JPH0387320A - 焼付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
焼付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法Info
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- JPH0387320A JPH0387320A JP22425989A JP22425989A JPH0387320A JP H0387320 A JPH0387320 A JP H0387320A JP 22425989 A JP22425989 A JP 22425989A JP 22425989 A JP22425989 A JP 22425989A JP H0387320 A JPH0387320 A JP H0387320A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、焼付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造
方法に関し、詳しくは(引張強さが80kgf/−1級
以上で、焼付硬化量が8kgf/m−以上の焼付硬化性
の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法に関するものであ
る。
方法に関し、詳しくは(引張強さが80kgf/−1級
以上で、焼付硬化量が8kgf/m−以上の焼付硬化性
の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
近年、自動車の安全性向上および軒巳化の要求が高まり
、加工性の優れた100kgf/mm”級の超高強度冷
延鋼板が使用されるに至っている。また、自動車メーカ
ーでは、さらに、高強度化への動きがあり120kgf
/ms”級の要望もある。しかし、高強度化が進むと加
工の際、成形品が捩じれたり、スプリングバックにより
所定の形状がでないばかりか、延性の低下による加工割
れが発生し易くなる。
、加工性の優れた100kgf/mm”級の超高強度冷
延鋼板が使用されるに至っている。また、自動車メーカ
ーでは、さらに、高強度化への動きがあり120kgf
/ms”級の要望もある。しかし、高強度化が進むと加
工の際、成形品が捩じれたり、スプリングバックにより
所定の形状がでないばかりか、延性の低下による加工割
れが発生し易くなる。
したがって、加工する際は強度が低く、成形後は成品強
度の高い材料が望ましい。従来からも、車体外板等には
耐プント性の観点から塗料焼付時に硬化させる焼付硬化
鋼板が使用されているがこれらの焼付硬化鋼板の焼付硬
化量は3〜5kgf/am”程度である。
度の高い材料が望ましい。従来からも、車体外板等には
耐プント性の観点から塗料焼付時に硬化させる焼付硬化
鋼板が使用されているがこれらの焼付硬化鋼板の焼付硬
化量は3〜5kgf/am”程度である。
(発明ゐ(解決しようとする課題)
上記で述べたように、焼付硬化量は、加工のし易さの点
から大きい方が望ましく、!FilFiが高強度化され
ればされるほど焼付硬化量は大きくなければならない、
しかしながら、従来使用されている焼付硬化鋼板の焼付
硬化量は3〜5kgf/am”程度で、満足のいくもの
ではない。
から大きい方が望ましく、!FilFiが高強度化され
ればされるほど焼付硬化量は大きくなければならない、
しかしながら、従来使用されている焼付硬化鋼板の焼付
硬化量は3〜5kgf/am”程度で、満足のいくもの
ではない。
(課題を解決するための手段)
そこで、本発明者らは焼付硬化量を向上させるために鋭
意研究を重ねた結果、体積率で所定量のマルテンサイト
を生じさせれば、安定した母材強度および延性を有し、
優れた焼付硬化性のある超高強度冷延調板を得ることが
できるという知見に基づいて本発明に至ったものである
。
意研究を重ねた結果、体積率で所定量のマルテンサイト
を生じさせれば、安定した母材強度および延性を有し、
優れた焼付硬化性のある超高強度冷延調板を得ることが
できるという知見に基づいて本発明に至ったものである
。
その第1発明は、C:0.1−0.3%、Si:0.2
〜2゜5%、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Fe
および不可避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、A
c、以上の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い
750〜400 ’Cの温度範囲から100℃八ecへ
上の冷却速度で室温まで急冷し、その後150〜450
℃の温度範囲で1秒〜lO分間の過時効処理を施すこと
により、フェライトと体積率で30〜95%のマルテン
サイトとを含む低温変態生成物からなる焼付硬化性の優
れた超高強度冷延鋼板の製造方法である。
〜2゜5%、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Fe
および不可避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、A
c、以上の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い
750〜400 ’Cの温度範囲から100℃八ecへ
上の冷却速度で室温まで急冷し、その後150〜450
℃の温度範囲で1秒〜lO分間の過時効処理を施すこと
により、フェライトと体積率で30〜95%のマルテン
サイトとを含む低温変態生成物からなる焼付硬化性の優
れた超高強度冷延鋼板の製造方法である。
第2発明は、C:Q、l〜0.3%、Si :0.2〜
2.5%、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Feお
よび不可避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、Ac
、以上の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い、
750〜450 ”Cの温度範囲から30〜100′C
/secの冷却速度で450〜150 ”Cの温度範囲
まで冷却し、この温度で1秒〜10分間の過時効処理を
施すことにより、フェライトと体積率で30〜95%の
マルテンサイトとを含む低温変態生成物からなる焼付硬
化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法である。
2.5%、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Feお
よび不可避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、Ac
、以上の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い、
750〜450 ”Cの温度範囲から30〜100′C
/secの冷却速度で450〜150 ”Cの温度範囲
まで冷却し、この温度で1秒〜10分間の過時効処理を
施すことにより、フェライトと体積率で30〜95%の
マルテンサイトとを含む低温変態生成物からなる焼付硬
化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法である。
(作用)
以下、本発明の作用について詳述していくことにする。
先ずは、本発明における鋼の化学成分の限定理由につい
て説明する。
て説明する。
Cは、鋼板の引張強さを支配する重要な元素であり、マ
ルテンサイト組織を得、80kgf/s+m”以上の引
張強さを得るためには、少なくとも0.1%以上の添加
を必要とし、強度を高める観点からは多いほどよいが、
過多に添加するとスポット溶接性を損なうので、その上
限は0.3%とする。したがって、Cの添加量は0.1
〜0.3%とする。
ルテンサイト組織を得、80kgf/s+m”以上の引
張強さを得るためには、少なくとも0.1%以上の添加
を必要とし、強度を高める観点からは多いほどよいが、
過多に添加するとスポット溶接性を損なうので、その上
限は0.3%とする。したがって、Cの添加量は0.1
〜0.3%とする。
Siは、鋼の延性を劣化させずに強度を上昇させるとと
もに、フェライト・オーステナイト温度域を拡大する元
素でもあり、本発明において(よ、適正な再結晶温度を
拡大するために添加している。
もに、フェライト・オーステナイト温度域を拡大する元
素でもあり、本発明において(よ、適正な再結晶温度を
拡大するために添加している。
また、フェライト中の固18cfflを地す元素でもあ
り焼付硬化性を高めるために有用である。かかる効果を
発揮させるには、添加量は少なくとも0.2%以上必要
であるが過多に添加するときは、製造費用を高めるのみ
ならず適正な再結晶温度を高めるのでその上限は2.5
%とする。したがって、Siの添加量は0.2〜2.5
%とする。
り焼付硬化性を高めるために有用である。かかる効果を
発揮させるには、添加量は少なくとも0.2%以上必要
であるが過多に添加するときは、製造費用を高めるのみ
ならず適正な再結晶温度を高めるのでその上限は2.5
%とする。したがって、Siの添加量は0.2〜2.5
%とする。
Mnは、強度を上昇させるとともに、オーステナイト相
を安定化し、冷却過程におけるマルテンサイトの生成を
促進させる元素である。この効果を得るためには少なく
とも0.5%以上の添加が必要であるが、過多に添加す
ると旧の偏析が生し、層状組織になりやすいのでその上
限は2.5%とする。したがって、Mnの添加量は0.
5〜2.5%とするつぎに、製造条件の限定理由につい
て説明する本発明法においては、冷間圧延に先だって行
う熱間圧延は、その仕上げ温度をAr3変態点以上とし
、熱間圧延後の焼鈍において再結晶組織を均一化するた
めに600’C以下の低温巻取りが好ましい。ついで、
焼鈍後の熱延材は酸洗され冷間圧延される。この冷間圧
延は、再結晶を促進させるために冷延率30%以上で行
うのが好ましい。
を安定化し、冷却過程におけるマルテンサイトの生成を
促進させる元素である。この効果を得るためには少なく
とも0.5%以上の添加が必要であるが、過多に添加す
ると旧の偏析が生し、層状組織になりやすいのでその上
限は2.5%とする。したがって、Mnの添加量は0.
5〜2.5%とするつぎに、製造条件の限定理由につい
て説明する本発明法においては、冷間圧延に先だって行
う熱間圧延は、その仕上げ温度をAr3変態点以上とし
、熱間圧延後の焼鈍において再結晶組織を均一化するた
めに600’C以下の低温巻取りが好ましい。ついで、
焼鈍後の熱延材は酸洗され冷間圧延される。この冷間圧
延は、再結晶を促進させるために冷延率30%以上で行
うのが好ましい。
冷間圧延後の再結晶焼鈍は冷間圧延で生した結晶構造の
変化を回復させるためのもので、Ac、変態点以上の温
度で行い、再結晶焼鈍後は結晶粒の粗大化を防止するた
めに強制空冷を行い、750〜400℃の温度範囲から
100℃/SeC以上の冷却速度で室温まで急、冷する
。
変化を回復させるためのもので、Ac、変態点以上の温
度で行い、再結晶焼鈍後は結晶粒の粗大化を防止するた
めに強制空冷を行い、750〜400℃の温度範囲から
100℃/SeC以上の冷却速度で室温まで急、冷する
。
ここで、急冷条件の限定理由について説明する、再結晶
焼鈍後の急冷はオーステナイトをマルテンサイトを主と
する第2相に変態させるためのもので、体積率で30〜
95%のマルテンサイトが必要である。そのためには、
少なくとも750〜400℃の温度範囲から100℃/
sec以上の冷却速度で室温まで急冷することが重要で
ある。
焼鈍後の急冷はオーステナイトをマルテンサイトを主と
する第2相に変態させるためのもので、体積率で30〜
95%のマルテンサイトが必要である。そのためには、
少なくとも750〜400℃の温度範囲から100℃/
sec以上の冷却速度で室温まで急冷することが重要で
ある。
さらに、急冷後は150〜450℃の温度範囲で1秒〜
lO分間の過時効処理を施す。この過時効処理は延性を
回復するものである。過時効処理の温度は、150℃未
満では十分な延性は得られず、450℃を超えると固溶
Cが析出し、強度が低下する。
lO分間の過時効処理を施す。この過時効処理は延性を
回復するものである。過時効処理の温度は、150℃未
満では十分な延性は得られず、450℃を超えると固溶
Cが析出し、強度が低下する。
このため、過時効処理の温度は、150〜450 ’C
の範囲に限定した。処理時間については、過時効処理は
その温度に対象物が達していれば十分であり、処理時間
は1秒以上とした。また、処理時間を長くしてもこれ以
上の処理効果は望めず、経済的でないためその上限は1
0分間とした。
の範囲に限定した。処理時間については、過時効処理は
その温度に対象物が達していれば十分であり、処理時間
は1秒以上とした。また、処理時間を長くしてもこれ以
上の処理効果は望めず、経済的でないためその上限は1
0分間とした。
第2発明は、再結晶焼鈍後、750〜450℃の温度範
囲から30〜lOO℃/seeの冷却速度で150〜4
50℃の温度範囲まで急冷し、この温度で1秒〜lO分
間過時効処理を施すものである。ここで、急冷開始温度
を750〜450℃の温度範囲に限定した理由は、75
0℃より高い温度ではマルテンサイト体積率が95%超
えとなり、加工性が劣化する。一方450℃より低い温
度ではへイナイトが混在し、 8kgf/IIIm”以上の焼付硬化量を得るための3
0%以上のマルテンサイトを得るのが困難であるためで
ある。また、冷却速度を30〜100°(/secに限
定した理由は、冷却速度が30℃/secより小さいと
きはベイナイト変態を起こし易くなるので、体積率で3
0%以上のマルテンサイトを得るのが困難である一方、
100℃/secより大きいときは、ロール冷却の冷却
むらが大きくなり、材質が不均一となるためである。な
お、過時効処理条件の限定理由は上記の通りであ。
囲から30〜lOO℃/seeの冷却速度で150〜4
50℃の温度範囲まで急冷し、この温度で1秒〜lO分
間過時効処理を施すものである。ここで、急冷開始温度
を750〜450℃の温度範囲に限定した理由は、75
0℃より高い温度ではマルテンサイト体積率が95%超
えとなり、加工性が劣化する。一方450℃より低い温
度ではへイナイトが混在し、 8kgf/IIIm”以上の焼付硬化量を得るための3
0%以上のマルテンサイトを得るのが困難であるためで
ある。また、冷却速度を30〜100°(/secに限
定した理由は、冷却速度が30℃/secより小さいと
きはベイナイト変態を起こし易くなるので、体積率で3
0%以上のマルテンサイトを得るのが困難である一方、
100℃/secより大きいときは、ロール冷却の冷却
むらが大きくなり、材質が不均一となるためである。な
お、過時効処理条件の限定理由は上記の通りであ。
ここで、マルテンサイト体積率の限定理由について述べ
る。
る。
第1図にマルテンサイト体積率と焼付硬化量との関係を
示す。第1図は、C:0.14%、Si:0.40%、
Mn:2.00%とCoo、 17%、Si:1.40
%、Mn:2.00%の28種の冷延鋼板について、
850″Cで再結晶焼鈍を行った後、750〜450℃
の温度範囲から急冷(水焼入れ)し、その後350 ”
Cで過時効処理を行った鋼板のマルテンサイト体積率と
焼付硬化量との関係を示したものである。なお、焼付硬
化処理は2%予歪みを与えた後、170℃で20分間で
ある。
示す。第1図は、C:0.14%、Si:0.40%、
Mn:2.00%とCoo、 17%、Si:1.40
%、Mn:2.00%の28種の冷延鋼板について、
850″Cで再結晶焼鈍を行った後、750〜450℃
の温度範囲から急冷(水焼入れ)し、その後350 ”
Cで過時効処理を行った鋼板のマルテンサイト体積率と
焼付硬化量との関係を示したものである。なお、焼付硬
化処理は2%予歪みを与えた後、170℃で20分間で
ある。
図中横軸はマルテンサイト体積率を、縦軸は焼付硬化量
をそれぞれ示す。同図から明らかなように、マルテンサ
イト体積率が30%未満では固溶C量が少なく 、8k
gf/a+a+”以上の焼付映化鼠は得られず、また、
マルテンサイト体積率が95%を超えると降伏比が高く
なり焼付硬化量は減少する。したがって、8kgf/m
1以上の焼付硬化量を確保するために、マルテンサイト
体積率は30〜95%の範囲に限定した。
をそれぞれ示す。同図から明らかなように、マルテンサ
イト体積率が30%未満では固溶C量が少なく 、8k
gf/a+a+”以上の焼付映化鼠は得られず、また、
マルテンサイト体積率が95%を超えると降伏比が高く
なり焼付硬化量は減少する。したがって、8kgf/m
1以上の焼付硬化量を確保するために、マルテンサイト
体積率は30〜95%の範囲に限定した。
(実施例)
本発明の構成は上記の通りであるが、以下に実施例を挙
げて本発明について説明する。
げて本発明について説明する。
実施例1
第1表に示す化学組成を有する鋼片を、850〜900
℃の温度で熱間圧延を完了し、600℃の温度で巻取り
厚み2.5■の11mに仕上げた。これを酸洗した後、
厚み1 、2mmに冷間圧延し、ついで、850℃で再
結晶焼鈍し、第2表に示す水焼入れ開始温度から水焼入
れし、水焼入れ後、第2表に示す温度で4分間過時効処
理を行った。過時効処理後の機械的性質と焼付硬化処理
による焼付硬化量を第2表に併記する。なお、焼付硬化
処理は2%予歪みを与えた後、170’cで20分間で
ある。
℃の温度で熱間圧延を完了し、600℃の温度で巻取り
厚み2.5■の11mに仕上げた。これを酸洗した後、
厚み1 、2mmに冷間圧延し、ついで、850℃で再
結晶焼鈍し、第2表に示す水焼入れ開始温度から水焼入
れし、水焼入れ後、第2表に示す温度で4分間過時効処
理を行った。過時効処理後の機械的性質と焼付硬化処理
による焼付硬化量を第2表に併記する。なお、焼付硬化
処理は2%予歪みを与えた後、170’cで20分間で
ある。
第1表に供試鋼の化学m或を、第2表に再鮎晶焼!!温
度、水焼入れ開始温度、過時効処理温度、マルテンサイ ト体積率、 過時効処理後の機械的性 質および焼付硬化量をそれぞれ示す。
度、水焼入れ開始温度、過時効処理温度、マルテンサイ ト体積率、 過時効処理後の機械的性 質および焼付硬化量をそれぞれ示す。
第1表
(注)
*印を付した鋼は本発明で現定する組戒範凹のものであ
る。
る。
(以下余白)
第2表に示すように、比較法1は鋼種Aを使用している
ため、clが0.08%と本発明法の限定範囲を低めに
外れているため、マルテンサイト体積率は7%と低く、
焼付硬化量は4.5kgf/am”と小さい。
ため、clが0.08%と本発明法の限定範囲を低めに
外れているため、マルテンサイト体積率は7%と低く、
焼付硬化量は4.5kgf/am”と小さい。
比較法2および本発明法3は鋼種Bを使用したものであ
るが、比較法2は過時効処理温度が460℃と本発明法
の限定範囲を高めに外れているため、マルテンサイト中
の固溶Cが析出し、本発明法3よりも焼付硬化量は劣っ
ている。
るが、比較法2は過時効処理温度が460℃と本発明法
の限定範囲を高めに外れているため、マルテンサイト中
の固溶Cが析出し、本発明法3よりも焼付硬化量は劣っ
ている。
比較法4、比較法5および本発明法6は鋼種Cを使用し
たものであるが、比較法4はマルテンサイト体積率が9
7%と高めに、一方、比較法5はマルテンサイト体積率
が20%と低めに本発明法の限定範囲を外れているため
、本発明法6よりも焼付硬化量は劣っている。
たものであるが、比較法4はマルテンサイト体積率が9
7%と高めに、一方、比較法5はマルテンサイト体積率
が20%と低めに本発明法の限定範囲を外れているため
、本発明法6よりも焼付硬化量は劣っている。
比較法7、比較法8および本発明法9は鋼種りを使用し
たものであるが、比較法7は過時効処理温度が500℃
と本発明法の限定範囲を高めに外れているため、マルテ
ンサイト中の固’tlJcが析出し、本発明法9よりも
焼付硬化量は劣っている。
たものであるが、比較法7は過時効処理温度が500℃
と本発明法の限定範囲を高めに外れているため、マルテ
ンサイト中の固’tlJcが析出し、本発明法9よりも
焼付硬化量は劣っている。
方、比較法8はマルテンサイト体積率が25%と本発明
法の限定範囲を低めに外れているため、本発明法9より
も焼付硬化量は劣っている。
法の限定範囲を低めに外れているため、本発明法9より
も焼付硬化量は劣っている。
実施例2
第1表に示す化学組成を有する鋼片を、850〜900
℃の温度で熱間圧延を完了し、600 ’Cの温度で巻
取り厚み2.5+wmのmeに仕上げた。これを酸洗し
た後、厚み1 、2+++mに冷間圧延し、ついで、8
50℃で再結晶焼鈍し、第3表に示す負、冷開始温度か
ら50℃/secの冷却速度で第3表に示す時効処理温
度まで冷却し、その温度で4分間過時効処理を行った。
℃の温度で熱間圧延を完了し、600 ’Cの温度で巻
取り厚み2.5+wmのmeに仕上げた。これを酸洗し
た後、厚み1 、2+++mに冷間圧延し、ついで、8
50℃で再結晶焼鈍し、第3表に示す負、冷開始温度か
ら50℃/secの冷却速度で第3表に示す時効処理温
度まで冷却し、その温度で4分間過時効処理を行った。
過時効処理後の機械的性質と過時効処理による焼付硬化
Iを第3表に併記する。なお、焼付硬化処理は2%予歪
みを与えた後、170℃で20分間である。
Iを第3表に併記する。なお、焼付硬化処理は2%予歪
みを与えた後、170℃で20分間である。
第1表に供試鋼の化学組成を、第3表に再結晶焼鈍温度
、急冷開始温度、過時効処理温度、マルテンサイト体積
率、過時効処理後の機械的性質および焼付硬化量をそれ
ぞれ示す。
、急冷開始温度、過時効処理温度、マルテンサイト体積
率、過時効処理後の機械的性質および焼付硬化量をそれ
ぞれ示す。
第3表に示すように、比較法10および本発明法11は
鋼種Bを使用したものであるが、比較法lOはマルテン
サイト体積率が25%と本発明法の限定範囲を低めに外
れているため、本発明法11よりも焼付硬化量は劣って
いる。
鋼種Bを使用したものであるが、比較法lOはマルテン
サイト体積率が25%と本発明法の限定範囲を低めに外
れているため、本発明法11よりも焼付硬化量は劣って
いる。
比較法12、比較法13、本発明法14および15は鋼
種Cを使用したものであるが、比較法12はマルテンサ
イト体積率が3%と本発明法の限定範囲を低めに外れて
いるため、本発明法14および15よりも焼付硬化量は
劣っている。一方、比較法13は過時効処理温度が50
0℃と本発明法の限定範囲を高めに外れ、また、マルテ
ンサイト体積率が5%と本発明法の限定範囲を低めに外
れているため、本発明法14および15よりも焼付硬化
量は劣っている。
種Cを使用したものであるが、比較法12はマルテンサ
イト体積率が3%と本発明法の限定範囲を低めに外れて
いるため、本発明法14および15よりも焼付硬化量は
劣っている。一方、比較法13は過時効処理温度が50
0℃と本発明法の限定範囲を高めに外れ、また、マルテ
ンサイト体積率が5%と本発明法の限定範囲を低めに外
れているため、本発明法14および15よりも焼付硬化
量は劣っている。
比較法16、本発明法17および18は鋼種りを使用し
たものであるが、比較法16は過時効処理温度が500
’Cと本発明法の限定範囲を高めに外れ、また、マル
テンサイト体積率が3%と本発明法の限定範囲を低めに
外れているため、本発明法17および18よりも焼付硬
化量は劣っている。
たものであるが、比較法16は過時効処理温度が500
’Cと本発明法の限定範囲を高めに外れ、また、マル
テンサイト体積率が3%と本発明法の限定範囲を低めに
外れているため、本発明法17および18よりも焼付硬
化量は劣っている。
以上の実施例からも明らかなように、本発明に係わる焼
付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法は、8k
gf/mm”以上の焼付硬化量および90kgf/ms
”以上の引張強さを有する超高強度冷延鋼板の製造に相
応しいものである。
付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法は、8k
gf/mm”以上の焼付硬化量および90kgf/ms
”以上の引張強さを有する超高強度冷延鋼板の製造に相
応しいものである。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係わる焼付硬化性の優れ
た超高強度冷延鋼板の製造方法は、上記の構成であるか
ら、成形後に降伏強度を高めることができるため、同強
度レベルの従来鋼に比較して底形が容易で、かつ、圧壊
特性にも優れているという効果を有するものである。
た超高強度冷延鋼板の製造方法は、上記の構成であるか
ら、成形後に降伏強度を高めることができるため、同強
度レベルの従来鋼に比較して底形が容易で、かつ、圧壊
特性にも優れているという効果を有するものである。
第1図はマルテンサイト体積率と焼付硬化量との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
Claims (2)
- (1)C:0.1〜0.3%、Si:0.2〜2.5%
、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Feおよび不可
避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、Ac_1以上
の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い、750
〜400℃の温度範囲から100℃/sec以上の冷却
速度で室温まで急冷し、その後150〜450℃の温度
範囲で1秒〜10分間の過時効処理を施すことにより、
フェライトと体積率で30〜95%のマルテンサイトと
を含む低温変態生成物からなることを特徴とする焼付硬
化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法。 - (2)C:0.1〜0.3%、Si:0.2〜2.5%
、Mn:0.5〜2.5%を含み、残部Feおよび不可
避不純物からなる鋼板を冷間圧延した後、Ac_1以上
の温度で再結晶焼鈍し、次いで強制空冷を行い、750
〜450℃の温度範囲から30〜100℃/secの冷
却速度で450〜150℃の温度範囲まで冷却し、この
温度で1秒〜10分間の過時効処理を施すことにより、
フェライトと体積率で30〜95%のマルテンサイトと
を含む低温変態生成物からなることを特徴とする焼付硬
化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224259A JP2793284B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 焼付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224259A JP2793284B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 焼付硬化性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387320A true JPH0387320A (ja) | 1991-04-12 |
JP2793284B2 JP2793284B2 (ja) | 1998-09-03 |
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ID=16810973
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---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11193418A (ja) * | 1997-12-29 | 1999-07-21 | Kobe Steel Ltd | 平坦性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法 |
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JP2005187863A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Kobe Steel Ltd | 塗膜密着性に優れた高強度冷延鋼板 |
CN105849293A (zh) * | 2013-12-23 | 2016-08-10 | Posco公司 | 强度和延展性优异的热处理硬化型钢板及其制造方法 |
JP2018090874A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 新日鐵住金株式会社 | 焼付硬化性に優れる高強度鋼板および製造方法 |
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Citations (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-08-29 JP JP1224259A patent/JP2793284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105849293A (zh) * | 2013-12-23 | 2016-08-10 | Posco公司 | 强度和延展性优异的热处理硬化型钢板及其制造方法 |
US10294541B2 (en) | 2013-12-23 | 2019-05-21 | Posco | Quenched steel sheet having excellent strength and ductility |
JP2018090874A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 新日鐵住金株式会社 | 焼付硬化性に優れる高強度鋼板および製造方法 |
WO2020022477A1 (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 日本製鉄株式会社 | 高強度鋼板 |
CN112437816A (zh) * | 2018-07-27 | 2021-03-02 | 日本制铁株式会社 | 高强度钢板 |
CN112437816B (zh) * | 2018-07-27 | 2022-06-17 | 日本制铁株式会社 | 高强度钢板 |
US11505855B2 (en) | 2018-07-27 | 2022-11-22 | Nippon Steel Corporation | High-strength steel sheet |
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Publication number | Publication date |
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JP2793284B2 (ja) | 1998-09-03 |
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