JPS6045225A - 合成樹脂製フォトクロミックレンズ - Google Patents

合成樹脂製フォトクロミックレンズ

Info

Publication number
JPS6045225A
JPS6045225A JP15365483A JP15365483A JPS6045225A JP S6045225 A JPS6045225 A JP S6045225A JP 15365483 A JP15365483 A JP 15365483A JP 15365483 A JP15365483 A JP 15365483A JP S6045225 A JPS6045225 A JP S6045225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
film
coating
photochromic
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15365483A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kojima
健治 小島
Takao Mogami
最上 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Suwa Seikosha KK filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP15365483A priority Critical patent/JPS6045225A/ja
Publication of JPS6045225A publication Critical patent/JPS6045225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/22Absorbing filters
    • G02B5/23Photochromic filters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面硬度、耐摩耗性、耐久性、フォトクロミ
ック性能などの優れた表面特性を有するコーティング被
膜を設け、その上に単層または多層の反射防止膜を設け
た合成樹脂製フォトクロミックレンズに関する。
1972年の米国のFDA規格(眼銀の安全性に関する
規格)の制定により眼鏡レンズの安全性が見直され、レ
ンズ材料としてより安全性の高い合成樹脂材料が無機ガ
ラスに代って使用されるようになってきた。我国におい
ても年々プラスチックレンズのンエアが拡大し、既に6
0%を越えたといわれている。それはプラスチック44
料の持つ安全性、軽さ、7ツシヨン性、易加工性といっ
たq゛1長に加えて、反射191止コート、ハードコー
ト。
ハード反射防止コート、防曇性、高屈折率樹脂等といっ
た4ぶ能の付与に多数のメーカーが研究を重ね次々と商
品化したためと考えられる。一方プラスチックレンズの
主流であるジエチレングリコールビスアリルカーボネ−
1・(以後0R−69と呼ぶ)樹脂製レンズの米国にお
ける市場占有率は約50パーセントと言われンエアが5
0パーセントに達してから仲が鈍化したと言われている
。これはCR−69レンズのカラスに比軸した場合の傷
つき易さと・もう一つは0R−39レンズにすぐれたフ
ォトクロミックレンズがないためと推測されている。現
在n(A−ブルーに変色するフォトクロミックレンズが
市販されているが、機能面(減光率2着色速度、退色速
度)で問題がある。一方フォトクロミソクレンズの着色
に対する消費者の要望は光の吸収により無色からブラウ
ンないしグレーへの変化をめるものが圧倒的である。つ
まり満足できる合成樹脂製フォトクロミックレンズは皆
無であると言って過言でない◇ また技術的にもプラスチ、クィオオこトの耐摩fil’
i I′l。。
耐久性を向上させる研究、フォトクロミックtl+能を
示す材料((関する研究は個々に、別個に行われ ゛多
数提案がなされているが、同者を総合的にとらえた研究
はなされておらず、耐M耗性、耐久性。
フォトクロミック性能を同時に満足する合成樹脂製7オ
トクロミンクレンズは未だ確立されてぃなし)。
プラスチック材f1の耐摩耗性を向上させるため代表的
技術例は、特開fll′i5 o −40674、q’
、’j開昭51−−42752、特開昭52−1126
98.1.7開n44 s ろ−111336、q:’
p開昭56−99265 、U S P −3,986
,997等に開示されている。
一方フオドクロミック拐利(レンズ)K関する技術は・
特公昭45−1271 (i、特公1wイ45−288
93、特公昭4646−1l、特17fJ昭48−89
179、特開昭51−45541 、特開昭 152−
152887、!l庁い昭54−955、特開 □゛昭
54−110854、特開昭55−121412、特公
昭57 59244 、q’り公昭57−55747、
特開昭57−166645初に数多く開示されている。
これ等の技術によるプラスチック樹脂イA科への7第1
・クロミック性能の付与は、プラスチック材料に、有機
、無機化合物よりなるフォトクロミック性能を示す分子
を添加するか、高分子(iji、’t K結合させるか
、接触させて熱的に移動させるか、あるいは樹脂に含ま
せて積層するかのいずれかの方法が取られているが、い
ずれの場合にも耐摩耗性という面で劣り、レンズ材料と
してはη)も足できるものではない。またフォトクロミ
ック材料を樹脂中に添加する方式は、レンズの外観、上
好ましいものではない。眼鏡レンズは一般に中心部と外
周部の厚みが異なるため、レンズ材料にフ第1・クロミ
ック分子が均一に分布した場合、発色による減光率に必
ず濃度勾配ができるためである。
またCR−39のようなキャスティング方式を採用する
場合、一般に用いられるジイソプロピルノぐ−オギシジ
カーボネートのようなパーオキ7ドによりほとんどの7
オトクロミノク分子が失活させられてしまう。フォトク
ロミック分子を接触により移動さぜる方式は、均一な移
行が困σイtでムラが発生しやすく、レンズ面への欠陥
も生じやすい。
’Jr’M開昭58−34437にはフォトクロミック
機能の付与方法の一つに溶@、I; Kフォトクロミッ
ク物質を分散溶解させ含浸させる方法が述べられ、その
処理をしたプラスチック材1(イイにSiO,SiO2
、Afi203.ZvO2を蒸着する方法が開示されて
いる1、この技術は上に述べたPR欠点を改良した優れ
たものであるが、耐摩耗性、耐熱性という面で問題が残
る。すなわち耐熱性、耐摩耗性、耐?h ’R性の改良
という面では、プラスチツタ基41と蒸着物質との熱膨
張係数の大きな違い、密着性の問題等から、無機物質を
蒸着した場合よりも、シリコン系バートコ〜ト、するい
はシリコン系ハードコートを施こした上に無機物質より
なる反射防止層のみを蒸着した場合の方がより但れたも
のであることは眼鏡レンズ業界では周知の技術である、
また、従来から行なわれている合成樹IJi7 制レン
ズの反射防止層は、反射防止効果と耐摩耗性、耐擦傷イ
1を向上させる目的のために、無機物のハードコートf
j%’jを設けた上に反射防止膜を設けたものが多い。
耐摩耗性、耐擦(L5性を向上させるためには、無機物
のハードコート膜を厚く設けなくてはならず、そのため
に耐熱性、耐熱水性、耐衝撃性等に問題があった。
また、本発明者等は、本発明におけるB成分の代わりに
テトラアルキルシリケート等を用いる合成樹脂製フォト
クロミックレンズを提案した(特願昭17−βり♂tλ
)が、ポットライフという面で欠点が見出された。
本発明者らは、上述の点に鑑み、光の・照射により褐色
に発色し、暗所で可逆的に無色に戻るフォトクロミンク
機能を有し、表示硬度、耐摩耗性、耐久性、反射防止効
果等に優れた合成樹脂製フォトクロミックレンズを得る
べく鋭意研究した結果下記に説明する本発明に到達した
すなわち本発明は下記のA、B、およびCを主成分とし
て含有するコーティング組成物を被り硬化したレンズ表
面に、単層または多層の反射防止膜を設けたことを特徴
とする合成イriJ脂製フォトクロミックレンズである
A1ハロゲン([1(ハロゲンは7〕素ヲ除<ハロゲン
) B、粒径1〜100ミリミクロンのコロイダルだり、 
B Iはビニル、アミノ、イミノ、エポキシ。
(メタ)アクリロキシ、フェニルおよびSH基がら選ば
れる少くとも一種を含む有機基、R2は水素、炭素数1
〜乙の(ハロゲン化)炭化水素基、R3は炭素数1〜5
の炭化水素基、アルコギンアルキル基、または炭素数1
〜4のアシル2K、aは0.1または2、bは0,1ま
たは2であってa 十b≦2)で示されるケイ素化合物
の1利1又は2種以上の加水分解物。
次に本発明のコーティング組成物を構成する各成分につ
いて述べる。 1;!・ A成分のハロゲン化銀としては、臭化銀、ヨウ化銀、塩
化銀、およびこれ等の二種以上の混合物を」二けること
ができ、臭化銀及び臭化銀と他のハロゲン化銀との組合
せが好適である。
B I&、 分の粒径1〜100ミリミクロンのコロイ
グルシリ力とは分散媒たとえば水、アルコール系、十ロ
ソルブ系分散媒に高分子量無水ケイ散を分散させたもの
を言い、周知の方法で製造され市販されているものであ
る。本発明の実施に当っては粒径5〜40??1μのも
のがとくに有用である。Brr0分は被膜の耐摩耗性、
耐久性の向上に重要な成分である。 R2b C成分の一般弐R’ a−S i−(0R3) 4−a
−bで示されるケイ素化合物は、被膜の密着性、可とう
性、耐摩耗性の向上に必須の成分であり、具体例として
は、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキンン
ラン、ビニルドリアセトキンンラン、γ−アミノプロピ
ルトリメトキシンラン、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキンシラン、γ−グリシドキンプロピルトリエトキ
シシラン、γ−グリシドキンプロピルメチルジメトキシ
シラン。
β−グリシドキシエチルトリノトキンンラン、β−(3
,4−エホキンンクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ラン、γ−(3,4−エポキシンクロヘギシル)エチル
トリメトギンシラン、γ−(6,4−エボキシンクロヘ
キシル)エチルトリメトキシンラン、γ−(メタ)アク
リロキンプロピルトリメトキシシラン、r−(メタ)ア
クリロギシブロビルメチルジメトギシンラン、フェニル
トリメトキンシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キンシラン、フェニルトリメトキンシラン、γ−クロロ
プロピルトリメトキンシラン、β−シアノエチルトリエ
トキシンラン、テトラメトキンンラン、テトラエトキシ
シラン、テトラプロポキンシラン、テトラブトキンシラ
ン、メチルトリメトキシンラン、メチルトリエトキンン
ラン、メチルトリプロポキシンラン、メチルトリプトキ
ンシラン、エチルトリメトギンシラン、エチルトリエト
キンシラン、ジメチルジメトキンンラン、ジメチルジェ
トキシシラン、フェニルメチルジェトキシシランなどが
ある。これ等のンラン化合物の加水分解は、たとえば、
水とアルコールなどの混合溶〃II中で、酸の存在下圧
おいて周知の方法で行われる。Cの化合物を加水分解し
ないで用いた場合には耐厚耗性か不十分である0またケ
イ素化合物の二種以上を加水分1イシて用いる場合には
、別々に加水分解し7て混合するよりは、混合して同時
に共加水分解する方が良〃コな結果を得ることが多い。
また加水分解により生成した水酸基が一部縮合した形で
存在しているが、本発明の効果に影響番:1ない。
本発明の7メトクロミノク性をより効果的に発Jilさ
せるために、微量の醐化銅や、酸化アンチモン、酸化鉄
のような金)1酸化物を加えることが好ましい。
また必要に応じ、酢酸ナトリウムのよっなカルボン酸の
アルカリ金属塩、酢酸エタノールアミンなどのアミンカ
ルボキシレート、酢酸テトラメチルアンモニウムのよう
な第四級アンモニウム h /l/ボギンレー1・およ
びトリエチルアミン、グリシジ、ピリジン、アルカリ水
酸化物などの縮合触媒や・13 F 3 、 Sn O
L + Sn 012 、 An OLのようなルイス
酸、或はブレーンステソズ隋、アルミニウムキレート化
合物、その他の金k」4キレ一ト化合物。
過塩素酸アンモニウム研のエボギシω!化触媒を用いる
と効果的である。
塗装作渠の改良、塗料としての必要な特性をイ」与する
目的で各f11?の溶剤、界面活性剤、チキソトロピー
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤や各種のポリマーを添加
することが可能である。溶剤もしくは希釈剤としては、
アルコール、ケトン、ニスデル、セロソルブ、ハロゲン
化炭化水素、カルボン/ff3.芳香放化合物等の各種
の溶剤を用いることができ・これ等の一種又は二種以上
の混合溶剤として用いることも可能である。
本発明の組成物を合成樹脂レンズに塗布する方法として
は、浸漬法、スプレー法、スピンコーティング法、フロ
ーコーティング法と周知の方法による。このようにして
塗布された合成樹脂レンズは、加熱、乾燥することによ
り硬化被膜となる。
加熱温度、加熱時間等の条件は樹脂の特性との並 ′″
゛′1′合で決定されるが、通常60〜150℃の温度
が適用される。
得られる硬化被膜の厚みは1〜30μであることが好ま
しい、1μ以下の場合には満足できる耐バ)4耗性を得
ることができず、また要求される特性を維持するために
は、フォトクロミック物質の量を制限せざるを得ない。
逆に30μ以上の厚みにしても膜厚を厚くすることによ
る効果は期待できず、クラックも発生しやすい。
合成樹脂レンズとコーティング組成物の1711の密着
性を改良する目的で、各種のプライマーあるいは活性化
ガス処理、凸;2.アルカリ等による化学処理で、レン
ズ表面をあらかじめ前処理することは本発明の実施にお
いて有用である。
このようにして得られるコーティング組成物はポリカー
ボネ−1・樹脂、アクリル崩脂、0R−39樹脂、ポリ
スチレン等の透明な樹脂よりなるレンズ表面に塗布され
、透明性2表面硬度、耐摩耗性、耐久性、フォトクロミ
ンク性能の優れた硬化被膜となる。
このようにして得られたフーティング被膜の上に本発明
では反射防止膜を設けている。前述のコーティング被膜
の特徴をそのまま生かし、更にレンズ表面の反射を減少
させるためにコーティング被膜の上K、金属酸化物、金
属窒化り=り、金属酸4“1化物、金属炭化物、金属フ
ッ化物等の透明な無機の誘電体Elからなる単層または
多層の反射防止膜を設けた。
本発明のコーティング被膜は有機物であり、その上には
薄い反射防止膜のみを農′りたものであるため、従来の
ような耐熱性、耐ii(水性、耐衝!I4を性等が悪く
なるという欠点が改善されている。また、コーティング
被膜と、反射防止119.iとの密危性が良くないと耐
擦傷性等を向」ニさせることができないほか、玉摺り加
工時などにクラック等の間荷(を生ずる。本発明のコー
ティング被膜の成分に合わせて、コーティング被膜上の
反射防止膜物質を;4”択することにより、密着性の良
好な反射防止膜を?Uることかできる。
反射防止層は低M折率物質として、二酸化硅素、7〕化
マグネシウム等を用い、高屈4J〒率物質として、酸化
チタニウム、酸化ジルコニウム、土酸化タンタリウム等
の金属酸化物や、窒化シリコン、窒化アルミニウム等の
窒化物を用い、中程度の屈折率物質としては、酸化イツ
トリウム、酸化イノテリビウム、酸イbアルミニウム等
の酸化物や酸窒化物を用いて構成すれば良い。反射防止
膜は、真空rA 着法、スパッタリング法、イオンブレ
ーティング等で形成することができる。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発
明はこれ等に限定されるものではない。
なお実施例中の部は重量部を示す、またコート膜の評価
方法は下に示す方法を用いた。
フォトクロミック性能ニアオドクロミックレンズ調光レ
ンズテスター HE−223(ハセガワピコー社製)を
用い、1回のテストで可視域の平均減光率が30%以上
のものを良とした。
耐摩耗性:#0000スチールウールでI KFの荷重
をかけ、10往復、表面を摩擦し、傷のついた度合を下
の段階に分けて評価した。
A:はとんど傷がついていない。
B:いくらかの傷がつく。
C:かなりの傷がつく。
コート膜の密着性:いわゆるクロスカットテープテスト
で塗膜表面にナイフで1關間隔で縦横に各10本の平行
線を入れ、100個のマス目をクロスカットし、その上
にセロファン粘着テープを付着させた後テープを剥離し
て100個のマス目の中で剥離しないマス目の数をもっ
て表示した。
耐熱水性=80℃熱水に1時間浸清後のコート膜の状態
を肉視により調べた。
耐熱性=90℃の熱風乾燥炉中に1時間保存後のコート
膜の状態を肉視によりg71べた0耐薬品性:エタノー
ル、アセトンに24時間浸漬後のコート膜の状態を調べ
た。
実施例1 (1) γ−グリシドキシプロピルトリメトキンシ5 
> L7) jJ“* 3) P# qh +7)”*
 s* 、i。
攪拌装置を備えた反応器中にイソプロピルアル:l /
l/ s s 9 部、インプロピルアルコール分散コ
ロイダルシリカ200部(触媒化成工業eleεi11
″オスカル1432 ”固形分濃度30%)、γ−グリ
シドキンプロピルトリメトキンシラン236部、シリコ
ン系界面活性剤03部を仕込み、攪拌しなから室n1λ
下0.05規定硝酸水溶液81部を一気に加えた後1時
間攪拌を継続した・その後指押を停止して室温で一昼夜
熟成した。
(2)塗料の調整及び塗装 (1)で得られた加水分解物に平均粒度5C1mμの臭
化銀30部を加え、ホモジナイザーで2000Orpm
で1時間攪拌し分散させ、塗料とした。この塗料を0R
−39製のプランレンズに浸漬法(引上速度20 cm
 / via )で塗布し、80℃の熱風乾燥炉で30
分箋更に120℃で120分加熱硬化させた。硬化後の
被膜の厚さは、5μであった0尚、塗液のB型粘度計に
よる初期粘度は52センチポイズ、1力月後の粘度は5
8センチボイスであり、塗寿命も良好であった。
(3)反射防止膜 (2)で得られたコーティング被膜上に・Yb2o3を
光学的膜厚nd=λ/4.T(+20Hをnd−λ/2
、SiO2をnd−λ/4 、fliI4次貞空恭着て
コートし反射防止膜を構成した。全体の脆檜成を第1図
に示す。このレンズの1つの面の分光反射率特性を第2
図21に示す、第2図の20は反射防止膜を設けない場
合の分光反射率特性である。得られたレンズの特性を表
に示した。
実施例2 メチルセロソルブ160部、γ−グリシドキシプロビル
トリメトキンンラン118部、メチルトリメトキシシラ
ン23部、メタノール分散コロイダルシリカ200部(
日産化学φ:131’! ”メタノールンリカゾル″固
形分濃度30%)を回転子を備えた反応器中に仕込み、
マグネチノクスクーラーを用いて激しく攪拌しながら室
温下0.05 N酢酸水溶液を一気に加え、攪拌を1時
間紹;続した。攪拌を停止し、10℃で一昼夜熟成した
。この液にシリコン系界面活性剤1部、平均粒径50m
μの臭化’fAM d o 部、アセチルアセトンジル
コニウム4部を加えボモジナイで20000rpmで1
時間稍・拌し、分散させ、塗料とした。得られた塗液を
ボリメチルメタクリレー日ツのサンク°ラスに、Nff
f法(引上速度20C)n/ win )で塗布し・6
0℃で1時間、80℃で5時間乾燥硬化した。被膜の厚
みは65μであった。塗料の液寿命は1ケ月間良好であ
った0 こうして得られたコーティング被膜上に反射防止膜とし
て、S i 02を光学的膜厚nd−λ/4、Orをn
d=o、01λ、順次真空蒸着し、その上にM/F2を
nd=λ/4、アルゴンプラズマ中でイオンブレーティ
ングを行なった。膜構成を第6図に、分光反射率特性を
第4図41に示す。得られたレンズの特性を表に示した
実施例6 回転子を備えた反応器中にイソプロピルアルコール28
0 f21s、メタノール分散コロイタ゛ルン1Jカ2
00部(′触媒化成工業((ウオスカル162、固形分
濃度30%)、γ−グリンドキシブロビルメチルジエト
キシシラン165部、シリコン系界面活性剤03部をこ
の順に加え攪拌した。次に室ah下猾拌しながら0.0
5 N酢酸水溶液61部をjJIえ1時間攪拌をp(:
続した。その移4i’?拌を停止して室7+:i:で一
昼夜熟成しまた。
このようにして得られた液に、平均粒径501nttの
臭化銀30部とヨウ化銀10部を加えホモジナイザーで
20000 rpmで1時間攪拌し分散させ塗料とした
この塗料をポリカーボネート製−IJングラスに浸漬法
(引上速度20 cm / sin )により塗布し実
施例1と同様の方法により加熱硬化した。硬化後の被膜
の厚さは5μであった。また塗料の寿命は1ケ月後も良
好であった。
こうして得られたコーティング被膜上に反射IIノj止
膜としてAl+、203を光学的Hヴ(厚nd−λ/4
、アルゴンプラズマ中でイオンブレーティングを行なっ
た後、zrO2をnd−λ/2、(:rをnd=001
λを順次真空蒸着し、その−ににMflF2をnd−λ
/4、アルゴンプラズマ中でイオンブレーティングを行
なった。この膜構成を第5図に、分光反射率特性を第6
図61に示す。また、得られたレンズの特性を表に示し
た〇 実施例4 回転子を備えた反応容器中に、イソプロピルアルコール 部(触媒化成工業側)、CatαloidsN固形分濃
度20%)、γーグリシドキンブロビルメチルシメトキ
ンシラン142部、γーメクク1ノロキシプロピルトリ
メトギンンラン4 1 部、シ!JコンA M− 面活
性剤0. 5部を、マグネチソクスクーラーで猾担ミし
ながら、この順に加え、2時間攪拌を続(すた0攪拌停
止後−昼夜、室温で熟成した。
」二記の液に平均粒径50mμの臭化銀40玲こ、塩化
第一スズ2部を加え、ホモジナイザーをyIll/)2
 0 0 0 0 rpmで30分攪拌し分散させ塗料
とした0 得られた塗料を用い、実施例1と同様の方法で6”1)
休部セイコーの商品名SE工KOノ・イロート゛なるレ
ンズに塗布し硬化した。膜厚は7μであり、ノ・イイン
デノクスのフォトクロミンクレンズカ;イ詳られた。
尚、塗料のボットライフは1ケ月間良好であった0こう
して得られるコーティング被IIψは屈折率1・=15
であり、商品名SE工KOハイロードなるレンズはn−
16である。このH +z上に更に反射防止膜としてA
℃203を光学的膜厚nd−λ/4、SiO□をnd−
λ/4、順次真空蒸着を行なった。
この膜構成を第7図に、分光反射率特性を第8図81に
示す。また、得られたレンズの特性を表に示した。
本発明によって得られる合成樹脂製フォトクロミックレ
ンズは、耐摩耗性,耐久性,フォトクロミック性能に優
れ、かつ、反射防止効果ももち、耐& ’JR性も高い
という優れた効果をもつものである0 〔表〕 レンズの特性
【図面の簡単な説明】
第1図は・実施例1の膜構成を示す図であり、10はC
!R−39製レンズ、11は7オトクロミツタコーテイ
ング被膜、12はYb2O3,13はTa205.14
は5in2であり、12から14が反射防止膜である。 第2図は、レンズの1つの血の分光反射率特性を示す図
であり、20は反射防止膜を設けない場合の21は実施
例のレンズの分光反射率特性である。横軸は光の波長、
縦軸は反射率を示す。 第3図は、実施例2の膜構成を示す図であり、60はポ
リメチルメタクリレ−1・製レンズ、ろ1はフォトクロ
ミックコーティング被膜、32は5in2.33はOr
、34はMfF2であり、乙2から34で反射防止膜を
t、!4或する。 第4図は、実施例2レンズの1つの面の分光反射率特性
41を示す・ 1;;。 を 第5図は、実施例3の膜構成を示す図であり、50はポ
リカーボネート製レンズ、51はフォトクロミックコー
ティング被膜、52けA fi20.・55はZrO□
、54はQr、55はMfF2を示し、52から55が
反射防止膜である。 第6図は、実施例3のレンズの1つの面の分光反射率特
性を示す図である。 第7図は、実施例4の膜構成を示す図であり、70はレ
ンズ、71はフォトクロミックコーティング被膜、72
はAI!、203.73は5102であり、71から7
3で反射防止膜を借成する。 第8図は・実施例4のレンズの1つの面の分光反射率特
性を示す図である。 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士 最上 務 第1図 波長(nm) 第2図 第3図 波長(nm) 第5図 シ皮 長 (nm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記のA、B、およびCを主成分として含有するコーテ
    ィング組成物を被覆硬化したレンズ表面に、単層または
    多層の反射防止膜を設けたことを特徴とする合成樹脂製
    フォトクロミックレンズ。 A1ハロゲン化銀(ハロゲンはフッ素ヲ除<)飄ロゲン
    )O B1粒径1〜100ミリミクロンのコロイダルシリカ。 2b C1一般式 R’ a−8i−(0R3) 4−a −
    b (たりL B Iはビニル、アミノ、イミノ、エポ
    キシ。 (メタ)アクリロキン、フェニルおよびSH基から選ば
    れる少なくとも一種を含む有機基、R2は水割、炭素数
    1〜6の()・ロゲン化)炭化水素基、R3は炭素数1
    〜5の炭化水素フ、[、アルコへンアルキル基、または
    炭素数1〜4のアンル基、aは0.1または2、bは0
    ,1または2であってα+b≦2)で示されるケイ素化
    合物の+ (・R士たは2種以上の加水分解物。
JP15365483A 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製フォトクロミックレンズ Pending JPS6045225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15365483A JPS6045225A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製フォトクロミックレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15365483A JPS6045225A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製フォトクロミックレンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6045225A true JPS6045225A (ja) 1985-03-11

Family

ID=15567258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15365483A Pending JPS6045225A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製フォトクロミックレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6045225A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021531511A (ja) * 2018-07-27 2021-11-18 エシロール・アンテルナシオナル 反射防止機能及びエレクトロクロミック機能を有する眼用レンズ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021531511A (ja) * 2018-07-27 2021-11-18 エシロール・アンテルナシオナル 反射防止機能及びエレクトロクロミック機能を有する眼用レンズ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2118566C (fr) Compositions de revetement anti-abrasion a base d'hydrolysats de silanes et de composes de l'aluminium, et articles revetus correspondants resistants a l'abrasion et aux chocs
FR2718457A1 (fr) Composition de revêtement capable de donner un produit polymérisé ayant un indice de réfraction élevé et articles revêtus obtenus à partir de celui-ci.
JPS6029702A (ja) プラスチツクレンズ
JPH08295846A (ja) コーティング用組成物および積層体
JPH10292135A (ja) コーティング用組成物、その製造方法および積層体
JPH01309003A (ja) 撥水性を有する帯電防止物品
JPS6045225A (ja) 合成樹脂製フォトクロミックレンズ
JPH06102776B2 (ja) 硬化膜およびその硬化膜を有する光学部材
JPS6381033A (ja) 反射防止物品およびその製造方法
JPH0625600A (ja) スピンコート可能なハードコート組成物
JPH08231807A (ja) プライマー組成物及びプラスチックレンズ
JP3220906B2 (ja) コーティング用組成物
JPH036276A (ja) コーティング用組成物
JPH08311401A (ja) コーティング用組成物およびその製造方法および積層体
JPH0456291B2 (ja)
JPS63280790A (ja) 帯電防止物品
JPS63305175A (ja) コ−ティング用組成物
JPS6053938A (ja) 合成樹脂製フオトクロミツクレンズ
JP2003292896A (ja) コーティング用組成物および積層体
JP2003238893A (ja) コーティング用組成物および積層体
JPH0921901A (ja) 硬化膜付き光学部材
JP2001141905A (ja) プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ
JPS6385701A (ja) 反射防止物品およびその製造方法
JPS60168101A (ja) 合成樹脂製レンズ
JPS63258963A (ja) コ−テイング用組成物