JPS6045126B2 - ハイドラルジライトをベ−マイトへ転化する方法 - Google Patents

ハイドラルジライトをベ−マイトへ転化する方法

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JPS6045126B2
JPS6045126B2 JP55500535A JP50053580A JPS6045126B2 JP S6045126 B2 JPS6045126 B2 JP S6045126B2 JP 55500535 A JP55500535 A JP 55500535A JP 50053580 A JP50053580 A JP 50053580A JP S6045126 B2 JPS6045126 B2 JP S6045126B2
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    • C01F7/448Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water by wet processes using superatmospheric pressure, e.g. hydrothermal conversion of gibbsite into boehmite
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高温及び加圧下でハイドラルジライト(hyd
rargillite)を水性媒体中でベーマイト(b
oehmite)へ連続的に転化することに関する。
専門家の文献にはハイドラルジライトをベーマイトヘ酸
又はアルカリ性水性媒体中、又は水蒸気中で転化するた
めに多くの方法が以前から報告されている。既知の方法
の中で、酸媒体の中でハイドラルジ・ライトをベーマイ
トヘ転化する初期の方法はR。
Bumansによる論文に記載されている。それは1.
75Mの酢酸水溶液を工業的ハイドラルジライトと共に
オートクレーブ中へ導入することからなり、得られる懸
濁物を200℃の温度へ5時間で上フ昇させる。VOn
GinsbergによるZeitschriftArK
)Rg.allOyChemie,27l,pp.4l
−48(1952)に記載されているアルカリ性媒体中
でハイドラルジライトをベーマイトへ転化する他の方法
では、種種の濃度のアルカリ性水溶液中のハイドラルジ
ライト懸濁物を1500C〜200℃の温度のオートク
レーブで熱処理にかけている。
この論文では筆者はハイドラルジライトのベーマイトへ
の転化速度は温度及びアルカリ濃度の両方に対してその
増大と共に増大することを示している。TaichiS
aitOによる「三水和アルミナの熱水反応」JO.A
ppl.Chem.,lO,OctOber(1960
)には水性媒体中だけで行われた別の方法が記述されて
いる。
それは110′Cの温度で乾燥したハイドラルジライト
5Vを水500ccの入つたオートクレーブ中に導入し
、得られた媒体を200℃の一定の温度か又は140℃
〜200℃の範囲で上昇する温度で2時間加熱すること
からなる。しかしこの論文には種々の試験によつてハイ
ドラルジライトのベーマイトへの転化が既に200℃の
温度で完結していることが示されていることも述べられ
ている。これらの文献に関心は払われているが、それら
に記載されている方法は、工業的転化方法と両立しない
主たる欠点を有する。工業的方法では最低のエネルギー
消費量で高い反応収率を上げることが必要である。第一
に水性媒体のみでハイドラルジライトをベーマイトへ転
化するには、小量の乾燥材料を含む懸濁物が出発して行
われ、少なくとも2時間に亘る200℃の温度での熱処
理を必要とする。
第二に、酸性媒体中でのハイドラルジライトからベーマ
イトへの転化は媒体の酸性度によつてゆつくり低下する
ことがよく知られている。最後にアルカリ性水性媒体中
でのハイドラルジライトからベーマイトへの転化の反応
速度は、反;応媒体中のアルカリ(通常水酸化アルミニ
ウム)の温度増大に比例して速やかに増大する。
それは得られるベーマイト中にかなりの量のNa2Oを
残す大きな欠点を有し、それは或る用途に対してベーマ
イトを利用できないものにしている。 ク上述の
欠点の外に文献に記載された三つの方法は不連続法のも
つ一般的欠点をも有する。そのためそれら方法はアルミ
ナ製造工場で適用するのはむづかしい。しかしその当時
の文献には酸性水性媒体中て超微粒のベーマイトを製造
する連続的方法も記載されている。
例えば米国特許第3954957号にはバイアー(Ba
yer)法で生じたハイドラルジライトを1〜3μに微
粉砕し、それを酸性水性媒体中で熱処理して粒径がせい
ぜい0.7μである非常に微細なベーマイトを生成させ
ることを含む方法が記載されている。それはペイント、
インク及び紙の着色のような非常に限定された用途に適
したベーマフイトを生ずるだけであるという欠点の外に
、この方法は酸性媒体で行われるため転化速度が低下す
るという欠点を更に有する。本発明による方法は、工業
的ハイドラルジライト(好ましくは湿潤したもの)を水
中に入れ、7A1203として表した乾燥材料で150
y/e〜700g/eの量の含有量の懸濁物を形成し、
1℃/分の昇温速度で200のCから270しCの範囲
の温度へその懸濁物を加熱し、1〜6扮間その範囲の温
度に懸濁物を維持することからなる。
この方法は工業的・規摸で連続的に行うことができ、多
くの用途に適したアルミナ、特に溶融電解(IgneO
useIctrOlysis)に用いるのに適した粒径
をもつアルミナを多量に製造することができる。乾燥材
料の含有量が高い懸濁物を用いることにより、与えられ
た規模の工業的設備でベーマイトの製造を実質的に増大
することができる。懸濁物の濃度が150y/eより薄
いと、商業ベースの生産からみて経済的でなく、700
y/eより濃いと、ハ,イドラルジライトを実際の反応
条件ではベーマイトに変換させるには濃すぎる。本発明
の方法でAl2O3に関し400ダ/e〜600y/e
の濃度の懸濁物を用いるのが特に有利である。処理温度
は熱処理域中の懸濁物の滞留時間を制限するため少なく
とも200℃に等しいことが必要であることが判明して
いるが、処理温度は220℃〜240℃の範囲にあるの
が最も望ましい。もし温度が200℃より低いと、反応
温度が低すぎて許容しうる時間でハイドラルジライトを
ベーマイトに変換できない。他方270゜Cより高いと
、ベーマイト以外の副生物が生ずることがある。ハイド
ラルジライトの懸濁水の昇温速度は、用いられる反応器
の型と含まれる熱交換器と両立する限界内でできるだけ
速いのが有利である。
用いられる反応器が比較的低い熱交換容量をもつ場合、
例えば間接加熱オートクレーブ系で起きる場合のような
時には、懸濁物の昇温速度は1〜5℃/分の範囲にある
のが望ましい。昇温速度が1℃/分より低いとあまりに
時間がか)りすぎ、経済的にみて好ましくない。用いら
れる反応器がか,なりの熱交換容量をもつ場合例えば単
管又は多管型の反応器の場合、昇温速度は少なくとも5
℃/分であるのが有利であるが、含まれる熱交換器と両
立した状態は維持している。懸濁物の滞留時間は実質的
であり、懸濁物中のJ乾燥物温度及び選択した処理温度
に依存する。
最も高い転化率を達成するためには、3〜1紛が好まし
い。実際には、本発明による温度上昇は単管又は管型の
熱交換器で生じさせるのが好ましい。
この場,合、処理すべき懸濁物又は処理中の懸濁物の循
環速度は、乾燥物の傾瀉を制限するため少なくとも1.
5m/秒である。本発明は本発明を例示する図に一つい
て次の記述を参照することによソー層よく理解すること
がで;きるであろう。
図に関し、ハイドラルジライトの懸濁水は1から適当な
量の水を、2から適当な量の乾燥ハイドラルジライトを
導入することによりAで調製する。
その濃度を調節した後、得られた懸濁物をポンプBで熱
交換器C中へ加圧下に送り、そこで選択した温度へ上昇
させる。処理温度は、例えば二重ジャケット中に蒸気を
注入するか、或は既に処理した懸濁物から、それを熱交
換流体として向流状に再循環させることにより潜在的熱
エネルギーを回収するか、或はそれら二つの方法を組み
合せることにより間接的に生じさせてもよい。
希望の温度へ上昇させた懸濁物をCから出した後、滞留
時間をもつ反応器へ導入し、そこでハイドラルジライト
をベーマイトへ完全に転化させるのに必要な滞留時間を
経過させる。
反応器Dで生じた温度は一般に熱交換器Cから出た懸濁
物の温度にせいぜい等しい位である。なぜならハイドラ
ルジライトーベーマイト転化反応は吸熱反応だからであ
る。このためその滞留時間のある反応器を加熱するのが
有利である。反応器D中での滞留時間が経過した後、懸
濁物の温度と圧力を液体と固体の相を分離させるため低
下させなければならない。
このため第一の方法として、溶液を3を通して例えば一
連の膨張手段或は弁によつて形成されている膨張室Eへ
送る。
膨張段階で生じた蒸気は回収して熱交換器Cへ再循環す
るのが有利である。
このようにして乾燥物質を一層高い濃度で含む冷却した
懸濁物を生じ、それを4を通して分離域Gへ送り、そこ
でベーマイトを例えば真空濾過により回収する。第二の
方法として懸濁物を5によつて適当な熱交換器Fへ送り
、そこで冷却用流体によつて冷却する。冷却流体はポン
プBから出た懸濁物でもよい。次に冷却した懸濁物の圧
力を、例えば一連の径が減少する管の如き減圧装置Hで
実際上大気圧迄減少させる。
この方法ではDから来る懸濁物の温度と圧力の減少を、
唯一つの装置中にF及びHの段階で行われる二つの機能
を一緒にすることにより同時に行うのが望ましい。冷却
したベーマイト懸濁物を既に上で示した如く、6により
分離器Gへ戻す。上述の二つの方法の形態、即ち反応器
Dの熱交換器C中で懸濁物を沸騰させるか、又はEでの
不充分な膨張又はHでの不充分な圧力低下によるC及び
Dで同時に沸騰することにより、最初のハイドラルジラ
イトの粒径よりはるかに細かい粒径のベーマイトが得ら
れる。
この微細化作用は、特に標準15ミクロン師の網目を通
過するベーマイト粒子の割合が、ハイドラルジライトの
最初の粒子と比較して増大することにより示すことがで
きる。一方、もしC及びDの圧力が温度に関して溶液の
沸騰を避けるのに充分な高さであるならば、(a)膨張
が第一の方法の形に従つてEで行われるならばベーマイ
トの実質的な微細化は、乾燥材料についての濃度及び含
まれる温度には無関係に、ハイドラルジライトの最初の
平均粒径に関して常に起きる、(b)与えられたC及び
Dの温度で第二の方法を行つた時には、転化中のベーマ
イトの微細化度を冫 抑えることが可能であり、或はベ
ーマイトへの転下でハイドラルジライトの最初の粒径を
維持することさえできる、ことが見出されている。
更に本発明による方法ではアルカリ不純物、特にNa2
Oが最初のハイドラルジライト中の同じ元素の含有量に
関して非常に低くなつたベーマイトを生ずる結果になる
次の実施例は本発明を例示する。
実施例1(図に示した方法) 本発明に従いハイドラルジライトの懸濁水を効果的な攪
拌器のついた容器A中に、バイアー法から得られた残留
水1踵量%含有湿潤ハイドラルジライト960kg/時
と工業用水730′/時を導入することにより連続的に
製造した。
懸濁物中のAl2O3として表した乾燥材料の量は46
1y/eに近かつた。
隔膜型ポンプBによつてハイドラルジライトの懸濁水を
加圧下で、内径15wn1長さ80mの管で形成された
管状反応器Cへ送る。
反応器の外側に位置する内径5『の二重ジャケットへ蒸
気を導入することにより反応器を加熱した。反応器中の
懸濁水の時速は1.2イ/時であるが、懸濁水の循環速
度は1.887T1,/秒であつた。管状反応器から出
た懸濁水の温度を制御装置で210℃に維持した。次に
懸濁水を、一連の管を備えば滞留時間をもつオートクレ
ーブDへ導入し、そこで210℃の温度で1紛間滞留さ
せた。オートクレーブDから出した懸濁水をEで膨張工
程にかけ、そこで二つの連結した隔膜型膨張装置即ち弁
に通すことにより圧力を約23/くールから大気圧へ低
下させた。
懸濁水をGへ集め、そこで液相と固相とに分離した。ハ
イドラルジライトからベーマイトへの転化を算定し、得
られた生成物の種々の特性に関して得!られたことを決
定するため、固相から試料をとり、灼熱減量を決定し、
16.9%であることが分つた。
それはハイドラルジライトからベーマイトへの転化が完
結していたことを示している。理論的に予想される15
%の灼熱減量より多い516.9%の灼熱減量はベーマ
イト結晶内の空間に含まれる遊離水1.9%の存在に相
当する。
多くの文献にこのような水の存在が示されており、特に
ベーマイトの1100℃の温度で灼熱減量は最初の量の
17.4重量%に達することがあることを4示している
〔B.Imelik:J.Chim.Phys.4,p
p。
6O7〜610(1966)〕。
この結果を確かめるためX線分析を行い、コバルト対陰
極に対しハイドラルジライトの特性回折線(フラッグ角
21イ35−23イ0″:最強線)は完全に消失し、ベ
ーマイトの特性回折線(コバルト対陰極、フラッグ角1
6の8″−32(8″−44は8″:最も強い線)が現
われていることが分つた。
− 更に懸濁水か滞留時間をもつ反応器Dが出てきた時
、Eで膨張を行うと、生成するベーマイト粒子は次の表
から分るようにハイドラルジライトの最初の粒子より細
かくなつていることが分つた。
次の表は熱水転化操作を行なつた後の生成物及びその前
の粒子の粒径を比較したものである。生成したベーマイ
トは強い摩耗を受けていることが之により分る。最後に
生成ベーマイト中のNa2Oの形で表した水酸化ナトリ
ウムの量は680ppmであるのに対し、熱水転化処理
にかけた最初のハイドラルジライト中の水酸化ナトリウ
ムの量はNa2Oとして表して4500ppmであるこ
とが分つた。
従つて本発明による方法は、ハイドラルジライトをベー
マイトへ転化するのに効果的であるのみならず、Na2
Oの最終的比率が実質に減少しているという予期せさる
結果を考えると、特に魅力のある方法であることが分る
実施例2 攪拌器のついた容器A中へ、残留水1鍾量%含有のバイ
アー法からのハイドラルジライト960k9/時と工業
用水730′/時とを導入することにより、本発明に従
いハイドラルジライト懸濁水を連続的に調製した。
この懸濁水中の.Al2O3として表わした乾燥材料の
量は461q/fであつた。ハイドラルジライト懸濁水
を、内径15Twt1長さ92Tr1.の管から形成さ
れた管状反応器C中へ隔膜型ポンプBによつて加圧下に
導入した。実施例1の如く、水蒸気を供給した二重ジヤ
ケツによつて管状反応器を加熱した。装置中の懸濁水の
流速は1.2d/時であつた。熱交換器Cから出た懸濁
水を、滞留時間をもつ100eの容積の加熱してない円
筒状大型フラスコへ導入した。フラスコ中の懸濁水の温
度は220℃〜22γCの間で変動した。次にフラスコ
の上部から懸濁水を取り出し、内径15Tn!RL)長
さ557TLのバイブ系を循環水中に浸漬したものから
形成された冷却域Fへ送つた。この域から出た温度は約
75℃であつた。この冷却域の後、懸濁水を、内径15
Tnm長さ230mの第一の管の次に内径12wt長さ
18mの第二の管をつなげたものから形成された圧力低
下域Hへ循環させた。
管状反応器C中の高い熱エネルギーに対してわざと不充
分にした圧力低下により、懸濁物は反応器cの出口及び
滞留フラスコD中で連続的に沸騰状態になることが分つ
た。
最後に懸濁水をGで集め、そこで液相と固相を分離する
同相から試料を取り、同じ灼熱減量及びX線分析試験に
かけ、ハイドラルジライトからベーマイトへの完全な転
化を確認した。
実施例1の如く、生成ベーマイトの粒子は次の表から分
る如く出発ハイドラルジライトの粒径より細かいことが
分つた。
最後に実施例1の如く、Na2Oとして表した水酸化ナ
トリウムの量はハイドラルジライトの4450ppmか
ら本発明の方法によつて生じたベーマイトの1100p
pmへ変つたことが分つた。
実施例3〜8之等の実施例では、熱水処理にかけるべき
懸濁物中の乾燥材料の濃度を種々に変えて行い、その因
子の転化率、粒径及びNa。
O量に対する影響を調べた。その目的のため実施例1の
如く懸濁水を調製したが、次の表に示した要約から分る
ように、各実施例のハイドラルジライト及び水の単位時
間当りの量を変えて行なつた。
用いたハイドラルジライトは水分含有量9.喧量%の湿
潤成物であつた。A,B及びCで実施例2で述べた装置
は全て同じであるが、滞留時間をもつ大型フラスコDは
容積が1001?で、制御された出力をもつ電気抵抗に
よつてその周囲から加熱した。Dから出た懸濁水を実施
例2に記載したのと同じやり方でFで冷却した。
冷却域後、内径15−、長さ230mの第一の管及ひ続
く内径12wun)長さ96n上の第二の管から形成さ
れた圧力低下域Hへ循環させた懸濁物は、実施例2の場
合よりはるかに大きかつた。
之等全ての実施例で、熱交換器Cの出口での温度は23
3℃〜235℃てあるが、フラスコDの出口での温度は
218℃〜222’Cであつた。
フラスコ中の圧力は最低341ゞ−ルであり、これによ
つて装置全体中で沸騰する危険を避けている。他の実施
例の場合と同じように、Hから出た懸濁水をGで集め、
そこで固相と液相を分離した。
各実施例で生成した固相から試料をとり、ハイドラルジ
ライトからベーマイトへの転化が完全であることを灼熱
減量及びX線分析により確認した。最後に熱水転化によ
り生じたベーマイトの粒径を実施例3〜8の各々につい
て測定した。
転化操作中に生じた粒径を示すため、次の表は標準45
ミクロン師の網目を通過する粒子について、ハイドラル
ジライドの最初の粒子に対し、ベーマイト粒子の方の増
加割合を重量%で示してある。
同じ表には実施例3〜8の各々で生じたベーマイトにつ
いて測定したNa2Oとして表わした水酸化ナトリウム
の量も示してあり、熱水転化操作前のハイドラルジライ
ト中に存在する水酸化ナトリウムの最初の量は4600
ppmであることが認められている。
このように、ハイドラルジライトに観察された最初の粒
径が、懸濁物中の乾燥材料の量を多くするとベーマイト
状態でも保持されることが見られることは非常に興味の
あることである。
最後に、Na2Oとして表わした水酸化ナトリウム量は
他の実施例の場合の如く非常に大きく減少していること
も分る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バイヤー法からのハイドラルジライトの150〜7
    00g/lの懸濁水をつくり、該懸濁水を加圧下に少な
    くとも1℃/分の速度で200℃〜270℃の範囲の温
    度へ加熱し、その温度に全てのハイドラルジライトかベ
    ーマイトへ転化するのに充分な時間維持し、該懸濁物を
    熱交換域へ送り、次に圧力を大気圧へ戻すことからなる
    ハイドラルジライトの脱水による粒径が調節されたベー
    マイトの連続的製造方法。 2 圧力の減少がハイドラルジライトの初期粒度がベー
    マイト中に維持されるようなものである前記第1項〜第
    3項のいずれか1項に記載の方法。 3 ベーマイト中にハイドラルジライトの初期粒度を維
    持するため、加圧下での還元を熱交換域での温度での還
    元と同時に行い、各瞬間に得られる圧力が懸濁水の沸騰
    を防ぐのに充分である前記第1項〜第3項のいずれか1
    項に記載の方法。 4 ハイドラルジライトの懸濁水を、圧力減少域で不充
    分な圧力低下を与えることにより滞留時間内又は熱交換
    域で沸騰させ、標準15ミクロン師の網目を通過する微
    粒子の割合を増大させる前記第1項〜第3項のいずれか
    1項に記載の方法。 5 滞留時間域内に経過する時間が3〜10分である前
    記各項のいずれか1項に記載の方法。
JP55500535A 1979-02-28 1980-02-26 ハイドラルジライトをベ−マイトへ転化する方法 Expired JPS6045126B2 (ja)

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FR7905688A FR2450232A1 (fr) 1979-02-28 1979-02-28 Procede de transformation de l'hydrargilitte en boehmite

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JPS56500013A JPS56500013A (ja) 1981-01-08
JPS6045126B2 true JPS6045126B2 (ja) 1985-10-08

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JP55500535A Expired JPS6045126B2 (ja) 1979-02-28 1980-02-26 ハイドラルジライトをベ−マイトへ転化する方法

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JP (1) JPS6045126B2 (ja)
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AU (1) AU530560B2 (ja)
BE (1) BE881947A (ja)
BR (1) BR8007034A (ja)
CA (1) CA1147128A (ja)
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GB (1) GB2044236B (ja)
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