JPS6042533B2 - 半導体記録再生方式 - Google Patents

半導体記録再生方式

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Publication number
JPS6042533B2
JPS6042533B2 JP6030679A JP6030679A JPS6042533B2 JP S6042533 B2 JPS6042533 B2 JP S6042533B2 JP 6030679 A JP6030679 A JP 6030679A JP 6030679 A JP6030679 A JP 6030679A JP S6042533 B2 JPS6042533 B2 JP S6042533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
semiconductor substrate
insulating film
semiconductor
signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP6030679A
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English (en)
Other versions
JPS55153140A (en
Inventor
憲一 沢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP6030679A priority Critical patent/JPS6042533B2/ja
Publication of JPS55153140A publication Critical patent/JPS55153140A/ja
Publication of JPS6042533B2 publication Critical patent/JPS6042533B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は不揮発性半導体メモリを記録担体として用い
てこれに信号を記録する半導体記録再生方式に関する。
信号記録ディスク担体として従来から音声用レコード、
ビデオディスク、或は電算機用磁気ディスクなどが用い
られているが、近年、半導体技術の飛躍的向上により安
価に半導体メモリが得られるようになるに至り、この半
導体メモリを記録担体として用いることが考えられてい
る。ところが半導体メモリを記録担体として用いる場合
多数のメモリ素子が必要であり、かつこの多数のメモリ
素子の各々に電極配線を施さなければならず、さらに記
録再生時にはこのメモリ素子を逐一切り換えて選択しな
ければならないので構成上実現が困難であつた。この発
明は斯かる点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で容
易にかつ高密度に信号の記録を行うことのてきる半導体
記録再生方式を提供することを目的とするものである。
すなわち、この発明は記録媒体としてMNOS(Met
al−Nitride−Oxide−Semicond
uctor構造)トランジスタ構成を基本とする記録媒
体を用い、この記録媒体上を信号電圧が印加された走査
電極を相対的に移動せしめて信号を記録する記録再生方
式を提供するものである。
以下この発明を図面を参照して詳細に説明する。
先ずこの発明を具体的に説明する前にこの発明で使用す
る記録担体の典型例であるrv1NOSメモリの構造及
び動作原理を第1図を参照して簡単に説明する。
第1図に示すようにy東ゝメモリは例えばn型のシリコ
ン(Si)半導体基板11中にp型の不純物層12、1
3を拡散形成してソースおよびドレインとなすとともに
、半導体基板11のすぐ上にソース、ドレイン領域12
、13とし重なつて約20Λ程度のシリコン酸化膜(S
iO。
)14を成長させ、その上に数百への窒化シリコン膜(
S1。N。)15を被覆し、さらにその上にアルミニウ
ム電極16を付けてゲートとしたものである。情報の書
き込みは、例えば半導体基板11側を接地し、ゲートに
正電位を印加して行う。この場合、トンネル効果で窒化
シリコン膜13側に電子がトラップされ、閾値が正側に
シフトする。そして半導体基板11中のシリコン酸化膜
14付近に反転層が形成されソース・ドレイン間にチャ
ンネルが形成される。この状態は電極を遮断しても非常
に長い時間保される。なお情報の書き込みは上記の方法
の他にソース・ドレイン間に高い信号電圧を印加するこ
とによつても行うことができる。
一方、この書き込まれた情報の読み出しは、ソース・ド
レイン間に電圧を印加し、またゲートに所定の電圧(通
常ソース・ドレイン間電位の中間の電位)を印加するこ
とによつて行う。
この場合ソース・ドレイン間に前述のようなチャンネル
が形成されているとソース●ドレイン間に電流が流れる
ので、これを検出することによつて情報の読み出しを行
うことができる。この発明はこのようなMNOSメモリ
の構造並びに記録再生原理を応用したもので、以下これ
を実施例により説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示すものである。
同図に示すように、この発明において用いる半導体記録
担体は、基本的には第1図で示したMNOSメモリの構
成と同様である。すなわち例えばn型シリコン(S1)
半導体基板21中にp型不純物層22,23を拡散形成
してソース・ドレインとなすとともに半導体基板21の
すぐ上にソー.ス・ドレイン領域22,23と少し重な
つてシリコン酸化膜(SlO2)24を形成し、その上
に窒化シリコン膜(Sl3N4)25を形成してゲート
となしている。しかしながら通常のMNOSメモリと構
成を異にする点は、上記ゲート・ソースおよびドレ.イ
ン領域が帯状に連続的に形成されている点と、ゲートお
よびソースまた場合によつてはドレインにも電極が形成
されていない、即ち通常のMNOSメモリの如く電極配
線がなされていない点である。但し図てはドレインに電
極26を設けた場合・を示している。このような構成の
記録担体において、上記窒化シリコン膜25上を相対的
に接触走査するような走査電極27を用意する。
そしてこの走査電極27と半導体基板21との間に記録
信号電圧■を印する。こうすると、走査電極27の直下
において第1図で説明したような信号の書き込み動作が
起こる。従つて走査電極27を走査させつつ、かつこれ
に記録信号電圧を印加すると、順次、信号の記録が行わ
れる。一方この記録された信号の再生は第3図に示すよ
うにして行うことができる。
すなわち、ドレイン電極26を例えば接地しておき、そ
れぞれ所定ノの電圧が印加された走査電極28および走
査電極29をソース領域22およびゲート領域(窒化シ
リコン膜)25上を一体的に走査せしめる。こうすると
これら走査電極28,29の走査にしたがつて第1図で
示した読み出し動作が行われ、順次・記録信号の読み出
しが行われる。なお、ゲート領域には必ずしも電圧を印
加しなくても読み出しを行うことができる。従つて前記
走査電極29は必ずしも必要ない。このようにこの発明
によると、ソースやゲート″に電極配線を行うことなく
、また従来のようにメモリ素子を逐一切り換えて選択す
る必要がなく、極めて簡単に記録およびこれを再生する
ことができる。
しかも最近の8L.SIの加工技術による高密度化成功
により、本方式によれば従来のメモリディスクとしての
磁気ディスクより遥かに高密度の記憶容量をもたせるこ
とができる。また上記記録担体をディスク状とし、ソー
ス・ゲート、ドレイン領域を円形又は螺旋形に形成し、
記録を連続信号として時間的に連続して記録再生すれば
、音声レコード、ビデオディスクとして用いることがで
きる。この場合これら音声レコードやビデオディスクで
は再生専用であつたのに対し、本発明を利用すれば記録
、再生の両方ができるディスクシステムを実現できる。
なお記録担体をディスク状とする場合、半導体基板とし
てシリコンやゲルマニウムの単結晶を用いたのではディ
スクの径の大きさに制限があるが無定形半導体、蒸着薄
膜フィルム或は多結晶半導体を用いれば記録ディスク基
板として直径20〜350程度の大きさのディスクの製
作ができる。
また記録再生においてはトラッキングサーボが問題とな
るが、最近の超LSIの加工技術によるとミクロン〜サ
ブミクロンオーダーの加工ができるので、音声のLPレ
コードや所謂RCA社方式のビデオデイスクの如くトラ
ッキングの為の溝を設けることができ、特別なサーボシ
ステムなしに簡単にトラッキングを行うことができる。
もちろん溝を設けない場合には電子的なサーボシステム
により記録再生のトラッキングを行うこともできる。な
お上記実施例では信号を記録する場合、ゲート領域を電
極で走査して記録する方式を示したが前にMNOSメモ
リの他の書き込み方法として説明したように、ソース●
ドレイン間に高い電圧の記録信号を印加する方式を採る
こともできる。
この場合にはソース領域上を相対的に走査する走査電極
を設け、この走査電極とドレイン電極間に記録信号を印
加するようになす。このようにすれば前記実施例の場合
と同様に走査電極の走査に応じて信号の記録ができる。
なお再生は前記実施例と同様にして行うことができる。
図面の簡単な説明第1図は公知のMNOSメモリの構成
を示す図、第2図はこの発明の記録方式の一実施例を示
す図、第3図はこの発明の方式によつて記録された信号
の再生方式の一例を示す図である。
21・・・半導体基板、24・・ウリコン酸化膜、25
・・・窒化シリコン膜、27,28,29・・・走査電
極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板中に該半導体基板とは導電性を異にする
    第1、第2の不純物領域を形成するとともに、この第1
    、第2の不純物領域間の前記半導体基板表面に第1の絶
    縁膜を形成し、その上に電荷蓄積機能を有する第2の絶
    縁膜を形成してなる半導体記録媒体の前記第2のの絶縁
    膜上を記録膜上を記録信号電圧が印加された記録走査電
    極を相対的に移動せしめ電荷を前記第1の絶縁膜を通し
    て第2の絶縁膜に蓄積して信号の記録を行い、前記第1
    又は第2の不純物領域上を読出し電圧が印加された再生
    走査電極を相対的に移動せしめ、前記第2の絶縁膜内の
    帯電状態に対応して前記半導体基板内に生じた空乏層の
    有無を前記第1、第2の不純物領域間の導通の変化とし
    て再生するようにしたことを特徴とする半導体記録再生
    方式。
JP6030679A 1979-05-18 1979-05-18 半導体記録再生方式 Expired JPS6042533B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55153140A JPS55153140A (en) 1980-11-28
JPS6042533B2 true JPS6042533B2 (ja) 1985-09-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278233U (ja) * 1988-11-30 1990-06-15
JPH02292144A (ja) * 1989-05-02 1990-12-03 Hitachi Seiko Ltd 実装済み基板の外形加工方法

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