JPS6046612B2 - マンホ−ルに於けるア−ス工法 - Google Patents
マンホ−ルに於けるア−ス工法Info
- Publication number
- JPS6046612B2 JPS6046612B2 JP57058211A JP5821182A JPS6046612B2 JP S6046612 B2 JPS6046612 B2 JP S6046612B2 JP 57058211 A JP57058211 A JP 57058211A JP 5821182 A JP5821182 A JP 5821182A JP S6046612 B2 JPS6046612 B2 JP S6046612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- manhole
- side wall
- rod
- earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（１）発明の技術分野
本発明はケーブル伝送の中継装置等を既存のマンホール
に設置する場合に必要なアースを設けるためのアースエ
法に関するものである。
に設置する場合に必要なアースを設けるためのアースエ
法に関するものである。
（２）従来技術と問題点従来のマンホールに於けるアー
スエ法として。
スエ法として。
は、ワイヤアダプタを用いる工法とか、リード線を直接
シールする工法が用いられている。第１図および第２図
は従来のアースエ法を説明するための図であり、第１図
はワイヤアダプタを用いる工法、第２図はリード線を直
接シールする工法をそれぞれ示す。第１図に示すアース
エ法はマンホール１の側壁２に外側よりアダプタを挿入
する孔３を設け、地中に埋設したアース棒４に接続した
アダプタ５をマンホール外側より前記孔３に挿入し、外
部をセメント６で封止するのである。
シールする工法が用いられている。第１図および第２図
は従来のアースエ法を説明するための図であり、第１図
はワイヤアダプタを用いる工法、第２図はリード線を直
接シールする工法をそれぞれ示す。第１図に示すアース
エ法はマンホール１の側壁２に外側よりアダプタを挿入
する孔３を設け、地中に埋設したアース棒４に接続した
アダプタ５をマンホール外側より前記孔３に挿入し、外
部をセメント６で封止するのである。
また第２図に示すリード線を直接シールする工法はマン
ホール１の側壁２に貫通孔７をあけ、地中に埋設したア
ース棒４に接続したり−ド線８をマンホール１内に引き
入れたのち、孔７をセメント９で封止するのである。と
ころが第１図に示す工法は防水性は良いがマンホールの
外部の土砂を掘削する必要であり、またアダプタ挿入用
の孔３を穿設するため特別の工具や工数を必要とし工事
が大がかりとなる欠点がある。また第２図に示す工法は
前者に比較して工事は容易であるが防水性が劣るという
欠点がある。３） 発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、防水性が良く工事が容
易なマンホールにおけるアースエ法を提供することを目
的とするものである。
ホール１の側壁２に貫通孔７をあけ、地中に埋設したア
ース棒４に接続したり−ド線８をマンホール１内に引き
入れたのち、孔７をセメント９で封止するのである。と
ころが第１図に示す工法は防水性は良いがマンホールの
外部の土砂を掘削する必要であり、またアダプタ挿入用
の孔３を穿設するため特別の工具や工数を必要とし工事
が大がかりとなる欠点がある。また第２図に示す工法は
前者に比較して工事は容易であるが防水性が劣るという
欠点がある。３） 発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、防水性が良く工事が容
易なマンホールにおけるアースエ法を提供することを目
的とするものである。
４）発明の構成
そしてこの目的は本発明によればマンホール側壁にアー
ス棒の外径より僅かに直径の大なる貫通孔を穿設し、予
め後端部に軸方向のすり割りを有するテーパー孔と、そ
の奥のねじ孔とを形成したアース棒を前記マンホール側
壁に穿設した貫通孔に挿通し、該アース棒の後端面がマ
ンホール側壁内面に一致するまで地中に打込んだ後、ア
ース棒のテーパー孔に管状テーパープラグを打込んでマ
ンホール側壁に穿設した貫通孔にアース棒を固定し、次
いでアース端子と座金とバッキングを順次挿通したボル
トをアース棒後端のねじ孔に螺入して締付固定すること
を特徴とするマンホールに於けるアースエ法を提供する
ことによつて達成される。
ス棒の外径より僅かに直径の大なる貫通孔を穿設し、予
め後端部に軸方向のすり割りを有するテーパー孔と、そ
の奥のねじ孔とを形成したアース棒を前記マンホール側
壁に穿設した貫通孔に挿通し、該アース棒の後端面がマ
ンホール側壁内面に一致するまで地中に打込んだ後、ア
ース棒のテーパー孔に管状テーパープラグを打込んでマ
ンホール側壁に穿設した貫通孔にアース棒を固定し、次
いでアース端子と座金とバッキングを順次挿通したボル
トをアース棒後端のねじ孔に螺入して締付固定すること
を特徴とするマンホールに於けるアースエ法を提供する
ことによつて達成される。
（５）発明の実施例
以下本発明実施例を図面によつて詳述する。
第３図は本発明によるマンホールにおけるアースエ法の
手順を説明するための図である。同図において、１０は
マンホールの側壁、１１はマンホールの周囲の土砂、１
２はマンホールの側壁に穿設された貫通孔、１３はアー
ス棒、１４はテーパープラグ、１５はボルト、１６はア
ース端子、１７は座金、１８はゴム、フェルト等のバッ
キングをそれぞれ示している。図により本発明のアース
エ法を説明すると、先ずａ図の如くマンホールの側壁１
０にアース棒の外径より僅かに大きい直径の貫通孔１２
を穿設する。
手順を説明するための図である。同図において、１０は
マンホールの側壁、１１はマンホールの周囲の土砂、１
２はマンホールの側壁に穿設された貫通孔、１３はアー
ス棒、１４はテーパープラグ、１５はボルト、１６はア
ース端子、１７は座金、１８はゴム、フェルト等のバッ
キングをそれぞれ示している。図により本発明のアース
エ法を説明すると、先ずａ図の如くマンホールの側壁１
０にアース棒の外径より僅かに大きい直径の貫通孔１２
を穿設する。
次にｂ図の如くその後端部にすり割１３ａを有するテー
パー孔１３ｂ１及びその奥に形成されたねじ孔１３ｃを
有するアース棒１３を、マンホール内側より貫通孔１２
に挿入し、その後端面がマンホール側壁１０の内面と一
致するまで土中１１に打ち込む。次いでＣ図の如くアー
ス棒１３のテーパー孔１３ｂにテーパープラグ１４を打
ち込み、アース棒１３の後冫端部の直径を拡大せしめ（
この拡大はすり割り１３ａがあるので容易である。）貫
通孔１２の内面に密着させて固定する。最後にｄ図の如
くボルト１５にアース端子１６、座金１７、バッキング
１８を順次挿通し、このボルト１５をアース棒１３のね
じ孔１３ｃにねじ込み締付け固定する。以上説明した本
発明のアースエ法は、貫通孔１２の孔あけ、アース棒１
３の打込み、アース端子１６の取付等の作業が全べてマ
ンホールの内部から行なうことができるので、マンホー
ル外部の土砂の掘削埋戻し等の作業を必要とせす作業が
著しく簡単となる。
パー孔１３ｂ１及びその奥に形成されたねじ孔１３ｃを
有するアース棒１３を、マンホール内側より貫通孔１２
に挿入し、その後端面がマンホール側壁１０の内面と一
致するまで土中１１に打ち込む。次いでＣ図の如くアー
ス棒１３のテーパー孔１３ｂにテーパープラグ１４を打
ち込み、アース棒１３の後冫端部の直径を拡大せしめ（
この拡大はすり割り１３ａがあるので容易である。）貫
通孔１２の内面に密着させて固定する。最後にｄ図の如
くボルト１５にアース端子１６、座金１７、バッキング
１８を順次挿通し、このボルト１５をアース棒１３のね
じ孔１３ｃにねじ込み締付け固定する。以上説明した本
発明のアースエ法は、貫通孔１２の孔あけ、アース棒１
３の打込み、アース端子１６の取付等の作業が全べてマ
ンホールの内部から行なうことができるので、マンホー
ル外部の土砂の掘削埋戻し等の作業を必要とせす作業が
著しく簡単となる。
また水漏れに対してはバッキング１８がマンホール側壁
１０に密着されるので十分な水漏れ防止が可能である。
（７）発明の効果以上、詳細に説明したように本発明の
マンホールにおけるアースエ法は、作業が全べてマンホ
ール内部から行なうことができるので簡単容易であり、
また水漏れに対しても十分防止できるといつた効果大な
るものである。
１０に密着されるので十分な水漏れ防止が可能である。
（７）発明の効果以上、詳細に説明したように本発明の
マンホールにおけるアースエ法は、作業が全べてマンホ
ール内部から行なうことができるので簡単容易であり、
また水漏れに対しても十分防止できるといつた効果大な
るものである。
第１図は従来のワイヤアダプタを用いるアース工法を説
明するための図、第２図は従来のリード線を直接シール
するアースエ法を説明するための図、第３図は本発明に
よるマンホールにおけるアースエ法の手順を説明するた
めの図である。
明するための図、第２図は従来のリード線を直接シール
するアースエ法を説明するための図、第３図は本発明に
よるマンホールにおけるアースエ法の手順を説明するた
めの図である。
Claims (1)
- １ マンホール側壁にアース棒の外径より僅かに直径の
大なる貫通孔を穿設し、予め後端部に軸方向のすり割り
を有するテーパー孔と、その奥のねじ孔とを形成したア
ース棒を前記マンホール側壁に穿設した貫通孔に挿通し
、該アース棒の後端面がマンホール側壁内面に一致する
まで地中に打込んだ後、アース棒のテーパー孔に管状テ
ーパープラグを打込んでマンホール側壁に穿設した貫通
孔にアース棒を固定し、次いでアース端子と座金とパッ
キングを順次挿通したボルトをアース棒後端のねじ孔に
螺入して締付固定することを特徴とするマンホールに於
けるアース工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57058211A JPS6046612B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | マンホ−ルに於けるア−ス工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57058211A JPS6046612B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | マンホ−ルに於けるア−ス工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58179112A JPS58179112A (ja) | 1983-10-20 |
| JPS6046612B2 true JPS6046612B2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=13077709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57058211A Expired JPS6046612B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | マンホ−ルに於けるア−ス工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046612B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62126024U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-10 | ||
| JPS6358417U (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-19 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP57058211A patent/JPS6046612B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62126024U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-10 | ||
| JPS6358417U (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58179112A (ja) | 1983-10-20 |
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