JPS6041868Y2 - 電気調理器用熱板 - Google Patents

電気調理器用熱板

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Publication number
JPS6041868Y2
JPS6041868Y2 JP17983180U JP17983180U JPS6041868Y2 JP S6041868 Y2 JPS6041868 Y2 JP S6041868Y2 JP 17983180 U JP17983180 U JP 17983180U JP 17983180 U JP17983180 U JP 17983180U JP S6041868 Y2 JPS6041868 Y2 JP S6041868Y2
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JP
Japan
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plate
cooking
casting
electric cooker
fluororesin
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Expired
Application number
JP17983180U
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English (en)
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JPS57103024U (ja
Inventor
一宇 菊池
Original Assignee
日本電熱株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気調理器の調理面に施されるフッ素樹脂加
工時に生じるフッ素樹脂の脹れを防止した、電気調理器
用熱板に関するものである。
従来、電気調理器は、調理器の焦付きを防止するために
、フッ素樹脂加工が施されている。
この電気調理器で用いられる熱板はアルミニウム材を用
いダイキャストにより製造されており、熱板には、シー
ズヒータの如くヒータがブレージング、鋳込み、ダイキ
ャストなどにより備えられ、調理面である熱板の表面に
フッ素樹脂加工を施しているが、フッ素樹脂加工はたと
えば約400℃と、高温で熱板表面に焼成されるため、
ダイキャストで製造された熱板から、グイキャスト時に
残留している気泡が焼成時に膨張し、脹れが発生する。
このフッ素樹脂の脹れにより電気調理器は不良品となる
ことが多く、資源ロスになるばかりか、品質の良い電気
調理器を製造することは、困難であった。
またグイキャスト製品は、耐食性が悪い欠点を有する。
第1図は、前記した従来の電気調理器に用いられる熱板
側断面斜視図で、熱板1の調理面である表面に施したフ
ッ素樹脂被膜2に、脹れ部分3が発生する。
この脹れ部分3が大きい場合は、脹れ部分3に外力が加
わると、剥離し易く、熱板1面が露出することになり、
熱板1の裏面に備えたヒータ4を通電し、加熱調理をす
ると、熱板1の露出した部分で被加熱物が焦付きが生じ
、また、フッ素樹脂被膜2の剥離がさらに拡大すること
になる。
ダイキャストによる熱板1は、耐食性が悪いため、腐食
の原因となるため、脹れ部分3を有する電気調理器の熱
板1は不良品となり、場合によっては、ビータ4ととも
に不良品として扱わなければならなく高価な損失となる
本考案は、上記の点を鑑み考案された電気調理器用熱板
であり、第2図は、本考案実施例を示す、電気調理用熱
板の側断面図であり、第2図から説明をすると、アルミ
ニウム板、ステンレス板などの金属板をプレス加工して
形成した調理板6と、この調理板6の裏面にアルミニウ
ム材、鉄材、はうろう材などの溶射剤を媒体として、ア
ルミニウム材、亜鉛材などの金属材料をキャスティング
により、前記調理板6の裏面に一体に装着したキャステ
ィング板7と、このキャスティング板7に、ヒータ8を
備えたものである。
ヒータ8は、キャスティング時に同時に備えるか、キャ
スティング板7に鋳込んだり、また、加締めにより、キ
ャスティング板7面に装着するものであり、調理板6の
調理面である表面には、調理板6の成形後、あるいは、
キャスティング板7と調理板6との装着後にフッ素樹脂
加工を施こすものであり、アルミニウム板、ステンレス
板などの金属板である調理板6の表面に、フッ素樹脂被
膜5を形成することから、フッ素樹脂被膜5の脹れは、
全くなくなるものである。
以上本考案により、調理板6はグイキャストではないた
め、耐食性は良好となり、フッ素樹脂の脹れは解消でき
、従来の電気調理器より軽量となるほか、調理板6とキ
ャスティング板7、溶着剤により密着し、きわめて、高
品質の電気調理器の熱板を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電気調理器の熱板を示す、側断面斜視
図。 1・・・・・・熱板、2・・・・・・フッ素樹脂被膜、
3・・・・・・脹れ部分である。 第2図は、本考案実施例を示す、電気調理器用熱板の側
断面図。 5・・・・・・フッ素樹脂被膜、6・・・・・・調理板
、7・・・・・・キャスティング板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム板、ステンレス板などの金属板をプレス加
    工して形成した調理板6と、この調理板の裏面にアルミ
    ニウム材、鉄材、はうろう材などの溶射剤を溶射すると
    ともに、この溶射剤を媒体として、アルミニウム材、亜
    鉛材などの金属材をキャスティングにより、前記調理板
    6の裏面に一体に装着したキャスティング板7と、この
    キャスティング板7にヒータ8を備え、前記調理板6の
    調理面である表面には、フッ素樹脂加工を施してなる電
    気調理器用熱板。
JP17983180U 1980-12-15 1980-12-15 電気調理器用熱板 Expired JPS6041868Y2 (ja)

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JPS57103024U JPS57103024U (ja) 1982-06-24
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