JP2001177965A - 壁体への螺旋管体連結用コネクタ - Google Patents

壁体への螺旋管体連結用コネクタ

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JP2001177965A
JP2001177965A JP35446299A JP35446299A JP2001177965A JP 2001177965 A JP2001177965 A JP 2001177965A JP 35446299 A JP35446299 A JP 35446299A JP 35446299 A JP35446299 A JP 35446299A JP 2001177965 A JP2001177965 A JP 2001177965A
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spiral
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pipe
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JP35446299A
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Hiroyuki Amatsutsu
啓之 天筒
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Totaku Industries Inc
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドホール等への管体の取付け固定作業が
極めて容易迅速にでき、管体内部と外部との間の密閉状
態を保持し、取付け作業が完了すると直ちに管体内への
電線等の配線挿通作業が可能な螺旋管体の連結用コネク
タの提供。 【解決手段】 壁体Wに対して螺旋波形の管体Pを連結
するのに用いるコネクタであって、全体が筒状で、前記
壁体Wに固定される先端側筒状部11と、パッキング部
材3を内面側に保持する外広がりのテーパー部12と、
前記管体Pの外周螺旋と逆ネジ状として内周面に形成さ
れた螺旋状突条部13とが、前記壁体側から壁体の外側
に向けて順次配設されているコネクタ本体1と、前記螺
旋状突条部13と嵌合する螺旋状突条21を外周面に備
え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条22を
内周面に備えたホルダー2と、前記管体Pの先端近くの
外周に外嵌されて前記コネクタ本体1におけるテーパー
部12の内部に配置されるパッキング部材3とによって
構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電線・電
話線・光ケーブル等のケーブル保護管路を地中に埋設形
成するとき、ケーブルの中継地として設置されるハンド
ホールやマンホール等の壁体に対して、螺旋管体を接続
連結するときに使用する螺旋管体連結用のコネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、地中にケーブル管路を敷設形
成するとき、ケーブルの中継地として管路の適宜間隔毎
にハンドホールやマンホール(以下両ホールを代表して
ハンドホールという)が設置される。このハンドホール
を設置するに当たっては、周知のように、地面を所要深
さに掘削し、その掘削穴内にコンクリートを打設してハ
ンドホールの周壁体(側壁)を形成する。このとき、同
時に、ケーブル管路形成用の管体を接続連結するため
の、ハンドホールの内外に通じる貫通孔を側壁に形成し
ておき、この貫通孔に対して管路形成用の管体を接続連
結させている。
【0003】而して、従来は、このハンドホールの側壁
に管体を接続連結するのに、側壁の貫通孔と、この貫通
孔に挿通した管体との隙間にモルタルを注入充填し、そ
の固化によって、ハンドホールに対する管体の固定と止
水を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、このような
従来の管体接続連結手段にあっては、モルタルの注入作
業に経験を必要とし、止水状態を確保する必要性から時
間と手間がかかり、モルタルの漏れだし防止のための作
業を必要とし、更に、モルタル硬化のための待機時間を
必要とし、ハンドホールへの管体の外形上の接続が完了
しても、直ちに管体内に電線等のケーブル挿通配線作業
を行うことはできないものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来のハン
ドホール等への管体の接続連結手段が有していた課題を
解決することを目的とし、ハンドホール等への管体の取
付け固定作業が極めて容易に迅速に行うことができ、し
かも、管体内部と外部との間の密閉状態を保持すると共
に、管体の取付け作業が完了するや否や、直ちに、管体
内への電線等の配線挿通作業を行うことができる全く新
しい手段の螺旋管体の連結用コネクタを提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明の構成を、実施例において使用した符号を
用いて説明すると、本発明にいう壁体への螺旋管体の連
結用コネクタの第1の構成は、壁体Wに対して螺旋波形
の管体Pを連結するのに用いるコネクタであって、全体
が筒状で、前記壁体Wに固定される先端側筒状部11
と、パッキング部材3を内面側に保持する外広がりのテ
ーパー部12と、前記管体Pの外周螺旋と逆ネジ状とし
て内周面に形成された螺旋状突条部13とが、前記壁体
側から壁体の外側に向けて順次配設されているコネクタ
本体1と、前記螺旋状突条部13と嵌合する螺旋状突条
21を外周面に備え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合する
螺旋状突条22を内周面に備えたホルダー2と、前記管
体Pの先端近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本体1
におけるテーパー部12の内部に配置されるパッキング
部材3とによって構成したものである。
【0007】また、第2の構成は、壁体Wに対して螺旋
波形の管体Pを連結するのに用いるコネクタであって、
全体が筒状で、前記壁体Wに固定される先端側筒状部1
1と、パッキング部材3を内面側に保持する外広がりの
テーパー部12と、前記管体Pの外周螺旋と逆ネジ状と
して外周面に形成された螺旋状突条部13とが、前記壁
体側から壁体の外側に向けて順次配設されているコネク
タ本体1と、前記螺旋状突条部13と嵌合する螺旋状突
条21を内周面に備え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合す
る螺旋状突条22を内周面に備えたホルダー2と、前記
管体Pの先端近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本体
1におけるテーパー部12の内部に配置されるパッキン
グ部材3とによって構成したものである。
【0008】更に、第3の構成は、全体が筒状で、前記
壁体Wに固定される先端側筒状部11と、パッキング部
材3を内面側に保持する外広がりのテーパー部12と、
大径円筒部15とが、前記壁体側から壁体の外側に向け
て順次配設され、外端部の外周面に連結ネジ13aが形
成されているコネクタ本体1と、前記大径円筒部15内
に回転自在に挿入される大径突出部25を外周面に備
え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条22を
内周面に備えたホルダー本体2Aと、前記連結ネジ13
aと嵌合する締め付けネジ21aを内周面に備え、前記
ホルダー本体2Aの大径突出部25の外端面に接当する
小径筒部26を備えたホルダー係止体2Bと、前記管体
Pの先端近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本体1に
おけるテーパー部12の内部に配置されるパッキング部
材3とからなる構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】ここにいう壁体Wとは、前記例示
したハンドホールやマンホールHを構成する周囲の側壁
であることのみならず、その他の壁体であってもよく、
また、縦壁に限らず水平壁であってもよいことは言うま
でもない。但し、本発明にいうコネクタは、管体の外周
面が螺旋凹凸波形状になっている管体のみを対象として
使用するもので、平滑筒状の管体や環状凹凸波形の管体
については、これを発明対象外としている。
【0010】本発明にいう前記コネクタ本体1やホルダ
ー2は、例えばポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニー
ル樹脂のような耐候性・耐水性に優れた合成樹脂素材を
用いてインゼクション成形するのが好ましい。しかし、
コネクタ本体は板金加工品のような金属製のものであっ
ても実施をすることができる。また、パッキング部材3
は、天然ゴムや合成ゴムまたはこれらのゴム素材を混合
した弾性材で環状に形成したものやシート状のものを巻
き付けて使用することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面に基づい
て説明する。図中、図1及び図2は、本発明にいうコネ
クタの第1実施例について示したもので、図1は使用状
態の全体形状を示す断面図、図2はハンドホールへの取
付け状態を説明する要部の部分断面図である。
【0012】而して、本発明にいうコネクタは、図1に
示したように、コネクタ本体1とホルダー2とパッキン
グ部材3とによって構成されている。コネクタ本体1
は、図1、図2にみられるように、ハンドホールHに連
結して使用する筒体であって、即ち、ハンドホールHの
壁体Wに直接モールドされたり壁体Wに形成された貫通
孔hに挿入して固定される先端側筒状部11と、コネク
タ本体1と電線等のケーブルを保護するための管路を構
成する管体Pとの間の気密性を保つパッキング部材3を
保持するための、壁面がハンドホールHの外部に向かっ
て外広がり状となっているテーパー部12と、管体Pを
コネクタ本体1の内部に保持するためのホルダー2の外
周面に形成されている螺旋状突条21と係合する突条部
13であって、前記管体Pの外周螺旋とは逆ネジ状の螺
旋で、該実施例では、管体Pの螺旋ピッチよりも大きい
ピッチに形成した螺旋状突条部13とが、順次的に一体
的に形成されている。更に、図1に見られるように、本
実施例のコネクタ本体1は、ハンドホールHの内部に面
した先端部に、電線等のケーブルを管内へ挿入する時や
管内からケーブルを送り出す時に案内となる、外周方向
に折れ曲ったラッパ状のフランジ部14を備えている。
この実施例に示した前記螺旋状突条部13は、管体Pの
螺旋ピッチとほぼ同じピッチとして実施してもよい。
【0013】該コネクタ本体1は、ハンドホールHの構
築時に筒状部11でコンクリート壁中にモールドされ、
結果として壁体Wに形成される貫通孔hを貫通して管路
を形成する状態に固定される。コネクタ本体1は上記の
ごとくハンドホールHの構築時に壁体Wに固定してもよ
いが、既存のハンドホールに取付ける場合は、予め形成
してある貫通孔hにコネクタ本体1の筒状部11を挿入
させて隙間にモルタルを充填させて固定させておくこと
もできる。
【0014】ホルダー2は、図3乃至図6に示すよう
に、コネクタ本体1と同じくポリエチレン樹脂素材で、
一般に知られたインゼクション成形手段によって成形し
てある。そして全体として筒状になっていて、外周面に
は前記したコネクタ本体1の螺旋状突条部13と係合す
る螺旋状突条21が形成されていると共に、内周面に管
体Pの螺旋凹凸状の外周面と係合する螺旋状突条22が
形成されている。更に、コネクタの壁体W側とは反対側
即ち、外側の端部にはフランジ23が突出形成されてお
り、当該フランジ23の周囲複数箇所には、円周方向に
回転させるための、作業用工具係合用の切欠部24が形
成されている。
【0015】パッキング部材3は、図7乃至図10に示
すように、ゴムからなる環状構造で、外周面は前記コネ
クタ本体1のテーパー部12の内周面と密着し得る形状
寸法の円錐面31となっており、また、内周面は前記管
体Pの螺旋凹凸状の外周面に密着して嵌合し得る直径の
円筒面32と、同じく管体Pの螺旋凹凸状の外周面の凹
条部に密着して嵌合し得る螺旋状の凸条33とが一体的
に形成され、管体Pの先端部に螺合して取付けられる。
尚、このパッキング部材3は管体Pの周辺部からハンド
ホールH内部への湿気や水分の侵入を防ぐ目的を有する
ので、その軸方向の長さは少なくとも管体Pの外周面の
螺旋条の1ピッチ以上である事が望ましく、螺旋状の凸
条33は前記外周螺旋の凹条部を伝わって湿気や水分の
侵入を防ぐためのものであるから管体Pの凹条部の1ピ
ッチ分の全周を覆う必要はなく、本実施例では凹条部の
90°角の長さ範囲のものとしてある。
【0016】次いで、上記のような各部材からなるコネ
クタを、ハンドホールHに対して螺旋管体Pを接続連結
する際における使用例について、図11を参照しながら
説明する。先ず、ケーブル管路形成用の螺旋管体Pの端
部から、ホルダー2をそのフランジ23側を先行させて
螺旋状に回転させながら管体P上に外嵌させる。次に、
環状のパッキング部材3を同様にして、その後から管体
Pの先端部に外嵌させる。このようにした後、先行して
ハンドホールHの壁体Wに固定してあるコネクタ本体1
の外端内に管体Pの先端を挿入する。
【0017】次いで、ホルダー2を管体Pの外周面に沿
って回転させながら、その外周面の螺旋状突条21をコ
ネクタ本体1の螺旋状突条部13と螺合させ、当該ホル
ダー2を前記コネクタ本体1内に推し進める。この場
合、ホルダー2の内周面の螺旋状突条22及び管体P外
周面の螺旋凹凸のピッチと、ホルダー2の外周面の螺旋
状突条21及びコネクタ本体1の螺旋状突条部13のピ
ッチとの和だけ、ホルダー2がコネクタ本体1の内部を
ハンドホールH方向に、例えば図11におけるLpの長
さだけ移動するにつれて、管体Pそれ自体も、ホルダー
2の回転によって前進し、両者の和に相当する長い距離
L2を直進状に推し進められ、図1に見られるように、
管体Pの先端部に外嵌されていたパッキング部材3の円
錐面31がコネクタ本体1のテーパー部12の内周面に
当接するに至る。この時、管体Pにはホルダー2による
推進力と傾斜面の作用とで当接面には円錐面31と垂直
方向に大きな圧力が発生し、パッキング部材3はテーパ
ー部12に十分に押圧され、管体Pは外部環境に対して
密閉された状態となる。
【0018】尚、図面には記載を省略してあるが、ホル
ダー2の回転に際しては、ホルダー2のフランジ23の
切欠部24にホルダー回転操作用工具を係合させて回転
操作する。或いは、例えば、フランジ23の外形を角形
に形成して工具による回転をさせることもできる。ま
た、同フランジ23の外形を周方向に凹凸状に(即ちロ
ーレット類似の形状に)形成して、手によって容易に回
転させることができるようにしてもよい。
【0019】図12は第2実施例について図1と同じ部
分を示した断面図であって、前記第1実施例と対比した
とき、コネクタ本体1の全長を実質的にハンドホール構
成壁Wの厚さと同程度の長さのものとした実施例であ
る。従って、図示のように、テーパー部12と螺旋突条
部13とは、ハンドホール壁Wの厚さ幅内に納められて
いる。その他の点は、第1実施例のものと大差はない。
【0020】図13及び図14は、第2の構成、即ち、
請求項3に記載の発明の実施例について示したもので、
前記第1実施例における図11と図1とそれぞれ同じ部
分を示した断面図である。この第2の構成の実施例を前
記第1実施例と対比したとき、コネクタ本体1の螺旋突
条部13を外周面に形成し、ホルダー2の螺旋状突条2
1を内周面に形成し、ホルダー2をコネクタ本体1に対
して外ネジ状に嵌合させるようにしたものである。ま
た、パッキング部材3は、その幅方向の全面に螺旋状凸
状33を形成してあるものを示してある。その他の点
は、前記第1実施例のものと大差はない。
【0021】図15乃至図17は、本発明の第3の構成
のもの、即ち、請求項4に記載の構成についての実施例
を示したものであって、図15はコネクタ本体1に対す
る連結前の状態を示し、図16はコネクタ本体1に対し
てホルダー係止体2Bを連結した状態を示し、図17は
前記第1実施例における図1と同じ部分を示したそれぞ
れ断面図である。該実施例の構造は、前記第1実施例に
おけるホルダー2に相当する部材を、それ自体は回転だ
けをし、回転しても前進をせず、回転によって管体Pの
前進作用だけを行う構造としたものである。
【0022】即ち、該実施例に示したコネクタは、コネ
クタ本体1における外端部の内面側に大径円筒部15を
形成し、その外周面に連結ネジ13aを形成してあるも
のとし、ホルダー本体2Aを、内周面に管体Pの外周螺
旋と嵌合する螺旋状突条22を備えている点は前記の各
実施例と同じであるが、外周面の前端側には、前記大径
円筒部15の内部に回転自在に挿入される環状の大径突
出部25を備えているものとし、このホルダー本体2A
とは別に、前記コネクタ本体1における連結ネジ13a
と嵌合する締め付けネジ21aを内周面に備え、前記ホ
ルダー本体2Aの大径突出部25の外端面に接当する小
径筒部26を備えたホルダー係止体2Bを設けて、図1
6に見られるように、この締め付けネジ21aを前記コ
ネクタ本体1における外周面の連結ネジ13aと螺合さ
せて、コネクタ本体1に対してホルダー本体2Aを回転
のみ自在に連結させる構成としたものである。このよう
にすることによって、ホルダー本体2Aの回転によって
管体Pを前進させるようにしたものである。その他の構
成は、前記第1実施例に準ずる。
【0023】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいうコネクタは、ハンドホールその他の壁体に取
付けられるコネクタ本体とケーブル等を挿通保護する管
体とを連結するのに、管体の外周螺旋と係合する螺旋状
突条と、コネクタ本体に形成した螺旋状突条部と係合す
る螺旋状突条とを備えたホルダーを、コネクタ本体と管
体との間に介在させて両者を連結すると共に、連結と同
時に両者の間にパッキング部材が圧入されるようにした
ものであるから、管体先端にパッキング部材を嵌着して
ホルダーを回転させるという操作だけで、ハンドホール
等の壁体への管体の取付け固定作業を極めて容易に迅速
に行うことができ、しかも、管体内部と外部との間の密
閉状態を保持させることができる。更にこの管体取付け
作業が完了すると、直ちに、管体内への電線等の配線挿
通作業を行うことができるという顕著な効果を期待する
ことが出来るに至ったのである。
【0025】また、第2の構成の発明にあっても、上記
と同様の効果を期待することができるものである。
【0026】また、第3の構成の発明にあっても、上記
と同様の効果を期待することができるものであり、更
に、管体を前進させるホルダー自体は前進せず、回転す
るだけであるので、管体のコネクタ本体内への前進操作
を小さい力で行うことができる利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すコネクタの要部の縦断面図。
【図2】ハンドホールへの取付け状態を例示する要部の
縦断面図。
【図3】ホルダーの背面図。
【図4】同側面の半断面図。
【図5】同正面図。
【図6】同斜視図。
【図7】パッキング部材の背面図。
【図8】同中央縦断面図。
【図9】同正面図。
【図10】同斜視図。
【図11】第1実施例のコネクタの使用の態様を説明す
る縦断面図。
【図12】第2実施例を示す図1相当部分の縦断面図。
【図13】第2発明の実施例を示す図11相当部分の縦
断面図。
【図14】第2発明の実施例を示す図1相当部分の縦断
面図。
【図15】第3発明の実施例を示す組み立て前の縦断面
図。
【図16】第3発明の実施例を示すコネクタ本体とホル
ダー係止体との連結状態の縦断面図。
【図17】第3発明の実施例を示す図1相当部分の縦断
面図。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 11 筒状部 12 テーパー部 13 螺旋状突条部 13a 連結ネジ 15 大径円筒部 2 ホルダー 2A ホルダー本体 2B ホルダー係止体 21 螺旋状突条 21a 締め付けネジ 22 管体嵌合螺旋状突条 25 大径突出部 26 小径筒部 3 パッキング部材 31 円錐面 33 凸条 P 螺旋波形の管体 W 壁体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体(W)に対して螺旋波形の管体(P)を連
    結するのに用いるコネクタであって、全体が筒状で、前
    記壁体(W)に固定される先端側筒状部(11)と、パッキン
    グ部材(3)を内面側に保持する外広がりのテーパー部(1
    2)と、前記管体(P)の外周螺旋とは逆ネジ状として内周
    面に形成された螺旋状突条部(13)とが、前記壁体側から
    壁体の外側に向けて順次配設されているコネクタ本体
    (1)と、前記螺旋状突条部(13)と嵌合する螺旋状突条(2
    1)を外周面に備え、前記管体(P)の外周螺旋と嵌合する
    螺旋状突条(22)を内周面に備えたホルダー(2)と、前記
    管体(P)の先端近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本
    体(1)におけるテーパー部(12)の内部に配置されるパッ
    キング部材(3)とからなる壁体への螺旋管体連結用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダー(2)の外周面に形成され
    た、コネクタ本体(1)の螺旋状突条部(13)と嵌合する螺
    旋状突条(21)と、管体(P)の外周螺旋と嵌合する内周面
    に形成された螺旋状突条(22)とが、ほぼ同ピッチか外周
    面側の螺旋状突条(21)を大きいピッチに形成してある請
    求項1に記載の壁体への螺旋管体連結用コネクタ。
  3. 【請求項3】 壁体(W)に対して螺旋波形の管体(P)を連
    結するのに用いるコネクタであって、全体が筒状で、前
    記壁体(W)に固定される先端側筒状部(11)と、パッキン
    グ部材(3)を内面側に保持する外広がりのテーパー部(1
    2)と、前記管体(P)の外周螺旋とは逆ネジ状として外周
    面に形成された螺旋状突条部(13)とが、前記壁体側から
    壁体の外側に向けて順次配設されているコネクタ本体
    (1)と、前記螺旋状突条部(13)と嵌合する螺旋状突条(2
    1)を内周面に備え、前記管体(P)の外周螺旋と嵌合する
    螺旋状突条(22)を内周面に備えたホルダー(2)と、前記
    管体(P)の先端近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本
    体(1)におけるテーパー部(12)の内部に配置されるパッ
    キング部材(3)とからなる壁体への螺旋管体連結用コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 壁体(W)に対して螺旋波形の管体(P)を連
    結するのに用いるコネクタであって、全体が筒状で、前
    記壁体(W)に固定される先端側筒状部(11)と、パッキン
    グ部材(3)を内面側に保持する外広がりのテーパー部(1
    2)と、大径円筒部(15)とが、前記壁体側から壁体の外側
    に向けて順次配設され、外端部の外周面に連結ネジ(13
    a)が形成されているコネクタ本体(1)と、前記大径円筒
    部(15)内に回転自在に挿入される大径突出部(25)を外周
    面に備え、前記管体(P)の外周螺旋と嵌合する螺旋状突
    条(22)を内周面に備えたホルダー本体(2A)と、前記連結
    ネジ(13a)と嵌合する締め付けネジ(21a)を内周面に備
    え、前記ホルダー本体(2A)の大径突出部(25)の外端面に
    接当する小径筒部(26)を備えたホルダー係止体(2B)と、
    前記管体(P)の先端近くの外周に外嵌されて前記コネク
    タ本体(1)におけるテーパー部(12)の内部に配置される
    パッキング部材(3)とからなる壁体への螺旋管体連結用
    コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記壁体(W)がハンドホールまたはマン
    ホール(H)を構成する側壁である請求項1または3及び
    4の何れかに記載の壁体への螺旋管体連結用コネクタ。
JP35446299A 1999-12-14 1999-12-14 壁体への螺旋管体連結用コネクタ Pending JP2001177965A (ja)

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JP35446299A Pending JP2001177965A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 壁体への螺旋管体連結用コネクタ

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JP (1) JP2001177965A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2433564A (en) * 2005-12-23 2007-06-27 Iti Scotland Ltd Tubular bodies and methods of joining or repairing the same
CN101471552A (zh) * 2007-12-27 2009-07-01 東拓工业株式会社 管连接结构
KR200485431Y1 (ko) * 2016-07-06 2018-01-08 주식회사 디에이치엘 전기 배선관 커넥터

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CN101471552A (zh) * 2007-12-27 2009-07-01 東拓工业株式会社 管连接结构
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