JPS6042145Y2 - 伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置 - Google Patents

伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置

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Publication number
JPS6042145Y2
JPS6042145Y2 JP2701880U JP2701880U JPS6042145Y2 JP S6042145 Y2 JPS6042145 Y2 JP S6042145Y2 JP 2701880 U JP2701880 U JP 2701880U JP 2701880 U JP2701880 U JP 2701880U JP S6042145 Y2 JPS6042145 Y2 JP S6042145Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
support bracket
locking piece
locking
mounting shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP2701880U
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English (en)
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JPS56130090U (ja
Inventor
峰之 藤本
Original Assignee
愛知車輌株式会社
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Publication date
Application filed by 愛知車輌株式会社 filed Critical 愛知車輌株式会社
Priority to JP2701880U priority Critical patent/JPS6042145Y2/ja
Publication of JPS56130090U publication Critical patent/JPS56130090U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオーガ等の工具を支持する支持ブラケットを
、作業時にはインナーブーム先端に連結し、工具格納時
にはアウターブーム先端に連結する伸縮ブームにおける
工具支持ブラケット係止装置に関する。
従来の伸縮ブームにおける工具支持ブラケット係止装置
としては実公昭48−24962号公報に記載されてい
るようなものが知られている。
しかしながら、このものは部品点数が多く構造が複雑で
、大型高価であるという問題点がある。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、アウターブームおよびインナーブームの先端に
それぞれ係止片を設けるとともに、支持ブラケットとア
ームとを連結する取付軸に前記係止片が係止される係止
凹みを設けることにより、上記問題点を解決することを
目的とする。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1〜6図において、1は図示していない移動車体上に
俯仰可能に支持されたアウターブームであり、このアウ
ターブーム1内には突出自在なインナーブーム2が嵌入
される。
インナーブーム2はその先端にヘッド部3を有し、この
ヘッド部3には図示していない吊りフックが吊下されて
いる。
4はインナーブーム2に摺動自在に支持された支持ブラ
ケットであり、この支持ブラケット4はインナーブーム
2上をこれに沿って摺動する。
支持ブラケット4の内面には第2図に示すようにインナ
ーブーム2との摩擦抵抗を減少させるテフロンなどから
なる減摩材5が取り付けられる。
支持ブラケット4には一対の取付板6,7が固定され、
これらの取付板6,7にはインナーブーム2と平行に延
在する取付軸8が回動自在に支持される。
取付軸8の中央部にはスリーブ9および止めボルト10
を介してアーム11の基端が固定され、このアーム11
は取付軸8を揺動中心として、互に略90°離隔した作
業位置Aと格納位置B(第5.6図参照)との間を揺動
する。
アーム11の先端には取付金具12が支軸13を介して
回動自在に支持され、この取付金具12にはオーガ等の
工具(図示していない)が取り付けられる。
アウターブーム1の先端には第1.5.6図に示すよう
にブラケット14が固定され、このブラケット14には
取付軸8に平行なシャフト15が回動自在に支持される
シャフト15には第1係止片16の基端が固定され、こ
の第1係止片16の先端とブラケット14との間には第
1係止片16を第6図において矢印×方向に付勢するス
プリング17が設けられる。
18はブラケット14に固定されたストッパーであり、
このストッパー18は第1係止片16の過揺動を規制す
る。
一方、第1.2図において、ヘッド部3にもブラケット
19が固定され、このブラケット19には取付軸8と平
行なシャフト20が回動自在に支持される。
シャフト20には第2係止片21の基端が固定され、こ
の第2係止片21の先端とヘッド部3との間には第2係
止片21を第2図において矢印Y方向に付勢するスプリ
ング22が設けられる。
23はヘッド部3に固定されたストッパーであり、この
ストッパー23は第2係止片21の過揺動を規制する。
前記取付軸8の両端には先細りのテーパ一部24.25
がそれぞれ形成され、これらのテーパ一部24.25の
テーパー面はそれぞれストッパー18.23に規制され
ているときの第1、第2係止片16.21に当接する。
第4図に詳示するように取付軸8のアウターブーム1側
外周には断面三ケ月形の第1係止凹み26が切り込まれ
て形成され、この第1係止凹み26にはアーム11が格
納位置Bにあるとき、第1係止片16が嵌入される。
一方、取付軸8のインナーブーム2のヘッド部3側外周
には第3図に詳示するように断面三ケ月形の第2係止凹
み27が切り込まれて形成され、この第2係止凹み27
と第1係止凹み26とはアーム11の最大揺動角度と同
角度だけ円周方向に離隔している。
第2係止凹み27にはアーム11が作業位置Aにあると
き、第2係止片21が嵌入される。
次に作用を説明する。
まず、オーガ等の工具を作動して掘削を行なう場合には
、アーム11は作業位置Aにある。
このときには第1.2図に示すように、取付軸8の第2
係止凹み27に第2係止片21が係止されることにより
、支持ブラケット4はインナーブーム2のヘッド部3に
連結され、インナーブーム2と一体に移動する。
次に、所定の掘削作業が終了すると、インナーブーム2
をアウターブーム1内に引っ込める。
この結果、取付軸8も支持ブラケット4、インナーブー
ム2とともに第1係止片16に接近し、まず、テーパ一
部24のテーパー面が第1係止片16に係合する。
取付軸8がさらに第1係止片16に接近すると、第1係
止片16はテーパ一部24によってスプリング17に対
抗して揺動−取付軸8外周に乗り上げる。
次に、支持ブラケット4がアウターブーム1に当接する
と、インナーブーム2の引っ込み移動は停止する。
次に、アーム11を作業位置Aから格納位置Bに揺動さ
せるとともに、オーガ等の工具をアウターブーム1側方
の格納位置に格納する。
このとき、取付軸8はアーム11の揺動によって所定角
度回動する。
この結果、第2係止凹み27から第2係止片21が外れ
るとともに、スプリング17の付勢力により第1係止片
16が揺動し第1係止凹み26に嵌入する。
これにより、支持ブラケット4がアウターブーム1に連
結される。
なお、アーム11を先に作業位置Aから格納位置Bまで
揺動させた後インナーブーム2を引っ込めるという誤操
作をしても、第1係止片16は取付軸8のテーパ一部2
4によって押し拡げられるため問題はない。
次にインナーブーム2を突出させ、吊りフックを使用し
てクレーン作業を行なう。
次に、インナーブーム2をそのヘッド部3が支持ブラケ
ット4に当接するまで引っ込ませる。
このときには、まず、取付軸8のテーパ一部25が第2
係止片21に係合して第2係止片21がスプリング22
に対抗して揺動した後、第2係止片21は取付軸8の外
周に乗り上げる。
次いで、前述とは逆にアーム11を格納位置Bから作業
位置Aまで揺動させると、第1係止凹み26から第1係
止片16が外れ、第2係止凹み27に第2係止片21が
嵌入され、支持ブラケット4はインナーブーム2に連結
される。
なお、アーム11を格納位置Bから作業位置Aに揺動さ
せた後インナーブーム2を引っ込めても、前述と同様に
問題はない。
なお、第1、第2係止凹み26,27の周方向長さを適
宜選択することにより、掘削作業中のオ−ガ等の工具の
最大揺動角を調節することができる。
以上説明したようにこの考案によれば、アウターブーム
およびインナーブームの先端にそれぞれ係止片を設ける
とともに、支持ブラケットとアームとを連結する取付軸
に前記係止片が係止される係止凹みを設けたため、構造
が簡単となり小型安価となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る伸縮ブームにおける工具支持ブ
ラケット係止装置の一実施例を示すものであり、支持ブ
ラケットとインナーブームとが連結されている状態の一
部破断側面図、第2図は第1図の■−■矢視図、第3図
は第1図の■−■矢視断面図、第4図は第1図のTV−
IV矢視断面図、第5図は支持ブラケットとアウターブ
ームとが連結されている状態の一部破断側面図、第6図
は第5図のVI−VI矢視断面図である。 1・・・・・・アウターブーム、2・・・・・・インナ
ーブーム、4・・・・・・支持ブラケット、8・・・・
・・取付軸、11・・・・・・アーム、16・・・・・
・第1係止片、21・・・・・・第2係止片、26・・
・・・・第1係止凹み、27・・・・・・第2係止凹み
、A・・・・・・作業位置、B・・・・・・格納位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターブーム内に突出自在に嵌入されたインナーブー
    ムに摺動自在に支持された支持ブラケットと、支持ブラ
    ケットに回動自在に支持されインナーブームと平行に延
    在する取付軸と、基端が取付軸に固定され互に略90°
    離隔した格納位置と作業位置とをとることができ先端に
    オーガ等の工具が取り付けられたアームと、アウターブ
    ームの先端に取り付けられた第1係止片と、インナーブ
    ームの先端に取り付けられた第2係止片と、を備え、前
    記取付軸のアウターブーム側にアームが格納位置にある
    とき第1係止が係止して支持ブラケットをアウターブー
    ムに連結する第1係止凹みを形成するとともに、前記取
    付軸のインナーブーム側にアームが作業位置にあるとき
    第2係止片が係止して支持ブラケットをインナーブーム
    に連結する第2係止凹みを形成したことを特徴とする伸
    縮ブームにおける工具支持ブラケット係止装置。
JP2701880U 1980-02-29 1980-02-29 伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置 Expired JPS6042145Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2701880U JPS6042145Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置

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JP2701880U JPS6042145Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56130090U JPS56130090U (ja) 1981-10-02
JPS6042145Y2 true JPS6042145Y2 (ja) 1985-12-23

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JP2701880U Expired JPS6042145Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 伸縮ブ−ムにおける工具支持ブラケツト係止装置

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