JPS6041784Y2 - ケ−ブル終端部 - Google Patents

ケ−ブル終端部

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Publication number
JPS6041784Y2
JPS6041784Y2 JP9842381U JP9842381U JPS6041784Y2 JP S6041784 Y2 JPS6041784 Y2 JP S6041784Y2 JP 9842381 U JP9842381 U JP 9842381U JP 9842381 U JP9842381 U JP 9842381U JP S6041784 Y2 JPS6041784 Y2 JP S6041784Y2
Authority
JP
Japan
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cable
flange
core
metal
outer periphery
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Expired
Application number
JP9842381U
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English (en)
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JPS586534U (ja
Inventor
光弘 恩田
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴム、プラスチック絶縁ケーブルの油止めの
シール効果を向上させる場合に有用なケーブル終端部に
関するものである。
一般ニ、ゴム、プラスチック絶縁ケーブル終端部におい
ては、第1図に示すように、套管1内に充填した絶縁性
コンパウンド2がケーブルシース3に流入しないように
するため、ケーブル線心4とシース3間に跨って油止め
シール5が形成されている。
この油止めシールは、通常、自己融着性絶縁テープの巻
回層と、この外周に設けた粘着ビニルテープの巻回層と
で構成されている。
ところで、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
(以下CVケーブルと略称する)は、紙絶縁ケーブルに
比べ絶縁体の熱膨張率が大きいので、ケーブルの温度変
化につれてケーブル自身が径方向および軸方向に伸縮す
る傾向がある。
従って、油止めシールを単に絶縁テープ等の巻回により
形成したようなものにおいては、ケーブル自身の熱伸縮
により、そのシール効果が損なわれる難点がある。
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、油止め
シール部に異常応力が作用してもシール効果の損なわれ
ないケーブル終端部を提供しようとするものである。
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
第2図において、ストレスコーン6を挿着したCVケー
ブル端末部7は、套管8により包被され、套管内にはシ
リコンオイル等の絶縁性コンパウンド9が充填されてい
る。
套管8の下方に設けた下部金具10内周にはリング状の
突起11が形成され、この突起部には筒体12の上端部
に設けられた同心状のひだを有するフランジ13の外周
縁が溶接等により堅固に固着されている。
筒体12は、ケーブル端末部に套管8を包被する際に線
心外周に嵌挿され、嵌挿された後は、その基端部が半導
電性材料によりケーブルの外部半導床層14外周にモー
ルド接着される。
以上のようにして油止めシールが形成されるが、モール
ド材料として、接着すべきケーブル線心の形成材料と同
質の材料を選定、例えばCVケーブルであれば、ポリエ
チレンを使用すれば、後述するようにケーブルの熱伸縮
に追随する利点があり、結果的に油止めシール部に異常
応力が作用しなくなる。
また、筒体のフランジに、図に示すような同心状のひだ
を形成したので、ケーブルの径方向の熱伸縮をも吸収で
きる利点がある。
筒体12は、単心ケーブルを囲繞しているので非磁性材
料で形成することが望ましく、また套管内に充填した絶
縁性コンパウンド9の膨張圧に耐え得るようにするため
、金属材料で形成することが望ましい。
なお、図中15はモールド接着部、16は遮蔽層、17
はシース、18は下部鋼管、19はパツキン、20は導
電層を示している。
上述した本考案においては、ケーブル線心を囲繞した同
心状のひだを有するフランジを備える筒体の基端部を線
心外周にモールド接着し、フランジ外周縁を下部金具に
固着させて油止めシールを形成しているので、ケーブル
に熱伸縮が生じても従前のように油止めシールが損なわ
れることがない。
すなわち、本考案においては、ケーブルに径方向および
軸方向の熱伸縮が作用しても、線心外周にモールド接着
させた筒体のひだが、この動きに追随するので、シール
部に異常な応力が作用しない。
従って本考案においては、套管内の絶縁性コンパウンド
のケーブルシース内への流入を防止しうるシール特性の
良好なケーブル終端部を提供できる。
なお、前述の実施例においてはCVケーブルの終端部に
ついて述べであるが、本考案はこのケーブルに限定され
ず、負荷電流の変化によってケーブル自身が径方向もし
くは軸方向に熱伸縮するものであるならばその種類は問
わない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブル終端部の要部縦断面図、第2図
は本考案のケーブル終端部の要部縦断面図である。 7・・・・・・ケーブル端末部、8・・・・・・套管、
9・・・・・・絶縁性コンパウンド、10・・・・・・
下部金具、12・・・・・・筒体、13・・・・・・フ
ランジ、15・・・・・・モールド接着部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの線心端末部に
    套管を被嵌し、この套管内に絶縁性コンパウンドを充填
    してなるケーブル終端部において、一端に同心状のひだ
    を形成したフランジを有する金属製筒体を、前記フラン
    ジ側を線心端末側に向けて前記ケーブルの線心外周に嵌
    挿させ、前記金属製筒体の基端部を前記ケーブルの線心
    外周に流体密となるようモールド接着するとともに、前
    記フランジの外周縁を前記套管下部に設けた下部金具に
    流体密に封着してなることを特徴とするケーブル端末部
  2. (2)金属筒体が、ケーブルの外部半導電層にモールド
    接着され、かつそのモールド材料が半導電性材料である
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のケーブル終端部。
  3. (3)金属筒体およびそのフランジが非磁性の金属材料
    で形成されている実用新案登録請求の範囲第1または第
    2項記載のケーブル終端部。
JP9842381U 1981-07-01 1981-07-01 ケ−ブル終端部 Expired JPS6041784Y2 (ja)

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JPS586534U JPS586534U (ja) 1983-01-17
JPS6041784Y2 true JPS6041784Y2 (ja) 1985-12-19

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