JPS6044056A - 塩水からの硫酸塩イオンの除去法 - Google Patents

塩水からの硫酸塩イオンの除去法

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JPS6044056A
JPS6044056A JP58141979A JP14197983A JPS6044056A JP S6044056 A JPS6044056 A JP S6044056A JP 58141979 A JP58141979 A JP 58141979A JP 14197983 A JP14197983 A JP 14197983A JP S6044056 A JPS6044056 A JP S6044056A
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resin
ions
zirconium
zirconyl
brine
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JP58141979A
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ジヨン マルコム リー
ウイリアム カーレル バウマン
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Dow Chemical Co
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Dow Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 種々のアルカリ金属ハロゲン化物水溶液またはアルカリ
土類ハロゲン化物水溶液たとえばNaCt塩水またはM
gCl2塩水は硫酸塩物質または硫酸塩イオンを含んで
いるが、これらのイオンは該水溶液をある種の用途たと
えば電解法における用途に使用する場合には有害である
と考えられる。
このような硫酸塩イオンを実質的に除去しようとする商
業的動機が存在する。
含水ジルコニウム酸化物およびその他のジルコニウム化
合物たとえばリン酸ジルコニウムが無機イオン交換体と
して有用であることは周知である。
本発明によれば、スルホン酸型のマクロポーラスなカチ
オン交換樹脂の樹脂ビーズ内に無定形重合状含水ジルコ
ニウム酸化物が形成され、それによって金属ハロゲン化
物塩水から硫酸塩イオンを除くのに有用な新規なイオン
交換複合体構造物が形成される。
本発明はまたその範囲内に、スルホン酸型の、且つビー
ズマトリックス内で重合させたアクリル酸のマクロポー
ラスなカチオン交換樹脂のビーズ内に無定形重合状含水
ジルコニウム酸化物を形成させ、それによってアルカリ
金属ハロゲン化物から硫酸塩イオンならびにホウ酸塩、
重炭酸塩および/またはリン酸塩のイオン類を除くのに
有用な新規なイオン交換複合体構造物を形成させること
をも包含するものである。
水酸化ジルコニウムがジルコニル塩水溶液のアルカリ沈
殿によって製造されることけ周知である。本発明にとっ
てアルカリはアンモニアであるのが好ましい。アンモニ
アの方がアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属
水酸化物よりも容易に洗い流せるからである。低温(宰
温)での沈殿は約26.5%またはそれ以上の水を含む
実質的にZr(OH)4であるゼラチン伏生成物を与え
る。部分的に脱水された水酸化ジルコニルZr0(OH
)zは昇温(たとえば100℃)での乾燥から、あるい
は加温沈殿(たとえば85℃)とその後の加温乾燥から
えられる。
すなわち、本発明において“含水・酸化ジルコニウム“
なる表現はその意味の解釈範囲内に、実質的にまたは非
常に水に不溶性の種々の水利形体の酸化ジルコニウムの
任意のものを含んでいる。
マクロポーラスなカチオン交換樹脂はスルホン酸(SO
s)官能基を含む樹脂である。このような樹脂は商業的
に入手することができ、たとえばジビニルベンゼンで交
差結合させたスチレンのスルホン化ポリマーがある。具
体的にはスチレン−ジビニルベンゼン樹脂構造物に30
3Na まだは−+ 5O3H基を結合させたマクロポーラスなカチオン交換
樹9− ■ 脂はザダウケミカルカンパニーからDOWEX MSC
■ −1−Na およびDOWEX MSC−1−Hなる商
品名で市販されている。本発明に使用するときスルホン
酸官能基以外は実質的に不活性凍たは非反応性である限
り、スルホン酸官能基を含む任意の多孔性樹脂を使用す
ることが本発明の範囲内にある。
一般的にいって、重合状ジルコニウム含水・酸化物は樹
脂を可溶性ジルコニル化合物(たとえばzroct2・
8 H20)の水溶液で湿潤させることによって樹脂ビ
ーズ内に形成される。過剰のジルコニル溶液が存在する
場合、それは排出させるべきであり、そして樹脂はたと
えば空気乾燥によつ 。
て乾燥させる。ジルコニル化合物を含む乾燥樹脂は好ま
しくはNH4OHの使用によって中和して重合状ZrO
(OH)2を生成させる。生成するNH4OHおよびN
H4Clを、たとえば水またはNaC2塩水とのくりか
えし接触によって洗い10− 出す。
必要に応じて、この複合体にアクリル酸を含浸させて該
アクリル酸をフリーラジカルもしくはレドックスの重合
開始剤もしくは触媒によりその場で重合させる。この複
合体を次いで好ましくは酸で処理する。
必要に応じて、過剰のジルコニル溶液を排出させて樹脂
を水でよく洗って樹脂の空隙空間(孔)からジルコニル
化合物を実質的に除き、樹脂相中にとりあげられたもの
のみを残し、次いで任意にたとえば空気乾燥により乾燥
する。
上述の一般的方法において、出発ジルコニル化合物はz
roct2− XH2Oまたは類似物たとえばzr(N
O3)4・5H20、Zr0Br2’+XH2O、zr
O工2・8H20またはZ r (SO4)2−4a2
oあるいは塩基特にNH4OHと接触させたとき沈殿し
てZrO(OH)2を生成する任意のこのようなジルコ
ニウム化合物でありうる。このようにして生成するZ 
rO(OH)2は“ジルコニウム含水・酸化物゛とも呼
ばれ、無定形重合状の構造物である。上記のアルカリ化
工程の後に、pHを低下させるために使用する酸は好ま
しくはHClであるが、HBr、HI%HNO3などで
あってもよい。
上記のアルカリ化工程の後に、アクリル酸モノマーを任
意に複合体中のその場で重合させ、次いで酸を使用して
pHを低下させる。
前述のように、ひとたび樹脂が酸性化されると、この複
合体は塩水からSO:有価物をとりあげる準備がととの
う。
これはたとえば、複合体を槽好ましくはカラムに入れ、
複合体が実質的にSO:有価物を“満載゛して別の水洗
の準備がととのうまで、硫酸塩含有塩水を複合体に通過
させることによって行なわれる。
硫酸塩を樹脂から除くための、および樹脂金再生させる
ための、樹脂の水性洗浄はある場合には水を用いて、た
とえばNaC1−塩水を用いて行なわれるが、好ましく
はアルカリ水たとえばMgC!2塩水を用いて行なわれ
る。たとえばアルカリ性洗浄水はMg水和物、苛性アル
カリ、NH40Hなどである。アルカリ洗浄後に、酸洗
浄液を使用して樹脂のpnを低下させる。
金属塩の塩水が天然塩水(たとえば海水または鉱塩水)
、M g C12塩水、LiC1塩水、KC1塩水、あ
るいは鉱石仕上げ、鉱石漂白、鉱物質仕上げなどから来
る金属塩の塩水でありうることも本発明の範囲内にある
。塩水は少量の、たとえば約1%以下の硬度好ましくは
約0.1%以下の硬度のみを含むにすぎないものであり
うる。本発明の新規な複合体はSO:イオンに対して高
い親和性および強い優先性を示すが、ホウ酸塩1重炭酸
塩、および/またはリン酸塩のイオン類に対しても有効
である。
次の実施例は本発明を更に具体的に説明するためのもの
13− であるが、本発明はこれらの特定の実施例に限定される
ものではない。
実施例1 スチレン−ジビニルベンゼン樹脂構造物にSO3Na基
を結合させたマクロポーラスなカチオン交換樹脂を使用
した。この樹脂70fを30PH20中の30PZrO
C12−“ 8H20溶液で湿潤させた。湿潤樹脂を空
気乾燥して9551の重量にした。空気乾燥樹脂を30
96 NH3水溶液16m1とH2O35ゴとの溶液で
中和した。25%NaCt溶液とくりかえし接触させる
ことによって鍋剰N H40HおよびNH4Clを洗い
流した。等容量の26チNaCA溶液中に懸濁させた洗
浄樹脂は約8.2のpH値(ガラス電極)をもっていた
。36チHC42mgを添加してpHを2.8にまで下
げた。最終樹脂は139m1の沈降容積をもっていた。
X線回折分析は検出しうる結晶度のないことを示した。
14− 上記の樹脂複合体の116me容量を73mの床の深さ
をもつカラムに入れた。
970pptnの80:を含む26%NaC1塩水を3
.3艷/分および50℃でポンプにより流下させた。流
出塩水は1.5以上の宋容量の塩水について10ppm
以下の5O4=を含んでいた。この樹脂を21m1/分
の速度で50〜55℃で水を流下させて洗浄した。流出
液を25m1部分ごとにカットした。SO:濃度は第4
番目のカットにおける14,81/1がピークであるこ
とがわかった。1tの水を通過させた後に、流出液中の
全SO:は2.91Fであり、これはカラ人中の樹脂の
SO:含量の70%であった。26%NaC4塩水をp
)(1,OK’!で酸性化し、次いで21m1/分でカ
ラム中をポンプにより流下させた。流入塩水は970p
pmの804=を含み、流出液は110〜120ppr
nのSO:を含んでいた。
この樹脂を過剰の0.5 N −MgCl2を用いる処
理によってNa+型からMg++型に転化させた。この
樹脂をカラム中に入れ、)ho150m6中MgAc2
−4H20(酢酸マグネシウム)61の溶液を用い1.
0m11分の流速で50℃において処理した。次いで同
じ速度の皆。HCt550mgで処理した。樹脂から除
去された全SO:は0.532fであった。pIllに
調整した1、 1.3 ? So<=/lを含む36%
MgCl2溶液をL7rnl/分および50℃でポンプ
給送した。
1床容歇の流出液を作ったが、その平均5O4=含量は
4゜pprnであった。
水溶液中のアクリル酸の重合は熱の適用により特にフリ
ーラジカル発生剤たとえば少量のに28208の存在下
で容易に且つ好都合に行なわれる。レドックス開始剤を
使用することもできる。アクリル酸の添加とその場合で
の重合とは、別法として、ジルコニウム化合物の添加と
沈殿の前に行なうことができる。他の重合性カルボン酸
モノマーたとえばメタアクリル酸も使用しうるが、アク
リル酸が好ましい。それはアクリル酸が不飽和カルボン
酸の分子の大きさが最小であるためである。
ある種の具体例において、樹脂製品はそのビーズ構造物
中にくまなくゼラチン状の水酸化ジルコニウムまたは水
酸化ジルコニルを含み且つ構造物中にモノマー状アクリ
ル酸を吸収させその場で重合させることによって作った
ポリアクリル酸によって変性されたスルホン化スチレン
−ジビニルベンゼン型のマクロポーラスなイオシ薬換樹
脂(たとえばDOWEXOMSC−1’)として記述す
ることができる。
この樹脂はHClでpH2〜3にまで酸性化して重合状
Zr(OR)4をZr(OR)3cLの組成のポリマー
に転化させることによってまず5O4=とりあげの活性
をもたせるよう活性化する。SO:のとりあげは1個の
SO:について17− 2C1−の交換である。水による再生はNa2SO4を
除去する。このSO:は(Zr(OH)a)2804 
から来るものであり、Na は−8OaNa および−
coo Na から来るものである。
この初期の樹脂は一般にm1!当り少なくとも約1ミリ
当量のオーダーの一8O3H基を含み、Zr(0’H)
iはS1原子当V)zr約0.8原子の割合で添加され
、そしてアクリル酸はZrl原子当り約1分子の割合で
添加されている。
好ましい操作は約2〜3のpH,40〜60℃における
0、01〜0.1vB/分の速度での向流である。加温
の塩水および水が利用しうる場合、流速は100〜12
0℃において0.2〜0.25VB15)にまで増大さ
せることができる。
2より遥かに低いpH値においては、COONaはC0
OHとして存在し、従ってH2Oによる再生の効率を低
下させる。約3よりも遥かに高いpHにおいては、Zr
の若干は18− Zr(OH)4として存在し、SO:のとりあげ能力は
低くなる。
実施例2 水による再生を伴なった26%NaclからのSO:の
除去性能を一〇00基をもつ樹脂ともたない樹脂との間
で比較した。詳細な調製および操作のデータは下記のと
おりである。
■+型のDOWEXoMSC−1(sチDVB、50〜
100メツシユ粉砕)約150m1を洗浄し、ガラスカ
ラム中に入れた。zroct2の32チ水溶液をカラ人
中を、流出液の密度が流入液と同じになる捷で、流下さ
せた。N2ガスを樹脂に、該樹脂が乾燥して自由流動性
になるまで、通した。乾燥重量は119.0であった。
この樹脂を120m1の30%水性NHa中に注いで1
5分間反応させた。この樹脂を水でよく洗い、次いで2
6 % NaCtでよく洗った。
過剰の26%NaC1に浸漬して、N/I HC7でp
lI2.4寸で滴定した。85ミリ当量のHClを必要
とした。このときの樹脂容量は130meであった。1
162の樹脂をカラムに入れ、pH2,4,1’O++
+/!/分、72℃において1800my / LのS
 04=を含む25%NaC4溶液を上昇流と]2て操
作した。715m/!の塩水流出物を得た。最後の1.
 OOmeの分析値は1230■/1804であった。
この樹脂を3.3me1分、72℃において水の下降流
により再生し、分析用の流出物のカットをとった。
1 50 1690 2 25 1114 3 1、0 1114 4 10 2256 5 10 3504 6 10 3331 7 10 2928 8 10 分析せず g 50 1981 次いで塩水を10m11分、72℃において再びカラム
中を上昇させ、流出液をカットした。
21− カットa vo+、(mp) 504=(■/L)1 
50 分析せず 2 ’ 30 分析せず 3 50 ’ 538 4 1、00 g 02 5 、 100 1114 次いでこの樹脂(130+++1りを水で洗い、はとん
ど乾燥状態に壕で吸引した。これを75m1のN20な
らびに20m1 (7) H20と5rの7クリルpと
Q2t ノに2820gとを含む溶液を入れたかくはん
ポットに添加した。この混合物を25℃で60分間かく
はんして重合を開始させた。次いでこの混合物をビーカ
ーに入れ、アルミ箔で覆い、95℃のオーブン中に一装
置いて重合を完了させた。これを/Il; 、!:うさ
せて乾燥した。少量のオーバルフローと少量の樹脂損失
があった。水洗して樹脂容量は124rlとなったC従
って22− 6mlの損失があった)。26%NaC1に浸漬し、2
meのN/I Na0T(でp H2,4に1で滴定し
た。116meの樹脂をカラムに入れ、10m11分の
速度、、72℃の温度で、1800■/lの5O4=を
含有するpH2,4の26チNaC1900meで飽和
させた。次いでこの樹脂を3.2m11分、72℃で水
の下降流により再生し、流出液のカットをとって804
分析を行なった。
カット@ Vol、 (me) 5O4= (yg/l
 )1、 50 1,690 2 25 1.517 3 10 2.976 4− 1.0 8,736 5 10 11.616 6 10 9.4.56 7 10 7.776 カツト# Vo 1. (mlり 5O4= (m9/
L)8 10 5.904 9 10 4.772 10 10 4.147 11 10 分析せず 12 10 3.312 13 10 分析せず 14 10 分析せず 15 25 分析せず 16 50 L440 本発明は、zrOC12のようなジルコニル化合物を樹
脂の空隙空間(孔)から実質的に洗い流して樹脂相内の
ジルコニル化合物のみを残すという工程に部分的に依存
している。水による適切な洗浄は、洗浄液を分析して更
に除去されるべきZrOまたはCt−(または他の塩イ
オン)が実質的に存在しないことを確かめることによっ
て決定される。洗浄は塩を含まない水を用い、樹脂相か
らジルコニル化合物が除去されないように行なわれる。
1つの代表的な具体例において、ベンゼン環1個肖り約
1個の一8O3H基にスルポン化されたマクロポーラス
な交差結合スチレン−ジビニルベンゼンコポリマーが使
用される。樹脂ビーズは約30〜40%の多孔性および
約40〜50 m” /Yの表面積をもつ。好ましい樹
脂製品は各2個の−S 03Hl当り1個のZr原子を
含み、樹脂中のH+イオンのすべてを過剰のZr0C1
zfl液からのZrOイオンで交換することによって製
造されたものである。この中間段階において、製品樹脂
は特に結合−(S 03−)2−Z rO+イオン基を
もつスチレン−ジビニルベンゼンポリマーネットワーク
である。ZrOイオンとR−803−イオンとの密接な
接近が、NI(401−1を用いるZr(OH)4+5
R−8O+−25− 0NH4への反応およびNaC1とHClを用いる最終
製品ZrO+(OH)Ct−+2R−8O2−ONa 
への反応中に保持される。
この密接な接近はCt−がSO:ヘイオン交換された後
の水によるNa2SO4の除去を増大させる。約0.4
〜約0.6のZr/S比の範囲が操作可能な範囲である
が、好ましくはこの比ははソ0.5である。
カチオン交換樹脂として使用するためのスルホン化ポリ
マーとしてスチレン−ジビニルベンゼンの交差結合ポリ
マーを用いるとき、該コポリマーのジビニルベンゼン含
量は約6〜20襲の範囲にあるのが好ましく、はぼ10
%であるのが特に好ましい。
流入塩水を本発明による交換樹脂組成物と接触させる際
には、約1〜2の塩水pHを使用し、毎分約0.05〜
約0.1の床容量(BVPM)の接触流速を使用し、そ
して塩水か26− ら除かれた硫酸塩またはホウ酸塩またはその他のイオン
で樹脂が満たされたときは樹脂を再生するために向流の
水洗浄を使用して、約り0℃〜約60℃で操作するのが
好ましい。約1より低いpHにおいては、且つ濃厚な金
属塩化物塩水を使用するときは、若干のzroct、、
の溶解が生じるようであり、特に高温においてそれがい
える。約1.5より高いpHにおいて(然し依然として
酸性pHにおいて)操作することにより、100℃まで
の高温あるいは塩水の沸点に近い高温でさえ操作可能で
ある。40〜60℃において、Q、l]3VPMより大
きい流速は洩れならびに塩水から除去しようとする硫酸
塩、ホウ酸塩またはその他のイオンの早期通過を生ぜし
めるととがある。pH2および温度100℃において、
効率的な操作は0.2BVPMにおいてえられる。
上述の如く、樹脂複合体を再生するための水洗浄は向流
が好ましいけれども、並流も効率は劣るが操作しうる。
実施例3 約20〜50のメッシュザイズ(米国標準ふるい)をも
ツH+型のDOWEX” MSC−1の150m1を水
で洗い、ガラス製カラムに充てんした。流出液の比重が
1.1(1/CCに達するまでこの樹脂中に15%Zr
0Ctz水爵液を下降させて通した。次いで32%Zr
0Ct2水溶液約25m1を供給し、その後にILの水
を供給した。流出液中にZrO”もCt−も検出されな
くなるまで洗浄水を流した。この十分な水洗により樹脂
の空隙(孔)から過剰のZr0CL2は除かれたが、樹
脂相中の303″基からイオン的に結合している基が除
かれることはなかった。
この樹脂をカラムから除き、過剰のNH4OH(30%
NH3の約25 ml )で処理した。樹脂を洗って過
剰NH40HおよびNH4C1(生成物)をなくし、2
6チHC1中に浸漬し、そしてp H1,5までIN−
HCtで滴定した(87ミリ当量のHCtを必要とした
)。最終樹脂の沈降容積は144m1であった。
この樹脂の116m6を温度制御ジャケット付きガラス
製カラムに充てんし、10m17分の上昇流で65℃で
pH1,5026%NaCt(2000q/lのS O
:含有)と接触させた。850m1までの流出液中にS
O:は検出されず、このとき100T)pInの504
=の通過が観察された。合計1000+++eの26%
NaCtの流れを通し、樹脂複合体の分析値は173 
mynt/Lの5O4=を示した。
この5O4=を3.2ml! 7分、65℃で脱イオン
水の流下により溶出した。溶出液を各カットにわけて集
め、SO:含量を分析して次の結果をえた。
=29− 1 50 1.2864 2 25 1.2096 3 1、0 1.3824 4 10 2.0256 5 1 o t O,944 61012,000 71010,848 8108,928 9107,8048 10106,768 11106,000 1210分析せず 13 10 4.3680 1、4 10 3.8093 15 25 3.0912 16 50 2.2464 30− この下降流の水による再生の後に、10m11分、65
℃での26%NaCL上昇流を再開した。500m1が
精製されてしまう′まで流出液中K S 04=は検出
されず、そしてこの時点で約1ooppmのso4 が
通過した。25 % NaC1の最初の500m1の組
成分析は76.8 mf/ l 5O4=であった。
31− 343−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スルホン酸官能基をもち且つ内部に重合状ジルコニ
    ウム含水・酸化物を含んで成るマクロポーラスなカチオ
    ン交換樹脂。 2、ポリアクリル酸を内部に含んで成る特許請求の範囲
    第1項記載の交換樹脂。 3、樹脂の空隙または孔の相には非結合無定形重合状含
    水ジルコニウム酸化物をほとんど又は全くもたない特許
    請求の範囲第1項記載の交換樹脂。 4、tlt脂カヌカスチレンビニルベンゼンとの交差結
    合コポリマーから成り、スルホン酸官能基が該コポリマ
    ーのベンゼン環に結合している特許請求の範囲第3項記
    載の交換相5、ジビニルベンゼンがスチレントシビニル
    ベンゼンとの合計重址の約6チ〜約20q6を構成する
    特許請求の範囲第4項記載の交換樹脂。 6、スルホン酸官能基をもち且つ内部に重合状ジルコニ
    ウム含水・酸化物を含んで成るマクロポーラスなカチオ
    ン交換樹脂の複合体を製造する方法であって、スルホン
    酸官能基をもつカチオン交換樹脂を、アルカリ性にした
    ときに沈殿ジルコニウム含水・酸化物を形成するジルコ
    ニル化合物の水溶液で湿潤させ;そしてアルカリ性物質
    と接触させることによって該ジルコニル化合物をアルカ
    リ性となし、それによって該樹脂中にジルコニウム含水
    ・酸化物を沈殿させるとと;を特徴とする方法。 7、ジル:+ 、: ル化合物がzrOC4・xH2O
    、Zr (NO3)4 ・5H20、Zr0Br2− 
    xH2O、Zr0Iz ・8H20、またはZr (8
    04)2・4H20からえらばれた少なくとも1種であ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、アルカリ性物質がアンモニアである特許請求の範囲
    第6項または第7項に記載の方法。 9、アンモニウム化合物を洗い流して複合物をHCl、
     HBr。 HIまたは)(NO3からえらばれた少なくとも1つの
    酸で酸化する付加工程を行なう特許請求の範囲第8項記
    載の方法。 10、形成された複合体中にアクリル酸を混入し、そし
    て該アクリル酸をその場で重合させる工程を含む特許請
    求の範囲第6項〜第9項のいづれかに記載の方法。 11、アクリル酸の添加前にアンモニウム化合物を洗い
    流し、そしてアクリル酸のその場での重合後に複合体を
    酸性にする工程を含む特許請求の範囲第10項記載の方
    法。 セ、アクリル酸のその場での重合をジルコニル化合物の
    導入前に行なう特許請求の範囲第10項記載の方法。 13、スルホン酸官能基をもつ粒状のマクロポーラスカ
    チオン交換樹脂に少なくとも1種のジルコニル塩または
    ジルコニウム塩の水溶液を加え、それによって樹脂相に
    ジルコニウム塩を吸収させ;洗浄液として水金使用して
    樹脂の空隙もしくは孔相から過剰のジルコニル塩または
    ジルコニウム塩を洗い流し;そしてこのようにして生成
    された複合体をアルカリ性にしてジルコニル塩を樹脂中
    にとどまる無定形重合状含水ジルコニウム酸化物に転化
    する;諸工程から成る特許請求の範囲第3項〜第5項の
    いづね、かに記載の複合体の製造法。 14゜ジルコニル塩またはジルコニウム塩がZr2O3
    %ZrrNO3)、、7rOBrz、Zr0I2、Zr
     (804)2またはその水和物からえらばれた少なく
    とも1種である特許請求の範囲第13項記載の方法。 15、樹脂がスルホン酸官能基を結合させたスチレンと
    ジビニルベンゼンとの交差結合コポリマーから成る特許
    請求の範囲第13項記載の方法。 16、イオン交換槽として使用するに適する槽中に複合
    体を入れ;望ましくない硫酸塩イオン、ホウ酸塩イオン
    、重炭酸塩イオンまたはジヒドロホスフェートイオンを
    含むアルカリ金属塩水を該複合体樹脂に流通させ、これ
    によって上記の望ましくないイオン類を該樹脂によって
    捕捉させ;流出塩水中への該イオン類の混入によって示
    されるように該樹脂が望ましくないイオン類を満載して
    いるときには塩水の流れを中止し;そして水洗して捕捉
    イオン類を除くことによって該樹脂を再生する;諸工程
    から成る特許請求の範囲第3項〜第5項のいづれかに記
    載の複合体を使用する方法。 17、塩水が除去すべき硫酸塩イオンを含む濃厚NaC
    tから成る特許請求の範囲第16項記載の方法。 5− 18、スルホン酸官能基をもち且つ内部に重合状ジルコ
    ニウラ含水・酸化物を含んで成るマクロポーラスなカチ
    オン交換樹脂に金属塩水溶液を接触させることを特徴と
    する金属塩水溶液からSO4イオンを除去する方法。 19、金属塩がNaCL、 MgCl2またはLict
    である特許請求の範囲第18項記載の方法。 ■、樹脂と金属塩水溶液との接触後に、水性洗浄液また
    はアルカリ水性洗浄液を使用して樹脂中のSO:イオン
    を樹脂から洗い流し、そしてアルカリ水性洗浄液の場合
    には酸洗浄液の使用によって樹脂の酸性を回復させる特
    許請求の範囲第18項記載の方法。 計、ポリアクリル酸を更に含有せしめた交換樹脂に金属
    塩水溶液を接触させて硫酸塩、ホウ酸基、重炭酸塩およ
    び/またはリン酸塩のイオン類を該金属塩水溶液から除
    去する特許請求の範囲第18項〜第20項のいづれかに
    記載の方6− 法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5071563A (en) * 1989-11-09 1991-12-10 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Method for removing sulfate ions from aqueous solution of alkali metal chloride
EP0699628A2 (en) 1994-08-30 1996-03-06 CHLORINE ENGINEERS CORP., Ltd. Brine treatment method
WO1998039252A1 (fr) * 1997-03-07 1998-09-11 Kaneka Corporation Procede pour eliminer des ions sulfate d'une solution aqueuse de chlorure de metal alcalin

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