JPS6048715B2 - 制御棒駆動機構交換装置 - Google Patents
制御棒駆動機構交換装置Info
- Publication number
- JPS6048715B2 JPS6048715B2 JP52093137A JP9313777A JPS6048715B2 JP S6048715 B2 JPS6048715 B2 JP S6048715B2 JP 52093137 A JP52093137 A JP 52093137A JP 9313777 A JP9313777 A JP 9313777A JP S6048715 B2 JPS6048715 B2 JP S6048715B2
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- machine
- control rod
- rod drive
- drive mechanism
- bolt
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕J
本発明は、沸騰水型原子力発電所において制御棒駆動機
構の保守点検を行なうため、制御棒駆動機構を原子炉か
ら取り外したりまたは炉内に装填するための制御棒駆動
機構交換装置に関する。
構の保守点検を行なうため、制御棒駆動機構を原子炉か
ら取り外したりまたは炉内に装填するための制御棒駆動
機構交換装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕一般に、沸騰水型原
子炉においては、その圧力容器底部に炉の反応を制御す
るための制御棒駆動機構が配置されている。
子炉においては、その圧力容器底部に炉の反応を制御す
るための制御棒駆動機構が配置されている。
この制御棒駆動機構は原子炉の最も重要な装置で一定期
間経過後に原子炉から取り外し、別に設けられている点
検作業室においてその点検を行ない信頼性を保つている
。制御棒駆動機構の原子炉からの取り外しおよび原子炉
への取付作業は、従来電動ウインチと簡単な道具を使用
して人手により行なつていた。しかし、この交換作業は
原子炉直下で行なわれるため、作業員の放射線被爆とい
う原子炉施設共通の問題があるうえに、作業時制御棒駆
動機構とその制御棒駆動機構を保持しているハウジング
との間の汚染された残水が多少流出し、下方で作業して
いる作業員に降りかかるとう問題もあり、原−子力発電
所の定期点検の中では最も改善が望まれる作業の一つと
なつている。そこで、上記のように多数の作業員を必要
とせす、また作業員の安全性を意図した制御棒駆動機構
交換装置が提案されている。すなわち、第1図乃至第3
図は上記制御棒駆動機構の交換装置の概略図であつて、
原子炉の下部には円筒形の制御棒駆動機構交換作業室1
が設けられており、その周壁2には上記円筒形の制御棒
駆動機構交換作業室1内に突出する支持体3が突・j設
され、この支持体3上に環状のレール4が載置固定され
ている。
間経過後に原子炉から取り外し、別に設けられている点
検作業室においてその点検を行ない信頼性を保つている
。制御棒駆動機構の原子炉からの取り外しおよび原子炉
への取付作業は、従来電動ウインチと簡単な道具を使用
して人手により行なつていた。しかし、この交換作業は
原子炉直下で行なわれるため、作業員の放射線被爆とい
う原子炉施設共通の問題があるうえに、作業時制御棒駆
動機構とその制御棒駆動機構を保持しているハウジング
との間の汚染された残水が多少流出し、下方で作業して
いる作業員に降りかかるとう問題もあり、原−子力発電
所の定期点検の中では最も改善が望まれる作業の一つと
なつている。そこで、上記のように多数の作業員を必要
とせす、また作業員の安全性を意図した制御棒駆動機構
交換装置が提案されている。すなわち、第1図乃至第3
図は上記制御棒駆動機構の交換装置の概略図であつて、
原子炉の下部には円筒形の制御棒駆動機構交換作業室1
が設けられており、その周壁2には上記円筒形の制御棒
駆動機構交換作業室1内に突出する支持体3が突・j設
され、この支持体3上に環状のレール4が載置固定され
ている。
l上記環状レール4上にはプラットホーム5が回動可能
に載置され、さらにそのプラットホーム5j上にはこの
上に沿つて走行し得る走行台車6が載置されている。
に載置され、さらにそのプラットホーム5j上にはこの
上に沿つて走行し得る走行台車6が載置されている。
この走行台車6にはガイド柱7に沿い油圧シリンダ8に
よつて上下動できる昇降フレーム9が装着されており、
その昇降フレーム9には、油圧シリングまたは電動機(
図示せず)によりその垂直位置および水平位置を揺動し
得るビーム10が枢着されている。
よつて上下動できる昇降フレーム9が装着されており、
その昇降フレーム9には、油圧シリングまたは電動機(
図示せず)によりその垂直位置および水平位置を揺動し
得るビーム10が枢着されている。
上記ビーム10の長手方向両端部にはそれぞれスプロケ
ット11,12が装着されており、両スプロケット11
,12間にはチェーン13が巻装され、さらにそのチェ
ーン13には制御棒駆動機構を圧力容器の底部14に取
り付け、或は取り外すためのボルト着脱機15を着脱で
きる支持台16が装着され、その支持台16が前記ビー
ム10に沿つて移動し得るようになつている。
ット11,12が装着されており、両スプロケット11
,12間にはチェーン13が巻装され、さらにそのチェ
ーン13には制御棒駆動機構を圧力容器の底部14に取
り付け、或は取り外すためのボルト着脱機15を着脱で
きる支持台16が装着され、その支持台16が前記ビー
ム10に沿つて移動し得るようになつている。
一方、前記ビーム10の適宜位置には掴み腕17が装着
されている。
されている。
この掴み腕17は支持台16の走行に支障がないように
ビーム10内に収納可能であり、必要時にはビーム10
内から突出し、制御棒駆動機構18を倒れないように支
持したり、把持することができるよう構成されている。
しカルて、制御棒駆動機構18の取外しに際しては、支
持台16をビーム10に沿つて上動せしめ、その支持台
16上に装着されているボルト着脱機15によつて制御
棒駆動機構18を支持するとともに、上記制御棒駆動機
構18を圧力容器の底部14に取付けているボルトを抜
く。
ビーム10内に収納可能であり、必要時にはビーム10
内から突出し、制御棒駆動機構18を倒れないように支
持したり、把持することができるよう構成されている。
しカルて、制御棒駆動機構18の取外しに際しては、支
持台16をビーム10に沿つて上動せしめ、その支持台
16上に装着されているボルト着脱機15によつて制御
棒駆動機構18を支持するとともに、上記制御棒駆動機
構18を圧力容器の底部14に取付けているボルトを抜
く。
このようにしてボルトを抜いた後、チェーン13を回動
して支持台16を適当位置まて降下させる。
して支持台16を適当位置まて降下させる。
この降下時に制御棒駆動機構18も下降するが、この制
御棒駆動機構18の上端部が圧力容器より完全に抜け出
る以前でかつ支持台16が前記掴み腕17位置より下方
になつたとき、掴み腕17が突出せしめられ、制御棒駆
動機構18を両側から緩く保持してその案内を行なうよ
うにされる。しカルて、上記制御棒駆動機構はさらに降
下せしめられるが、上記掴み腕17によつて制御棒駆動
機構18が倒状することはなく、垂直状態でビーム10
に沿つて下方に引き抜かれる(第1図)。このようにし
て、制御棒駆動機構18が完全に圧力容器から引き抜か
れると、一旦支持台16の下降を止め、掴み腕17によ
つて制御棒駆動機構18を把持し、その後支持台をわず
かだけ下降せしめてボルト着脱機15を支持台16から
取り外す。
御棒駆動機構18の上端部が圧力容器より完全に抜け出
る以前でかつ支持台16が前記掴み腕17位置より下方
になつたとき、掴み腕17が突出せしめられ、制御棒駆
動機構18を両側から緩く保持してその案内を行なうよ
うにされる。しカルて、上記制御棒駆動機構はさらに降
下せしめられるが、上記掴み腕17によつて制御棒駆動
機構18が倒状することはなく、垂直状態でビーム10
に沿つて下方に引き抜かれる(第1図)。このようにし
て、制御棒駆動機構18が完全に圧力容器から引き抜か
れると、一旦支持台16の下降を止め、掴み腕17によ
つて制御棒駆動機構18を把持し、その後支持台をわず
かだけ下降せしめてボルト着脱機15を支持台16から
取り外す。
次に、再び支持台16を上昇せしめて制御棒駆動機構1
8を支持せしめ、掴み腕17を緩めた後、上記支持台1
6を下降することによつて制御棒駆動機構18をその下
限位置まで引き抜く第2図)。次に、掴み腕17によつ
て制御棒駆動機構を再び固定した後、油圧シリンダ等に
よりビーム10を揺動させて水平状態とし、油圧シリン
ダ8により上記制御棒駆動機構を保持したビームととも
に昇降フレーム9を上げ、続いて運搬台車19を上記制
御棒駆動機構18の下に搬入口20より引き込む(第3
図)。そこで、再び油圧シリンダ8を作動して運搬台車
19上に制御棒駆動機構18を運搬台車19上に完全に
載せ、その後運搬台車を搬入口20より搬出し、別に設
けられた点検作業室へ運搬する。また、制御棒駆動機構
の圧力容器への取付作業−は前述した作業と逆の手順で
行なう。
8を支持せしめ、掴み腕17を緩めた後、上記支持台1
6を下降することによつて制御棒駆動機構18をその下
限位置まで引き抜く第2図)。次に、掴み腕17によつ
て制御棒駆動機構を再び固定した後、油圧シリンダ等に
よりビーム10を揺動させて水平状態とし、油圧シリン
ダ8により上記制御棒駆動機構を保持したビームととも
に昇降フレーム9を上げ、続いて運搬台車19を上記制
御棒駆動機構18の下に搬入口20より引き込む(第3
図)。そこで、再び油圧シリンダ8を作動して運搬台車
19上に制御棒駆動機構18を運搬台車19上に完全に
載せ、その後運搬台車を搬入口20より搬出し、別に設
けられた点検作業室へ運搬する。また、制御棒駆動機構
の圧力容器への取付作業−は前述した作業と逆の手順で
行なう。
しかしながら、上記装置においては、前記ボルト着脱機
15の取り付け取り外しを原子炉の底部という特殊な場
所において高レベルの放射線管理下で直接作業員が行な
わねばならず、安全衛生上問題が多く、しかも上記ボル
ト着脱機15をその都度支持し適宜位置まて移動したり
或は支持台上に載置せしめたりする作業が面倒てある等
の不都合があつた。
15の取り付け取り外しを原子炉の底部という特殊な場
所において高レベルの放射線管理下で直接作業員が行な
わねばならず、安全衛生上問題が多く、しかも上記ボル
ト着脱機15をその都度支持し適宜位置まて移動したり
或は支持台上に載置せしめたりする作業が面倒てある等
の不都合があつた。
本発明はこのような点に鑑み、ボルト着脱機を制御棒駆
動機構の取付け取外し作用の度毎に人手によつて所定位
置に運んだり、支持台上に載置せしめたりする必要がな
く、自動的に行なわせることができ、能率的かつ安全に
制御棒駆動機構の取付け取外しを行なうことができるよ
うにした制御棒駆動機構交換装置を提供することを目的
とする。
動機構の取付け取外し作用の度毎に人手によつて所定位
置に運んだり、支持台上に載置せしめたりする必要がな
く、自動的に行なわせることができ、能率的かつ安全に
制御棒駆動機構の取付け取外しを行なうことができるよ
うにした制御棒駆動機構交換装置を提供することを目的
とする。
本発明は、原子炉圧力容器の下方に設けられた ’制御
棒駆動機構交換作業室内に水平面内て回転可能に配設さ
れたプラットホームと、このプラットホーム上に直線走
行し得るように載置された走行台車と、上記走行台車に
垂直位置および水平位置間を揺動可能に装着され、制御
棒駆動機構を支持しこれを垂直方向に移動させる支持台
を具備したビームとを有する制御棒駆動機構交換装置に
おいて、上記プラットホームの下方に上記走行台車の走
行方向と平行に配設されたボルト着脱機搬送用のレール
と、上記ボルト着脱機搬送用のレール上を走行し得るボ
ルト着脱機搬送台車上或は上記ボルト着脱機搬送用のレ
ール上に掛合する掛合部材が突設され、支持台の垂直方
向移動によつて上記掛合部材を介し前記ボルト着脱機搬
送台車或は上記ボルト着脱機搬送用のレールに装脱され
るボルト着脱機と、上記ボルト着脱機搬送台車等に装着
されたボルト着脱機を前記支持台の昇降通路範囲に搬入
搬出せしめる移動装置とを有することを特徴とする。
棒駆動機構交換作業室内に水平面内て回転可能に配設さ
れたプラットホームと、このプラットホーム上に直線走
行し得るように載置された走行台車と、上記走行台車に
垂直位置および水平位置間を揺動可能に装着され、制御
棒駆動機構を支持しこれを垂直方向に移動させる支持台
を具備したビームとを有する制御棒駆動機構交換装置に
おいて、上記プラットホームの下方に上記走行台車の走
行方向と平行に配設されたボルト着脱機搬送用のレール
と、上記ボルト着脱機搬送用のレール上を走行し得るボ
ルト着脱機搬送台車上或は上記ボルト着脱機搬送用のレ
ール上に掛合する掛合部材が突設され、支持台の垂直方
向移動によつて上記掛合部材を介し前記ボルト着脱機搬
送台車或は上記ボルト着脱機搬送用のレールに装脱され
るボルト着脱機と、上記ボルト着脱機搬送台車等に装着
されたボルト着脱機を前記支持台の昇降通路範囲に搬入
搬出せしめる移動装置とを有することを特徴とする。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
する。
第4図乃至第7図において、符号21はプラットホーム
5上に走行可能に載置された走行台車であつて、その走
行台車21にはピン21aを中心として垂直位置および
水平位置間を揺動し得るビーム22が枢着されている。
5上に走行可能に載置された走行台車であつて、その走
行台車21にはピン21aを中心として垂直位置および
水平位置間を揺動し得るビーム22が枢着されている。
上記ビーム22の長手方向両端部には、従来の装置と同
様にそれぞれスプロケット23,24が装着されており
、両スプロケット23,24間にはチェーン25が巻装
され、さらにそのチェーン25には支持台26が装着さ
れ、その支持台26が前記ビーム22に沿つて移動し得
るようになつている。上記支持台26は、制御棒駆動機
構27を直接支持てきるばかりでなく、上記制御棒駆動
機構27を原子炉圧力容器底部に装着しているボルトを
緩めたり、締付けたりする機能を有するボルト着脱機2
8を搭載てきるように構成されている。
様にそれぞれスプロケット23,24が装着されており
、両スプロケット23,24間にはチェーン25が巻装
され、さらにそのチェーン25には支持台26が装着さ
れ、その支持台26が前記ビーム22に沿つて移動し得
るようになつている。上記支持台26は、制御棒駆動機
構27を直接支持てきるばかりでなく、上記制御棒駆動
機構27を原子炉圧力容器底部に装着しているボルトを
緩めたり、締付けたりする機能を有するボルト着脱機2
8を搭載てきるように構成されている。
前記プラットホーム5の下部には、前記ビーム22を挟
むように互いに離間して配設され、上記ビーム22の揺
動面に平行に且つ水平方向に延びる2本のレール29a
,29aからなるボルト着脱機搬送用レール29が吊設
されており、そのボルト着脱機搬送用レール29上には
、駆動装置30aによつて上記ボルト着脱機搬送用レー
ル29上を走行して、後述のようにボルト着脱機28を
所定位置に搬入、搬出する移送装置を構成するボルト着
脱機搬送台車30が載置されている。上記ボルト着脱機
搬送台車30には、前記ボルト着脱機28の上部両側部
に突設された掛合部材すなわちピン28aと掛合しその
制御棒駆動機構交換装置28を懸吊し得る支持腕30b
が一体的に突設せしめられている。しカルて、上記駆動
装置30aの作動によつて上記ボルト着脱機搬送台車3
0を走行せしめて、その支持腕30bに懸吊されたボル
ト着脱機28を前記支持台26の昇降通路範囲内に搬入
したり或は搬出したりすることができる。
むように互いに離間して配設され、上記ビーム22の揺
動面に平行に且つ水平方向に延びる2本のレール29a
,29aからなるボルト着脱機搬送用レール29が吊設
されており、そのボルト着脱機搬送用レール29上には
、駆動装置30aによつて上記ボルト着脱機搬送用レー
ル29上を走行して、後述のようにボルト着脱機28を
所定位置に搬入、搬出する移送装置を構成するボルト着
脱機搬送台車30が載置されている。上記ボルト着脱機
搬送台車30には、前記ボルト着脱機28の上部両側部
に突設された掛合部材すなわちピン28aと掛合しその
制御棒駆動機構交換装置28を懸吊し得る支持腕30b
が一体的に突設せしめられている。しカルて、上記駆動
装置30aの作動によつて上記ボルト着脱機搬送台車3
0を走行せしめて、その支持腕30bに懸吊されたボル
ト着脱機28を前記支持台26の昇降通路範囲内に搬入
したり或は搬出したりすることができる。
一方、上記ボルト着脱機28には前記ピン28aより下
方位置に、前記支持台26の両側壁頂端縁に形成された
凹部26aと掛合し得る係止片28bが突設されている
。
方位置に、前記支持台26の両側壁頂端縁に形成された
凹部26aと掛合し得る係止片28bが突設されている
。
なお、図中符号31は制御棒駆動機構27を倒れないよ
うに支持したり或は把持したりすることができるように
した掴み腕である。次に、その作用について説明する。
うに支持したり或は把持したりすることができるように
した掴み腕である。次に、その作用について説明する。
制御棒駆動機構27の取外しに際しては、まずボルト着
脱機搬送台車30を駆動装置30aによつてビーム22
に装着された支持台26の昇降通路まて運転移動し、ピ
ン28aを介して支持腕30bに懸吊されたボルト着脱
機28を支持台26の上方に位置させる。
脱機搬送台車30を駆動装置30aによつてビーム22
に装着された支持台26の昇降通路まて運転移動し、ピ
ン28aを介して支持腕30bに懸吊されたボルト着脱
機28を支持台26の上方に位置させる。
そこて、チェーン25を回動して支持台26を上昇させ
、ボルト着脱機28に装着された係止片28bを支持台
26の両側壁頂端縁に形成された凹部26aに係合させ
ることによつて上記ボルト着脱機28を支持台26上に
支持する。
、ボルト着脱機28に装着された係止片28bを支持台
26の両側壁頂端縁に形成された凹部26aに係合させ
ることによつて上記ボルト着脱機28を支持台26上に
支持する。
しかして、上記支持台26をさらにわずか上昇せしめて
、ピン28aをボルト着脱機の支持腕30bから離脱せ
しめ、その後ボルト着脱機搬送台車30を一定位置まて
後退せしめる。このようにしてボルト着脱機28の支持
台26への搭載が完了すると、チェーン25を回動して
支持台26を上昇させ、原子炉圧力容器炉底部に装着さ
れている制御棒駆動機構27に前記ボルト着脱機28を
圧接し、その制御棒駆動機構27を支持し、上記ボルト
着脱機28を作動して、制御棒駆動機構27を原子炉圧
力容器底部に締結しているボルトを緩めて抜き取る。
、ピン28aをボルト着脱機の支持腕30bから離脱せ
しめ、その後ボルト着脱機搬送台車30を一定位置まて
後退せしめる。このようにしてボルト着脱機28の支持
台26への搭載が完了すると、チェーン25を回動して
支持台26を上昇させ、原子炉圧力容器炉底部に装着さ
れている制御棒駆動機構27に前記ボルト着脱機28を
圧接し、その制御棒駆動機構27を支持し、上記ボルト
着脱機28を作動して、制御棒駆動機構27を原子炉圧
力容器底部に締結しているボルトを緩めて抜き取る。
その後、支持台26を下降させると制御棒駆動機構27
の上端部が原子炉圧力容器部より完全に抜け出る以前で
、支持台26が前記掴み腕31の位置より下方になつた
とき、上記掴み腕31が突出せしめられ、制御棒駆動機
構27を両側より緩く保持してその案内を行なうように
される。
の上端部が原子炉圧力容器部より完全に抜け出る以前で
、支持台26が前記掴み腕31の位置より下方になつた
とき、上記掴み腕31が突出せしめられ、制御棒駆動機
構27を両側より緩く保持してその案内を行なうように
される。
そこで、制御棒駆動機構27が所定量引き抜かれると、
支持台26の下降を一旦止め掴み腕31の掴み状態とす
る(第4図)。続いてボルト着脱機搬送台車30を運転
し、その支持腕30bがボルト着脱機28に装着された
ピン28aの下方位置に来るように移動させ、次に支持
台26をわずかに下降させることによつてピン28aを
ボルト着脱機搬送台車30の支持腕30b上に掛合支承
せしめるとともに、支持台26の凹部26aと係止片2
8bとの掛合を離脱せしめる。
支持台26の下降を一旦止め掴み腕31の掴み状態とす
る(第4図)。続いてボルト着脱機搬送台車30を運転
し、その支持腕30bがボルト着脱機28に装着された
ピン28aの下方位置に来るように移動させ、次に支持
台26をわずかに下降させることによつてピン28aを
ボルト着脱機搬送台車30の支持腕30b上に掛合支承
せしめるとともに、支持台26の凹部26aと係止片2
8bとの掛合を離脱せしめる。
そこで、上述のようにボルト着脱機28を支承したボル
ト着脱機搬送台車30を所定位置まで後退させることに
よつて、ボルト着脱機28を支持台26から取り外す。
ト着脱機搬送台車30を所定位置まで後退させることに
よつて、ボルト着脱機28を支持台26から取り外す。
次に、再び支持台26を上昇せしめて制御棒駆動機構2
7の下端を支持せしめ、掴み腕31を緩めた後、再度支
持台26を下降することによつて制御棒駆動機構27を
その下限位置まて引き抜く(第6図)。次に、掴み腕3
1て制御棒駆動機構27を固定した後、ビーム22とと
もに水平状態とし、その下方部に運搬台車32を搬入し
、その運搬台車32に装着されたジャッキ33,33を
介して制御棒駆動機構27を上記運搬台車32に移し変
え(第7図)、その後運搬台車を搬入口20より搬出し
、保守点検室へ運搬する。
7の下端を支持せしめ、掴み腕31を緩めた後、再度支
持台26を下降することによつて制御棒駆動機構27を
その下限位置まて引き抜く(第6図)。次に、掴み腕3
1て制御棒駆動機構27を固定した後、ビーム22とと
もに水平状態とし、その下方部に運搬台車32を搬入し
、その運搬台車32に装着されたジャッキ33,33を
介して制御棒駆動機構27を上記運搬台車32に移し変
え(第7図)、その後運搬台車を搬入口20より搬出し
、保守点検室へ運搬する。
また、制御棒駆動機構の圧力容器への取付作業は前述し
た作業と逆の手順で行なう。
た作業と逆の手順で行なう。
〔実施例2〕
第8図および第9図は本発明の他の実施例を示す説明図
であり、第1実施例におけるボルト着脱機搬送台車30
が省略され、ボルト着脱機28の上部左右両側部に掛合
部材を構成する搬送用車輪34,34が取り付けられて
おり、プラットホーム5の下方に吊設されたレール29
a,29aに上記搬送用車輪34,34が乗り転動し得
るようにしてある。
であり、第1実施例におけるボルト着脱機搬送台車30
が省略され、ボルト着脱機28の上部左右両側部に掛合
部材を構成する搬送用車輪34,34が取り付けられて
おり、プラットホーム5の下方に吊設されたレール29
a,29aに上記搬送用車輪34,34が乗り転動し得
るようにしてある。
なお、この場合上記レール29a,29aの間隔は、ビ
ーム22、チェーン25、支持台26が上記レール間を
自由に通過できるような寸法とされ、またボルト着脱機
28の搬送用車輪34,34間の幅は、プラットホーム
5の内側粱35間、走行台車21用のレール36間、お
よび走行台車21内の中央空所内を自由に通過できるよ
うな寸法に構成されている。しかして、制御棒駆動機構
の取り外しに際し、前述と同様に支持台26によりボル
ト着脱機28および制御棒駆動機構27を降下させ、制
御棒駆動機構27を所定量引き抜き、掴み腕31により
制御棒駆動機構27を把持した後、さらに支持台26を
下降すると、その下降に応じてボルト着脱機28の搬送
用車輪34がレール29a上に乗り、ボルト着脱機は上
記レールによつて支承された支持台26から離れる。
ーム22、チェーン25、支持台26が上記レール間を
自由に通過できるような寸法とされ、またボルト着脱機
28の搬送用車輪34,34間の幅は、プラットホーム
5の内側粱35間、走行台車21用のレール36間、お
よび走行台車21内の中央空所内を自由に通過できるよ
うな寸法に構成されている。しかして、制御棒駆動機構
の取り外しに際し、前述と同様に支持台26によりボル
ト着脱機28および制御棒駆動機構27を降下させ、制
御棒駆動機構27を所定量引き抜き、掴み腕31により
制御棒駆動機構27を把持した後、さらに支持台26を
下降すると、その下降に応じてボルト着脱機28の搬送
用車輪34がレール29a上に乗り、ボルト着脱機は上
記レールによつて支承された支持台26から離れる。
したがつて、上記ボルト着脱機28は上記レール29a
に沿つて移動可能となる。そこで、上記ボルト着脱機2
8を適宜駆動装置により所定位置まで後退せしめれば、
支持台26を再ひ上動して制御棒駆動機構27をその支
持台26て直接支持し、掴み腕31を案内状態とし、再
度支持板を下降させることによつて制御棒駆動機構を下
限位置まで下降させることがてき、以後第1実施例と同
様にして制御棒駆動機構を制御棒駆動機構交換室から外
部に搬出することができる。
に沿つて移動可能となる。そこで、上記ボルト着脱機2
8を適宜駆動装置により所定位置まで後退せしめれば、
支持台26を再ひ上動して制御棒駆動機構27をその支
持台26て直接支持し、掴み腕31を案内状態とし、再
度支持板を下降させることによつて制御棒駆動機構を下
限位置まで下降させることがてき、以後第1実施例と同
様にして制御棒駆動機構を制御棒駆動機構交換室から外
部に搬出することができる。
一方、ボルト着脱機28を支持台26上に載置する場合
には、搬送用車輪34によつてレール29a,29a上
に支持されたボルト着脱機28を支持台26の上方まて
移動させ、次に上記支持台26を上方に移動させれば、
ボルト着脱機28は自動的に支持台26上に載置される
。
には、搬送用車輪34によつてレール29a,29a上
に支持されたボルト着脱機28を支持台26の上方まて
移動させ、次に上記支持台26を上方に移動させれば、
ボルト着脱機28は自動的に支持台26上に載置される
。
なお、上記ボルト着脱機28をレール29aに沿つて移
動させ、そのボルト着脱機28を支持台26の昇降通路
範囲内に搬入搬出させる移動装置としては、上記ボルト
着脱機28に装着された小型の電動機て搬送用車輪34
を駆動するものとすることができ、その電動機を適宜コ
ントロール室等から制御するようにすることができる。
動させ、そのボルト着脱機28を支持台26の昇降通路
範囲内に搬入搬出させる移動装置としては、上記ボルト
着脱機28に装着された小型の電動機て搬送用車輪34
を駆動するものとすることができ、その電動機を適宜コ
ントロール室等から制御するようにすることができる。
また、上述のごとき小型電動機等をボルト着脱機28に
組込めない場合には、そのボルト着脱機28の移動装置
として第10図に示すように、レ ヨール29a,29
aの側部に補助ガイド37をそれぞれ設け、上記補助ガ
イド37上に、走行車輪38および前記ボルト着脱機の
搬送用車輪34と当接押圧し得るブッシャー輪39を有
するブッシャー用台車40を走行可能に載置し、上記ブ
ッシャー用台車40の前後に連結されたチェーン40a
,40bによつて上記ブッシャー用台車40を移動せし
め、ブッシャー輪39により搬送用車輪34を押すこと
によつてボルト着脱機28の移動を行なわせるようにし
てもよい。すなわち、上記ブッシャー用台車40および
チェーン40a,40bによつてボルト着脱機28の移
動装置が構成される。この場合、ブッシャー用台車40
を左右のレール29a,29aに1台づつ設け、両者の
適宜選択によつてボルト着脱機の移動を前後いずれの方
向にも確実に行なわせることができる。また、ブッシャ
ー用台車の移動手段としては、上記チェーン以外にねじ
軸等の使用も考えられる。〔実施例3〕また、上記第2
実施例においては、ボルト着脱機28の左右両側に搬送
用車輪34を設け、左右のレールにそれぞれ係合するよ
うにしたものを示したが、第11図に示すように、その
一側のみに搬送用車輪34を設けるようにすることもで
きる。
組込めない場合には、そのボルト着脱機28の移動装置
として第10図に示すように、レ ヨール29a,29
aの側部に補助ガイド37をそれぞれ設け、上記補助ガ
イド37上に、走行車輪38および前記ボルト着脱機の
搬送用車輪34と当接押圧し得るブッシャー輪39を有
するブッシャー用台車40を走行可能に載置し、上記ブ
ッシャー用台車40の前後に連結されたチェーン40a
,40bによつて上記ブッシャー用台車40を移動せし
め、ブッシャー輪39により搬送用車輪34を押すこと
によつてボルト着脱機28の移動を行なわせるようにし
てもよい。すなわち、上記ブッシャー用台車40および
チェーン40a,40bによつてボルト着脱機28の移
動装置が構成される。この場合、ブッシャー用台車40
を左右のレール29a,29aに1台づつ設け、両者の
適宜選択によつてボルト着脱機の移動を前後いずれの方
向にも確実に行なわせることができる。また、ブッシャ
ー用台車の移動手段としては、上記チェーン以外にねじ
軸等の使用も考えられる。〔実施例3〕また、上記第2
実施例においては、ボルト着脱機28の左右両側に搬送
用車輪34を設け、左右のレールにそれぞれ係合するよ
うにしたものを示したが、第11図に示すように、その
一側のみに搬送用車輪34を設けるようにすることもで
きる。
すなわち、ボルト着脱機28の一側には、レール41の
走行案内面を挟持し得る両フランジ付の搬送用車輪42
が装着され、またその傾倒を防止するためその下方には
案内レール43に接触する水平方向車輪44が設けられ
ている。
走行案内面を挟持し得る両フランジ付の搬送用車輪42
が装着され、またその傾倒を防止するためその下方には
案内レール43に接触する水平方向車輪44が設けられ
ている。
〔実施例4〕
第12図はボルト着脱機の一側部のみに搬送用車輪42
を設けたものの他の実施例であり、この場合ボルト着脱
機走行用のレール41および案内レール43の一端部の
所定長さ部分が縦軸41aを中心として外方に揺動でき
るようにしてある。
を設けたものの他の実施例であり、この場合ボルト着脱
機走行用のレール41および案内レール43の一端部の
所定長さ部分が縦軸41aを中心として外方に揺動でき
るようにしてある。
しかして、ボルト着脱機28を支持台から取り除いた後
、ビーム22を使用して制御棒駆動機構の取り外し作業
を作業室の側壁近傍部て行なう場合、ボルト着脱機28
をレール41および案内レール43と共に縦軸41aを
中心として横方向に揺動させ、ボルト着脱機28が上記
作業のじやまにならないようにすることができる。〔実
施例5〕 第13図乃至第14図は本発明のさらに他の実施例あり
、ボルト着脱機の支持台26への着脱を回転フレームを
有する台車により行なわせるようにしたものである。
、ビーム22を使用して制御棒駆動機構の取り外し作業
を作業室の側壁近傍部て行なう場合、ボルト着脱機28
をレール41および案内レール43と共に縦軸41aを
中心として横方向に揺動させ、ボルト着脱機28が上記
作業のじやまにならないようにすることができる。〔実
施例5〕 第13図乃至第14図は本発明のさらに他の実施例あり
、ボルト着脱機の支持台26への着脱を回転フレームを
有する台車により行なわせるようにしたものである。
すなわち、プラットホーム5の下面には走行台車21の
走行方向に延びる断面I字状のレール45が設けられて
おり、また上記走行台車21の一側下方部にはボルト着
脱機搬送台車46が腕47によつて吊設されている。
走行方向に延びる断面I字状のレール45が設けられて
おり、また上記走行台車21の一側下方部にはボルト着
脱機搬送台車46が腕47によつて吊設されている。
上記ボルト着脱機搬送台車46の上部には、前記レール
45の垂直辺45aの両側に配設され且つ下辺45bの
上面を転動する走行輪48,48および上記下辺45b
の両側面に当接する案内輪49,49が設けられており
、上記ボルト着脱機搬送台車46が前記走行台車21の
走行に伴つて検印され、上記走行輪48および案内輪4
9によつて案内走行し得るようにしてある。
45の垂直辺45aの両側に配設され且つ下辺45bの
上面を転動する走行輪48,48および上記下辺45b
の両側面に当接する案内輪49,49が設けられており
、上記ボルト着脱機搬送台車46が前記走行台車21の
走行に伴つて検印され、上記走行輪48および案内輪4
9によつて案内走行し得るようにしてある。
上記ボルト着脱機搬送台車46にはまた、ボルト着脱機
28を前記支持台26の昇降通路範囲内に搬入,搬出せ
しめる移動装置を構成する回転フレーム50の基端部が
縦軸51によつて枢着されている。
28を前記支持台26の昇降通路範囲内に搬入,搬出せ
しめる移動装置を構成する回転フレーム50の基端部が
縦軸51によつて枢着されている。
上記回転フレーム50は、その先端部が垂直状態のビー
ム22の全面位置とそれから離間した位置との間を移動
し得るように、駆動装置52によつてほぼ90゜の範囲
にわたつて揺動されるように構成されており、その先端
部には、第15図に示すように、断面コ字状のボルト着
脱機掛止部50aが形成されている。上記掛止部50a
はその掛止部50aが垂直状態にあるビーム22の前面
位置にあるとき(一点鎖線)、その開口部が上記ビーム
22に対向するように形成されており、その開口部の両
側壁部には、前記ボルト着脱機28の両側壁に突設され
たピン28aを掛止し得る凹部50bが設けられている
。
ム22の全面位置とそれから離間した位置との間を移動
し得るように、駆動装置52によつてほぼ90゜の範囲
にわたつて揺動されるように構成されており、その先端
部には、第15図に示すように、断面コ字状のボルト着
脱機掛止部50aが形成されている。上記掛止部50a
はその掛止部50aが垂直状態にあるビーム22の前面
位置にあるとき(一点鎖線)、その開口部が上記ビーム
22に対向するように形成されており、その開口部の両
側壁部には、前記ボルト着脱機28の両側壁に突設され
たピン28aを掛止し得る凹部50bが設けられている
。
しかして、制御棒駆動機構27の取り外しに際しては、
支持台26てボルト着脱機28と干渉しない位置まで下
降させ、前記回転フレーム50を90゜揺動させ、回転
フレーム50の掛止部50aに掛止されているボルト着
脱機28を上記支持台26の上方位置に移動させる。
支持台26てボルト着脱機28と干渉しない位置まで下
降させ、前記回転フレーム50を90゜揺動させ、回転
フレーム50の掛止部50aに掛止されているボルト着
脱機28を上記支持台26の上方位置に移動させる。
そこで、支持台26を上昇させ、ボルト着脱機28ら設
けられた係止片28bに支持台26の両側壁頂端部に形
成された凹部26aを係合させることによつて上記ボル
ト着脱機28を支持し、さらに回転フレーム50の凹部
50bからボルト着脱機のピン28aが抜け出るまで支
持台26をわずかに上昇させる。このようにして回転フ
レーム50からボルト着脱機28のピン28aが離脱し
たら、回転フレーム50を元に戻す(第15図実線位置
)。そこで、チェーン25を回動して、支持台26をボ
ルト着脱機28とともに上昇させ、原子炉圧力容器炉底
部に装着されている制御棒駆動機構にボルト着脱機28
を圧設支持し、上記ボルト着脱機28の作動により制御
棒駆動機構27を原子炉圧力容器底部に締結しているボ
ルトを抜く。
けられた係止片28bに支持台26の両側壁頂端部に形
成された凹部26aを係合させることによつて上記ボル
ト着脱機28を支持し、さらに回転フレーム50の凹部
50bからボルト着脱機のピン28aが抜け出るまで支
持台26をわずかに上昇させる。このようにして回転フ
レーム50からボルト着脱機28のピン28aが離脱し
たら、回転フレーム50を元に戻す(第15図実線位置
)。そこで、チェーン25を回動して、支持台26をボ
ルト着脱機28とともに上昇させ、原子炉圧力容器炉底
部に装着されている制御棒駆動機構にボルト着脱機28
を圧設支持し、上記ボルト着脱機28の作動により制御
棒駆動機構27を原子炉圧力容器底部に締結しているボ
ルトを抜く。
このようにしてボルトを抜いた後、支持台26を下降さ
せると、制御棒駆動機構27も下降するが、この制御棒
駆動機構27が所定量引き抜かれた時点で上記制御棒駆
動機構27を掴み腕31によつて把持し、その後回転フ
レーム50をビーム22側に揺動させ、しかる後支持台
26をわずかに下降させて、ボルト着脱機28のピン2
8aを回転フレーム50の掛止部50aに掛合させると
ともに、係止片28bを支持台26から離脱させる。そ
こで、回転フレーム50によつて支持されたボルト着脱
機28を上記回転フレーム50の回動により、前記支持
台26の昇降通路から側方に移動させ、以後第1の実施
例と同様にして、支持台26の上動および下降により制
御棒駆動機構を下限位置まて降ろし、さらにその制御棒
駆動機構を保守点検室等に搬出する。
せると、制御棒駆動機構27も下降するが、この制御棒
駆動機構27が所定量引き抜かれた時点で上記制御棒駆
動機構27を掴み腕31によつて把持し、その後回転フ
レーム50をビーム22側に揺動させ、しかる後支持台
26をわずかに下降させて、ボルト着脱機28のピン2
8aを回転フレーム50の掛止部50aに掛合させると
ともに、係止片28bを支持台26から離脱させる。そ
こで、回転フレーム50によつて支持されたボルト着脱
機28を上記回転フレーム50の回動により、前記支持
台26の昇降通路から側方に移動させ、以後第1の実施
例と同様にして、支持台26の上動および下降により制
御棒駆動機構を下限位置まて降ろし、さらにその制御棒
駆動機構を保守点検室等に搬出する。
以上説明したように、本発明は圧力容器の下方に配設さ
れた走行台車にビームを揺動可能に装着し、そのビーム
に制御棒駆動機構の案内兼把持用の掴み腕を設けるとと
もに、上記ビームの縁に沿つて走行し得る支持台を設け
たものにおいて、プラットホームの下方に走行台車の走
行方向と平行に配設されたボルト着脱機搬送用のレール
を設け、上記ボルト着脱機に、上記レール上を走行する
台車または上記レールに掛合する掛合部材を設けるとと
もに、そのボルト着脱機を前記支持台の昇降通路範囲に
搬入搬出せしめる駆動装置を設けたので、ボルト着脱機
の搬入搬出を前述の如く全て機械的にでき、制御棒駆動
機構交換室内での作業員の直接作業を省略することがで
きる。
れた走行台車にビームを揺動可能に装着し、そのビーム
に制御棒駆動機構の案内兼把持用の掴み腕を設けるとと
もに、上記ビームの縁に沿つて走行し得る支持台を設け
たものにおいて、プラットホームの下方に走行台車の走
行方向と平行に配設されたボルト着脱機搬送用のレール
を設け、上記ボルト着脱機に、上記レール上を走行する
台車または上記レールに掛合する掛合部材を設けるとと
もに、そのボルト着脱機を前記支持台の昇降通路範囲に
搬入搬出せしめる駆動装置を設けたので、ボルト着脱機
の搬入搬出を前述の如く全て機械的にでき、制御棒駆動
機構交換室内での作業員の直接作業を省略することがで
きる。
したがつて作業員の安全性を向上せしめることがてきる
とともに、多数の作業員を必要とすることもなく大幅の
省力化を画ることができる等の効果を奏する。
とともに、多数の作業員を必要とすることもなく大幅の
省力化を画ることができる等の効果を奏する。
第1図乃至第3図は従来の制御棒駆動機構交換装置の概
略説明図、第4図は本発明の制御棒駆動機構交換装置の
側面図、第5図は同正面図、第6図および第7図は同上
作業説明図、第8図乃至第10図は本発明の他の実施例
の側面図、正面図および要部斜視図、第11図および第
12図は本発明のさらに他の実施例の正面図および要部
斜視図、第13図乃至第15図は本発明のさらに他の実
施例を示す図て、第13図はその正面図、第14図は側
面図、第15図はボルト着脱機搬送台車のフレーム部の
平面図である。 1 ・・・・・・制御棒駆動機構交換作業室、5 ・・
・・・・プラットホーム、21・・・・・・走行台車、
?2 ・・・・・・ビーム、26・・・・・・支持台、
27・・・・・・制御棒駆動機構、28ボルト着脱機、
28a・・・・・・ピン(掛合部材)、29・・・・・
・ボルト着脱機搬送用レール、30,46・・・・・・
ボルト着脱機搬送台車、30a・・・・・・駆動装置、
31・・・・・・掴み腕、34・・・・・・搬送用車輪
(掛合部材)、40・・・・・・ブッシャー用台車、5
0・・・・・・回転可能なフレーム。
略説明図、第4図は本発明の制御棒駆動機構交換装置の
側面図、第5図は同正面図、第6図および第7図は同上
作業説明図、第8図乃至第10図は本発明の他の実施例
の側面図、正面図および要部斜視図、第11図および第
12図は本発明のさらに他の実施例の正面図および要部
斜視図、第13図乃至第15図は本発明のさらに他の実
施例を示す図て、第13図はその正面図、第14図は側
面図、第15図はボルト着脱機搬送台車のフレーム部の
平面図である。 1 ・・・・・・制御棒駆動機構交換作業室、5 ・・
・・・・プラットホーム、21・・・・・・走行台車、
?2 ・・・・・・ビーム、26・・・・・・支持台、
27・・・・・・制御棒駆動機構、28ボルト着脱機、
28a・・・・・・ピン(掛合部材)、29・・・・・
・ボルト着脱機搬送用レール、30,46・・・・・・
ボルト着脱機搬送台車、30a・・・・・・駆動装置、
31・・・・・・掴み腕、34・・・・・・搬送用車輪
(掛合部材)、40・・・・・・ブッシャー用台車、5
0・・・・・・回転可能なフレーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子炉圧力容器の下方に設けられた制御棒駆動機構
交換作業室内に水平面内で回転可能に配設されたプラッ
トホームと、このプラットホーム上に直線走行し得るよ
うに載置された走行台車と、上記走行台車に垂直位置お
よび水平位置間を揺動可能に装着され、制御棒駆動機構
を支持しこれを垂直方向に移動させる支持台を具備した
ビームとを有する制御棒駆動機構交換装置において、上
記プラットホームの下方に上記走行台車の走行方向と平
行に配設されたボルト着脱機搬送用のレールと、上記ボ
ルト着脱機搬送用のレール上を走行し得るボルト着脱機
搬送台車上或は上記ボルト着脱機搬送用のレール上に掛
合する掛合部材が突設され、上記支持台の垂直方向移動
によつて上記掛合部材を介し前記ボルト着脱機搬送台車
或は上記ボルト着脱機搬送用のレールに装脱されるボル
ト着脱機と、上記ボルト着脱機搬送台車等に装着された
ボルト着脱機を前記支持台の昇降通路範囲に搬入搬出せ
しめる移動装置とを有することを特徴とする、制御棒駆
動機構交換装置。 2 前記掛合部材は、ボルト着脱機搬送台車に掛合する
ピンであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
載の制御棒駆動機構交換装置。 3 前記掛合部材はボルト着脱機の側部に設けられ前記
ボルト着脱機搬送用のレールと直接掛合し得る搬送用車
輪であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
の制御棒駆動機構交換装置。 4 前記ボルト着脱機搬送用のレールは支持台の昇降通
路の両側に設けられていることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項記載の制御棒駆動機構交換装置。 5 前記ボルト着脱機搬送用のレールは支持台の昇降通
路の一側にのみ設けられていることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項記載の制御棒駆動機構交換装置。 6 前記ボルト着脱機搬送用のレールは部分的に水平方
向に回動可能であり、ボルト着脱機を前記支持台の昇降
通路外に位置せしめ得ることを特徴とする、特許請求の
範囲第5項記載の制御棒駆動機構交換装置。 7 前記ボルト着脱機搬送台車は、縦軸を中心として回
動可能なフレームを有し、上記フレームの先端部にボル
ト着脱機掛止部が形成されるとともに、上記フレームの
回動によつて上記ボルト着脱機を支持台の昇降通路外に
位置せしめ得ることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項記載の制御棒駆動機構交換装置。 8 前記ボルト着脱機搬送台車は、プラットホーム上を
走行する走行台車に連結されていることを特徴とする、
特許請求の範囲第7項記載の制御棒駆動機構交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52093137A JPS6048715B2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 | 制御棒駆動機構交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52093137A JPS6048715B2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 | 制御棒駆動機構交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5427699A JPS5427699A (en) | 1979-03-01 |
JPS6048715B2 true JPS6048715B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=14074127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52093137A Expired JPS6048715B2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 | 制御棒駆動機構交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048715B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193002A (ja) * | 1989-12-23 | 1991-08-22 | Kokutoo:Kk | ネックレス |
-
1977
- 1977-08-03 JP JP52093137A patent/JPS6048715B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193002A (ja) * | 1989-12-23 | 1991-08-22 | Kokutoo:Kk | ネックレス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5427699A (en) | 1979-03-01 |
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