JPS6042607B2 - 電解コンデンサに用いる端子製造法 - Google Patents
電解コンデンサに用いる端子製造法Info
- Publication number
- JPS6042607B2 JPS6042607B2 JP50123971A JP12397175A JPS6042607B2 JP S6042607 B2 JPS6042607 B2 JP S6042607B2 JP 50123971 A JP50123971 A JP 50123971A JP 12397175 A JP12397175 A JP 12397175A JP S6042607 B2 JPS6042607 B2 JP S6042607B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- lead wire
- aluminum
- iron
- electrolytic capacitors
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来電解コンデンサに用いる端子はアルミ製丸棒の頭部
Ａに導電率を高めかつハンダ付けし易いように錫引きの
鉄線をリード線Ｂとして電気溶接する（第１図イ参照）
。
Ａに導電率を高めかつハンダ付けし易いように錫引きの
鉄線をリード線Ｂとして電気溶接する（第１図イ参照）
。
この場合の丸棒の径は鉄線の約２５倍である。次にこの
頭部Ａをプレスにより正編し不要部分を切断して形を整
えて端子とする。
頭部Ａをプレスにより正編し不要部分を切断して形を整
えて端子とする。
（第１図０参照）そしてこのような１対の端子の頭部に
プラス又はマイナスの極性を備える帯状のアルミ箔Ｈの
一端をそれぞれかしめ付け（第１図ハ参照）、絶縁紙を
介在させて巻き、円筒形のケース内に密封して電解コン
デンサにする。
プラス又はマイナスの極性を備える帯状のアルミ箔Ｈの
一端をそれぞれかしめ付け（第１図ハ参照）、絶縁紙を
介在させて巻き、円筒形のケース内に密封して電解コン
デンサにする。
（第１図二参照）しかして端子の頭部を形成するアルミ
の純度は高いほど正確な形状に正編整形できかつ電気溶
接するために生ずる口触作用を防止できるが、貯蔵中に
頭部が軟化してアルミ箔Ｈをカルめ付けたり又は巻き付
けることができなくなる欠点を生じ、また従来は頭部Ａ
とリード線Ｂの溶接はアルミと鉄の融点が異るため困難
で、溶接部分Ｃより分離する欠点があつた。本発明はか
かる欠点を解消することを目的とする。
の純度は高いほど正確な形状に正編整形できかつ電気溶
接するために生ずる口触作用を防止できるが、貯蔵中に
頭部が軟化してアルミ箔Ｈをカルめ付けたり又は巻き付
けることができなくなる欠点を生じ、また従来は頭部Ａ
とリード線Ｂの溶接はアルミと鉄の融点が異るため困難
で、溶接部分Ｃより分離する欠点があつた。本発明はか
かる欠点を解消することを目的とする。
本発明はアルミに珪酸、鉄および銅を等量づつ総計０．
００２〜０．００９％を含有する純度が９９．９９８〜
９９．９９１％のアルミの丸棒にカーボン量が０．０９
〜０．１２％の錫引鉄線を溶接するものて、しかして前
述の丸棒の頭部と前述の錫引鉄線のリード線とをそれぞ
れプラスとマイナスの電極に接続して、リード線の先端
を頭部の一端に火花放電して溶接し次いで頭部をプレス
により正編して端子とする。
００２〜０．００９％を含有する純度が９９．９９８〜
９９．９９１％のアルミの丸棒にカーボン量が０．０９
〜０．１２％の錫引鉄線を溶接するものて、しかして前
述の丸棒の頭部と前述の錫引鉄線のリード線とをそれぞ
れプラスとマイナスの電極に接続して、リード線の先端
を頭部の一端に火花放電して溶接し次いで頭部をプレス
により正編して端子とする。
しかして第２図の実施例に示すようにプラスの電極に通
ずるリード線Ｂ側を固定し、マイナスの電極に通する頭
部Ａ側を移動させ放電すると同時に頭部側を急にリード
線側に押付けて第３図に示すようにリード線の尖つた先
端を頭部に突入させて溶接する。Ｊ なおリード線の尖
つた先端は第２図のＢに示すように上方を斜めに削つて
もＢ’に示すように上下を斜めに削つて形成してもよい
。
ずるリード線Ｂ側を固定し、マイナスの電極に通する頭
部Ａ側を移動させ放電すると同時に頭部側を急にリード
線側に押付けて第３図に示すようにリード線の尖つた先
端を頭部に突入させて溶接する。Ｊ なおリード線の尖
つた先端は第２図のＢに示すように上方を斜めに削つて
もＢ’に示すように上下を斜めに削つて形成してもよい
。
また頭部側をプラスに、リード線側をマイナスの電極に
接続したり、頭部側を固定しリード線側丁を頭部に向け
接近させたり又は両者を共に移動して接近させてもよい
。
接続したり、頭部側を固定しリード線側丁を頭部に向け
接近させたり又は両者を共に移動して接近させてもよい
。
本発明により製造する端子の頭部Ａにはアルミ９９．９
９８〜９９．９９１％に対し総計０．００２〜０．００
９％の微量の珪酸、鉄および銅を等量づつ含有するので
、長く貯蔵に堪え軟化せず、頭部にプラス又はマイナス
の極性を有するアルミ箔Ｈを確実にかしめ付けたり又は
巻き付けることができ、またアルミに含有するこれ等の
非アルミ物質も微量であるからアルミの有する延伸性を
妨げずよくブレスにより正確な形状に圧扁整形できる。
９８〜９９．９９１％に対し総計０．００２〜０．００
９％の微量の珪酸、鉄および銅を等量づつ含有するので
、長く貯蔵に堪え軟化せず、頭部にプラス又はマイナス
の極性を有するアルミ箔Ｈを確実にかしめ付けたり又は
巻き付けることができ、またアルミに含有するこれ等の
非アルミ物質も微量であるからアルミの有する延伸性を
妨げずよくブレスにより正確な形状に圧扁整形できる。
しかもリード線の先端を頭部に溶接するとき、頭部のア
ルミが等量ずつの珪酸、鉄および銅と共に溶融して特殊
の合金になるばかりでなく、溶融した珪酸は常温に冷却
すに伴いガラス質に変化してリード線の先端外周に完全
に固結するので、リード線は頭部との溶接部分Ｃより分
離しない。そして頭部のアルミに含有する等量ずつの珪
酸、鉄および銅の総計が０．００２〜０．００９％の範
囲を越えるときはアルミの有する延伸性を妨げてブレス
による頭部Ａの圧扁整形を不正確ならしめ、また前述の
範囲に達しない場合は貯蔵中に頭部Ａを軟化させる欠点
を生するが、本発明によるときは等量づつの珪酸、鉄お
よび銅の総計が０．００２〜０．００９％の，範囲内に
あるのでそのような欠点は生じない、という効果を生ず
る。しかして本発明によるときはリード線Ｂの鉄線は０
．０９〜０．１２％のカーボンを有するので、リード線
Ｂを頭部Ａに溶接する際に強い電流が流れて発熱しても
リード線が酸化して脆弱になることはない。
ルミが等量ずつの珪酸、鉄および銅と共に溶融して特殊
の合金になるばかりでなく、溶融した珪酸は常温に冷却
すに伴いガラス質に変化してリード線の先端外周に完全
に固結するので、リード線は頭部との溶接部分Ｃより分
離しない。そして頭部のアルミに含有する等量ずつの珪
酸、鉄および銅の総計が０．００２〜０．００９％の範
囲を越えるときはアルミの有する延伸性を妨げてブレス
による頭部Ａの圧扁整形を不正確ならしめ、また前述の
範囲に達しない場合は貯蔵中に頭部Ａを軟化させる欠点
を生するが、本発明によるときは等量づつの珪酸、鉄お
よび銅の総計が０．００２〜０．００９％の，範囲内に
あるのでそのような欠点は生じない、という効果を生ず
る。しかして本発明によるときはリード線Ｂの鉄線は０
．０９〜０．１２％のカーボンを有するので、リード線
Ｂを頭部Ａに溶接する際に強い電流が流れて発熱しても
リード線が酸化して脆弱になることはない。
そしてリード線Ｂの鉄線におけるカーボン量が０．０９
〜０．１２％の範囲を越えるときはリード線は硬くなつ
て折れ易く、またカーボン量が前述の範囲に達しないと
きはリード線は軟かすぎて曲り易くなる欠点を生ずるが
、本発明によるリード線Ｂのカーボンは０．０９〜０．
１２％の範囲内にあるのでそのような欠点は生じない、
という効果を生ずる。
〜０．１２％の範囲を越えるときはリード線は硬くなつ
て折れ易く、またカーボン量が前述の範囲に達しないと
きはリード線は軟かすぎて曲り易くなる欠点を生ずるが
、本発明によるリード線Ｂのカーボンは０．０９〜０．
１２％の範囲内にあるのでそのような欠点は生じない、
という効果を生ずる。
第１図は電解コンデンサの一般の製造法を図解して示す
。 第２図は本発明の実施例における製造法の一部を図解し
たもので、第３図は本発明により製造する端子を示す。
Ａは頭部、ＢおよびＢ″はリード線、Ｃは溶接部分。
。 第２図は本発明の実施例における製造法の一部を図解し
たもので、第３図は本発明により製造する端子を示す。
Ａは頭部、ＢおよびＢ″はリード線、Ｃは溶接部分。
Claims (1)
- １ アルミに珪酸、鉄および銅を等量づつ総計０．００
２〜０．００９％を含有する純度が９９．９９８〜９９
．９９１％のアルミの丸棒の頭部とカーボン量が０．０
９〜０．１２％の錫引鉄線のリード線とをそれぞれプラ
スとマイナスの電極に接続し、リード線の先端を頭部の
一端に火花放電により溶接し、次に頭部を圧扁すること
を特長とする電解コンデンサに用いる端子製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50123971A JPS6042607B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 電解コンデンサに用いる端子製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50123971A JPS6042607B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 電解コンデンサに用いる端子製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5248050A JPS5248050A (en) | 1977-04-16 |
| JPS6042607B2 true JPS6042607B2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=14873837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50123971A Expired JPS6042607B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 電解コンデンサに用いる端子製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042607B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008130859A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Saga Sanyo Industries Co Ltd | 電解コンデンサ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922345U (ja) * | 1973-03-30 | 1974-02-25 | ||
| JPS4926742A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-09 | ||
| JPS4988071A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-22 |
-
1975
- 1975-10-15 JP JP50123971A patent/JPS6042607B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926742A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-09 | ||
| JPS4988071A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-22 | ||
| JPS4922345U (ja) * | 1973-03-30 | 1974-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5248050A (en) | 1977-04-16 |
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