JPS6046165B2 - 高い焼付硬化性を有し、耐時効性及びプレス加工性の優れた高強度冷延鋼板の連続焼鈍による製造方法 - Google Patents

高い焼付硬化性を有し、耐時効性及びプレス加工性の優れた高強度冷延鋼板の連続焼鈍による製造方法

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JPS6046165B2
JPS6046165B2 JP55076158A JP7615880A JPS6046165B2 JP S6046165 B2 JPS6046165 B2 JP S6046165B2 JP 55076158 A JP55076158 A JP 55076158A JP 7615880 A JP7615880 A JP 7615880A JP S6046165 B2 JPS6046165 B2 JP S6046165B2
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/46Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for sheet metals
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  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用外板等に必要な焼付硬化性(以下、
BH性〔Bake−Hardenability〕とい
う)、耐時効性及びプレス加工性が優れた高強度冷延鋼
板を製造する方法に関するものである。
最近、自動車用鋼板として高強度冷延鋼板が用いられ
るようになつてきた。
自動車外板用高強度冷延鋼板の製造法としては、熱間
圧延で低温捲取した隣含有アルミキルド鋼板を箱焼鈍に
よつて製造することが一つの方法になつている。
箱焼鈍法では耐時効性とプレス加工性には優れているが
BH性が悪く、自動車メーカー側の要求を満していない
のが現状である。 本発明は、上記の要望に応えるべく
なされたもので、その基本思想はBH性向上に有利な連
続焼鈍法にて、均熱後の冷却方法と過時効条件を制御す
ることにより、優れたBH性を鋼板に付与しつつ、耐時
効性及びプレス加工性に必要なY、P、、E1、に値の
優れた35〜45に9/Tnitの高強度冷延鋼板の製
造を可能とするものである。 本発明の第1のものは、
C:0.045〜0.150%、Mn:0.08〜0.
70%、P:く0.13%、Al:0.020〜0.0
80%、で且つCfP≦0.17%を含有、し、残部F
e及び不可避的な不純物からなる鋼を熱間圧延し、63
0゜C以上の温度で捲取り冷延後連続焼鈍をおこなうに
あたり、700〜9000Cで1囲2〜2分間の均熱後
、一次冷却において、650〜520゜Cの間を40゜
C/Sec以上の冷却速度で冷却し、引続く冷却を30
0′C以上て停止させ、300〜500゜Cの温度で3
0秒以上の過時効処理をすることを特徴とする高い焼付
硬化性を有し、耐時効性及びブレス加工性の優れた高強
度冷延鋼板の連続焼鈍による製造方法を要旨とする。
以下に本発明の対象鋼の成分の限定理由を説明する。
C,Mn.Pは鋼板に必要な強度を付与する元素である
が、特にCについては0.045%以上必要とする。
これは、強度を確保することの他に、それ未満では耐時
効性が劣化するためである。又、Cは0.15%超ては
スポット溶接性が劣化するためCは0.45〜0.15
%とした。又、Pは0.13%超では二次加工割れが生
じるようになるため、Pは0.13%以下に限定した。
Mnを0.08〜0.70%としたのは、0.08%よ
り少ないと熱間圧延時の赤熱脆性が発生するのでこれを
防ぐために0.08%以上とし、又、0.70%より多
くなるとブレス加工性に必要なr値が劣化するためであ
る。A1はNによる耐時効性の劣化を防止するために必
要な元素でA1量が0.020%未満では、熱間圧延の
時点でNをAlNとして析出させるためには不十分であ
る。尚、N量は0.080%以上添加する必要は何らな
い。他の元素については、少ない方が望ましいが、必要
に応じて添加してもよい。このような成分組成の鋼は常
法に従つて連続鋳造法、又はインゴットー分塊法でスラ
ブとなし、熱間圧延及び冷間圧延をおこない、次いで特
徴的な連続焼鈍をおこなう。
熱間圧延に際しては前記の如く、時効劣化防止のための
AlNの析出に必要な捲取温度として630℃以上が必
要となる。尚、一熱間圧延前のスラブ加熱温度を700
〜1150℃とすることは、AlNの析出が熱延鋼帯全
長、全巾にわたりより完全になるので好ましい条件であ
る。又、冷間圧延に際して圧下率は通常の通りでよいが
特に圧下率を70〜85%にすれば深絞り加工性に−と
つて必要なr値が向上するのでより望ましい。以下、連
続焼鈍条件について詳しく説明する。先ず、昇温、加熱
条件については、生産性を高めるという観点から直火式
噴流加熱の如き急速加熱が望ましいが、特に限定する必
要はなく、通常のラジアントチユーブによる加熱方式で
得られる条件で充分である。均熱は7000C〜900
′Cの温度で10秒〜2分間行なう。
これは700℃未満、10秒未満では十分な再結晶と粒
成長が得られず。所望のブレス加工性が得られない。一
方900。Cを超える均熱ではオーステナイト化する量
が多くなり過ぎ、絞り性に必要tχr値が劣化する。均
熱時間の上限は長くても良い・が連続焼鈍炉の炉長が長
くなるほど設備、経済上の理由から2分に限定した。上
記の均熱を終了した後の冷却は650′Cから520℃
の間は40℃/Sec以上の冷却速度が必要である。
急冷開始温度が650℃未満となつたり、又、急冷終点
温度が520′C超となつたり、更に冷却速度が40′
C/Sec未満になると急速冷却効果は少なくなり、自
動車外板用高強度冷延鋼板に必要な耐時効性が損なわれ
るので、650〜520゜Cの間の冷却速度を40℃/
Sec以上と限定した。冷却手段は、”冷却終点制御が
可能なものであれば、例えばガスジェット、ミスト、ボ
イリングウオーター、ウォーター、メタルコンタクトク
ーリングの如きいずれの冷却手段も採用できる。尚、冷
却速度は必要以上に高くしても急速冷却の効果の向上代
はあまり期待できず、又冷却速度が早くなればなる程終
点制御が困難となる傾向を有するが特に制限されるもの
ではない。引続き行なわれる520℃からの冷却速度は
特に限定されないが、冷却の終点温度が300℃より低
くなるとBH性が損なわれるので、一次冷却に際しては
、300℃より低く冷却しないように限定した。
過時効温度は300〜500℃が最適であつて、300
℃未満ではブレス加工性に必要な延性が低下し、500
℃超では耐時効性が劣化する。
又、過時効時間は3@未満では充分な延性と耐時効性が
得られないので過時効温度と時間をそれぞれ300〜5
00℃、308以上と限定するものである。本発明の第
2番目のものは、高い焼付硬化性、耐時効性と共にさら
に一層のブレス加工性を向上させるのに重要な延性を向
上させるために提供されるものでその要旨は下記のとお
りである。
C:0.045〜0.150%、Mn:0.08〜0.
70%、P:く0.13%、A1:0.020〜0.0
80%、で且つC+P〈0.17%を含有し、残部Fe
及び不可避的な不純物からなる鋼を熱間圧延し、630
′C以上の温度で捲取り、冷延後連続焼鈍をおこなうに
あたり、750〜900℃で10秒〜2分間の均熱後、
一次冷却において、均熱温度から720〜650℃の間
の急冷開始温度までを20℃/Sec以下の冷却速度で
徐冷すると共に、上記急冷開始温度から520℃の間を
40℃/Sec以上の冷却速度で冷却し、引続く冷却を
300℃以上の温度で停止させ、300〜500℃の温
度で3囲′以上の過時効処理をすることを特徴とする高
い焼付硬化性を有し、耐時効性及びブレス加工性の優れ
た高強度冷延銅板の連続焼鈍による製造方法。この第2
番目の発明においては均熱温度を750〜900′Cで
10秒〜2分間の均熱を行なうことおよび均熱温度から
720〜650℃の間の急冷開始温度までを20゜C/
Sec以下の冷却速度で徐冷する要件が第1番目の発明
に付加されているが、その理由は下記のとおりである。
鋼板のr値および延性の向上をはかるためには十分な結
晶粒成長をさせる必要があり、このため高温の均熱を行
なうものであるが、この場合にオーステナイト量が増加
する。
しかしながらかかる状態から急冷した場合には、本発明
の対象鋼のよらにC:0.045〜0.150%と多く
含有していると、鋼板中に焼入組織が生じ却つて延性が
劣化するという結果になる。そこで第2番目の発明にお
いては、十分な結晶粒成長をはかるべく750〜900
℃で1〔甲2〜2分間の均熱を行なうと共に、均熱後の
急冷による焼入組織の生成を避けるべく、急冷開始温度
を720〜650゜Cの間で選択し、均熱温度からこの
急冷開始温度迄を20′C/Sec以下の冷却速度で徐
冷するものである。かくして一次冷却に際しての銅板中
ての焼入組織の生成が回避され、一そうの延性の向上が
はかれブレス加工性が更に向上するという効果が奏せら
れる。以上述べた連続焼鈍条件と鋼の成分組成、及び熱
間圧延条件との組合せによつて、、高いBH性を有し、
耐時効性及びブレス加工性の優れた高強度冷延鋼板を経
済的に得ることができる。
以下、上述の本発明の限定の根拠を実験例に基ずいて詳
細に説明する。
〈C含有量と耐時効性の関係〉 P:0.050%、Mn:0.31%、Al:0.05
0%を含み、C含有量を0.020〜0.068%まで
変えた溶鋼組成のものを連続鋳造によつてスラブを得、
それを熱間圧延し、700℃で捲取り、酸洗、冷延した
0.8?の冷延鋼板を、第1図に示す連続焼鈍サイクル
において本発明の方法(T,.,:6900C1α=1
00℃/Sec..T,.,:400℃、TO.A:4
00℃、Tl2Osec)て焼鈍し、1.0%の調質圧
延を施し、時効(100℃×1hr)後のY.P上1を
調査17た。
(T,.,は急冷開始温度、αは冷却速度、TQ.,は
急冷終了温度、TO.Aは過時効温度、tは過時効時間
を意味する)第2図にその調査結果を示す。
C含有量を0.045%にすることによつて必要な耐時
効性(時効後のY.P上1〈0.3%)を確保すること
が可能になる。
〈一次冷却速度と耐時効性の関係〉 C:0.070%、Mn:0.21%、P:0.050
%、A1:0.041%含有する鋼を連鋳スラブとし、
熱間圧延しで720゜Cで捲取り、酸洗、冷延した0.
8−の冷延鋼板を第1図に示す連続焼鈍サイクルにおい
てTQ.s:7000C..TQ.,:4500C..
T0.鳳50゜C.,t9(ト)Ecでαを10℃/S
ec〜500゜C/Secまて変えて連続焼鈍し、1.
0%の調質圧延を施し時効後のY.P一E1を調査した
第3図にその調査結果を示す。一次冷却速度を40′C
/Sec以上とすることによつて自動車外板用の高強度
冷延銅板に要求される耐時効性(時効性のY.P上1く
0.3%)が可能となる。〈急冷開始温度、終点温度と
耐時効性、BH性の関係〉C:0.062%、Mn:0
.12%、P:0.060%、Al:0.065%含有
する鋼を連鋳スラブとし、スラブ加熱温度11000C
で熱間圧延し、670℃で捲取り、酸洗し0.80w0
nの冷延鋼板とし、第1図に示す連続焼鈍サイクルにお
いて第1表に示すテスト条件にて熱処理を施し、耐時効
性とBH性を調査した。
第4図に耐時効性に及ぼす一次急冷開始温度の影響につ
いての調査結果を示す。一次急冷開始温度を650℃以
上とすることにより目標とする耐効性(時効後のY.P
上1く0.3%)を得ることが可能となる。又、一次急
冷開始温度を720゜C以下とすることによつて耐時効
性のみならず延性(E1)の向上を計ることが可能とな
る。第5図に耐時効性及びBH性に及ぼす一次急冷終点
温度の影響についての調査結果を示す。
一次急冷終点温度を520゜C以下にすることにより目
標とする耐時効性を得ることが可能となる。BH性につ
いては自動車用外板の耐デント性を得るに必要なりH量
(2%予歪後170℃×20rT11nの処理を施した
時の熱処理による降状応力の増加分)として5k9/7
d以上を確保するには一次急冷終点温度を300゜C以
上とすることによつて可能となる。これは300′C以
下の温度まて冷却し、その後再加熱時に結晶粒内に微細
な炭化物が非常に多く析出し、続いての過時効処理(ブ
レス加工性にとつて重要な延性(E1)を確保するため
に必要)によつてBH特性にとつて必要な固溶炭素まで
も析出させて減少させてしまうからである。〈過時効処
理温度と耐時効性、延性の関係〉C:0.082%、M
n:0.35%、P:0.06%、.Al:0.045
%、含有する鋼を連鋳スラブとし、熱間圧延し、700
℃で捲取り、更に冷間圧延によつて0.80WLの冷延
鋼板とし、第1図に示す連続焼鈍サイクルにおいてTQ
.s:700℃、α:800c/SeclT,.,:4
00QCでT。
.Aをt:9(ト)Ec一定で2000Cから550℃
まて変えて連続焼鈍し、1.0%の調質圧延を施し、時
効性と延性について調査した。第6図に示すとおり、過
時効処理温度を300℃〜500示Cとすることによつ
て自動車外板として必要な耐時効性と延性を確保するこ
とが可能となる。
実施例 第2表に示すような化学成分を持つた試料A,B,C,
D,E,F,G,H,Iを同表中に示す熱間圧延捲取温
度(C.T)で捲取り、それらを板厚0.8−まで冷間
圧延し、それらに第7図に示す〔1〕,〔■〕,〔■〕
の連続焼鈍サイクルによつて焼鈍して、材質調査をした
材質調査の結果は第2表に示す。これらから明らかなよ
うに、C:0.021%であるAはY.P上lが1.2
%にもなるが、C量が0.045%以上であるB,C,
D,E,G,H(:りY.P.上1は0.3%以下とな
り耐時効性が確保される。
Mn量の多いBの〒値は1.01であり、ブレス加工用
鋼板のr値としては不十分てある。従つてr値を高くす
るためにMn量は本発明の範囲のように0.70%以下
にしなくてはならない。試料CはC+P量が本発明の範
囲の量よりも多いものである。
これはスポット溶接部て破断が生じるので試料C(7)
鋼板をスポット溶接することは出来ない。之に対してC
+P量を制御する本発明による鋼板においてはスポット
溶接割れの心配はない。又、試料F,Gにみられるよう
に、本発明外の連続焼鈍サイクル(■,■)により処理
すると、目標のY.P.上1やBH量が確保されない。
すなわちサイクル■は冷却速度が10′C/Secと本
発明のそれよりも遅く、又サイクル■では一次急冷の終
点が300℃よりも低くなつているので本発明の目的は
達成されない。更に、試料1にみられるように熱延捲取
温度が本発明外の600℃ではAlNの析出が不十分で
あり、Y.P.上Iは2.5%にもなる。
一方、本発明の方法であるD,E,Hにおいては本発明
に従つた条件内で製造されているので高延性、耐時効性
、高r値、高BH性、良スポット溶接性を兼ね備えてい
る。
以上詳述したように本発明によれば高い焼付硬化性を有
し耐時効性及びブレス加工性の優れた高強度冷延鋼板の
連続焼鈍による製造方法を提供しうるので、産業界に稗
益するところが極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は連続焼鈍条件の説明図、第2図は耐時効性に及
ぼすC含有量の影響を示す図、第3図は耐時効性に及ぼ
す一次冷却速度の影響を示す図、第4図は耐時効性に及
ぼす1次急冷開始温度の影響を示す図、第5図は耐時効
性、BH性に及ぼす一次急冷終点温度の影響を示す図、
第6図は耐時効性及び延性に及ぼす過時効処理温度T。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C:0.045〜0.150%、Mn:0.08〜
    0.70%、P:≦0.13%、Al:0.020〜0
    .080%、で且つC+P≦0.17%を含有し、残部
    Fe及び不可避的な不純物からなる鋼を熱間圧延し、6
    30℃以上の温度で捲取り冷延後連続焼鈍をおこなうに
    あたり、700〜900℃で10秒〜2分間の均熱後、
    一次冷却において、650〜520℃の間を40℃/s
    ec以上の冷却速度で冷却し、引続く冷却を300℃以
    上で停止させ、300〜500℃の温度で30秒以上の
    過時効処理をすることを特徴とする高い焼付硬化性を有
    し、耐時効性及びプレス加工性の優れた高強度冷延鋼板
    の連続焼鈍による製造方法。 2 C:0.045〜0.150%、Mn:0.08〜
    0.70%、P:≦0.13%、Al:0.020〜0
    .080%、で且つC+P≦0.17%を含有し、残部
    Fe及び不可避的な不純物からなる鋼を熱間圧延し、6
    30℃以上の温度で捲取り、冷延後連続焼鈍をおこなう
    にあたり、750〜900℃で10秒〜2分間の均熱後
    、一次冷却において、均熱温度から720〜650℃の
    間の急冷開始温度までを20℃/sec以下の冷却速度
    で徐冷すると共に、上記急冷開始温度から520℃の間
    を40℃/sec以上の冷却速度で冷却し、引続く冷却
    を300℃以上の温度で停止させ、300〜500℃の
    温度で30秒以上の過時効処理をすることを特徴とする
    高い焼付硬化性を有し、耐時効性及びプレス加工性の優
    れた高強度冷延鋼板の連続焼鈍による製造方法。
JP55076158A 1980-06-06 1980-06-06 高い焼付硬化性を有し、耐時効性及びプレス加工性の優れた高強度冷延鋼板の連続焼鈍による製造方法 Expired JPS6046165B2 (ja)

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