JPH07302440A - スタンパ保持具 - Google Patents
スタンパ保持具Info
- Publication number
- JPH07302440A JPH07302440A JP9504794A JP9504794A JPH07302440A JP H07302440 A JPH07302440 A JP H07302440A JP 9504794 A JP9504794 A JP 9504794A JP 9504794 A JP9504794 A JP 9504794A JP H07302440 A JPH07302440 A JP H07302440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stamper
- peripheral side
- holder
- inner peripheral
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタンパ収納ケースにスタンパを収納して移
動等する際に、磨耗粉を生じてスタンパ面を汚すことが
ないスタンパ収納保持具を提供することにある。 【構成】 中心に孔を備えたスタンパの外周側は面を上
下方向から挟み込み保持し、スタンパの内周側はスタン
パの中心に設けられた孔に筒状体を差し込み保持するス
タンパ保持具において、スタンパの孔と接触する前記筒
状体の面がスタンパにより磨耗されない材料から構成さ
れることを特徴とするタンパ保持具。 【効果】 スタンパをスタンパ収納ケースに収納して移
動等しても、スタンパ表面に磨耗粉が付着することがな
く、スタンパ使用時に清掃する必要がない。
動等する際に、磨耗粉を生じてスタンパ面を汚すことが
ないスタンパ収納保持具を提供することにある。 【構成】 中心に孔を備えたスタンパの外周側は面を上
下方向から挟み込み保持し、スタンパの内周側はスタン
パの中心に設けられた孔に筒状体を差し込み保持するス
タンパ保持具において、スタンパの孔と接触する前記筒
状体の面がスタンパにより磨耗されない材料から構成さ
れることを特徴とするタンパ保持具。 【効果】 スタンパをスタンパ収納ケースに収納して移
動等しても、スタンパ表面に磨耗粉が付着することがな
く、スタンパ使用時に清掃する必要がない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスタンパ収納ケース等に
設けられるスタンパを保持するスタンパ保持具に関す
る。
設けられるスタンパを保持するスタンパ保持具に関す
る。
【０００２】
【従来技術】従来使用されているスタンパ収納ケースの
斜視図を図３に示し、図３に示したスタンパ収納ケース
に設けられるスタンパ保持具がスタンパの内周側を保持
する状態を図４に示す。収納ケースは上蓋１０と下蓋２
０とからなり、上蓋１０には収納されるスタンパの中心
孔に挿入される上方挿入具３１１とスタンパの外周を保
持する上方外周側保持具３１２とからなるスタンパ保持
具が、下蓋２０にも同様に下方挿入具３２１と下方外周
側保持具３２２とからなるスタンパ保持具が設けられて
いる。
斜視図を図３に示し、図３に示したスタンパ収納ケース
に設けられるスタンパ保持具がスタンパの内周側を保持
する状態を図４に示す。収納ケースは上蓋１０と下蓋２
０とからなり、上蓋１０には収納されるスタンパの中心
孔に挿入される上方挿入具３１１とスタンパの外周を保
持する上方外周側保持具３１２とからなるスタンパ保持
具が、下蓋２０にも同様に下方挿入具３２１と下方外周
側保持具３２２とからなるスタンパ保持具が設けられて
いる。
【０００３】図４に示すように、上方挿入具３１１と下
方挿入具３２１とがスタンパ３０の中心孔３１に差し込
まれる。上方挿入具３１１の先端はその一部に上方内周
側嵌合部３１１０を備え、下方挿入具３２１の先端は上
方内周側嵌合部３１１０と相対さない箇所に下方内周側
嵌合部３２１０を備えている。スタンパ３０の中心孔３
１に上方挿入具３１１と下方挿入具３２１とが差し込ま
れると、上方内周側嵌合部３１１０と下方内周側嵌合部
３２１０とが嵌合する。
方挿入具３２１とがスタンパ３０の中心孔３１に差し込
まれる。上方挿入具３１１の先端はその一部に上方内周
側嵌合部３１１０を備え、下方挿入具３２１の先端は上
方内周側嵌合部３１１０と相対さない箇所に下方内周側
嵌合部３２１０を備えている。スタンパ３０の中心孔３
１に上方挿入具３１１と下方挿入具３２１とが差し込ま
れると、上方内周側嵌合部３１１０と下方内周側嵌合部
３２１０とが嵌合する。
【０００４】スタンパ３０の外周側は図示していない上
方外周側保持具３１２および下方外周側保持具３２２に
挟まれて、スタンパ３０の上下面が上下方向から挟み込
み保持されている。
方外周側保持具３１２および下方外周側保持具３２２に
挟まれて、スタンパ３０の上下面が上下方向から挟み込
み保持されている。
【０００５】スタンパ保持具はスタンパの外周側は上方
外周側保持具３１２および下方外周側保持具３２２が上
下方向から挟み込み保持し、スタンパの内周側は上方内
周側嵌合部３１１０および下方内周側嵌合部３２１０と
スタンパの中心孔の側面とが接触してスタンパの上下方
向の揺れを防止する。
外周側保持具３１２および下方外周側保持具３２２が上
下方向から挟み込み保持し、スタンパの内周側は上方内
周側嵌合部３１１０および下方内周側嵌合部３２１０と
スタンパの中心孔の側面とが接触してスタンパの上下方
向の揺れを防止する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタン
パ保持具は、一般的にプラスチックからなる上方内周側
嵌合部３１１０および下方内周側嵌合部３２１０とが金
属からなるスタンパの中心孔の側面に接触するので、ス
タンパの中心孔の側面が上記二つの嵌合部を磨耗して粉
を生じ、スタンパ面を汚してしまうことがある。
パ保持具は、一般的にプラスチックからなる上方内周側
嵌合部３１１０および下方内周側嵌合部３２１０とが金
属からなるスタンパの中心孔の側面に接触するので、ス
タンパの中心孔の側面が上記二つの嵌合部を磨耗して粉
を生じ、スタンパ面を汚してしまうことがある。
【０００７】汚れたスタンパを使用して製造される光デ
ィスクは基板に形成されるピットあるいはグルーブの形
状が変形してしまい、情報を呼び出す時に、エラーが発
生しやすい。そこで、スタンパ表面を清掃する必要が生
じる。
ィスクは基板に形成されるピットあるいはグルーブの形
状が変形してしまい、情報を呼び出す時に、エラーが発
生しやすい。そこで、スタンパ表面を清掃する必要が生
じる。
【０００８】本発明の目的は、スタンパ収納ケースにス
タンパを収納して移動等する際に、磨耗粉を生じてスタ
ンパ面を汚すことがないスタンパ収納保持具を提供する
ことにある。
タンパを収納して移動等する際に、磨耗粉を生じてスタ
ンパ面を汚すことがないスタンパ収納保持具を提供する
ことにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、中心に
孔を備えたスタンパの内周側および外周側の面を上下方
向から挟み込み保持することを特徴とするスタンパ保持
具である。異なる本発明の要旨は、中心に孔を備えたス
タンパの外周側は面を上下方向から挟み込み保持し、ス
タンパの内周側はスタンパの中心に設けられた孔に筒状
体を差し込み保持するスタンパ保持具において、スタン
パの孔と接触する前記筒状体の面がスタンパにより磨耗
されない材料から構成されることを特徴とするタンパ保
持具である。
孔を備えたスタンパの内周側および外周側の面を上下方
向から挟み込み保持することを特徴とするスタンパ保持
具である。異なる本発明の要旨は、中心に孔を備えたス
タンパの外周側は面を上下方向から挟み込み保持し、ス
タンパの内周側はスタンパの中心に設けられた孔に筒状
体を差し込み保持するスタンパ保持具において、スタン
パの孔と接触する前記筒状体の面がスタンパにより磨耗
されない材料から構成されることを特徴とするタンパ保
持具である。
【００１０】
【作用】本発明のスタンパ保持具はスタンパの内周側お
よび外周側の面を上下方向から挟み込んでスタンパを保
持するので、スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
異なる本発明のスタンパ保持具は外周側は面を上下方向
から挟み込み保持し、内周側はスタンパと接触する面が
スタンパにより磨耗されない材料から構成されるので、
スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
よび外周側の面を上下方向から挟み込んでスタンパを保
持するので、スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
異なる本発明のスタンパ保持具は外周側は面を上下方向
から挟み込み保持し、内周側はスタンパと接触する面が
スタンパにより磨耗されない材料から構成されるので、
スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
【００１１】
【実施例】以下、実施例を説明するが本発明はこれに限
定されるものではない。図１は本発明のスタンパ保持具
の構成を示す断面図であり、図２は図１とは異なる本発
明のスタンパ保持具の構成を示す断面図である。
定されるものではない。図１は本発明のスタンパ保持具
の構成を示す断面図であり、図２は図１とは異なる本発
明のスタンパ保持具の構成を示す断面図である。
【００１２】図１に示されるスタンパ収納ケースの上蓋
１０にはスタンパ３０の内周側を保持する上方内周側保
持具１１と外周側を保持する上方外周側保持具１２とが
設けられ、下蓋２０にはスタンパ３０の内周側を保持す
る下方内周側保持具２１と外周側を保持する下方外周側
保持具２２とが設けられている。上述した四種類の保持
具１１，１２，２１，２２はスタンパ３０の情報が挿入
されていない非情報部と接している。
１０にはスタンパ３０の内周側を保持する上方内周側保
持具１１と外周側を保持する上方外周側保持具１２とが
設けられ、下蓋２０にはスタンパ３０の内周側を保持す
る下方内周側保持具２１と外周側を保持する下方外周側
保持具２２とが設けられている。上述した四種類の保持
具１１，１２，２１，２２はスタンパ３０の情報が挿入
されていない非情報部と接している。
【００１３】本実施例では、スタンパ３０の内周側に設
けられる上方内周側保持具１１と下方内周側保持具２１
はスタンパ３０の中心孔３１に挿入されるのではなく、
非情報部を保持するので、スタンパによって保持具が削
られることがない。
けられる上方内周側保持具１１と下方内周側保持具２１
はスタンパ３０の中心孔３１に挿入されるのではなく、
非情報部を保持するので、スタンパによって保持具が削
られることがない。
【００１４】図２に示されるスタンパ収納ケースの上蓋
１０にはスタンパ３０の外周側を保持する上方外周側保
持具１２とが設けられ、下蓋２０にはスタンパ３０の中
心孔３１に差し込まれる内周側保持具４０と下方外周側
保持具２２とが設けられている。内周側保持具４０の表
面はスタンパにより磨耗されない材料であるポリウレタ
ン樹脂を用いている。
１０にはスタンパ３０の外周側を保持する上方外周側保
持具１２とが設けられ、下蓋２０にはスタンパ３０の中
心孔３１に差し込まれる内周側保持具４０と下方外周側
保持具２２とが設けられている。内周側保持具４０の表
面はスタンパにより磨耗されない材料であるポリウレタ
ン樹脂を用いている。
【００１５】スタンパ３０の外周側は上方外周側保持具
１２と下方外周側保持具２２とにより保持されている。
また、スタンパ３０の内周側は内周側保持具４０がスタ
ンパ３０の中心孔３１に挿入され、内周側保持具４０と
スタンパ３０の中心孔３１の側面とが接触してスタンパ
３０の上下方向の揺れを防止する。
１２と下方外周側保持具２２とにより保持されている。
また、スタンパ３０の内周側は内周側保持具４０がスタ
ンパ３０の中心孔３１に挿入され、内周側保持具４０と
スタンパ３０の中心孔３１の側面とが接触してスタンパ
３０の上下方向の揺れを防止する。
【００１６】本実施例では下方内周側保持具の表面にス
タンパの側面により磨耗されない材料が使用されている
ので、スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
タンパの側面により磨耗されない材料が使用されている
ので、スタンパ保持具が磨耗して粉を生じない。
【００１７】本実施例では内周側保持具４０の表面はス
タンパにより磨耗されない材料としてポリウレタン樹脂
を使用しているが、これに限定されることはなく、ふっ
素樹脂等を使用してもよい。また、図４に示した内周側
に設けられるスタンパ保持具の嵌合部に、スタンパによ
り磨耗されない材料を用いても同様の効果が得られる。
タンパにより磨耗されない材料としてポリウレタン樹脂
を使用しているが、これに限定されることはなく、ふっ
素樹脂等を使用してもよい。また、図４に示した内周側
に設けられるスタンパ保持具の嵌合部に、スタンパによ
り磨耗されない材料を用いても同様の効果が得られる。
【００１８】
【発明の効果】スタンパをスタンパ収納ケースに収納し
て移動等しても、スタンパ表面に磨耗粉が付着すること
がなく、スタンパ使用時に清掃する必要がない。
て移動等しても、スタンパ表面に磨耗粉が付着すること
がなく、スタンパ使用時に清掃する必要がない。
【図１】図１は本発明のスタンパ保持具の構成を示す断
面図。
面図。
【図２】図２は図１とは異なる本発明のスタンパ保持具
の構成を示す断面図。
の構成を示す断面図。
【図３】従来使用されているスタンパ収納ケースを示す
斜視図。
斜視図。
【図４】図３に示したスタンパ収納ケースがスタンパの
内周側を保持する状態を図４に示す模式図。
内周側を保持する状態を図４に示す模式図。
１０ 上蓋 １１ 上方内周側保持具 １２ 上方外周側保持具 ２０ 下蓋 ２１ 下方内周側保持具 ２２ 下方外周側保持具 ３０ スタンパ ３１ 中心孔 ４０ 内周側保持具 １００ ウレタン樹脂層
Claims (2)
- 【請求項１】 中心に孔を備えたスタンパの内周側およ
び外周側の面を上下方向から挟み込み保持することを特
徴とするスタンパ保持具。 - 【請求項２】 中心に孔を備えたスタンパの外周側は面
を上下方向から挟み込み保持し、スタンパの内周側はス
タンパの中心に設けられた孔に筒状体を差し込み保持す
るスタンパ保持具において、スタンパの孔と接触する前
記筒状体の面がスタンパにより磨耗されない材料から構
成されることを特徴とするタンパ保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9504794A JPH07302440A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | スタンパ保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9504794A JPH07302440A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | スタンパ保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302440A true JPH07302440A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14127157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9504794A Pending JPH07302440A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | スタンパ保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302440A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009141350A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Asml Netherlands Bv | インプリントリソグラフィ |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP9504794A patent/JPH07302440A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009141350A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Asml Netherlands Bv | インプリントリソグラフィ |
| US8524136B2 (en) | 2007-12-06 | 2013-09-03 | Asml Netherlands B.V. | Imprint lithography |
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