JPS604256Y2 - レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤 - Google Patents

レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤

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Publication number
JPS604256Y2
JPS604256Y2 JP17135979U JP17135979U JPS604256Y2 JP S604256 Y2 JPS604256 Y2 JP S604256Y2 JP 17135979 U JP17135979 U JP 17135979U JP 17135979 U JP17135979 U JP 17135979U JP S604256 Y2 JPS604256 Y2 JP S604256Y2
Authority
JP
Japan
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record
cleaning plate
groove
stylus
needle
Prior art date
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Expired
Application number
JP17135979U
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English (en)
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JPS5690717U (ja
Inventor
三男 根本
Original Assignee
株式会社オ−デイオテクニカ
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Publication date
Application filed by 株式会社オ−デイオテクニカ filed Critical 株式会社オ−デイオテクニカ
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レコード針用清掃プレートを有するレコード
盤に関するものである。
レコードの音溝内に蓄積している微小なゴミや油脂など
が演奏時にレコード針に付着することは、よく経験する
ところである。
このゴミや油脂などをレコード針から取除くため、従来
はブラシ状の清掃具が用いられていたが、針先をブラシ
で擦するだけでは満足な結果は得られないものであった
他方、このようは清掃具は、プレーヤの付属品として取
扱われているため往々にして見失いやすく、また、カー
トリッジがトーンアームに装着されている状態での針先
清掃は面倒なものであった。
したがって、本考案の目的は、レコード針に付着してい
るゴミや油脂などをきれいに払拭でき、しかも、レコー
ド演奏に際して随時かつ容易に針先清掃が行なえるレコ
ード針用清掃プレートを有するレコード盤を提供しよう
とするにある。
以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図および第2図を参照すると、このレコード盤1は
、よく知られているように、音溝変調壁からなる録音部
2とレーベル部3とをもち、レーベル部3の上面および
下面には、レコード盤ノ製盤時にスタンパ−によって形
成された巾5mm、深さ0.5mmの環状凹部4,4が
設けられている。
この環状凹部4の各々には、レコード針用清掃プレート
5が配設されている。
すなわち、清掃プレート5は凹部4内に含まれるような
リング状の形態をもち、レコード盤1を構成している硬
質塩化ビニールよりも実質的に軟かいゴムや高分子材料
などの軟質可塑性材料、より具体的には、人造軟質レザ
ーあるいは軟質塩化ビニールなどからつくられている。
清掃プレート5の表面には、レコード針に付着したゴミ
や油脂などを除去するための溝6が同心状もしくはうず
巻状に刻設されている。
溝6の断面形状を第3図を参照してレコード針7との関
係において説明する。
ここに示されているレコード針7は、一般的に用いられ
ているもので、半径18μMの球状に形成された先端部
と、この先端部に連設された内拘角が55±5度の針軸
とをもち、音溝内のゴミや油脂などは先端部および針軸
の周囲に付着する。
これに対して溝6は、針7を受は入れてこれに付着して
いるゴミなどを効果的に除去するため、曲率半径が18
μMの溝底と、この溝底に連設され開口角が55度の両
側壁とを有するV字状の溝に形成されている。
清掃プレート5は、溝6が刻設されている側を表にして
接着剤などにより凹部4内に固定されるが、この場合、
レコード盤をターンテーブル上に載置したとき、レコー
ド盤の姿勢に影響を与えないように、清掃プレート5は
、レーベル部3の表面から突出しない肉厚に構成されて
いることが好ましい。
レコード針の清掃は、ターンテーブル上にレコード盤1
を載置して回転させ、レコード針7を清掃プレート5の
溝6内に落し込んでトレースさせることにより行なわれ
る。
すなわち、清掃プレート5は、レコード盤1よりも軟か
い材質で構成され、しかも溝6は針7の形状に略合致す
るV字状に形成されているため、針7はその針圧により
溝6を弾性変形させてその内に喰込むように配置される
ことになり、この状態で溝6内をトレースすることによ
り、針7に付着したゴミや油脂は溝壁によって擦りとら
れることになる。
この場合、溝6内に予め研摩液やアルコール等を塗布し
ておけば、ゴミ除去効果がより高められることになる。
第4図は、清掃具5上に刻設される溝の平面からみた変
形例で、溝6は、レコード盤1の中心孔8を中心とした
円周面上において蛇行状に刻設されている。
更に、他の変形例としては、溝6は、側角部が丸みを帯
びた多辺形、すなわち、直線もしくはこれに近い緩やか
な曲線からなる複数の辺をもち、これらの辺間を孔8を
中心とする円弧に相似する曲線で連結してなる多辺形状
に刻設することもできる。
これによれば、針7は溝6をトレースするとき、レコー
ド盤の音溝と接触する針7の部位の殆んどが溝6に摺擦
することになるため、針7からのゴミ除去が一層効果的
に行なわれることになる。
なお、この実施例とは異なり、清掃プレート5をレコー
ド盤1の外周部にあるグループガード部もしくはこれに
隣接の導入溝部に設けてもよく、更には、最近普及され
てきた曲間選択装置を備えたレコードプレーヤ装置を考
慮すれば、録音部2における任意の曲間に清掃プレート
5を設けることもできる。
もつとも、この場合にも、清掃プレートを取付けようと
するレコード盤の部分には、環状の凹部が形成され、清
掃プレートは前述の実施例と同様にこの凹部内に配設さ
れることになる。
本考案によれば、レコード盤よりも実質的に軟かい清掃
プレートの溝内にレコード針を落し込んでトレースさせ
るだけで、針先に付着しているゴミや油脂などを溝との
摺擦作用によりきれいに払拭することができる。
他方、清掃プレートはレコード盤に対して一体的に設け
られているため、レコード演奏に先立って随時にしかも
容易に針先清掃を行なえるという利点をも有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の平面図、第2図は第1図
の2−2線に沿った断面図、第3図は清掃プレートに刻
設された溝の形状をレコード針との関係において説明す
るための断面図、第4図は溝の変形実施例を示した図面
である。 図中、参照符号1はレコード盤、2は録音部、3はレー
ベル部、4は環状の凹部、5は清掃プレト、6は溝であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レコードプレーヤのセンタスピンドルに適嵌スる孔を中
    心としてレコード盤上の任意に選択された部分に環状の
    凹部を形成し、該凹部内にゴム、高分子材料などの軟質
    可塑性材料から構成され、その表面にレコード針の形状
    に略合致する断面v字状の溝を環状または螺旋状に刻設
    した環状のレコード針用清掃プレートを配設したことを
    特徴とするレコード盤。
JP17135979U 1979-12-11 1979-12-11 レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤 Expired JPS604256Y2 (ja)

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JP17135979U JPS604256Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤

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JP17135979U JPS604256Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤

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Publication Number Publication Date
JPS5690717U JPS5690717U (ja) 1981-07-20
JPS604256Y2 true JPS604256Y2 (ja) 1985-02-06

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JP17135979U Expired JPS604256Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 レコ−ド針用清掃プレ−トを有するレコ−ド盤

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