JPS6042748B2 - ミシンの制御装置 - Google Patents

ミシンの制御装置

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JPS6042748B2
JPS6042748B2 JP6825279A JP6825279A JPS6042748B2 JP S6042748 B2 JPS6042748 B2 JP S6042748B2 JP 6825279 A JP6825279 A JP 6825279A JP 6825279 A JP6825279 A JP 6825279A JP S6042748 B2 JPS6042748 B2 JP S6042748B2
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JP
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sewing machine
stop
mark
cloth
output
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JP6825279A
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和義 田村
宙征 藤井
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンの制御装置、特にミシンを用いる縫製
作業を容易にするために、その運転休止又は停止迄の各
所要の縫目線長さを自身で計測し、該計測値を記憶して
、以後は該記憶データに従つて当初計測した際の加工を
、容易に複製反復させ得るようにした技術手段に関する
ものである。
縫製作業に於て、同一サイズの同じ縫い方を多数枚続
けて加工するような、細分化された作業に使用するミシ
ンの場合、特に未熟練者にとつても、均一の加工を容易
に行ない得るのが望ましい。 本発明の目的は、此の課
題に対する一つの解決手段を提供することであり、細分
化された加工の開始に当つて、予め一個の被加工物面に
、その所要の各縫製長さに於ける一時休止位置及び終了
停止位置の夫々の個所に、夫々識別用のテープ様要素を
添付したものを用意し、之を最初に加工に供するとき、
加工台上て縫製の進行に伴つて該識別要素が検知され、
各検知より予め設定した針数の運転の後自動停止制御さ
れ、そしてスタートからの各停止時迄の運転針目数が夫
々計数して記憶され、之様に制御データの記憶設定の後
は、上記識別要素を添付しない加工物に対して、記憶し
ている制御データに従う針目数の運転進行毎に、ミシン
が自動的に一時休止し、又終了停止して、当初の識別要
素を添付した加工サンプルと同じ加工状態を、次々に反
復複製させ得るようにしたものである。
以下、実施例を図に就て説明する。
第1〜3図に於て、例えば図のようにズボンの脇を縫う
場合、裾のスタート点1より縫製運転開始してポケット
下端の停止点3に到る、此の際の単一加工々程に於て、
その中間で裏地4を縫付けるために、一時休止点2にて
ミシン運転を一旦停止させる必要がある。
本発明では、之様な単一加工の開始に当つて、予め一組
の加工物サンプルS上に、布送り方向イに対して、一時
休止点2の手前側及び停止点3の手前側に、小マーク5
と大マーク6とを布面上に夫々貼付したものを準備する
。該大小のマーク5,6は、送り方向に沿つて配したそ
の幅に広狭の差を有する他は同一のものであり、、紙等
をベースとしたテープ状で、其の表面に光反射性の良好
な例えばアルミ箔を添付し、裏面に粘着剤を塗布したも
のを、広狭の各所要幅に剪断して貼付けるものである。
そして両者の内で、細幅の小マーク5は一時休止点2に
対して直前に配され、大マーク6は停止点3の直前に配
される。そこで先ずミシンテーブル7上の針板8附近の
構成を説明すると該テーブル7上に常法の如く装着され
たミシンペット9の、斜板8と滑り板10との手前側(
第2図にて右方を操作者から見て手前側と呼ぶとする)
に、ベッド9の面上適宜の高さにセンサ支持板11が支
着されている。その支着高さは、ベッド9面との間に加
工布一12を通過させる間隙を持たせて、布案内を兼ね
る複数の取付ネジ13,14,15により支着される。
針板8とその手前側のテーブル7上には、加工布12の
エッジを案内するエッジガイド16,17が取付けられ
、それによつて送り方向案−内され、送り歯18によつ
て送り進められる加工布12上を針19によつて形成さ
れる縫製線21の、図示しない手前側延長線上に位置さ
せて、センサ支持板11上にマークセンサ20を装着す
る。マークセンサ20は、反射検出型の光電式センサを
用い、加工布12として前述のサンプルSを以て縫製し
たとき、其の直下に前記大小のマーク5,6が到来した
ことを検知して出力信号を生ずるもので、亦、その直下
のベッド9面に埋設したミラー22により、加工布12
が此処に介在しないときにも同様に検知出力を生ずるも
のである。此のミシンを制御する制御回路及び制御動作
要・素の説明に先立つて、前記加工布サンプルSの準備
に於ける大小のマーク5,6の布送り方向の各所要幅A
,b及び、その添付位置につき説明する。
第4図及び第5図に示すように両マーク5,6は、所望
の停止位置である一時休止点2及び終了停止点3の、布
進み方向に対する夫々手前側直前の位置に各添付する。
そして本発明の制御システムは、該添付された両マーク
5,6がマークセンサ20にて検知された時点より、予
め設定した所定針数の運転進行時、針19の直前に両マ
ーク5,6がさしか)つた状態にて、何れも自動停止さ
せるものであるが、亦其の間に、マークの大小を判別し
て、大マーク6と判別された場合には、ミシン自動停止
と共に糸切り動作を与える制御出力を生ずるもので、此
の判別に供する為に、大マーク6の布送り方向長さの幅
bは、此のミシンの最大布送りピッチでの予め設定した
針数、例えば四針分の布送り量cよりいくらか大なる長
さのものとし、小マーク5の幅aは、bよりは著しく小
さく、マークセンサ20にて正しく検知され得る程度の
もの、又は添付時の作業の容易さの範囲にて、例えば最
小布送りピッチーの一針分見当のものとする。ところで
両マーク5,6の添付位置は、上記のように所望の自動
停止位置を直接に表示してはいるが、之等がマークセン
サ20にて検知されてから停止すべき時点迄の布進み量
dの間の運転針数は、此のミシンを用いる際の布送りピ
ッチ並に運転速度に依つて変化するので、夫々の運転条
件での該布進み量d内の針数を、最初に予め設定するこ
とを要する。そこで制御システムの全体を第6図に拠つ
て説明する。ミシンテーブル7の下側には、ミシンモー
タMと周知の自動糸切り制御手段23とが装着されてお
りそれによりミシン24を駆動すると共に、各加工々程
の終り毎に、糸切り制御信号に応じてミシンベツド9内
にて略示しない周知の自動糸切装置が作用する構成のも
のである。
ミシンモータMの駆動出力軸25は、モータMの回転よ
り、クラッチ駆動コイル26及びブレーキ制御コイル2
7の選択的励磁をを介して、駆動もしくは制動の作用を
ミシン24に与える。ミシン24の内部には亦、適当な
タイミング、例えば針下死点の運動タイミングにて同期
信号Aを生ずる回転信号発生器28が設置されている。
制御回路の構成が例示されている図示に於て、メモリ2
9は、通常RAMと略称される類の書込み読出しのでき
る記憶要素であり、電源バックアップ部30を介して記
憶状態を保持可能に電源接続されている。メモリ29の
作用は、前述のように大小のマーク5,6を添付された
加工布サンプルSの加工スタート点1から一時休止点2
迄の運転針数及び終了停止点3迄の全運転針数を夫々記
憶し、次いでマーク添付しない加工布12に対して、そ
の都度記憶データを読出して、サンプルSの加工時と同
じ針数の運転毎に自動停止せしめるものであるが、こ)
で付言すると、第1図に例示のものは、只一個所のみの
一時休止点2である加工例であり、実際の縫製工程に於
て、例えばラベル縫付けなどを伴う運合には、終了停止
糸切り迄の経路上に数回の一時休止を要するものであつ
て、第6図の回路のものは、之様な数回の一時休止作用
を実行した後に所定の終了停止点3にて同時に糸切り制
御を与え得るものが示されている。即ち、此のメモリ2
9には、その記憶書?みのための書込レジスタ31及び
読出しのための再生レジスタ32と共に、書込時及び読
出し時の夫々に際して、メモリアドレスを選択的切換え
るアドレスカウンタ33,34が各々接続されている。
此のメモリ29に対し、その書込みと読出しとの動作を
切換え制御する手段として、フリップフロップから成る
記憶制御器35が設けられている。記憶制御器35は、
記憶スイッチ36を押し操作してセット動作を与えられ
たとき、後述の大マーク判別手段が大マーク6を検出(
但し、加工布終端で、ミラー22により大マーク6によ
ると同様の作用を生ずるが、便宜上ここでは、先す一時
休止と終了停止糸切りとの動作の違いのみについて記述
を進める)する迄セット状態を維持し、セット出力Qに
よつてメモリ29と書込アドレスカウンタ33及び書込
レジスタ31を書込動作状態に制御する。そして大マー
ク6による後述の終了停止動作のときリセットに転じ、
そのときのO出力にて再生レジスタ32と再生針数カウ
ンタ37及び再生アドレスカウンタ34を動作状態に維
持制御する。再生針数カウンタ37は、メモリ29の各
アドレスでの針数記憶値が何れも加工布のスタート点1
からの針数であり、比較器38にて、再生レジスタ32
が毎回読出した数値との比較に供するために、再生時の
スタート点1からの運転針数を累算するものである。な
お、上記に関して付言すると、メモリ29の各アドレス
にストアするデータは、上記のようにスタート点1から
の針数値と共に、夫々のデータが一時休止点2に対応す
るものであるか、又は終了停止点3を表すものであるか
の指標を伴うものであり、図に於て、書込レジスタ31
と再生レジスタ32との各々に、Nと表示した入出力端
子を経由して授受される信号が、此の場合の指標であつ
て、該N信号が付くときのデータが、終了停止点3の針
数値であることを表わすものである。ところで書込レジ
スタ31も再生針数カウンタ31と同じく、ミシンの運
転針数を計数する動作をなすもので、共に計数人力信号
は、AND素子から成る計数ゲート39より与えられる
。計数ゲート39へのミシン運転針数の入力は、前記回
転信号発生器28より与えられる回転同期信号Aであり
、そしてゲート入力には、フリップフロップである、起
動制御器40のセット動作出力Qが接続されている。起
動制御器40には、マークセンサ20のl検知出力をイ
ンバータ41aで反転して、その非検出状態(加工布1
2がミシン24にセットされており、大小のマーク5,
6が未だ未検知)であるとき開ゲートとされる起動ゲー
ト41を介して、起動スイッチ42が0N操作されると
きの起・動信号Cがセット入力信号として接続されてい
る。なお、起動ゲート41は上記開ゲート状態で起動ス
イッチ42の0N操作毎にゲート出力を生するが、起動
制御器40は他のフリップフロップとも同じくセットリ
セット型のもので、一度セツフト動作した後はリセット
される迄反転されることなくセット状態を維持し、起動
ゲート41の毎回の出力は、再生レジスタ32にメモリ
29からの読出しをされるロード端子と、再生アドレス
カウンタ34にアドレスインクリメントを与える計数入
力に接続されている。起動制御器40のリセット入力端
には、0R素子43を介して、電源投入信号器44の出
力と停止時期制器45の出力とが入力接続されており、
そのセット出力Qはクラッチ駆動制御器46を介してク
ラッチ駆動コイル26を励磁駆動すべく、亦、リセット
出力0はブレーキ制御器47を介してブレーキ制御コイ
ル27を励磁して制動々作さすべく夫々接続されている
。電源投入信号器44は、ミシンモータMを駆動さすべ
く電源スイッチ48を閉成した始動時に、本制御システ
ムの電源母線49の母線電圧■DDの立上りに応じて、
一個のパルス信号を生成するもので、之に依つてミシン
24の起動又は縫成開始に先立つて、前記の起動制御器
40及びメモリ29の書込と読出しの双方に関与するレ
ジスタ・カウンタ群31,32,33,34,37、更
にその他のこれから記述する関連要素を、起動準備状態
となすべくリセットさすものである。起動制御器40の
セット出力Qはまた、マーク検出ゲート50及び計数ゲ
ート39の各ゲート入力として接続されており、之によ
つてマーク検出ゲート50が開ゲート状態にてマークセ
ンサ20より検知出力信号Bが生じたとき、此のゲート
出力によつて、フリップフロップより成る検知信号保持
器51がセット動作し、其のセット出力Qにより幅判別
ゲート52の一方のゲート入力を与えるよう接続されて
いる。幅判別ゲート52の他方のゲート入力には、前出
の記憶制御器35のセット出力Qが接続されており、記
憶スイッチ36が0N操作され、そしてミシン運転の進
行に伴つてマークセンサ20より最初の検知出力を生じ
たとき開ゲート状態となるものである。そして其のゲー
ト出力には幅判別カウンタ58及びスペース針数カウン
タ54の各計数人力端が接続されている。幅判別カウン
タ53は、上記のような幅判別ゲート52の開動作条件
の下て回転同期信号Aを計数し、予め設定した適宜の針
数として、既述の大マーク6の長さbの説明の例に合せ
れば、四針分を計数したとき出力信号を生ずるものであ
る。また、スペース針数カウンタ54の役割は、マーク
センサ20によつて検知された何れかの停止点が針下直
前の停止予定位置迄に達するスペース間の針数が、布送
りピッチや運転速度によつて異るために、ミシンの各運
転条件に応じて該スペース間の針数値を、スペース針数
設定器55の操作によつて予め比較器56への比較入力
として与えておき、該スペース針数設定値と同じ針数を
スペース針数カウンタ54が計数した時点にて、比較器
56に出力を生じて停止時期制御器45に入力を与える
ものである。但し、幅判別ゲート52の開ゲート条件よ
り判るように、当該スペース針数設定による停止時期制
御機能は、加工布サンプルSによるメモリ29への記憶
動作時のみ作用するも−ので、記憶値読出しによる加工
布12への複製動作時に於ては、停止時期制御器45へ
入力には、今一つの比較器38からの出力が作用するよ
うに接続されている。停止時期制御器45の出力は、終
端ゲート57及び0R素子43の各一方の入力端に接続
されており、0R素子43を介するものは、大小のマー
ク5,6の何れの検知された場合にも起動制御器40を
リセット動作させて、ミシン24を停止される。また終
端ゲート57を経由するものは、その他方のゲート入力
より大マーク″6の判別信号が与られたときのみ、既述
の糸切り制御手段23を作動させる。終端ゲート57の
出力は亦、信号幅だけの遅延素子58及び0R素子59
を介して、既述のメモリ29の書込と読出しの双方に関
与するレジスタ・カウンタ群31,32,33,34及
び37のリセット信号線60に連なつている。なお0R
素子59の他方のリセット入力は、既述の電源投入信号
器44の出力に接続され、後者は亦、今一個の0R素子
61を介してスペース針数カウンタ54をもリセットさ
す。比較器56の出力は、上記のようにメモリ20の記
憶動作時のみミシン停止信号を与えるもので、依て該停
止の都度、同時に書込アドスカウンタ33にアドレスイ
ンクリメントを与え、またメモリ29の書込続行を制御
するよう夫々接続されている。そして更に、毎回の停止
毎にスペース針数カウンタ54をリセットさすべく、パ
ルス幅分の遅延素子62を介して0R素子61の一方の
入力に接続されている。次に終端ゲート57に対して大
マーク6の判別信号を与える手段を設明すると、大小の
マーク5,6の内で大マーク6の判断入力によリセット
動作する、フリップフロップの終端制御器63のQ出力
と、再生レジスタ32上の終了停止指標のN信号とを入
力接続した0R素子64の出力が終端ゲート57のゲー
ト入力として接続されている。終端制御器63のセット
出力Qはまた、書込レジスタ31の指標N信号端に入力
接続されている。そして此のセット入力には、AND素
子から成る大マーク検出器65が接続されており、大マ
ーク検出器65の二つの入力には、マークセンサ20か
らの検出信号Bと、幅判別カウンタ53が四針分計数し
たとき出力を生ずる計数出力が夫々接続されており、即
ち、該計数出力が生じた時点でなおセンサ検出信号Bが
持続されているときのAND動作にて、この時のマーク
が大マーク6であると判断される構成である。なお終端
制御器63のリセット入力端はリセット信号線60に接
続されている。また幅判別カウンタ53のリセット入力
及び検出信号保持器51のリセット入力は、0R素子4
3よりのリセット信号を受けるよう接続されている。以
上の回路構成であり、なお補足すると、本図のシステム
では、停止時期制御器45よりの出力によるミシン24
の停止は、大小のマーク5,6の何れであつても同じよ
うに停止制御されるが、通例は、一時休止の場合には、
針棒が下降した状態て停止すべく制御することが望まれ
、そのように設定すると、終了停止点3で糸切り動作を
させるときの支障となるものであり、之に関しては図示
は省略したが、普通にはケシングをミシンモータMと一
体的又は連結構成される自動の糸切り制御手段23の内
部にて、その糸切りの操作入力が加えられると、一度針
下死点にて停止したモータMを一時的に駆動して、針棒
が上昇位置となるところで停止させ、之に調時動作して
図示しない糸切り装置が作動される機能構成の装置が既
に知られており、本発明の場合にも、そうした手段を適
宜利用するものである。
そこて本発明装置の作動について今一度まとめて記すと
、先ず前記のようにして、所望の一時休−止点毎に小マ
ーク5を、そして終了停止点3に大マーク6を添加した
加加工布サンプルSを準備し、また夫々の加工の場合の
、マークセンサ20が検出動作をしてから、その被検出
点が針下直前迄進むスペース間の運転針数に合せて、ス
ペース針数設定器55を操作して、比較器56に対して
比較用の基準針数値を入力させる。
電源スイッチ48を閉成したとき電源投入信号器44の
出力により、起動制御器40、検知信号保持器51、幅
判別カウンタ53、スペース針数カウンタ54、記憶制
御器35、終端制御器63、並にメモリ29の書込再生
用レジスタ・カウンタ群31,32,33,34,37
がリセットされ、起動制御器40のO出力によりブレー
キ制御コイル27が励磁作動され、モータ出力軸25は
制動状態でモータMは無角荷回転状態となる。加工布サ
ンプルSを以て縫製するようにミシンベッド9上にセッ
トし、記憶スイッチ36を0N操作すると、記憶・制御
器35がセット動作し、そのQ出力にて書込レジスタ3
1と書込アドレスカウンタ33とを動作状態に制御し、
またメモリ29を記憶動作側に選択制御すると共に、幅
判別ゲート52の一方のゲート入力を与える。加工布サ
ンプルSがミシン24にて縫われる状態にセットされた
ことで、マークセンサ20は非検知状態のため、起動ゲ
ート41は、起動スイッチ42を0N操作すると.AN
D出力によつて起動制御器40をセット動作させる。起
動制御器40のQ出力はクラッチ駆動コイル26を励磁
動作させ、ミシン24は回転駆動させる。同時にマーク
検出ゲート50及び計数ゲート39が開ゲート状態に準
備され、ミシン24の運転に伴つて、回転信号発生器2
8よりの出力Aが、計数ゲート39を経由して書込レジ
スタ31の計数人力に与えられ、数数開始される。縫成
の進行に従つて、最初の一時休止用の小マーク5がマー
クセンサ20によつて検知されると、マーク検出ゲート
50を経由した該検知信号によつて検知信号保持器51
がセット動作し、そのQ出力により、幅判別ゲート52
のゲート入力は残る一方も開ゲートされるので、之を経
由した回転同期信号Aは、幅判別カウンタ53及びスペ
ース針数カウンタ54の計数人力に与えられ、両者の計
数動作が始まる。幅判別カウンタ53は入力の四個を計
算したところで出力を生ずるが、既述のように小マーク
5の布進行方向長さは小さく、ミシン24の四針分の運
転中にマークセンサ20の直下を通過して了うことによ
り、大マーク検出器65が未だAND動作できない。一
方で、スペース針数カウンタ54の計数が進み、その計
数値がスペース針設定器55からの設定値と同じになつ
たとき、比較器56からの出力が停止時期制御器45に
与えられ、之による出力信号が検知信号保持器51、幅
判別カウンタ53及び起動制御器40をリセットさせる
。起動制御器40のリセット出力Oによりブレーキ制御
コイル27が作動され、ミシン24の運転は停止する。
この時、比較器56の出力は、同時に書込アドレスカウ
ンタ33に作用してメモリ29へのストアアドレスを進
めさせ、また此の時点での書込レジスタ31の計数値を
メモリ29の指定アドレスに書込記憶させる。そしてス
ペース針数カウンタ54は遅延素子62を介して微小時
間後リセットされる。ミシン24は停止しており、こ)
で裏地又はラベル付け等の作業をなし、必要に応じて比
の第1の一時休止用小マーク5を除去して、運転続行の
ために起動スイッチ42を0N操作して起動制御器40
を再びセット動作さす。それによりミシン24の運転は
再開されるが、検知信号保持器51がリセットされてい
ることにより、幅判別ゲート52は非作用である。回転
同期信号Aは計数ゲート39を経由して書込レジスタ3
1の計数動作を続行させる。そこで第2番目の小マーク
5が検出されると、マーク検出ゲート50を介して検知
信号保持器51がセット動作を与えられ、それによつて
幅判別ゲート52を介して幅判別カウンタ53に計数人
力が与えられ、同時にスペース針数カウンタ54も計数
動作を始める。それによつてスペース針数カウンタ54
の計数値が設定値と同じになり、比較器56より出力を
生じてミシン24を停止させ、アドレスを進めたメモリ
29に、該停止時の書込レジスタ31上の計数値、つま
り加工布サンプルSのスタート点1からの針数累算値を
書込記憶させる。マークセンサ20に検知されるものが
小マーク5である限り、上記作動は同じに反復され、起
動スイッチ42を0N作動して運転続行し、メモリ29
には次々と各停止点の針数累算値をストアさせる。その
ように縫製進行して、マークセンサ20にて検知された
ものが大マーク6であるときは、停止時期制御器45の
動作以前に、幅判別カウンタ53が四針分計数した計数
出力のとき、センサ検出信号Bが未だ持続されているこ
とにより、大マーク検出器65がAND動作して終端制
御部63をセット動作させる。
それによるQ出力は、書込レジスタ31に対して、今度
の書込数値に加えて、それが終了停止点3である指標の
N信号を置数さすべく入力を与え、また終端ゲート57
を開ゲート状態とする。そこで比較器56より出力を生
じたとき、停止時期制御器45の出力動作により、小マ
ーク5の上記説明のときと同様に、ミシン24を停止さ
せ、比較器56の動作出力により、書込レジスタ31上
の累算数値を、指標Nと共に、此のときのメモリアドレ
スにストアさせる。ミシン24には同様に制動が与えら
れ、同時に終端ゲート57のAND動作より、糸切り制
御信号が出力され、之によつて糸切り制御手段23が動
作を開始する。終端ゲート57の出力はまた、遅延素子
58を介して微小時間の後、リセット信号線60に供給
され、該ラインに連らなる記憶制御器35、書込アドレ
スカウンタ33、書込レジスタ31、再生レジスタ32
、再生針数カウンタ37、再生アドレスカウンタ34及
び終端制御器63の全部をリセットさす。記憶制御器3
5の動作反転により、書込アドレスウカンタ33と書込
レジスタ31との制御入力及びメモリ29の書込側制御
入力は消失して、代りに、再生レジスタ32、再生アド
レスカウンタ34及び再生針数カウンタ37の各制御入
力が与えられ、メモモリ29からのストアデータ読出し
動作のための準備がされる。その間、検知信号保持器5
1、幅判別カウンタ53及びスペース針数カウンタ55
も同様にリセット状態とされる。之様に記憶制御器35
の動作が再生制御側に準備されたときの各部のリセット
状態は、電源スイッチ48の閉成時のときと同様てある
。そして亦、この再生制御中に於ては、幅判別ゲート5
2は非作用状態に保たれる。そこでミシン24に、大小
のマーク5,6を添付しない加工布12をセットして、
起動スイッチ42を0N操作すると、起動制御器40が
セット動作しミシン24が駆動開始される。
そして同様に計数ゲート39が開ゲーナ状態に準備され
る。マーク検出ゲート50も開ゲートとなるが、こちら
は再生制御運転中に於ては、他の要素の動作に対し、一
応無関係である。また、この起動操作のとき、起動ゲー
ト41のAND出力により、再生アドレスカウンタ34
はアドレスインクリメントの動作をなし、また再生レジ
スタ32にロード入力が作用して、メモリ29よりデー
タを読出す。計数ゲート39を介して再生針数カウンタ
37が計数動作を開始し、その計数値が再生レジスタ3
2上のメモリ読出し数値と等しくなつたとき、比較器3
8は停止時期制御器45に対して出力信号を発する。再
生レジスタ32の読出したメモリデータが一時休止のも
のである間は、終了停止の指標Nを、伴わない針数値の
みであり、それによつて停止時期制御器45か出力動作
し、起動制御器40をリセットさせてミシン24を停止
させる。加工布12には一時休止の目的である裏地・ラ
ベル付け等の操作を加え、起動スイッチ42を0N操作
してミシン24の運転を再開させる。同時にメモリ29
の読出しアドレスを進める作用が与えられ、再生レジス
タには次の一時休止点対応のデータが読出される。そし
て再生針数カウンタ37には、再開された運転による針
数が、続けて累算計数され、その計数値が再生レジスタ
32上のものと同じになると、上記のミシン停止動作が
反復される。之様にして縫製が進行して、起動スイッチ
48の操作に伴い再生レジスタ32に読出されたデータ
が、指標Nを伴うものである場合、比較器38の出力動
作に先立つて、再生レジスタ32のN出力端より終端ゲ
ート57を開ゲートとする信号が与えられ、その状態で
比較器38より出力を生ずるとミシン24の上記同様な
停止制御と共に、糸切り制御手段28に対して糸切りを
指令する信号が与えられる。そして微小時間の後、リセ
ット信号線60を介して、再生レジスタ32、再生針数
カウンタ37及び再生アドレスカウンタ34がリセット
を与えられる。それにより再生アドレスカウンタ34は
最初のアドレス状態に戻る。また記憶制御器35は再生
制御動作状態をそのま)維持し、ミシンベッド9上で加
工布12を新しいものと取換えて、そのスタート点1か
ら起動スイッチ42を操作して運転開始さすことにより
、メモリ29のストアデータによる自動的な停止制御を
反復さすことができる。こ)て動作説明に関して補足す
ると、本発明の構成は、マークセンサ20の直下より加
工布12の無くなつた布端の場合にも、ミラー22によ
りマークセンサ20より検知出力を生じ、記憶制御器3
5が記憶制御動作状態の下では、該検知による本構成シ
ステムの作用が大マーク6の検知された場合と同様に働
くことにより、終了停止点が布終端である加工々程の場
合には、大マーク6を添付する必要がない。
そして同じ理由により、本装置はサンプル加工データの
記憶を用いないで、単なる布終端自動停止装置としても
使うことができる。また、ミシンベッド9上に加工布1
2が未だセットされていないときに、起動ススイツチ4
2が誤つて0N操作されても、マークセンサ出力Bが存
在することにより、起動ゲート41がインバータ41a
を介して非作用に拘束されているので、ミシン24は起
動しないものである。以上詳述したように、本発明は縫
製のスタート点からの、各所望の停止位置迄の運転針数
を記憶し、且つ読出す手段を具え、各縫製加工の開始に
際して、予め一個の加工布をサンプルとして、その予定
縫製線に沿つて、各所望の停止位置をそのま)表示する
かの如き態様で、各個所に大小のマークを添付したもの
を用意し、之のサンプル布を以て縫製運転するとき、各
マーク添付個所て自動的にミシンが停止し、同時にスタ
ートからの運転針数が記憶装置に書込まれ、運転を続行
して大マーク添付個所に至つたとき、ミシンの停止と共
に糸切りをさせる終了停止点の制御動作を与え、次いで
マーク添付しない加工布に対して、記憶データを読出し
て、サンプル布の場合と全く同様の目動停止制御を次次
に反復することのできるものであり、未熟練者がミシン
操作する場合にも、各所望の停止位置て正しく停止動作
させる制御の設定が容易であり、そして記憶データによ
る自動制御にて、均一の縫製加工が能率良く容易にてき
る利便を有するものてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の使用に際して準備する加工布サン
プルの一例を略示したもの、第2図は本発明を実施した
ミシンの部分平面図、第3図はその側断面図、第4図及
び第5図は該サンプルをミシン上にセットした状態の部
分を示す各配置関係説面図、第6図は実施例回路構成を
示すブロック線図である。 1・・・・・・スタート点、2・・・・・・一時休止点
、3・・・終了停止点、5・・・・・・小マーク、6・
・・・・・大マーク、7・・・・・ミシンテーブル、9
・・・・・・マシンベッド、11・・・・・・センサ支
持板、12・・・・・・加工布、19・・ミシンの針、
20・・・・・・マークセンサ、21・・・・・縫製線
、22・・・・ミラー、23・・・・・・糸切り制御手
段、24・・・・ミシン、25・・・・・・モータの駆
動出力軸、26・・・・・・クラッチ駆動コイル、27
・・・・・・ブレーキ制御コイル、28・・・・・・回
転信号発生器、29・・・・メモリ、31・・・・・・
書込レジスタ、32・・・・・・再生レジスタ、33・
・・・・・書込アドレスカウンタ、34・・・・・・再
生アドレスカウンタ、35・・・・・記憶制御器、36
・・・・・・記憶スイッチ、37・・・・・・再生針数
カウンタ、38・・・・・・比較器、39!・・・・計
数ゲート、40・・・・・・起動制御器、41・・・・
・・起動ゲート、42・・・・・起動スイッチ、44・
・・・・・電源投入信号器、45・・・・・・停止時期
制御器、46・・・・・・クラッチ駆動制御器、47・
・・・ブレーキ制御器、48・・・・・・電源スイッチ
、50・・・・・・マーク検出ゲート、51・・・・・
・検知信号保持器、52・・・・・・幅判別ゲート、5
3・・幅判別カウンタ、54・・・・・・スペース針数
カウンタ、55・・・・・・スペース針数設定器、56
・・・・・・比較器、57・・・・・・終端ゲー゛卜、
58・・・・・・遅延素子、63・・・・・・終端制御
器、65・・・・・・大マーク検出器、M・・ミシンモ
ータ、S・・・・・・加工布サンプル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ミシンの回転に同期して回転信号を生ずる手段と該
    ミシンの布送り方向に沿いその針落位置より手前で布終
    端の致来を検出するセンサと、該センサの検出信号の時
    点より前記回転信号を計数して該計数値が各運転条件に
    合わせて予め設定した針数に達したとき停止位置の判断
    出力を停止制御回路によつて該ミシンの運転を停止させ
    る停止時期判断手段を具えたミシンの自動停止制御装置
    に於て、前記センサとして、加工布の表面に添布のテー
    プ状のマークをも同様に検出できるものとし、該加工布
    の一個に対し該マークとして、所望の一時休止点毎に布
    送り方向長さの小なる小マークを、そして加工々程の終
    了停止点に該長さが所定布送り量分だけ長い大マークを
    、夫々添付したサンプルを以て加工運転したとき、加工
    スタートから前記停止位置の判断出力を生ずる迄の回転
    信号を計数して前記各一時休止点並に終了停止点迄の各
    計数値をメモリに順次記憶させる記憶制御手段と、前記
    センサの検出信号の始点より所定個数の前記回転信号を
    計数して其の間該検出信号が持続されていることにより
    前記大マークを判別して該判別指標を加えて前記メモリ
    に記憶さす大マーク判別手段と、前記サンプルによる加
    工運転の後前記大小のマークを添付しない加工布を以て
    運転のとき、前記メモリより前記々憶の順に記憶値を読
    出し且つ加工スタートから前記回転信号を計数して該読
    出した前記各針数値と同じだけ夫々計数したとき前記停
    止位置の判断出力と同じ信号を前記停止制御回路に与え
    る再生制御手段と、前記メモリへの記憶及びその読出時
    に夫々の記憶値が前記判別指標を有するとき前記停止制
    御回路によるミシンの停止制御と同期して糸切り制御手
    段を作動させる加工終端判断手段とを具えたことを特徴
    とするミシンの制御装置。
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JPS57108786U (ja) * 1980-12-24 1982-07-05
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DE3490769T (ja) * 1984-10-18 1987-01-29

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