JPS6041797Y2 - 時計のモ−タ用コイル巻芯 - Google Patents

時計のモ−タ用コイル巻芯

Info

Publication number
JPS6041797Y2
JPS6041797Y2 JP17872579U JP17872579U JPS6041797Y2 JP S6041797 Y2 JPS6041797 Y2 JP S6041797Y2 JP 17872579 U JP17872579 U JP 17872579U JP 17872579 U JP17872579 U JP 17872579U JP S6041797 Y2 JPS6041797 Y2 JP S6041797Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
magnetic core
winding frame
terminal sheet
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17872579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5696856U (ja
Inventor
悟 杉山
Original Assignee
シチズン時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
Priority to JP17872579U priority Critical patent/JPS6041797Y2/ja
Publication of JPS5696856U publication Critical patent/JPS5696856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6041797Y2 publication Critical patent/JPS6041797Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計のステップモータ用コイル巻芯に関するも
のである。
従来の構造としては第1図及び第2図の如くであり、即
ち第1図に示す構造は巻枠1の磁芯2の耳部3と接する
側に耳部をはさみこむ突起4がもうけられ巻きあげられ
たコイルの巻線5により組付けられる構造である。
第2図に示す構造は巻枠1の巻枠舌部6が巻きあげられ
たコイル線5と磁芯2のサオ部7によりはさみこまれ組
付けられる構造である。
これらの構造では端子シート8の組付けにおいてはいぜ
ん接着剤を使用するかもしくはフランジ付圧入ピン9で
組付ける必要がある。
接着剤による組付においては、接着剤の硬化に時間がか
かり、硬化の時間を短縮するためには、加熱、露光等の
処理とそのための装置を要する。
また接着剤が他部や位置決めのための治具に付着しやす
く、またこれを除去するのも困難であるため量産に適さ
ない。
固定力も充分でなく、後工程や時計組込後に取れること
が多々有りコイル線に断線を起こし信頼性に乏しい。
位置決めのための治具がいるという欠点がある。
また、フランジ付圧入ピンの場合は、量産には適するも
のの、部品点数が増す、圧入による応力により、ステッ
プモーターとしての磁気伝達に悪影響を及ぼす、組付に
圧入用の装置がいるという欠点がある。
更に、第1図、第2図に示す従来例では巻線時において
取扱いによっては、巻枠1が左右にずれたり傾斜するこ
とが起る構造であるため巻線機がフライヤ一方式に限ら
れ、コイル巻5の初層の巻において巻線のスピードを低
く押える必要が有る。
他にフランジ付圧入ピンを巻枠と一体化する提案もなさ
れているが、これは部品点数の削減の効果のみである。
本考案は上述欠点のないコイル巻芯を提供する事を目的
としている。
本考案は巻芯の耳部に引掛部を、巻枠にフック部を設け
、磁芯と巻枠の2部品のみでしっかりと固定されるコイ
ル巻芯にある。
以下図面と共に本考案の実施例につき述べる。
第3図イ9口、ハは第1実施例を示し第3図イは第1実
施例の平面図、口は断面図、ハは第1実施例に用いる巻
枠の斜視図二は拡大部分断面図である。
図において巻枠1は第3図へに示す如く弾性を有する絶
縁材よりなり2つの柱41とその連結部のフック部43
とよりなる弾性のあるプラスチックの射出成形品であり
、柱41の先端には突起部14を持ち、突起部14の下
面には短い円柱部15を各々もっている。
連結部のフック部43には突起部14と同じ側に連結部
のフック部43が設けられている。
磁芯2は高透磁性を持ちその細長い棒状のサオ部7の両
端に若干巾広の耳部3が設けられており耳部3には引掛
部例えば段差10がある。
端子シート8は絶縁フィルム18の上にリード板13が
固着しており組立てたとき突起部14の下になる部分に
短い円柱部15の各々入るべき引掛部例えば透孔11が
設けられている。
これを組立てるには、磁芯2の耳部3の上面に端子シー
ト8を載置し、巻枠1を柱の端部に設けた突起部14を
上昇にして磁芯2のサオ部7に下からまたがらせサオ部
7に沿って外側へすべらせる。
すると、巻枠1の突起部14と連結部のフック部43の
各々の先端にある斜面の作用で、突起部14と連結部の
フック部43の間隔が広がり、突起部14の短円柱15
が端子シートの透孔11に入って係合し、且つフック部
43のフック12が耳部3の段部10と係合して磁芯2
と巻枠1と端子シート8が安定する。
右側の巻枠1には端子シートはなく巻枠1と磁芯のみで
固定されている。
尚、巻枠1は柱41が磁芯2の耳部3の側面に当接して
位置決めされている。
第4図は本考案の第2の実施例であり、第4図イは平面
図、0!よ断面図、ハは巻枠の斜視図であり、同じ形状
の部分には第3図と同じ番号をつけである。
簡明さの為に第1実施例との相違点のみを述べると、巻
枠1は第1実施例と上下逆になっている。
突起部14には爪25が設けられている。フック部43
はやはりフック12がある。
耳部3には引掛部例えば溝31がある。
端子シート8にはリード板13と同じ材料で同じ加工法
で出来た引掛部例えば凸条部24がある。
組立法も第1実施例とほぼ同一で、爪25が溝31に係
合し、フック12が凸条部24と係合する点が違うのみ
である。
尚端子シート8のない右端ではフック部43の下面は平
面である。
本考案は以上の如く構成されたコイル巻芯となっている
ので、接着剤使用の組付は構造において起こる、接着剤
の硬化に時間がかかり、硬化時間の短縮には加熱露光等
の装置がいる。
接着剤が他部に付着する、固定力が充分でなく、硬化ま
での位置決めのための治具がいる欠点がなく、フランジ
付圧入ピンによる組付構造において起きる部品点数の増
加、圧入応力による磁気伝達への悪影響、組付のための
圧入用装置が必要となる欠点もなく、第1図、第2図に
示す構造においておこる巻線機の限定、巻線スピードの
2段化、端子シートの組付けにおける、接着剤もしくは
フランジ付圧入ピンを使用しなければならない欠点、す
べてをなくした信頼性の高い組付のできる構造である。
これは本考案においては、接着剤を使用しないのみなら
ず、フック部は巻枠自体の弾性を利用して口の開く構造
であるためビンセット一本で組立てることさえできる。
また端子シートにおける穴部は外周抜時、突起において
はリード板形成時に同時にもうけられ、磁芯耳部段差に
おいては腕時計の薄形化において必要とされる工程であ
るため、各部品の製造においても追加される工程はない
尚、本実施例では巻枠のフックと係合する端子シートの
係合部として、透孔又は凸条部を示したが、これに限ら
ず、前記端子シートに切欠き等の係合部を設けて前記巻
枠のフックと係合させても、本考案と同様の効果を奏す
ることは自明である。
以上の説明から明らかなように、本考案は信頼性のみな
らず生産性においても従来の方式に比べ格段の効果を有
する構造である。
【図面の簡単な説明】 第1図イは第1従来例平面図、0図は第1従来例側面図
、へ図は第1従来例に用いられた巻枠の斜視図、第2図
イは第2従来例平面図、0図は第2従来例側面図、へ図
は第2従来例に用いられた巻枠の斜視図、第3図イは本
考案第1実施例の平面図、0図は第1実施例の側面図、
へ図は第1実施例に用いられた巻枠の斜視図、二図は0
図の拡大部分断面図、第4図イは本考案の第2実施例の
正面図、0図は第2実施例の側面図、へ図は第2実施例
に用いられた巻枠の斜視図である。 1・・・・・・巻枠、2・・・・・・磁芯、3・・・・
・・磁芯の耳部、4・・・・・・巻枠の突起、5・・・
・・・コイル巻線、6・・・・・・巻枠の舌部、7・・
・・・・磁芯のサオ部、8・・・・・・端子シート、9
・・・・・・フランジ付ピン、10・・・・・・段差部
、11・・・・・・端子シート透孔、12・・・・・・
フック、13・・・・・・リード板、14・・・・・・
柱状部先端の突起部、15・・・・・・短円柱、41・
・・・・・巻枠の柱状部、43・・・・・・巻枠連結部
のフック部、18・・・・・・端子シートの絶縁フィル
ム、24・・・・・・凸条部、25・・・・・・爪、3
1・・・・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高透磁性材よりなり細長いサオ部の両端に巾広の耳部を
    持つ磁芯と、前記磁芯の耳部に位置する端子シートと、
    前記磁芯に巻回されるコイルの巻線位置を限定し弾性を
    有する絶縁材よりなり2本の柱とその連結部とを持ち該
    磁芯にとりつけられた巻枠とを有する時計のモータ用コ
    イル巻芯において、前記磁芯の耳部に引掛部を、前記端
    子シートに少なくとも1つの透孔又は凸部等の係合部を
    、前記巻枠の連結部にフック部を、前記巻枠の柱の端部
    に突起部をそれぞれ設け、且つ該突起部、前記フック部
    に、前記引掛部及び前記端子シートの係合部と係合する
    フックを設けて、前記突起部と前記フック部で前記耳部
    及び前記端子シートを挾持するとともに、前記巻枠は、
    前記柱が前記磁芯耳部の側面に当接して位置決めされて
    いる事を特徴とする時計のモータ用コイル巻芯。
JP17872579U 1979-12-25 1979-12-25 時計のモ−タ用コイル巻芯 Expired JPS6041797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17872579U JPS6041797Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 時計のモ−タ用コイル巻芯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17872579U JPS6041797Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 時計のモ−タ用コイル巻芯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5696856U JPS5696856U (ja) 1981-07-31
JPS6041797Y2 true JPS6041797Y2 (ja) 1985-12-19

Family

ID=29689247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17872579U Expired JPS6041797Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 時計のモ−タ用コイル巻芯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6041797Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5696856U (ja) 1981-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6041797Y2 (ja) 時計のモ−タ用コイル巻芯
JP2001274023A (ja) 面実装インダクタンス素子
JPS62230015A (ja) コイル部品の製造方法
JPS58161312A (ja) モ−ルドコイルの製造方法
JPH0442809B2 (ja)
JPS5814580Y2 (ja) 電磁コイル
JPS61185906A (ja) チツプインダクタ−
JPH01208820A (ja) ラインフィルタ
KR0136214B1 (ko) 전자기 카운터
JPH0539608Y2 (ja)
JPH10284331A (ja) 低背型チップインダクター
JPH0756590Y2 (ja) 回転電機の電機子
JPS5830255Y2 (ja) 磁気ヘツド用端子
JP3548193B2 (ja) インダクタの製造方法
JPH087607Y2 (ja) 変成器
JPH0353463Y2 (ja)
JPH0128664Y2 (ja)
JPH041692Y2 (ja)
JPH0536817U (ja) コア固定用ホルダー
JPH0128653Y2 (ja)
JPH039297Y2 (ja)
JPH0670934B2 (ja) リード端子フレーム
JPH04338617A (ja) 表面実装型線輪部品の製造方法
JP2522974Y2 (ja) インサートコイル組立体
JPH0129967Y2 (ja)