JPH0379778B2 - - Google Patents

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JPH0379778B2
JPH0379778B2 JP57059129A JP5912982A JPH0379778B2 JP H0379778 B2 JPH0379778 B2 JP H0379778B2 JP 57059129 A JP57059129 A JP 57059129A JP 5912982 A JP5912982 A JP 5912982A JP H0379778 B2 JPH0379778 B2 JP H0379778B2
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JP
Japan
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video disc
tip
stylus
scanning
video
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JP57059129A
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English (en)
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JPS58177543A (ja
Inventor
Takashi Nishiguchi
Shingo Tamura
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/44Styli, e.g. sapphire, diamond

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオデイスクとの静電容量変化信号
を検出する方式(以下静電容量型という)のビデ
オデイスクプレーヤに用いられる再生針とその製
造方法にかかわり、特に、再生中にビデオデイス
クを傷つけにくい形状を有する再生針と、そのよ
うな形状を得るに好適な研磨加工方法に関するも
のである。
静電容量型のビデオデイスクプレーヤにおいて
は、スタイラス(再生針)がビデオデイスクを傷
つけないことが必須条件であり、このためには、
デイスクと接するスタイラスの走査面の滑走方向
先端を鈍化させるのが有効である。このように走
査面の滑走方向先端を鈍化させたものの例とし
て、ビデオデイスク用スタイラスの走査面の先端
の稜線が丸みを帯びて連続するような形状とその
加工方法が、実開昭54−78501号公報に明記され
ている。その形状は、第1図に示すように、走査
面1の輪郭を形成する稜線2と稜線3との交わる
部分を、斜面8と斜面9との交差する稜線10を
丸みづけすることによつて、丸みをもたせたもの
である。すなわち、走査面を表す第2図に示すよ
うに、走査面1の先端は、稜線10が丸みを帯び
ていない場合には、点線で示すように稜線2と3
が点5aで交わるために走査面先端は鋭利なもの
になるが、稜線10が丸みを帯びている場合に
は、走査面先端4は実線で示すように丸みを帯び
た形状になり、これによりビデオデイスクを傷つ
けにくくしている。また、この稜線10を丸みづ
けする方法は、第3図および第4図に示すよう
に、シート状ラツプ15上にダイヤモンドコンパ
ウンド17を塗布したものへ、スタイラス6の先
端、すなわち第1図における稜線10に相当する
先端部16がシート状ラツプ15の弾性変形とと
もに没入し、稜線10に丸みを形成するものであ
る。しかし、この加工法は、稜線10に丸みを形
成するための研磨圧力等の加工条件の設定が困難
で、特にスタイラスの先端部16とシート状ラツ
プ15の接触点近傍では、研磨圧力が局部的に高
くなつてダイヤモンドコンパウンド17が逃げて
しまい、稜線8,9の先端部16に近い部分のみ
が加工され、先端部16は加工されないで残るこ
とが多く、そのため稜線10が加工前の状態より
もさらに鋭利になることが多いため、歩留りが極
めて悪いという欠点があつた。
本発明の第1の目的は、上記した従来技術の欠
点をなくし、ビデオデイスクを傷つけにくく、か
つ加工が容易なスタイラスの形状を提供すること
にある。本発明の第2の目的は、上記したスタイ
ラス形状を得るための加工が容易である研磨方法
を提供することにある。上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、スタイラスの走査面の滑走方
向先端を鈍化させるため、従来のように先端の稜
線に丸みをつけるのではなく、加工容易な面取り
を施すことが要点である。また、上記第2の目的
を達成するため、スタイラスの走査面の滑走方向
先端を、塩化ビニール、アクリル、紫外線硬化型
レジン(UVレジン)等の軟質樹脂の表面に
SiO2、Al2O3等の硬質膜をコーテイングした研磨
皿を用いて研磨するのが要点である。
以下、本発明の実施例を図に示す例に基づいて
具体的に説明する。第5図は本発明による一実施
例のスタイラスの走査部側を示したもので、1は
走査面、2,3は稜線、4は走査面の先端、7は
電極面、8,9は斜面である。本実施例のスタイ
ラスでは、従来のように稜線10に丸みをもたせ
る代りに、面取りを施して面取り部18を形成
し、走査面1の先端4は、図に示すように幅を有
するほぼ直線となつている。このように、稜線に
丸みをもたせるのではなく面取りを施すことによ
り、後記するように加工方法が簡単になり、歩留
りが向上する。
ここで、面取り形状の効果について説明する。
従来の稜線の丸み形状と、本発明の面取り形状と
のビデオデイスク傷つき防止の効果はほぼ同等で
ある。すなわち、スタイラスによるビデオデイス
ク傷つきのプロセスは、通常走行時では、第6図
に示すように、走査面1とビデオデイスク13と
が平面で接しているが、第7図に示すようにスタ
イラスの動的挙動により前方に傾くと、走査面1
と稜線10との接点で傷を生じさせている。従つ
て、第7図の状態になつたときに、先端4の面積
が大きく、面圧の低いほど、ビデオデイスクの傷
つきは少なくなる。以上のことから、先端4は、
第1図に示すような丸みではなく、面取りをした
ことで先端を鈍化させた本発明の形状でも、傷つ
き防止に十分な効果がある。
次に、研磨加工方法について説明する。本発明
においては、第8図に示すように、軟質樹脂製平
円板11の表面に硬質膜12をコーテイングした
研磨皿を用いてスタイラス6の先端を研磨する。
ここで、軟質樹脂の材料としては、塩化ビニー
ル、アクリル、紫外線硬化型レジン等が望まし
く、硬質膜の材質としては、SiO2、Al2O3等が適
している。また、硬質膜コーテイングの方法とし
ては真空蒸着が良く、できればイオン化蒸着が好
ましい。さらに、硬質膜12の軟質樹脂製平円板
11に対する付着強度を増加させるには、両者の
中間にCr、Ni等の層を中間層14として形成さ
せると効果がある。この研磨皿を用い、第8図に
示すように、スタイラス6を適切な角度で研磨皿
に押しつけ、研磨皿とスタイラスに相対速度を与
えて、第5図に示した稜線10に相当する部分の
加工を行う。この状況を第9図a,bに示す。こ
の研磨皿を用いる方法によれば、第3図に示した
ダイヤモンドコンパウンドを用いた従来方法と比
較して、全面が砥粒で覆われた砥粒密度の大きい
研磨皿を用いているため、スタイラス6の先端近
傍での砥粒の逃げがなく、先端が加工されないと
いつた欠点はなくなる。また、この研磨皿を用い
れば、軟質樹脂製平円板11の樹脂の硬さを変え
ることによつて加工面の丸みの半径を変えること
ができる。また、第10図、第11図に示すよう
に、走査面1の輪郭が丸みを帯びて連続している
のではなく、多角形状に形成されているもので
は、軟質樹脂製平円板11の樹脂の硬度を上げ、
第12図に示すように弾性変形量を小さくすれば
よく、これにより、第5図に示した稜線10の部
分の面取りを効率よく加工することができる。な
お、このように硬度の高い研磨皿を用いた場合で
も、第12図に矢印19で示す方向にスタイラス
6を揺動させながら、前述したようにスタイラス
と研磨皿とに相対速度を与えることによつて、稜
線10に相当する部分の丸みづけを行うこともで
きる。また、第13図、第14図に示すように、
軟質樹脂製平円板11に、あらかじめ所望のスタ
イラス加工形状の転写断面を有するらせん溝を形
成し、これの上に中間層14と硬質膜12をコー
テイングして研磨皿を作成し、この研磨皿を回転
させ、スタイラス6を溝にならわせて押しつける
とともに、溝ピツチに同期した送り速度を研磨方
向と直角な方向に与えることにより、第1図に示
したような稜線の丸み付けを安定して行うことも
できる。なお、前記した第9図a,bの加工の場
合、研磨圧による研磨材層の移動がほとんどない
ため、研磨皿にスタイラス6の先端が没入するこ
とがなく、精度のよい面取り加工ができ、丸みづ
けのものよりも加工歩留りが向上する。
以上述べた実施例は、案内溝のない平坦ビデオ
デイスク用のスタイラスの形状の場合であるが、
これ以外の形状のスタイラスについても本発明は
実施できる。第15図は案内溝付きのビデオデイ
スク用スタイラスに本発明を実施した場合を示し
たもので、稜線10を第6,7図に示した加工法
によつて面取り加工を施し、先端4を点ではなく
幅をもつた形状にしたものである。第16図は第
15図のスタイラスを右方向から見た見取図であ
る。また、第17図に示すように、走査面1と稜
線10に沿つて走査面1と同様な面1″を連続し
て形成してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、静電容
量型のビデオデイスクプレーヤにおいて、再生中
にビデオデイスクを傷つけにくい形状の再生針が
得られ、しかもその加工を容易に行うことができ
るので、再生針の歩留りを大幅に向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスタイラス形状を示す斜視図、
第2図は第1図の走査面を示す平面図、第3図お
よび第4図は従来のスタイラスの稜線に丸みづけ
をする方法を示すそれぞれ正面図および側面図、
第5図は本発明によるスタイラスの一実施例の形
状を示す斜視図、第6図および第7図はスタイラ
スによりビデオデイスクに傷が発生するプロセス
を示す説明図、第8図は本発明による研磨加工方
法の一実施例を示す説明図、第9図a,bは第8
図の研磨加工方法により本発明によるスタイラス
形状を得る状態を示すそれぞれ正面図および側面
図、第10図および第11図は本発明によるスタ
イラスの走査面輪郭の面取りを行つた他の形状を
示す説明図、第12図、第13図および第14図
は本発明による研磨加工方法の他の実施例を示す
説明図、第15図は本発明による案内溝付きビデ
オデイスク用スタイラスの形状の一例を示す斜視
図、第16図は第15図を右方から見た形状を示
す見取図、第17図は第16図の変形例を示す斜
視図である。 符号の説明、1……走査面、2,3……稜線、
4……先端、6……スタイラス、7……電極面、
8,9……斜面、10……稜線、11……軟質樹
脂製平円板、12……硬質膜、13……ビデオデ
イスク、14……中間層、15……シート状ラツ
プ、16……先端部、17……ダイヤモンドコン
パウンド、18……面取り部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビデオデイスクとの静電容量変化信号を検出
    する方式のビデオデイスクプレーヤに用いられる
    再生針であつて、ビデオデイスクと対向する側が
    2つの斜面の交差による稜線状部分と、1面また
    は複数面の面からなりビデオデイスクと接して走
    査を行う走査面とを有して構成され、かつ該走査
    面の各面の先端部が、それぞれ該面と直線で連接
    する面状部分を介して前記稜線状部分と接続して
    いる形状を有することを特徴とするビデオデイス
    ク用再生針。 2 ビデオデイスクとの静電容量変化信号を検出
    する方式のビデオデイスクプレーヤに用いられる
    再生針で、ビデオデイスクと対向する側が2つの
    斜面の交差による稜線状部分と、1面または複数
    面の面からなりビデオデイスクと接して走査を行
    う走査面とを有して構成されるものの製造方法で
    あつて、該走査面の各面の先端部が、それぞれ該
    面と直線で連接する面状部分を介して前記稜線状
    部分と接続するように、該再生針のビデオデイス
    クと対向する側を、塩化ビニール、アクリル、紫
    外線硬化型レジン等の軟質樹脂板の表面にSiO2
    Al2O3等の硬質膜をコーテイングした工具を用い
    て研磨加工することを特徴とするビデオデイスク
    用再生針の製造方法。
JP57059129A 1982-04-09 1982-04-09 ビデオディスク用再生針およびその製造方法 Granted JPS58177543A (ja)

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JPS58177543A JPS58177543A (ja) 1983-10-18
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