JPS6042236Y2 - 圧縮機の吸入フイルタ機構 - Google Patents

圧縮機の吸入フイルタ機構

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JPS6042236Y2
JPS6042236Y2 JP13360880U JP13360880U JPS6042236Y2 JP S6042236 Y2 JPS6042236 Y2 JP S6042236Y2 JP 13360880 U JP13360880 U JP 13360880U JP 13360880 U JP13360880 U JP 13360880U JP S6042236 Y2 JPS6042236 Y2 JP S6042236Y2
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JP
Japan
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passage
passageway
diameter
compressor
filter mechanism
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Expired
Application number
JP13360880U
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JPS5757287U (ja
Inventor
洋一 水谷
Original Assignee
トキコ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮機、例えば空気圧縮機等において吸入空気
を浄化すべく、吸入側に設けられる吸入フィルタ機構に
関する。
空気圧縮機等には、塵埃除去用のフィルタ機構が設けら
れるが、一般にフィルタ機構のフィルタ部材に水が含ま
れると、毛細管現象と空気流との作用により、水に対す
るフィルタ効果が低下し、水が容易にフィルタ機構を通
過するようになる。
ところで、このようなフィルタ機構としては、外部と圧
縮機の吸込室とを連通ずる通路に単にフィルタ部材を設
けてなるもの、該通路を上下方向に配置し、該通路下端
を絞り通路として形成してなるもの、あるいは、該絞り
通路から更に下方に通路を延設してこの通路を下方に面
して開口してなるもの等が知られているが、第1のもの
では、例えば通路の大気側の開口端が上方に面している
と、通路への水の侵入の虞れが極めて多く、第2のもの
は、通路を形成する壁を伝って落下する水滴を絞り通路
から吸込む虞れを有し、第3のものは、水平方向から吹
き付けられる水に対して、この水のフィルタ部材への吸
込もを防止し難く、いずれもそれ程満足し得るものでは
ない。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、水の侵入吸込みを防止し得、これによ
り、圧縮機を水のかかりやすい屋外、或いは自動車のエ
ンジンルーム等にも支障なく使用し得る吸入フィルタ機
構を提供することにある。
本考案によれば前記目的は、下方に面する下端の外部開
口端から徐々に縮径して上方へ伸張されている第1の通
路と、この第1の通路の上端から第1の通路の上端と同
径で上方へ伸張されている第2の通路と、第2の通路の
上端から徐々に縮径して上方へ伸張されている第3の通
路と、この第3の通路の上端から第3の通路の上端と同
径で上方へ伸張されている第4の通路と、第4の通路の
上端から徐々に拡径して上方へ伸張されている第5の通
路と、この第5の通路の上端から第5の通路の上端と同
径で上方へ伸張されている第6の通路とから威る気体吸
入通路をシリンダヘッドに前記第1から第6の通路が同
軸上に位置するように設け、第6の通路において第5の
通路との間に空間を形成するように第6の通路の上部に
フィルタ部材を設け、このフィルタ部材が位置する第6
の通路の部位と圧縮機の吸込室とを連通してなる圧縮機
の吸入フィルタ機構によって遠戚される。
次に本考案を、好ましい一具体例に基づいて説明する。
図において、往復動型空気圧縮機1のシリンダ2の頂部
3には、吸込弁4及び吐出弁5が設けられている。
シリンダ2内にはピストン6が嵌装されており、ピスト
ン6の連接棒7に連結されており、連接棒7はクランク
機構を介して駆動源の作動でもって往復動される。
吸込弁4を介してシリンダ2内と連通し得る吸込室8は
、同じく頂部3に形成された気体吸入通路9に貫通孔1
0を介して連通されている。
上下方向に伸張する通路9は、下方に面する下端の外部
開口端18から徐々に縮径して上方へ伸張されている通
路19と、通路19の上端から通路19の上端と同径で
上方へ伸張されている通路11と、通路11の上端から
徐々に縮径して上方へ伸張されている通路20と、通路
20の上端から通路20の上端と同径で上方へ伸張され
ている通路すなわち絞り通路13と、通路13の上端か
ら体径に拡大して上方へ伸張されている通路21と、通
路21の上端から通路21の上端と同径で上方へ伸張さ
れている通路22とから戊り、前記通路19,11.2
G、13.21及び22がほぼ鉛直に同軸上に位置する
ように設けられ、通路22において通路21との間に空
間14を形成するように通路22の上部に不織布等から
戒るフィルタ部材12が挿着されている。
このように形成された圧縮機1のフィルタ機構15にお
いては、圧縮機1が作動されると、空気は開口端18、
絞り通路13を介して空間14に導入され、更に、フィ
ルタ部材12、貫通孔10、吸込室8を介して吸込弁4
の開弁と共にシリンダ2内に吸込まれ、圧縮後、吐出弁
5の開弁と共に吐出口16から吐出される。
そうして、吸入空気に含まれた塵挨等はフィルタ部材1
2で除去され、吸込室8には浄化された空気が供給され
る。
ところで、フィルタ機構15においては、通路9の開口
端18が下方に面しであるため、上方からの水滴の落下
によって通路9に水滴が吸込まれることがなく、また絞
り通路13が開口端18よりも上方に位置しているため
、通路9を形成する壁17を伝って落下する水滴が直接
的に絞り通路13を介して通路9の上部に吸込まれるこ
とも防止し得る。
加えて、絞り通路13の上方が空間14として形成され
ているため、開口端18付近の通路9に付着した水滴が
絞り通路13に生じる高速空気流により仮りに絞り通路
13より上方に吸込まれたとしても、空間14での空気
流の減速により、フィルタ部材12に至ることなく空間
14に留められる。
尚、前記具体例では、圧縮機として往復動型について説
明したが、本考案はこれに限定されず、他の型の圧縮機
にも適用し得る。
加えて、絞り通路としては一個に限定されず、複数個で
もよい。
前記の如く、本考案によれば、フィルタ部材への水の付
着を阻止し得、これにより、圧縮機への水の吸込みを防
止し得、水のかかりやすい環境にも何等支障なく圧縮機
を配置し得る。
その上、絞り通路により消音効果をも期待し得、圧縮機
からの騒音を実質的に低減し得る。
すなわち、本考案になる圧縮機の吸入フィルタ機構では
、前述の如く、外部開口端から徐々に縮径して上方へ伸
張されている第1の通路を有するが故に、フィルタ機構
の外壁を伝わって落下する水滴は、開口端から下方へ落
下しやすく、第1の通路の上端から第1の通路の上端と
同径で上方へ伸張されている第2の通路を有するが故に
、第2の通路の内壁へ付着した水滴は、フィルタ機構外
の下方へ落下しやすく、第2の通路の上端から徐々に縮
径して上方へ伸張されている第3の通路を有するが故に
、第2の通路の付近の内壁に付着した水滴が第6の通路
へ吸込まれることを防止し得、加えて第3の通路の上端
から第3の通路の上端と同径で上方へ伸張されている第
4の通路と、第4の通路の上端から徐々に拡径して上方
へ伸張されている第5の通路と、第5の通路の上端から
第5の通路の上端と同径で上方へ伸張されている第6の
通路において、第5の通路とフィルタ部材との間に空間
を有するが故に、第1、第2及び第3の通路に付着した
水滴が第4の通路に生じる高速空気流により仮に第4の
通路より上方へ吸込まれたとしても、空間での空気流の
減速によってフィルタ部材に至ることなく、空間の内壁
に付着した水滴は、前記第1の通路から第6の通路が同
軸上に位置されかつ第5の通路が上方へ拡径して伸張さ
れているが故に、第5の通路及び第4の通路を経由して
フィルタ機構外の下方へ落下し得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による好ましい一具体例の断面図である。 1・・・・・・往復動型空気圧縮機、8・・・・・・吸
込室、9・・・・・・通路、18・・・・・・開口端、
12・・・・・・フィルタ部材、13・・・・・・絞り
通路、15・・・・・・フィルタ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に面する下端の外部開口端から徐々に縮径して上方
    へ伸張されている第1の通路と、この第1の通路の上端
    から第1の通路の上端と同径で上方へ伸張されている第
    2の通路と、第2の通路の上端から徐々に縮径して上方
    へ伸張されている第3の通路と、この第3の通路の上端
    から第3の通路の上端と同径で上方へ伸張されている第
    4の通路と、第4の通路の上端から徐々に拡径して上方
    へ伸張されている第5の通路と、この第5の通路の上端
    から第5の通路の上端と同径で上方へ伸張されている第
    6の通路とから成る気体吸入通路をシリンダヘッドに前
    記第1から第6の通路が同軸上に位置するように設け、
    第6の通路において第5の通路との間に空間を形成する
    ように第6の通路の上部にフィルタ部材を設け、このフ
    ィルタ部材が位置する第6の通路の部位と圧縮機の吸込
    室とを連通してなる圧縮機の吸入フィルタ機構。
JP13360880U 1980-09-19 1980-09-19 圧縮機の吸入フイルタ機構 Expired JPS6042236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13360880U JPS6042236Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 圧縮機の吸入フイルタ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13360880U JPS6042236Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 圧縮機の吸入フイルタ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5757287U JPS5757287U (ja) 1982-04-03
JPS6042236Y2 true JPS6042236Y2 (ja) 1985-12-24

Family

ID=29493835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13360880U Expired JPS6042236Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 圧縮機の吸入フイルタ機構

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Publication number Publication date
JPS5757287U (ja) 1982-04-03

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