JPH038033Y2 - - Google Patents

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JPH038033Y2
JPH038033Y2 JP1984110242U JP11024284U JPH038033Y2 JP H038033 Y2 JPH038033 Y2 JP H038033Y2 JP 1984110242 U JP1984110242 U JP 1984110242U JP 11024284 U JP11024284 U JP 11024284U JP H038033 Y2 JPH038033 Y2 JP H038033Y2
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JP
Japan
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semi
cable
stop
flange portion
core
Prior art date
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JP1984110242U
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JPS6127428U (ja
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  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、単心OFケーブルのセミストツプ装
置に係り、特にそのセミストツプ管の補強構造に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般に単心OFケーブルにおいては、接続作業
時にケーブル内の油が大量に流出するのを防止す
るため、ケーブルシース端にセミストツプ管を取
り付けている。
第4図はそのセミストツプ管を取り付けた従来
のセミストツプ装置を示す。符号11はセミスト
ツプ管で、ケーブルシース12の外周を覆う大径
部11aと、ケーブルシースの端面12aに対向
するフランジ部11bと、ケーブルシース12端
から突出するケーブル線心13の外周を覆う小径
部11cと、上記フランジ部11bと大径部11
aとの境に突設された油抜き筒11dとから構成
されている。このセミストツプ管11の小径部1
1cはケーブル線心13の外周にテープ巻き14
によつて固定され、大径部11aはケーブルシー
ス12の外周に鉛工部15およびパツキング16
を介して押さえ銅線17により締付け固定され
る。セミストツプ管11はケーブル線心13との
なじみを良くし、かつ押さえ銅線17でケーブル
シース12の外周に締付け固定できるように、鉛
またはアルミニウムのような軟質金属で出来てい
る。
また、ケーブル線心13上には絶縁油浸紙を巻
付けて絶縁補強層18が形成されており、この絶
縁補強層18の外周にはしやへい銅線19を介し
て押さえ金具20がバインド線21によつて固定
されている。押さえ金具20は絶縁補強層18が
ずれ動くのを防止するためのものであり、その基
端部はセミストツプ管のフランジ部11bに当接
させてある。
しかし上記のようなセミストツプ装置において
は、ケーブル線心13の熱伸縮による力あるいは
傾斜地布設の際の絶縁補強層18の荷重が、押さ
え金具20を介してセミストツプ管のフランジ部
11bに加わるため、軟質金属で作られているセ
ミストツプ管11は、フランジ部11bの部分で
破損してしまうという問題がある。セミストツプ
管11が破損すると、ケーブル接続部を解体修理
する際、ケーブルシース12内の油の流出を阻止
できず、セミストツプ装置としての機能が損なわ
れる。
上記の問題を解決するには、セミストツプ管を
硬質の金属で形成することも考えられるが、硬質
金属で形成すると、大径部をケーブルシース外周
に固定することが困難となり、また小径部とケー
ブル線心とのなじみが悪くなつてケーブル線心に
傷を付けてしまう等の問題が生じる。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本考案は、上記のような従来技術の問題点を解
決するため、ケーブルシース端とそこから突出す
るケーブル線心とに跨がつてセミストツプ管を取
り付け、そのセミストツプ管の上記ケーブルシー
スの端面に対向するフランジ部に、上記ケーブル
線心上に設けた絶縁補強層を押さえる押さえ金具
の基端部を当接してなる単心OFケーブルのセミ
ストツプ装置において、上記セミストツプ管のフ
ランジ部を硬質金属で補強すると共に、その補強
された部分をケーブルシースの端面に当接させた
ことを特徴とするものである。
このようにすると、押さえ金具による押圧力が
セミストツプ管のフランジ部に加わつても、その
部分の破損を防止できる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る単心OFケーブルのセミ
ストツプ装置の一実施例を示すもので、前述の第
4図に対応する部分には同一符号を付してある。
このセミストツプ装置において、ケーブルシース
12端とそこから突出するケーブル線心13とに
跨がつてセミストツプ管11を取り付け、そのセ
ミストツプ管11の上記ケーブルシース12の端
面12aに対向するフランジ部11bに、上記ケ
ーブル線心13上に設けた絶縁補強層18を押さ
える押さえ金具20の基端部を当接した点は従来
のものと同様である。
本実施例においては、セミストツプ管11のフ
ランジ部11bが硬質金属によつて補強されてい
る。すなわち、セミストツプ管11のフランジ部
11bとケーブルシース12の端面12aとの間
に、黄銅やステンレス等からなる非磁性の硬質金
属板22が介在されている。この硬質金属板22
のフランジ部11bに接する面には、セミストツ
プ管11の油抜き筒11dに連通する溝23が設
けられている。したがつてケーブルシース12内
の油は、この溝23と油抜き筒11dを通して外
部に流出させることができる。
上記硬質金属板22は、第2図に示すように、
セミストツプ管11のフランジ部11bの内面に
予め溶接等によつて固着しておくことが望まし
い。24はその溶接部である。
このようにセミストツプ管11のフランジ部1
1bを硬質金属板22で補強し、その硬質金属板
22をケーブルシース12の端面12aに当接さ
せておくと、押さえ金具20によつてフランジ部
11bに押圧力がかかつても、その部分が破損す
ることはなくなる。
第3図は本考案に使用されるセミストツプ管の
他の例を示す。このセミストツプ管11は、フラ
ンジ部11bを黄銅またはステンレス等の硬質金
属で形成し、大径部11aおよび小径部11cを
鉛またはアルミニウム等の軟質金属で形成したも
ので、大径部11a、フランジ部11bおよび小
径部11cは溶接等により一体となつている。2
4がその溶接部である。また、油抜き筒11dは
大径部11aに突設してあり、フランジ部11b
の内面にはこの油抜き筒11dに連通する溝23
が形成されている。
このようなセミストツプ管を用いても、前述の
実施例と同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案によれば、単心OF
ケーブルのセミストツプ装置におけるセミストツ
プ管のフランジ部を硬質金属で補強し、その補強
した部分をケーブルシースの端面に当接させたの
で、ケーブル線心の熱伸縮による力あるいは絶縁
補強層の荷重が押さえ金具を介して上記フランジ
部に加わつても、フランジ部は強度が大きく、か
つケーブルシース端面に当接して外力を受け止め
られるようになつているため、その部分が破損す
ることがなくなる。したがつて単心OFケーブル
の接続部の解体修理を支障なく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る単心OFケーブルのセミ
ストツプ装置の一実施例を示す断面図、第2図お
よび第3図はそれぞれ本考案のセミストツプ装置
に用いられるセミストツプ管の断面図、第4図は
従来の単心OFケーブルのセミストツプ装置を示
す断面図である。 11……セミストツプ管、11b……フランジ
部、12……ケーブルシース、12a……ケーブ
ルシースの端面、13……ケーブル線心、18…
…絶縁補強層、20……押さえ金具、22……硬
質金属板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーブルシース12端部とそこから突出する
    ケーブル線心13とに跨がつてセミストツプ管
    11を取り付け、そのセミストツプ管11の上
    記ケーブルシース12の端面12aと対向する
    フランジ部11bに、上記ケーブル線心13上
    に設けた絶縁補強層18を押さえる押さえ金具
    20の基端部を当接させてなる単心OFケーブ
    ルのセミストツプ装置において、上記セミスト
    ツプ管11のフランジ部11bを硬質金属で補
    強すると共に、その補強された部分をケーブル
    シース12の端面12aに当接させたことを特
    徴とする単心OFケーブルのセミストツプ装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のセミス
    トツプ装置であつて、上記セミストツプ管11
    のフランジ部11bに硬質金属板22が固着さ
    れているもの。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のセミス
    トツプ装置であつて、上記セミストツプ管11
    のフランジ部11bが硬質金属で形成されてい
    るもの。
JP11024284U 1984-07-23 1984-07-23 単心ofケ−ブルのセミストツプ装置 Granted JPS6127428U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11024284U JPS6127428U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 単心ofケ−ブルのセミストツプ装置

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JP11024284U JPS6127428U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 単心ofケ−ブルのセミストツプ装置

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JPS6127428U JPS6127428U (ja) 1986-02-19
JPH038033Y2 true JPH038033Y2 (ja) 1991-02-27

Family

ID=30669366

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JP11024284U Granted JPS6127428U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 単心ofケ−ブルのセミストツプ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053835U (ja) * 1983-09-22 1985-04-16 九州高圧コンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−ト柱

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913041B2 (ja) * 1976-12-28 1984-03-27 横河電機株式会社 サ−ボ機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913041U (ja) * 1982-07-13 1984-01-26 住友電気工業株式会社 電力ケ−ブル用接続箱の油止め構造

Patent Citations (1)

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JPS5913041B2 (ja) * 1976-12-28 1984-03-27 横河電機株式会社 サ−ボ機構

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JPS6127428U (ja) 1986-02-19

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