JP2581933B2 - ダクト増設口とその施工方法 - Google Patents
ダクト増設口とその施工方法Info
- Publication number
- JP2581933B2 JP2581933B2 JP62261625A JP26162587A JP2581933B2 JP 2581933 B2 JP2581933 B2 JP 2581933B2 JP 62261625 A JP62261625 A JP 62261625A JP 26162587 A JP26162587 A JP 26162587A JP 2581933 B2 JP2581933 B2 JP 2581933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- duct
- duct sleeve
- sleeve
- manhole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はダクト増設口とその施工方法に関するもの
で、特に通信ケーブル等を収容する管理材を既設マンホ
ール等の地下構造物に接続手段により接続したダクト増
設口とその施工方法に関するものである。
で、特に通信ケーブル等を収容する管理材を既設マンホ
ール等の地下構造物に接続手段により接続したダクト増
設口とその施工方法に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の技術の1例としては第2図に示す如き
ものがあった。第2図(a)(b)(c)(d)は、図
示は省略したが、通信ケーブル等を内部に収容する管部
材を、既設マンホール等の地下構造物のマンホール等側
壁2を貫通して接続するダクト増設口の従来の構造とそ
の施工方法の説明断面図である。第2図(a)に示す如
く地下構造物の所定の部位に形成したマンホール等の側
壁2に、例えば手のみ、ライトピックハンマ等により掘
削手段1でダクト増設口の挿入穴2−1を後から述べる
ダクトスリーブ3の外径より大きく掘削しておく。
ものがあった。第2図(a)(b)(c)(d)は、図
示は省略したが、通信ケーブル等を内部に収容する管部
材を、既設マンホール等の地下構造物のマンホール等側
壁2を貫通して接続するダクト増設口の従来の構造とそ
の施工方法の説明断面図である。第2図(a)に示す如
く地下構造物の所定の部位に形成したマンホール等の側
壁2に、例えば手のみ、ライトピックハンマ等により掘
削手段1でダクト増設口の挿入穴2−1を後から述べる
ダクトスリーブ3の外径より大きく掘削しておく。
つぎに第2図(b)に示す如く、前記挿入穴2−1に
ダクトスリーブ3を挿入しダクト口の型枠4で挿入穴2
−1の両端にとりつける。型枠4は適宜ダクトスリーブ
の円形寸法に合わせて木材等で設ける。
ダクトスリーブ3を挿入しダクト口の型枠4で挿入穴2
−1の両端にとりつける。型枠4は適宜ダクトスリーブ
の円形寸法に合わせて木材等で設ける。
つぎに第2図(c)に示す如く、前記第2図(b)の
挿入穴2−1とダクトスリーブ3の外側との間の空隙に
コンクリート5を打設して挿入穴2−1とダクトスリー
ブ3とを固定する。
挿入穴2−1とダクトスリーブ3の外側との間の空隙に
コンクリート5を打設して挿入穴2−1とダクトスリー
ブ3とを固定する。
つぎに第2図(d)に示す如くコンクリートの固着を
まって型枠4を除去し、ダクト増設口は完成する。
まって型枠4を除去し、ダクト増設口は完成する。
以上説明したように従来の技術においては前記のよう
に既設マンホール等の地下構造物に前記の通りの第2図
(a)(b)(c)(d)で示す施工方法で、ダクト増
設口を設けていた。
に既設マンホール等の地下構造物に前記の通りの第2図
(a)(b)(c)(d)で示す施工方法で、ダクト増
設口を設けていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前記の従来の技術による既設マンホール
等の地下構造物へのダクト増設口の形成においてはつぎ
に述べる如き問題があるという欠点があった。
等の地下構造物へのダクト増設口の形成においてはつぎ
に述べる如き問題があるという欠点があった。
1)前記ダクト増設口の挿入穴の開孔作業及び型枠の作
成、設置、及びコンクリートの打設作業及びそのコンク
リート養生に数日を要すること。
成、設置、及びコンクリートの打設作業及びそのコンク
リート養生に数日を要すること。
2)既設マンホール等の地下構造物への掘削手段、すな
わち手のみ、又はライトピックハンマ等を用いての既設
マンホール等のく体破壊時に手先が滑り、手のみ又はラ
イトピックハンマ等の刃先で、所定箇所近傍に収容して
いる通信ケーブルに障害を与えるおそれのあること。
わち手のみ、又はライトピックハンマ等を用いての既設
マンホール等のく体破壊時に手先が滑り、手のみ又はラ
イトピックハンマ等の刃先で、所定箇所近傍に収容して
いる通信ケーブルに障害を与えるおそれのあること。
3)手のみ又はライトピックハンマ等を用いての既設マ
ンホール等のく体破壊時の衝撃により既設マンホール等
地下構造物に亀裂を生じること。
ンホール等のく体破壊時の衝撃により既設マンホール等
地下構造物に亀裂を生じること。
4)手のみ又はライトピックハンマ等を用いての既設マ
ンホール等のく体破壊時に粉塵等が発生し作業環境が悪
化すること。
ンホール等のく体破壊時に粉塵等が発生し作業環境が悪
化すること。
5)掘削溝内に入っての開孔作業、型枠作成及び設置、
コンクリート打設及びコンクリート養生等作業時間が長
いため安全性に欠けること。
コンクリート打設及びコンクリート養生等作業時間が長
いため安全性に欠けること。
6)コンクリート打設後数年経過したコンクリートと増
設時に打設するコンクリートの付着が悪いため、コンク
リートの打継目からの漏水が生じること。
設時に打設するコンクリートの付着が悪いため、コンク
リートの打継目からの漏水が生じること。
以上述べた如き問題があった。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本発明に於ては、既設の
マンホール等地下構造物の所定部位に貫通孔を設け、該
貫通孔に通信ケーブルを内挿する管部材を設けるように
形成したダクト増設口において、前記マンホール等地下
構造物の所定部位に削孔機械手段により削孔した貫通孔
と、一端に該貫通孔より大なる直径の鍔部を有するとと
もに、該鍔部に連続して長手方向に該貫通孔の深さより
大なる長さを有し、レジンモルタル等を表面に被着し且
つその被着面にねじ切り面を形成した増設用ダクトスリ
ーブと、前記増設用ダクトスリーブに設けたねじ部に螺
合する締付け環と、接着剤とよりなり、前記貫通孔の1
面より、該貫通孔の壁面との間に接着剤を介して増設用
ダクトスリーブを挿入し、他の面に突出した該増設用ダ
クトスリーブのねじ部を締付け環で螺合してダクト増設
口を構成し、またその施工方法を構成したのである。
マンホール等地下構造物の所定部位に貫通孔を設け、該
貫通孔に通信ケーブルを内挿する管部材を設けるように
形成したダクト増設口において、前記マンホール等地下
構造物の所定部位に削孔機械手段により削孔した貫通孔
と、一端に該貫通孔より大なる直径の鍔部を有するとと
もに、該鍔部に連続して長手方向に該貫通孔の深さより
大なる長さを有し、レジンモルタル等を表面に被着し且
つその被着面にねじ切り面を形成した増設用ダクトスリ
ーブと、前記増設用ダクトスリーブに設けたねじ部に螺
合する締付け環と、接着剤とよりなり、前記貫通孔の1
面より、該貫通孔の壁面との間に接着剤を介して増設用
ダクトスリーブを挿入し、他の面に突出した該増設用ダ
クトスリーブのねじ部を締付け環で螺合してダクト増設
口を構成し、またその施工方法を構成したのである。
(作 用) 本発明を前記の通り構成したので前記の従来の技術に
よる既設マンホール等の地下構造物へのダクト増設口の
形成においての諸問題の欠点がつぎの通り解決されたの
である。
よる既設マンホール等の地下構造物へのダクト増設口の
形成においての諸問題の欠点がつぎの通り解決されたの
である。
1)既設マンホール等の地下構造物への増設用ダクトス
リーブを貫通する孔あけ作業が機械化され、また増設用
ダクトスリーブ周りをブロック化することにより、コン
クリート破壊、型枠作成及び設置、コンクリート打設及
び養生の工程がなくなり作業時間の短縮を図ることがで
きる。
リーブを貫通する孔あけ作業が機械化され、また増設用
ダクトスリーブ周りをブロック化することにより、コン
クリート破壊、型枠作成及び設置、コンクリート打設及
び養生の工程がなくなり作業時間の短縮を図ることがで
きる。
2)増設用ダクトスリーブの接続に接着剤を用いること
により漏水防止を図ることができる。
により漏水防止を図ることができる。
3)手のみ又はライトピックハンマ等の掘削手段による
通信ケーブル及びく体への障害防止を図ることができ
る。
通信ケーブル及びく体への障害防止を図ることができ
る。
4)掘削手段によるく体破壊時の粉塵等の発生を防ぎ作
業環境の改善を図ることができる。
業環境の改善を図ることができる。
5)掘削溝内の作業時間が大幅に短縮できるため安全性
の向上を図ることができる。
の向上を図ることができる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面とともに説明する。第1図は
本発明の実施例のダクト増設口とその施工方法説明断面
図であって、第1図(a)は削孔機械手段による開孔説
明断面図である。第1図(a)において11は削孔機械手
段であり、2はマンホール等の側壁であり、図にはその
一部を示した。削孔機械手段11の詳細は図示を省略した
が支軸11−1上に支承移動する削孔機械手段11の削孔具
11−2の回転により貫通孔2−1がマンホール等側壁2
に機械的に掘削される。第1図(b)は増設用ダクトス
リーブの挿入説明断面図である。第1図(b)におい
て、12は増設用ダクトスリーブ、3はダクトスリーブ、
13は接着剤である。マンホール等側壁2に掘削された貫
通孔2−1に増設用ダクトスリーブ12が挿入される。増
設用ダクトスリーブ12は図示するようにダクトスリーブ
3の表面は前面に貫通孔2−1の直径より大なる鍔部12
−1が設けられ、該鍔部12−1に連続してねじ部12−2
が長手方向にわたり設けられ、鍔部12−1およびねじ部
12−2は金属よりなるダクトスリーブ3の表面に樹脂モ
ルタル等を被着して設けられており、ねじ部12−2はね
じが形成されている。増設用ダクトスリーブ12をマンホ
ール側壁2に設けた貫通孔2−1に挿入する際、貫通孔
2−1の壁面との間および後から述べる締付け環14のマ
ンホール等側壁2との対向面に接着剤13を付着させてあ
る。
本発明の実施例のダクト増設口とその施工方法説明断面
図であって、第1図(a)は削孔機械手段による開孔説
明断面図である。第1図(a)において11は削孔機械手
段であり、2はマンホール等の側壁であり、図にはその
一部を示した。削孔機械手段11の詳細は図示を省略した
が支軸11−1上に支承移動する削孔機械手段11の削孔具
11−2の回転により貫通孔2−1がマンホール等側壁2
に機械的に掘削される。第1図(b)は増設用ダクトス
リーブの挿入説明断面図である。第1図(b)におい
て、12は増設用ダクトスリーブ、3はダクトスリーブ、
13は接着剤である。マンホール等側壁2に掘削された貫
通孔2−1に増設用ダクトスリーブ12が挿入される。増
設用ダクトスリーブ12は図示するようにダクトスリーブ
3の表面は前面に貫通孔2−1の直径より大なる鍔部12
−1が設けられ、該鍔部12−1に連続してねじ部12−2
が長手方向にわたり設けられ、鍔部12−1およびねじ部
12−2は金属よりなるダクトスリーブ3の表面に樹脂モ
ルタル等を被着して設けられており、ねじ部12−2はね
じが形成されている。増設用ダクトスリーブ12をマンホ
ール側壁2に設けた貫通孔2−1に挿入する際、貫通孔
2−1の壁面との間および後から述べる締付け環14のマ
ンホール等側壁2との対向面に接着剤13を付着させてあ
る。
第1図(c)は締付け環の取付け説明断面図である。
第1図(c)において14は締付け環であり、締付け環14
はマンホール等側壁2の貫通孔2−1に挿入した増設用
ダクトスリーブ12の鍔部12−1のマンホール等側壁の2
の他の面側に壁面を挾むように設けられ、また増設設ダ
クトスリーブ12の表面のねじ部に螺合して接着剤13とと
もに増設用ダクトスリーブ12をマンホール等側壁2に固
定する。締付け環14はナット機能を有し樹脂モルタル及
びネオプレンゴム等伸縮性の材質の部材である。
第1図(c)において14は締付け環であり、締付け環14
はマンホール等側壁2の貫通孔2−1に挿入した増設用
ダクトスリーブ12の鍔部12−1のマンホール等側壁の2
の他の面側に壁面を挾むように設けられ、また増設設ダ
クトスリーブ12の表面のねじ部に螺合して接着剤13とと
もに増設用ダクトスリーブ12をマンホール等側壁2に固
定する。締付け環14はナット機能を有し樹脂モルタル及
びネオプレンゴム等伸縮性の材質の部材である。
第3図は、本発明の実施例のダクト増設口要部の断側
面図であって、第3図(a)に増設用ダクトスリーブ12
の一部断面正面図、第3図(b)は締付け環14の一部断
面正面図である。
面図であって、第3図(a)に増設用ダクトスリーブ12
の一部断面正面図、第3図(b)は締付け環14の一部断
面正面図である。
第4図は第3図のダクトスリーブ12及び締付け環14断
面図である。第3図(a)においてダクトスリーブ3の
側面は樹脂モルタルよりなる増設用ダクトスリーブ12を
被着したことを示し、端部に設けた鍔部12−1は前記貫
通孔2−1より大なる直径を有するとともに、増設用ダ
クトスリーブの長手方向の長さは、該貫通孔2−1の深
さより大であり、またその表面には締付け環14と螺合す
るねじ面が形成されている。第3図(a)のA−A′断
面およびB−B′断面の形状は第4図に示した通りであ
る。
面図である。第3図(a)においてダクトスリーブ3の
側面は樹脂モルタルよりなる増設用ダクトスリーブ12を
被着したことを示し、端部に設けた鍔部12−1は前記貫
通孔2−1より大なる直径を有するとともに、増設用ダ
クトスリーブの長手方向の長さは、該貫通孔2−1の深
さより大であり、またその表面には締付け環14と螺合す
るねじ面が形成されている。第3図(a)のA−A′断
面およびB−B′断面の形状は第4図に示した通りであ
る。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明を実施したダクト増設口及
びその施工方法により以下に述べる様な利点がある。
びその施工方法により以下に述べる様な利点がある。
1)開孔作業の機械化並びに、型枠作成・設置、コンク
リート打設及びコンクリート養生の作業工程を無くすこ
とにより大幅な作業時間の短縮ができる。又、これによ
り道路交通及び地元に与える影響を減少させることを可
能となる。
リート打設及びコンクリート養生の作業工程を無くすこ
とにより大幅な作業時間の短縮ができる。又、これによ
り道路交通及び地元に与える影響を減少させることを可
能となる。
2)ブロック化した増設用ダクトスリーブと接着剤の使
用によりコンクリートの打継目からの漏水防止を可能と
なる。
用によりコンクリートの打継目からの漏水防止を可能と
なる。
3)手ノミ又はライトピックハンマ等による既設マンホ
ール等く体破壊時の収容ケーブルへの障害防止を可能と
なる。
ール等く体破壊時の収容ケーブルへの障害防止を可能と
なる。
4)手ノミ又はライトピックハンマ等による既設マンホ
ール等く体破壊時の衝撃による亀裂発生防止を可能とな
る。
ール等く体破壊時の衝撃による亀裂発生防止を可能とな
る。
5)手ノミ又はライトピックハンマ等により既設マンホ
ール等く体破壊時の粉塵等の発生防止を可能となる。
ール等く体破壊時の粉塵等の発生防止を可能となる。
6)掘削溝内の作業時間を機械化及びブロック化するこ
とにより大幅に短縮することを可能としたため、安全性
の向上が図れる。
とにより大幅に短縮することを可能としたため、安全性
の向上が図れる。
又、本システムは通信用ケーブルを収容する管だけで
なく、電力、CATV等のケーブルを収容する管と、マンホ
ール、ハンドボール、とう通、キャブ等のあらゆる地下
構造物との接続に応用できるという効果がある。
なく、電力、CATV等のケーブルを収容する管と、マンホ
ール、ハンドボール、とう通、キャブ等のあらゆる地下
構造物との接続に応用できるという効果がある。
第1図は本発明の実施例のダクト増設口とその施工方法
説明断面図、第1図(a)は削孔機械手段による開孔説
明断面図、第1図(b)は増設用ダクトスリーブの挿入
説明断面図、第1図(c)は締付け環の取付け説明断面
図、第2図は従来の管部材と既設マンホール等との接続
構造とその施工方法の説明断面図、第2図(a)はマン
ホール等側壁2の掘削手段の説明図、第2図(b)はダ
クトスリーブの取付け及び型枠の設置説明断面図、第2
図(c)はコンクリートの打設説明断面図、第2図
(d)は従来を管部材とマンホール等との接続構造断面
図、第3図は本発明の実施例のダクト増設口要部の断側
面図、第3図(a)は増設用ダクトスリーブ12の一部断
面図、第3図(b)は締付け環14の一部断面図、第4図
は第3図の増設用ダクトスリーブ12及び締付け環14断面
図、である。 1……掘削手段、2……地下構造物のマンホール等側
壁、2−1……貫通孔、3……ダクトスリーブ、4……
型枠、5……打設コンクリート、11……削孔機械手段、
11−1……支軸、11−2……削孔具、12……増設用ダク
トスリーブ、12−1……鍔部、12−2……ねじ部、13…
…接着剤、14……締付け環。
説明断面図、第1図(a)は削孔機械手段による開孔説
明断面図、第1図(b)は増設用ダクトスリーブの挿入
説明断面図、第1図(c)は締付け環の取付け説明断面
図、第2図は従来の管部材と既設マンホール等との接続
構造とその施工方法の説明断面図、第2図(a)はマン
ホール等側壁2の掘削手段の説明図、第2図(b)はダ
クトスリーブの取付け及び型枠の設置説明断面図、第2
図(c)はコンクリートの打設説明断面図、第2図
(d)は従来を管部材とマンホール等との接続構造断面
図、第3図は本発明の実施例のダクト増設口要部の断側
面図、第3図(a)は増設用ダクトスリーブ12の一部断
面図、第3図(b)は締付け環14の一部断面図、第4図
は第3図の増設用ダクトスリーブ12及び締付け環14断面
図、である。 1……掘削手段、2……地下構造物のマンホール等側
壁、2−1……貫通孔、3……ダクトスリーブ、4……
型枠、5……打設コンクリート、11……削孔機械手段、
11−1……支軸、11−2……削孔具、12……増設用ダク
トスリーブ、12−1……鍔部、12−2……ねじ部、13…
…接着剤、14……締付け環。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 孝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 秋本 克彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 松本 哲男 東京都目黒区鷹番1丁目10番6号 株式 会社ハツコー内
Claims (2)
- 【請求項1】既設のマンホール等地下構造物の所定部位
に貫通孔を設け、該貫通孔に通信ケーブル等を内挿する
管理材を設けるように形成したダクト増設口において、 前記マンホール等地下構造物の所定部位に削孔機械手段
により削孔した貫通孔と、 一端に該貫通孔より大なる直径の鍔部を有するととも
に、該鍔部に連続して長手方向に該貫通孔の深さより大
なる長さを有し、樹脂モルタル等を表面に被着し且つそ
の被着面にねじ切り面を形成した増設用ダクトスリーブ
と、 前記増設用ダクトスリーブに設けたねじ部に螺合する締
付け環と、 接着剤とよりなり、 前記貫通孔の一面より、該貫通孔の壁面との間に接着剤
を介して増設用ダクトスリーブを挿入し、他の面に突出
した該増設用ダクトスリーブのねじ部を締付け環で螺合
して構成したことを特徴とするダクト増設口。 - 【請求項2】既設のマンホール等地下構造物の所定部位
に貫通孔を設け、該貫通孔に通信ケーブル等を内挿する
管部材を設けるように形成したダクト増設口の施工方法
において、 前記マンホール等の地下構造物の所定部位に貫通孔を削
孔機械手段により削孔し、 該貫通孔に一端に該貫通孔より大なる直径の鍔を有する
とともに該鍔に連続して長手方向に、該貫通孔の深さよ
り大なる長さを有し、表面にレジンモルタル等被着さ
せ、且つその被着面にねじ切り面を形成した増設用ダク
トスリーブを、該貫通孔の壁面との間に接着剤を介して
該貫通孔の一端より挿入貫通し、他端の該増設用ダクト
スリーブの突出部に締付環を螺合して構成したことを特
徴とするダクト増設口の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261625A JP2581933B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ダクト増設口とその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261625A JP2581933B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ダクト増設口とその施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105821A JPH01105821A (ja) | 1989-04-24 |
JP2581933B2 true JP2581933B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=17364490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62261625A Expired - Fee Related JP2581933B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ダクト増設口とその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581933B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095198A1 (en) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Gm Rail Services Ltd | Improvements to cabling |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62261625A patent/JP2581933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01105821A (ja) | 1989-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3876278B2 (ja) | 易切削性トンネルセグメント構造 | |
JP2581933B2 (ja) | ダクト増設口とその施工方法 | |
JP4696709B2 (ja) | 壁パネル接合構造、地中連続壁の構築方法、及び地中連続壁 | |
JP3497151B2 (ja) | マンホールと下水本管との接続構造 | |
JP2541846Y2 (ja) | 地中構造物用コンクリート函体 | |
JP2818807B2 (ja) | マンホールにおけるダクト増設口の施工方法 | |
JPH02203302A (ja) | 光ケーブル布設工法 | |
JP2001323792A (ja) | 既設トンネルの補強施工方法 | |
JP3520358B2 (ja) | 横坑構造物と立坑構造物との接続構造 | |
KR200240012Y1 (ko) | 형강 보호구 | |
JP2003155887A (ja) | 立坑の沈設構築工法 | |
JPS6272889A (ja) | ロツクアンカ−による併設空洞の緊結方法 | |
JP3902482B2 (ja) | マンホールと配管との接続構造 | |
JP3474445B2 (ja) | セグメントおよびシールドトンネルの施工方法 | |
KR200205746Y1 (ko) | 맨홀용 방수 조립식 연결관 | |
KR200265424Y1 (ko) | 맨홀 관로구조 | |
KR200306649Y1 (ko) | 조립식 맨홀의 관로 접합 보강구조 | |
KR200279246Y1 (ko) | 터널용 지지 구조물 | |
JP2920111B2 (ja) | 地下ケーブル設置用共同溝の連結構造 | |
JP2989413B2 (ja) | トンネル接合用セグメント及びトンネル接合構造並びにトンネル接続方法 | |
JPS62236308A (ja) | 電話ケ−ブル用ダクト管の配管工法 | |
JP2935632B2 (ja) | 鋼管矢板壁構築工法 | |
JPH0551926A (ja) | 鋼管矢板壁の構築方法 | |
JPH09268588A (ja) | 沈埋トンネルの耐震補強方法 | |
JP2004019435A (ja) | 管推進工法用推進管 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |