業は短時間に、かつ効
率的に行なうことが困難であつた。〔発明の目的〕 本発明は、制御棒駆動機構の交換作業を、連続的な運転
操作によつて短時間に効率的に行なうことがてきる制御
棒駆動機構の交換装置を提供することを目白勺とする。
〔発明の概要〕上記目的を達成するために、本願におい
ては原子炉々体の下方に設けられ環状のレール上を走行
して垂直中心軸の周りに回動自在なプラットホームと、
このプラットホーム上を直径方向に移動自在な走行台車
と、この走行台車に枢着されて水平装置および垂直位置
に可動自在な回転フレームと、このフレームの長手方向
に移動自在な昇降台車と、前記プラットホームの下方に
装着され前記走行台車と同じ方向に移動自在なボルト脱
着機の支承用台車と、前記昇降台車に載置されて炉体底
部の制御棒駆動機構の取付ボルトと係合するレンチを具
えたボルト脱着機とを具備し、前記回転フレームは垂直
位置にあるとき前記支承用台車と着脱自在に係合されか
つ両者間の距離を変化させる制御機機を装着し、前記制
御機機は昇降台車の上昇に際してボルト脱着機が支承用
台車から昇降台車に移しかえるに適した位置に支承用台
車を回転フレーム側に引寄せ、昇降台車が下降してボル
ト脱着機を支承用台車上に戻した後昇降台車とこれに支
持された制御棒駆動機構との移動に支障を与えない位置
に支承用台車を遠ざけるように構成したことを特徴とす
る制御棒駆動機構の交換装置を提供する。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第2図ないし第5図を参照して
説明する。
図面に示す符号1から7まで、符号9から17まで、お
よび符号19,20は第1図で説明した装置の同一符号
で示す部分に対応するものであるので、その説明を省略
し第1図の装置と異なる部分について説明する。21は
・本発明装置の中心をなすボルト脱着機7を載置する支
承用台車であつて、その詳細を第3図および第4図によ
り説明する。
また符号9は回転フレームであつて、この回転フレーム
9は第1図に示す装置の同一符号で示す回転フレーム9
と略同一に構成されているが、フレームの一部に上記支
承用台車21と連結するための制御機構をもつことが相
違している。この制御機構については、第3図および第
4図に示す支承用台車21と一緒に説明する。22は支
承用台車21の回転フレーム9側を開口したコ字形のフ
レームである。
このフレーム22には上部に車輪23,23が取付けて
あつて、フレーム5a(第2図参照)に沿つて移動自在
に構成されている。フレーム22の内側部には、ボルト
脱着機7に突設したつめ25を上方からかみ合うように
形成した受け金24が設けてあり、つめ25を受け金2
4とのかみ合いによつて、ボルト脱着機7を上方からフ
レーム22に搭載することができる。フレーム22の受
け金24の下方には受け板26が突設され、この受け板
26の先端部は上記ボルト脱着機7が受け金24に搭載
されたとき、その側面に当接してボルト脱着機7を垂直
に支える。31は支承用台車21と回転フレーム9との
間を連結し、かつ連結部の伸縮によつて相互間を近づけ
たり遠ざけたり自在に制御されると共に、連結部の係合
の着脱が自在に制御する制御機構である。
この制御機構31は支承用台車21のフレーム22の両
側面に夫々空気シリンダ32を水平方向に固定し、空気
シリンダ32のシリンダロッド32aの先端には夫々連
結つめ33を設けてある。そして、回転フレーム9の両
外側部に夫々固定された支持体34には夫々ピン35に
よソー端が枢着された連結腕36が設けてある。この連
結腕36の他端には溝37が形成され、この溝37に上
記シリンダロッド32aの連結つめ33を係合せしめて
相互間を連結し、上記シリンダロッド32aの水平方向
のストロークによつて、回転フレーム9と支承用台車2
1との相互間を近づけた−リ、遠ざけたり自在に行なわ
れる。また回転フレーム9の内側に固定された支持体3
8には空気シリンダ39,39の一端を一つのピン40
により枢着してあり、空気シリンダ39,39のシリン
タロツド39a,39aの先端は夫々上記連結腕.36
にピンで連結してある。この空気シリンダ39,39の
操作によつて連結腕36の溝37と連結つめ33との係
合を引き外したりまたは係着するように構成されている
。支承用台車21のフレーム22には空気シリン.ダ3
2を覆うように断面コ字形のカバー41が取着されてい
る。
カバー41は連結つめ33との間に適宜なすきまを設け
て連結つめ33が自由に移動できると共に、連結つめ3
3がシリンダロッド32aを軸として回転しないように
拘束してい・る。またカバー41は連結つめ33の連結
動作に際し、シリンダロッド32aに作用する直角方向
の力をうけ、シリンダロッド32aに無理なりが加わら
ないように保護する役目を兼ねている。空気シリンダ3
2のストロークが最も縮少したときは支承用台車21は
最も回転フレーム9に接近した位置にあつて、そのとき
支承用台車21に搭載されたボルト脱着機7の位置は昇
降台車11に搭載時のボルト脱着機7の位置と一致する
。また空気シリンダ32のストロークが最も延びたとき
は、支承用台車21は回転フレーム9から最も離れた位
置にあつた。そのとき支承用台車21にボルト脱着機7
が搭載された状態で制御棒駆動機構14を搭載した昇降
台車11が上下に移動しても、昇降台車11または制御
棒駆動機構14とボルト脱着機7およびその支承用台車
21とが干渉しないようになつている。もちろん支承用
台車21が回転フレーム9に最も接近した場合、回転フ
レーム9に干渉することなく昇降台車11はその附近を
移動することができる。次に上述した本発明装置の作用
について説明する。
炉体に装填されている制御棒駆動機構14への位置合せ
は、従来測置と同様にプラットホーム5の回転移動と走
行台車6の直線移動によつて行なわれる。この場合第2
図に示すごとく、回転フレーム9は垂直位置にあつて、
回転フレーム9にボルト脱着機7が搭載された支承用台
車21が空気シリンダ32と連結腕36とを介して最も
接近した位置に連結された状態で運転を行なう。回転フ
レーム9の位置合せが終ると、昇降台車11を上昇させ
てボルト脱着機7を昇降台車11に受けとる。この場合
支承用台車21が回転フレーム9に最も近づいた1受け
渡し位置ョにあるので、昇降台車11の上昇によつて支
承用台車21の受け金24に吊りかけられていたボルト
脱着機7はそのま)昇降台車11に移し換えられる。さ
らに昇降台車11を上昇させて、位置決めしてある制御
棒駆動機構14の取付用ボルトにボルト脱着機7の抜取
りレンチを接続する。この場合掴み腕17(第2図参照
)は回転フレーム9内に格納されているので、昇降台車
11の上昇には支障がない。次にボルト脱着機7を操作
して制御棒駆動機構14の取付ボルトをゆるめて取外す
この作業の前後に、実際には炉体のハウジング15内に
残つている汚水を処理する作業があるが、直接関係がな
いので省略する。取付用ボルトをゆるめ終ると、ボルト
脱着機7の上に制御棒駆動機構14が載り移る。
この状態で昇降台車11を下降させることにより制御棒
駆動機構14を炉体のハウジング15から引抜くきとが
できる。その際、途中で掴み腕17を操作して制御棒駆
動機構14が倒れないようにゆるく把持し、ハウジング
15から抜け出た適当な位置で強く把持し、宙吊り状態
にする。昇降台車11をさらに下降操作すると、ボルト
脱着機7のつめ25が支承用台車21の受け金24にか
み合つて、ボルト脱着機7は昇降台車11から支承用台
車21に受け渡される。
次に、第5図のように空気シリンダ32,32を操作し
て支承用台車21を回転フレーム9より決められた離れ
た位置に遠ざける。
この操作は空気シリンダ32のシリンダロッド32aが
連結つめ33を介し回転フレーム9側の連結腕36の溝
37に係合状態にあるので、シリンダロッド32aを押
し出せば、支承用台車21は車輪23の転動によりフレ
ーム5aに沿つて回転フレーム9から決められた位置に
簡単に遠ざけることができる。次に、再び昇降台車11
を上昇せしめて、上記掴み腕17により宙吊りなつてい
た制御棒駆動機構14を受け取る。
この昇降台車11の上昇時には支承用台車21は遠ざけ
られているので、昇降台車11にボルト脱着機7が搭載
されることはない。宙吊りの制御棒駆動機構14を昇降
台車11に受けとると、掴み腕17を若干緩めて把持し
、案内状態して昇降台車11を下限位置まて降下させる
。以上の作業で制御棒駆動機構14はハウジング15か
ら完全に引き抜くことができる。次にプラットホーム5
と走行台車6とを運転して、回転フレーム9を垂直状態
から水平状態に回転させるのに都合のよい位置まで移動
させる。この場合支承用台車21は回転フレーム9に連
結されているので、走行台車6の移動によりこれと一緒
に移動することはいうまでもない。回転フレーム9を回
転させるための位置決めを行なつた後、第3図に示す空
気シリンダ39,39を操作して連結腕36の溝37と
連結つめ33との係合を引き外す。
引続いて、掴み腕17により制御棒駆動機構14をしつ
から杷持した後、回転フレーム9を水平状態に回転させ
る。このとき支承用台車21は回転フレーム9との連結
が解かれているので、下方に定位置にとり残される。そ
の後の作業は、前述の従来例と同様に、プラットホーム
5の下方に挿入された運搬カート19に制御棒駆動機構
14を載せて搬出を行なう。以上が装填されている制御
棒駆動機構14をハウジング15から引抜いて運搬カー
ト19に載せるまでの操作順序であるが、点検を終了し
た制御棒駆動機構14を原子炉のハウジング15に装填
する場合は上記の逆の順序で行なえばよい。
〔発明の効果〕以上説明したように本発明装置によれば
、ボルト脱着機の支承用台車が回転フレームに連結され
て、回転フレームを移動させる走行台車と一緒に移動し
て制御棒駆動機構に対する位置合せを行なうように構成
されているので、従来のように制御棒駆動機構に位置合
せを行なつた回転フレームに対してさらに脱着機台車の
位置合せを行なうといつた煩雑な操作が無くなり操作が
簡単である。
また従来は回転フレームの位置合せを行なう場合このフ
レームと干渉しないように支承用台車を走行路端の格納
位置に戻す必要があり、この場合取外しまたは装填する
制御棒駆動機構の配列位置によつては、支承用台車の走
行距離が著しく長くなりかなりの時間を必要としたが、
本発明装置では支承用台車が昇降台車とこれに支持され
た制御棒駆動機構の移動に支障を与えない程度に回転フ
レームから僅かな距離に遠ざけるだけであるから、支承
用台車の走行距離が短く作業時間が短縮され、かつ操作
が簡単て制御棒駆動機構の引抜きおよび装填作業を短時
間に行なうことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御棒駆動機構の交換装置の正面図、第
2図は本発明の制御棒駆動機構の交換装置の一実施例を
示す正面図、第3図は第2図のI−I線に沿う平面図、
第4図は第3図の■−■線に沿う正面図、第5図は交換
装置の作動状態を示す平面図てある。 5・・・・・・プラットホーム、6・・・・・・走行台
車、7・・・・・・ボルト脱着機、9・・・・・・回転
フレーム、11・・・昇降台車、14・・・・・・制御
棒駆動機構、21・・・・・・支承用台車、31・・・
・・・制御機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原子炉々体の下方に設けられ環状のレール上を走行
    して垂直中心軸の周りに回動自在なプラットホームと、
    このプラットホーム上を直径方向に移動自在な走行台車
    と、この走行台車に枢着されて水平位置および垂直位置
    に可動自在な回転フレームと、この回転フレームの長手
    方向に移動自在な昇降台車と、前記プラットホームの下
    方に装着され前記走行台車と同じ方向に移動自在なボル
    ト脱着機の支承用台車と、前記昇降台車に載置されて炉
    体底部の制御棒駆動機機の取付ボルトと係合するレンチ
    を具えたボルト脱着機とを具備し、前記回転フレームは
    垂直位置にあるとき前記支承用台車と着脱自在に係合さ
    れかつ両者間の距離を変化させる制御機構を装着し、前
    記制御機構は昇降台車の上昇に際してボルト脱着機が支
    承用台車から昇降台車に移しかえるに適した位置に支承
    用台車を回転フレーム側に引寄せ、昇降台車が下降して
    ボルト脱着機を支承用台車上に戻した後昇降台車とこれ
    に支持された制御棒駆動機構との移動に支障を与えない
    位置に支承用台車を遠ざけるように構成したことを特徴
    とする制御棒駆動機構の交換装置。
JP52100604A 1977-08-24 1977-08-24 制御棒駆動機構の交換装置 Expired JPS6046676B2 (ja)

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US5019325A (en) * 1988-10-26 1991-05-28 Westinghouse Electric Corp. Method for removing and installing a control rod drive
US4973443A (en) * 1988-10-26 1990-11-27 Westinghouse Electric Corp. System for removing and installing a control rod drive

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