JP2001173861A - 螺旋管体連結用コネクタ - Google Patents

螺旋管体連結用コネクタ

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JP2001173861A
JP2001173861A JP35731299A JP35731299A JP2001173861A JP 2001173861 A JP2001173861 A JP 2001173861A JP 35731299 A JP35731299 A JP 35731299A JP 35731299 A JP35731299 A JP 35731299A JP 2001173861 A JP2001173861 A JP 2001173861A
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Hiroyuki Amatsutsu
啓之 天筒
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Totaku Industries Inc
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 螺旋管体どうしの接続連結作業が極めて容易
迅速に行え、しかも、特別な経験を必要とすることな
く、確実に水密状態に連結することができる全く新しい
手段の螺旋管体の連結用コネクタを提供するものであ
る。 【解決手段】 螺旋波形の管体Pを連結するのに用いる
コネクタであって、全体が筒状で、軸線方向の少なくと
も一半分の筒状部11が、パッキング部材3を内面側に
保持する外広がりのテーパー部12と、前記管体Pの外
周螺旋とは逆ネジ状とされた螺旋状突条部13とが、壁
体の外側に向けて順次配設されているコネクタ本体1
と、前記螺旋状突条部13と嵌合する螺旋状突条21を
備え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条22
を内周面に備えたホルダー2と、前記管体Pの先端近く
の外周に外嵌されて前記コネクタ本体1におけるテーパ
ー部12の内部に配置されるパッキング部材3とによっ
て構成されているもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線・電話線・光
ケーブル等のケーブル保護管や通常の液体や気体の輸送
に用いられる。管壁が螺旋状の管体を水密連結するとき
に使用する螺旋管体連結用のコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、管壁の外周面が螺旋状に形成
されている螺旋管体は一般に周知されている。
【0003】而して、従来から、このような螺旋管体を
接続連結する管継手も多数知られている。代表的なもの
としては、継手本体を管体の螺旋波形と嵌合する螺旋波
形の筒状としたものと、半割り型としたものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
螺旋筒状とした継手にあっては、継手を一方の管体上に
完全に外嵌させておいた後、管体の管端どうしを突き合
わせ状とし、一方の管体上に外嵌させた継手を逆方向に
移動させて両管体上に移行させ、しかる後に、モルタル
やパテ等によって水密加工していた。後者の半割り型継
手にあっては、継手の片方の上にパッキングシートを敷
いてその上に両管体の管端どうしを突き合わせ状に載置
させ、管端上にパッキングシートを巻き付け、その後
に、他の半割り片方を被せて、両半割り体をボルト連結
するものであった。したがって、何れのものにあって
も、管の連結に手数を要するばかりではなく、管体が螺
旋管であるため水密状態の連結を確実に行うためには熟
練を要するものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の螺旋
管体の接続連結手段が有していた課題を解決することを
目的とし、螺旋管体どうしの接続連結作業が極めて容易
に迅速に行うことができ、しかも、特別な経験を必要と
することなく、確実に水密状態に連結することができる
全く新しい手段の螺旋管体の連結用コネクタを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明の構成を、実施例において使用した符号を
用いて説明すると、本発明にいう螺旋管体の連結用コネ
クタの第1の構成は、螺旋波形の管体Pを連結するのに
用いるコネクタであって、全体が筒状で、軸線方向の少
なくとも一半分の筒状部11が、パッキング部材3を内
面側に保持する外広がりのテーパー部12と、前記管体
Pの外周螺旋とは逆ネジ状として内周面または外周面に
形成された螺旋状突条部13とが、外側に向けて順次配
設されているコネクタ本体1と、前記螺旋状突条部13
と嵌合する螺旋状突条21を外周面または内周面に備
え、前記管体Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条22を
内周面に備えたホルダー2と、前記管体Pの先端近くの
外周に外嵌されて前記コネクタ本体1におけるテーパー
部12の内部に配置されるパッキング部材3とによって
構成したものである。
【0007】また、第2の構成は、螺旋波形の管体Pを
連結するのに用いるコネクタであって、全体が筒状で、
軸線方向の少なくとも一半部の筒状部11が、パッキン
グ部材3を内面側に保持する外広がりのテーパー部12
を備え、外端部の外周面に連結ネジ13aが形成されて
いるコネクタ本体1と、コネクタ本体側において外周方
向に突出する大径突出部25を備え、前記管体Pの外周
螺旋と嵌合する螺旋状突条22を内周面に備えたホルダ
ー本体2Aと、前記連結ネジ13aと嵌合する締め付け
ネジ21aを内周面に備え、前記ホルダー本体2Aの大
径突出部25の外端面に接当する小径筒部26を備えた
ホルダー係止体2Bと、前記管体Pの先端近くの外周に
外嵌されて前記コネクタ本体1におけるテーパー部12
の内部に配置されるパッキング部材3とによって構成し
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】これらの実施に当たっては、前記
コネクタ本体1の他半部の筒状部11aが、前記一半部
の筒状部11と、軸線方向略中間部を境として対称形と
なる形状として実施することができ、また、この他半部
の筒状部11aを、構造は同じで径を異なるものとし
て、径の異なる螺旋管を連結できるようにしたり、管体
Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条15を内周面に備え
ているものとして実施することができる。
【0009】本発明にいう前記コネクタ本体1やホルダ
ー2は、例えばポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニー
ル樹脂のような耐候性・耐水性に優れた合成樹脂素材を
用いてインゼクション成形するのが好ましい。また、パ
ッキング部材3は、天然ゴムや合成ゴムまたはこれらの
ゴムを混合した弾性素材で環状に形成したものやシート
状としたものを巻き付けて使用することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面に基づい
て説明する。図中、図1及び図2は、本発明にいうコネ
クタの第1実施例について示したもので、図1は左半部
を管体の連結前の状態を説明する部分断面図、図2は管
体の連結後の状態を説明する部分断面図である。
【0011】本発明にいうコネクタは、これら図1、図
2に示したように、ポリエチレン樹脂素材で筒状に形成
したコネクタ本体1とこれに連結するホルダー2と水密
用のパッキング部材3とによって構成されている。コネ
クタ本体1は、図3乃至図5にみられるように、筒体の
長手方向中間部の内面に環状の突出壁14を有する筒体
であって、この環状突出壁14を境として左右対称形に
形成したものである。
【0012】而して、該コネクタ本体1は、一半部(図
において右側)の筒状部11と他半部の筒状部11aと
のそれぞれに、コネクタ本体1と管体Pとの間の気密性
を保つパッキング部材3,3を保持するための、内壁面
を外側方向に向かって外広がり状としたテーパー部1
2,12と、管体Pをコネクタ本体1の内部に向かって
移動させ、かつ保持するためのホルダー2,2の外周面
に形成されている螺旋状突条21と係合させる突条部1
3であって、前記管体Pの外周螺旋とは逆ネジ状の小ピ
ッチとして内周面に形成された螺旋状突条部13,13
とが、軸線方向の外側に向かって順次的に一体的に形成
されている。なお、該実施例図では、前記コネクタ本体
1の突条部13及びホルダー2の螺旋状突条21は、共
に凹凸条として示したが、これらは、互いに係合する突
条のみで凹溝は必ずしも必要なものではないので突条と
称呼した。
【0013】前記ホルダー2は、図6乃至図9に示すよ
うに、コネクタ本体1と同じくポリエチレン樹脂素材
で、一般に知られたインゼクション成形手段によって成
形してある。そして全体として筒状になっていて、外周
面には前記したコネクタ本体1の螺旋状突条部13と係
合する螺旋状突条21が形成されていると共に、内周面
には管体Pの外周面の螺旋凹凸状と係合する螺旋状突条
22が形成されている。更に、外側端部にはフランジ2
3が突出形成されており、該フランジ23の周囲複数箇
所には、円周方向に回転させるための、作業用工具係合
用の切欠部24が形成されている。
【0014】前記パッキング部材3は、図10乃至図1
3に示すように、合成ゴムからなる環状構造で、外周面
は前記コネクタ本体1のテーパー部12の内周面と密着
し得る形状寸法の円錐面31となっており、また、内周
面は前記管体Pの螺旋凹凸状の外周面に密着して嵌合し
得る直径の円筒面32と、同じく管体Pの螺旋凹凸状の
外周面の凹条部に密着して嵌合し得る螺旋状の凸条33
とが一体的に形成され、管体Pの先端部の外周面に螺合
して取付けられる。
【0015】尚、このパッキング部材3は管体Pの周辺
部から管体内部への外部水分の侵入や内部流体の外部へ
の漏出を防ぐ目的を有するので、その軸方向の長さは少
なくとも管体Pの外周面の螺旋条の1ピッチ以上である
事が望ましいが、螺旋状の凸条33は管体Pの外周螺旋
の凹条部を伝って移動する水の侵入や管内の流体の漏出
を防ぐためのものであるから、管体Pの凹条部の1ピッ
チ分の全周を覆う必要はなく、図14に示したパッキン
グ部材3のように、円周の例えば90°角の長さ範囲の
ものとしてもよく、それ以上に短いものとしてもよい。
【0016】次に、このような構造としたコネクタを用
いて、接続しようとする二つの螺旋管体P,Pを接続連
結する使用例について説明する。先ず、図1の右側に示
したように、螺旋管体Pの端部から、ホルダー2をその
フランジ23側を先行させて螺旋状に回転させながら管
体P上に外嵌させる。次に、環状のパッキング部材3を
同様にして、その後から管体Pの先端部に外嵌させる。
このようにした後、コネクタ本体1の内部に管体Pの先
端を挿入する。
【0017】次いで、ホルダー2を管体Pの外周面に沿
って回転させながら、その外周面の螺旋状突条21をコ
ネクタ本体1の螺旋状突条部13と螺合させ、当該ホル
ダー2を前記コネクタ本体1内に推し進める。この場
合、ホルダー2の内周面の螺旋状突条22のピッチと管
体P外周面の螺旋凹凸のピッチと、ホルダー2の外周面
の螺旋状突条21とコネクタ本体1の螺旋状突条部13
のピッチの比は、本実施例では2:1の割合としてあ
る。したがって、ホルダー2を回転させると、ホルダー
自体がコネクタ本体1の内部方向に移動するにつれて、
管体P自体もホルダー2の回転によってコネクタ本体1
の内部方向に移動する。
【0018】本実施例では、管体Pは、ホルダー2の前
進距離とその2倍の管体P自体の前進距離との和だけ直
進状に推進させられ、その先端部に外嵌されているパッ
キング部材3は、その円錐面31がコネクタ本体1のテ
ーパー部12の内周面に圧接されながら環状突出壁14
に接当するに至る。この時、管体Pには、ホルダー2に
よる直進推進力が作用するだけであっても傾斜面の作用
で円錐面31と垂直方向に大きな圧力が発生し、パッキ
ング部材3はテーパー部12に、本実施例では環状突出
壁14にも十分に押圧され、管体Pは外部環境に対して
密閉された状態となる。
【0019】なお、図面には記載を省略してあるが、ホ
ルダー2の回転に際しては、ホルダー2のフランジ23
の外周に形成してある切欠部24…にホルダー回転操作
用工具を係合させて回転操作する。或いは、例えば、フ
ランジ23の外形を角形に形成して工具による回転をさ
せることもできる。また、同フランジ23の外形を周方
向に凹凸線条やローレット類似の摩擦抵抗形状体を形成
して、手によって容易に回転させることができるように
してもよい。
【0020】図15は第2実施例について、図16は第
3実施例について、それぞれ前記図2と同じ使用状態を
示した断面図である。前記第1実施例のものとの主たる
相違点は、いずれもコネクタ本体1における中間部の環
状突出壁14を備えていない点であって、図15の第2
実施例のものにあっては、左右の管体P,Pがコネクタ
本体1の長手方向中間部において直接に接当する構造と
したものであり、図16の第3実施例のものにあって
は、左右の管体P,Pがコネクタ本体1の中間部におい
ていくらかの空間を隔てて終端している構造としたもの
である。その他の部分については、第1実施例のものと
大差はない。
【0021】図17に示した第4実施例は、接続しよう
とする管体P,Pの管径が異なるものに使用できるよう
にしたものであって、前記図2と同じ部分を示したもの
である。この実施例は、前記第1実施例と対比したと
き、コネクタ本体1の図において右側の径と左側の径と
を大小異径とし、右半部には大径の管体Pを、左半部に
は小径の管体P′をそれぞれ接続連結することができる
ようにしたものである。なお、該実施例に示したコネク
タ本体1におけるテーパー部12は、最奥部に形成され
ていて、途中までは平行内面の筒体としてある。その他
の点は、第1実施例のものと大差はない。
【0022】図18は第5実施例について示したもの
で、該実施例に示したコネクタ本体1は、以上に示した
各実施例におけるコネクタ本体の場合のように左右対称
形としたものではなく、図における右側半部の構造のみ
を前記第1実施例における右半部の構造と同じ構造のも
のとし、図における左側半部の構造を、螺旋管体P′に
おける外周螺旋と直接嵌合する螺旋突条15をその内周
面に備えていて、コネクタ本体1の右側半部に管体Pを
接続する前に、左側の管体P′に対して、コネクタ本体
1を回転させて連結しておくようにしたものである。図
中、3aはシール用のパッキング部材であって、コネク
タ本体1に対して予め内装させてある。また、この左側
半部における螺旋突条15は、実施例図のように、コネ
クタ本体1の左側半部の筒状部11aの全体に形成され
ている必要はなく、適宜の長さ範囲だけに形成してある
ものとして実施してもよい。
【0023】図19は、更に別の第6の実施例について
示したもので、前記第1実施例における図1と対応する
部分を示した断面図である。この実施例を前記第1実施
例と対比すると、コネクタ本体1の螺旋突条部13を外
周面に形成し、これと嵌合するホルダー2の螺旋状突条
21を内周面に形成し、ホルダー2をコネクタ本体1に
対して外ネジ状に嵌合させるようにしたものである。ま
た、パッキング部材3は、その幅方向の全面に螺旋状凸
状33を形成してあるものを示してある。その他の点
は、前記第1実施例のものと大差はない。なお、同図1
9の左半部には、管体Pを内奥部にまで押し込んだ状態
を示してある。
【0024】図20及び図21は、第2の構成の実施
例、即ち、請求項2に記載の構成についての実施例を示
したものである。これを以下第7実施例という。該図2
0は、右半部にコネクタ本体1に対する連結前の状態を
示し、左半部に管体Pを内奥部にまで押し込んだ状態を
示した断面図、図21はコネクタ本体1に対してホルダ
ー係止体2Bを連結した状態を示した断面図である。該
実施例の構造は、前記第1実施例におけるホルダー2に
相当する部材を、それ自体は回転だけをし、回転しても
前進をせず、回転によって管体Pの前進作用だけを行う
構造としたものである。
【0025】即ち、該実施例に示したコネクタは、コネ
クタ本体1における外端部の外周面に連結ネジ13aを
形成してあるものとし、ホルダー本体2Aが、内周面に
管体Pの外周螺旋と嵌合する螺旋状突条22を備えてい
る点は前記の各実施例と同じであるが、コネクタ本体側
の外周面に環状の大径突出部25を備えているものと
し、このホルダー本体2Aとは別に、前記コネクタ本体
1における連結ネジ13aと嵌合する締め付けネジ21
aを内周面に備え、前記ホルダー本体2Aの大径突出部
25の外端面に接当する小径筒部26を備えたホルダー
係止体2Bを設けて、図21に見られるように、この締
め付けネジ21aを前記コネクタ本体1における外周面
の連結ネジ13aと螺合させて、コネクタ本体1の終端
面とホルダー係止体2Bの小径筒部26の内面との間に
ホルダー本体2Aの大径突出部25を挟み込ませて、ホ
ルダー本体2Aを回転のみ自在に連結させる構成とした
ものである。このようにして、ホルダー本体2Aの回転
によって管体Pを前進させるようにしたものである。そ
の他の構成は、前記第1実施例に準ずる。
【0026】図22は、該第7実施例に示したコネクタ
の別実施例について示したもので、以下第8実施例とい
う。この実施例は、コネクタ本体1における外端部の内
面側に大径円筒部15を形成してあるものとし、ホルダ
ー本体2Aの前端側に形成した環状の大径突出部25
を、該大径円筒部15の内部に回転自在に挿入し、該大
径突出部25の外端面に前記ホルダー係止体2Bの小径
筒部26を接当させて、コネクタ本体1に対してホルダ
ー本体2Aを回転のみ自在に連結させる構成としたもの
である。その他の点は前記図20、図21の第7実施例
に準ずる。
【0027】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、例えば、前記第1実施
例において示したホルダー2の外周面に形成した螺旋状
突条21のピッチを、内周面に形成した螺旋状突条22
のピッチ即ち管体Pの外周螺旋のピッチとほぼ同じ大き
さのものとしたり、それ以上に大きいピッチのものとし
て、管体Pの推進速度を速めるようにしてもよく、本発
明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目
的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適
宜改変して実施することができるものである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいうコネクタは、外周面が螺旋状の凹凸波形に形
成されている管体と管体とを連結するものであって、管
体の外周螺旋と係合する螺旋状突条と、コネクタ本体に
形成した螺旋状突条部と係合する螺旋状突条とを逆ネジ
状としたホルダーを、コネクタ本体と管体との間の介在
部材として両者を連結すると共に、ホルダー自体と管体
とをコネクタ本体内に挿入推進させるようにし、同時に
両者の間にパッキング部材が圧入されるようにしたもの
であるから、管体の先端部にパッキング部材を嵌着して
ホルダーを回転させるという単純な操作で、管体どうし
の接続連結作業を極めて容易に迅速に行うことができ、
しかも、管体内部と外部とを水密状態に接続させること
ができ、この連結作業に当たって長年の経験を必要とし
ないという顕著な効果を期待することが出来るに至った
のである。
【0029】また、第2の構成のものにあっても、上記
と同様の効果を期待することができるものであり、更
に、管体を前進させるホルダー自体は前進せず、回転す
るだけであるので、管体のコネクタ本体内への前進操作
を小さい力で行うことができる利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すコネクタの要部の縦断面図。
【図2】同コネクタの使用状態を示す要部の縦断面図。
【図3】コネクタ本体の上半部縦断正面図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図3の斜視図。
【図6】ホルダーの右側面図。
【図7】図6の上半部縦断正面図。
【図8】図6の左側面図。
【図9】図6の斜視図。
【図10】パッキング部材の右側面図。
【図11】図10の中央縦断面図。
【図12】図10の左側面図。
【図13】図10の斜視図。
【図14】パッキング部材の別実施例を示す斜視図。
【図15】第2実施例を示す図2相当部分の縦断面図。
【図16】第3実施例を示す図2相当部分の縦断面図。
【図17】第4実施例を示す図2相当部分の縦断面図。
【図18】第5実施例を示す図2相当部分の縦断面図。
【図19】第6実施例を示す図1相当部分の縦断面図。
【図20】第7実施例を示す図1相当部分の縦断面図。
【図21】第7実施例のホルダー係止体の連結状態を示
す要部の縦断面図。
【図22】第8実施例を示す図21相当部分の縦断面
図。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 11 一半部の筒状部 11a 他半部の筒状部 12 テーパー部 13 螺旋状突条部 2 ホルダー 2A ホルダー本体 2B ホルダー係止体 21 螺旋状突条 22 螺旋状突条 3 パッキング部材 33 凸条 P 螺旋波形の管体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋波形の管体(P)を連結するのに用い
    るコネクタであって、全体が筒状で、軸線方向の少なく
    とも一半部の筒状部(11)が、パッキング部材(3)を内面
    側に保持する外広がりのテーパー部(12)と、前記管体
    (P)の外周螺旋とは逆ネジ状として内周面または外周面
    に形成された螺旋状突条部(13)とが、外側に向けて順次
    配設されているコネクタ本体(1)と、前記螺旋状突条部
    (13)と嵌合する螺旋状突条(21)を外周面または内周面に
    備え、前記管体(P)の外周螺旋と嵌合する螺旋状突条(2
    2)を内周面に備えたホルダー(2)と、前記管体(P)の先端
    近くの外周に外嵌されて前記コネクタ本体(1)における
    テーパー部(12)の内部に配置されるパッキング部材(3)
    とからなる螺旋管体連結用コネクタ。
  2. 【請求項2】 螺旋波形の管体(P)を連結するのに用い
    るコネクタであって、全体が筒状で、軸線方向の少なく
    とも一半部の筒状部(11)が、パッキング部材(3)を内面
    側に保持する外広がりのテーパー部(12)を備え、外端部
    の外周面に連結ネジ(13a)が形成されているコネクタ本
    体(1)と、該コネクタ本体側において外周方向に突出す
    る大径突出部(25)を備え、前記管体(P)の外周螺旋と嵌
    合する螺旋状突条(22)を内周面に備えたホルダー本体(2
    A)と、前記連結ネジ(13a)と嵌合する締め付けネジ(21a)
    を内周面に備え、前記ホルダー本体(2A)の大径突出部(2
    5)の外端面に接当する小径筒部(26)を備えたホルダー係
    止体(2B)と、前記管体(P)の先端近くの外周に外嵌され
    て前記コネクタ本体(1)におけるテーパー部(12)の内部
    に配置されるパッキング部材(3)とからなる螺旋管体連
    結用コネクタ。
  3. 【請求項3】 コネクタ本体(1)の他半部の筒状部(11a)
    が、該本体(1)の軸線方向略中間部分から対称形に形成
    されているものである請求項1または2に記載の螺旋管
    体連結用コネクタ。
  4. 【請求項4】 コネクタ本体(1)の他半部の筒状部(11a)
    が、管体(P)の外周螺旋と嵌合する螺旋状突条(15)を内
    周面に備えているものである請求項1または2に記載の
    螺旋管体連結用コネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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