JPH0546241Y2 - - Google Patents

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JPH0546241Y2
JPH0546241Y2 JP1986061158U JP6115886U JPH0546241Y2 JP H0546241 Y2 JPH0546241 Y2 JP H0546241Y2 JP 1986061158 U JP1986061158 U JP 1986061158U JP 6115886 U JP6115886 U JP 6115886U JP H0546241 Y2 JPH0546241 Y2 JP H0546241Y2
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thermistor
thermistor element
cap
cylinder
chip
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JP1986061158U
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  • Thermistors And Varistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は新規なチツプ形サーミスタに関す
る。
(従来技術) 従来は、サーミスタ素子の両端にリード線が接
続されたサーミスタしかなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、実装技術の要請からチツプ形のサーミ
スタが望まれるようになつた。そこで、単純にサ
ーミスタ素子の両端に電極を付与することが考え
られる。ところが、サーミスタ素子の両端に単に
電極を付与しただけであれば、サーミスタ素子そ
のものが露出しているため外界からの影響を受け
やすい。特に、実装時はんだ付けを行うため、電
極に含まれる銀などが拡散したり、はんだの熱や
フラツクスによつてサーミスタの特性が変化する
可能性がある。
このような問題を解決するために、たとえば実
開昭58−39003号において、それぞれの一端をヘ
ツダ加工した2つのジユメツト線間にサーミスタ
素体を介在させ、このジユメツト線の周囲をガラ
ス線で溶着封止した、ガラス封入型チツプサーミ
スタが提案されている。
この実開昭58−39003号に開示されたガラス封
入型チツプサーミスタによれば、サーミスタ素体
がガラス管内に封入されているので、環境や付着
物によつてサーミスタの特性が変化しないという
利点があるものの、この従来技術では、サーミス
タ素体を挟持するジユメツト線にヘツダ加工を施
す必要があり、従来のジユメツト線をそのまま用
いることができないばかりでなく、ヘツダ加工の
ための特別な工程が必要である。
それゆえに、この考案の主たる目的は、従来の
ジユメツト線を用いてかつ容易に面実装が可能な
チツプ形サーミスタを提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、簡単にいえば、両端開放の中空の
筒、筒の中空部に配置されるサーミスタ素子、筒
の中空部においてサーミスタ素子にそれぞれ接続
されるヘツドと各ヘツドから延びるリード線とを
有するジユメツト線、筒の両端を封止するように
固着されるかつ導電性部材からなるキヤツプまた
は平板、およびジユメツト線のリード線と対応の
キヤツプまたは平板とを電気的に接続するための
導電性接着剤を備える、チツプ形サーミスタであ
る。
(考案の効果) この考案によれば、筒によつてサーミスタ素子
が密封されているため、サーミスタ素子が外環境
から保護される。したがつて、実装時のはんだ付
けや実装後の環境変化によつてサーミスタの特性
が変化することもなく、寿命が長くなるととも
に、その信頼性が高くなる。
さらに、この考案によれば、従来のハードタイ
プのサーミスタと同様にヘツドとリード線からな
るジユメツト線を用いるので、リードタイプのも
のを用いて、必要に応じて、面実装可能なチツプ
形サーミスタをつくることができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。このチツプ形サーミスタ10は、サーミスタ
素子12を含む。このサーミスタ素子12は、両
端開放のガラス管14のほぼ中央に配置されサー
ミスタ素子12の両端はジユメツト線のようなリ
ード線16のヘツド18に接続されている。サー
ミスタ素子12は、負特性のものであるが、正特
性のものでも可能である。
リード線16のヘツド18はガラス管14の内
壁に熱溶着され、したがつてサーミスタ素子12
はガラス管14内に密封され、外界から隔絶され
ている。リード線16は短く切断される。
ガラス管14の両端には、有底筒状のキヤツプ
20が嵌め込まれる。キヤツプ20としては、た
とえば銅または銅合金に銀、錫、はんだなどで表
面処理したものが用いられる。ガラス管14とリ
ード線16とキヤツプ20とは導電性接着剤22
で固定される。導電性接着剤22としては、エポ
キシ樹脂などに銀、ニツケル、銅などの金属粉末
が混入されたものを用いる。この導電性接着剤2
2によつて、リード線16とキヤツプ20とが電
気的に接続される。
第2図はこの考案の他の実施例を示す断面図で
ある。この実施例では、キヤツプ20の底部に孔
24が形成され、この孔24からリード線16の
端部が突出されている、点を除いて第1図実施例
と同様である。
第3図はこの考案のその他の実施例を示す断面
図である。この実施例では、キヤツプ20(第1
図、第2図)に代えて、中央に孔24が形成され
た円板26が用いられる。そして、中央の孔24
からリード線16が突出される。また、円板26
は、導電性接着剤22により固着される。
上述の各実施例では、円筒状のガラス管内にサ
ーミスタ素子を密封したが、四角形状の管が用い
られてもよいし、それに応じてキヤツプの形状も
任意に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。第2図はこの考案の他の実施例を示す断面図
である。第3図はこの考案のその他の実施例を示
す断面図である。 図において、10はチツプ形サーミスタ、12
はサーミスタ素子、14はガラス管、16はリー
ド線、18はヘツド、20はキヤツプ、22は導
電性接着剤、26は円板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端開放の中空の筒、 前記筒の中空部に配置されるサーミスタ素子、 前記筒の中空部において前記サーミスタ素子に
    それぞれ接続されるヘツドと各ヘツドから延びる
    リード線とを有するジユメツト線、 前記筒の両端を封止するように固着されるかつ
    導電性部材からなるキヤツプまたは平板、および 前記ジユメツト線のリード線と対応の前記キヤ
    ツプまたは平板とを電気的に接続するための導電
    性接着剤を備える、チツプ形サーミスタ。
JP1986061158U 1986-04-23 1986-04-23 Expired - Lifetime JPH0546241Y2 (ja)

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JPS62172103U JPS62172103U (ja) 1987-10-31
JPH0546241Y2 true JPH0546241Y2 (ja) 1993-12-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839003B2 (ja) * 1976-10-14 1983-08-26 新日本製鐵株式会社 圧延材の蛇行防止方法
JPS6116503A (ja) * 1984-07-03 1986-01-24 松下電器産業株式会社 電子部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839003U (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 松下電器産業株式会社 ガラス封入型チツプサ−ミスタ

Patent Citations (2)

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JPS6116503A (ja) * 1984-07-03 1986-01-24 松下電器産業株式会社 電子部品

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