JPS6041700A - 免疫系刺激物質の製造法 - Google Patents

免疫系刺激物質の製造法

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JPS6041700A
JPS6041700A JP14942583A JP14942583A JPS6041700A JP S6041700 A JPS6041700 A JP S6041700A JP 14942583 A JP14942583 A JP 14942583A JP 14942583 A JP14942583 A JP 14942583A JP S6041700 A JPS6041700 A JP S6041700A
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JP
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isf
serum
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gel
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JP14942583A
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English (en)
Inventor
Satoru Nakai
中井 哲
Mayumi Kaneda
金田 真弓
Shiro Tochisawa
栃沢 史郎
Yasuo Yanagihara
康夫 柳原
Setsuko Takekata
嶽肩 世津子
Kazuyoshi Kawai
一吉 河合
Yoshikatsu Hirai
嘉勝 平井
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、免疫反応の発現に関与する可溶性因子(5o
luble 1M+ator)の産生を亢進する作用を
有する新しい蛋白物質の製造法に関する。
最近の免疫学の進展に伴い、Tl胞、B細胞、マクロフ
ァージ等の役割が次第に解明されると共に、これら各細
胞等がある種の刺激を受けることにより、免疫反応の発
現に抑制的又は増強的に動く各種の可溶性因子を遊出す
ることが明らかになってきた。上記可溶性因子としては
、マクロファージ及び単球より産生されるモノカイン(
monokine) 、IJンパ球、主としてTl1I
胞より産生されるリンフ才力イン(1yIlpl+ok
ine)等のサイトカイン(cVto)ttne)が知
られており、これらの中にはインターフェロン(1nt
erferon) 、リンフ第1・キシン(+111p
H0tOXin)等が包含される。これら可溶性因子を
、均一に且つ多量に入手することが出来れば、殊にヒト
における免疫応答の調節機能の解析が可能となるのみな
らず、これらは臨床的にある種の悪性R痛疾愚、アレル
ギー性疾患、免疫異常症等に対する免疫療法の強力な武
器となり冑る。しかして上記可溶性因子は、一般にその
産生能力を有する各種細胞等を、刺激物質例えば赤イン
ゲン豆レクチン(P hytol+aemagglut
in :PHA) 、タヂナタ豆しクヂン(C0nCa
naValinA:ConA)アメリカやまごほうレク
チン(Pokeweed M 1tooen: PWM
 ) 、リボ多糖(l1popolysaccharl
de : l p S)等を含む適当な動物血清添加培
地で生体外培養することにより収得されるが、その収量
は非常に微mである。本発明者らも上記可溶性因子の製
造入手を目的として鋭意研究を重ねてきたが、その過程
で、通常llI胞の増殖、維持の為に培地中に添加され
るが、それ自体では可溶性因子の産生を亢進する作用は
認められない動物血清成分中に、上記可溶性因子の産生
を著しく亢進する蛋白物質が存在することを見出し、こ
れを該血清中より分離収得するに成功した。該蛋白は、
通常の1a胞の生体外培養における血清添加培地では勿
論のこと、無血清培地に於いても、その添加により、該
S胞の可溶性因子産生能を著しく亢進することが出来、
またこの作用は生体内においても発現される。従来かか
る作用を有する蛋白物質は全く知られておらず、勿論血
清よりかかる作用を有する物質が分離された例の報告も
皆無である。本発明者らは、従って上記蛋白を生体の免
疫システムを刺激する効果を有する物質として、免疫刺
激物質(1+nmunost+mu+atoryFac
tor : I S F )と命名した。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものであり、そ
の要旨は、l乳動物血清より、分子量が10万以上であ
り、免疫反応の発現に関与する可溶性因子の産生を亢進
する作用を有する蛋白物質を分画採取することを特徴と
する免疫系刺激物質〈以下rIsFJと貯ぶ)の製造法
に係る。
本発明方法により製造されるI S、Fは、上記の通り
可溶性因子の産生を亢進、増強する作用(免疫系刺激作
用)を有することをその最大の特徴としている。該IS
Fにより産生を1逆、増強される可溶性因子としては、
各種のリンホカイン、モノカイン、インターフェロン、
サイトカイン、リンフォトキシン等を例示することがで
きる。従って本発明方法により得られる上記ISFは、
これを公知の各t![!絽胞及び組織培養に利用するこ
とにより、上記各可溶性因子の生産pの著しい向上を計
り冑、また各因手の精製法をi略化することができる。
更に上記ISFは、それ特有の上記作用を利用して、生
体防御系の増強による各種感染症、免疫不全症等や癌等
の治療剤として:医薬品分野での応用も可能である。
本発明に用いられるll1I消は、哺乳動物に由来する
限り、特に限定はない。その具体例としては、例えばヒ
ト、ウマ、ウシ、ブタ、ヒツジ、ウサギ、マウス等に由
来する血清を例示することができる1之等而清は、その
起源とする哺乳動物の血液より、常法に従い分離されて
もよく、また各種方法により得られ、市販されているも
のを利用することもできる。殊に本発明に用いる血清は
、起源動物からの裸面及び分離に当り、事前に2等動物
乃至白液に特別な処置等を全く必要としない。即ちこれ
は通常の所謂正常Ifa清でよい。また本発明者らの研
究によれば、本発明方法では、上記原料血清のfl類、
特にこれを提供するm+jt動物のfl類に拘わらず、
得られるISFは種特異性を有しないことが確認されて
いる。従って、本発明方法は、原料血清に特に制約を受
けない利点があり、また19られるISFは種特異性が
ない点からも@療分野での利用に好適である。
本発明方法に従う原料血清から“のISFの製造は基本
的には、この種血清等のバイオロジカル物質からの蛋白
物質の分館に利用される通常の方法と同様にして、目的
とするISFの物理的、化学的性質等を利用した各種処
理操作に従い□実施することができる(例えば、[生化
学データブック■」Pl 175〜1259、第1版第
18g、1980年6月2・3日、■東京化学同人発行
参照)。該方法としては具体的には例えば通常の蛋白沈
澱剤による処理、限外濾過、分子ふるいクロマトグラフ
ィー(ゲル濾過)、遠心分離、電気泳動、アフィニティ
ークロマトグラフィー、透析法、これらの組み合せ等が
挙げられる。一般には、血清を、分子量10万以1の蛋
白物質が分画範囲に含まれるゲルI濾過剤によるゲル2
1通に付すことにより目的のISFが収得される。該ゲ
ル濾過剤としては、特に限定はなく、例えば、通常のデ
キストランゲル、ポリアクリルアミドゲル、アガロース
ゲル、ポリアクリルアミド−アガロースゲル、セルロー
ス等を素材にとするものをいずれも使用することができ
る。これらの具体例としては例えば、セファデックスG
タイプ、同LHタイプ、セファロースタイブ、セファク
リルタイプ(以上、ファルマシア社)、セルロファイン
(チッソ■)、バイオゲルPタイプ、同Aタイプ(バイ
オ−ラド社)ウルトロゲルAOAタイプ(LKB社)、
TSK−Gタイプ(東洋曹達工業曲)等の市販品を例示
することができる。上記ゲルI濾過に際し、血清は、特
に必要ではないが、好ましくは事前にこれを当該分子量
両分を含む蛋白成分に部分特製しておくのがよい。この
部分精製は、例えばアセI・ン、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、ジメチルホルムアミド(DMF)等
の有機溶媒、酢Wff、過j8素酸(PCA)、l−リ
クロロ酢酸(TCA)等の酸などの蛋白沈澱剤を用いる
処理、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、リン11ナ
トリウム等の塩析剤を用いる処理及び/又は透析膜、平
板膜、中空尭維膜等を用いる限外濾過処理等により行な
われる。これら各処理の操作及び条件は、通常の、この
種方法のそれらと同様のものとすればよい。
本発明方法により得られるISFは、原料血清中に存在
しているにもかかわらず、該血清自体では、可溶性因子
の産生亢進作用は認められず、これを上記の如く分画す
ることにより初めてその活性が得られるものであり、I
th清を例えば硫酸アンモニウムを用いた塩析処理する
ことにより、50%以上の両分、特に70〜80%で析
出する両分に高澹度で存在し、またAOA54ウル1〜
ロゲル(LKB、スエーデン)によるゲルIP’A法で
は、分子量10万以上の間隙容積中に活性成分が存在す
る。
かくして得られるISFは、哺乳動物の面消由来であり
、ゲル濾過法による推定分子帯が10万以上であり、極
めて強い免疫系刺激作用を有づる蛋白物質として特定さ
れる。またその作用活性は、正処理(グリシン−塩酸1
1暫液、11 H=2)及び熱処理(56℃、30分間
)に安定である。
該ISFは、毒性が極めて低く、@薬品として有用であ
り、これを医薬として利用するに当っては、その有効岳
を含有する各種形態に調整され、該形態に応じた各種投
与経路により投与される。
その製剤形態としては通常液状溶液、Il!!閂液、乳
岡液等を例示でき、これらは一般に静脈、皮下又は筋肉
内に投与される。これらはまた使用前に適当な担体の添
加によって液状になし得る乾燥品として提供することも
できる。該医薬としての投与mは、疾患の程度、患者の
年齢、性別等によって異なるが、通常、蛋白量として約
0.1〜1,0011(1/ ko/日を1〜数回に分
けて投与するのが好ましい。
以下に実施例及び試験例を示し、本発明をより具体的に
述べるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 56℃で30分間熱処理したヒトAB型血清87mQに
、0.01Mリン酸緩!!液348mを加え血清を5倍
に希釈する。次に硫酸アンモニウム粉末126.6++
を撹拌下に徐々↓加え、50%t@ f[] ”/l 
酸7 ンTニー ニウムrFJ液トシ、10000回転
、10分間の遠心分離により沈澱物を除く。次に上澄液
を静かに撹拌しながら、56.3(+の@酸アンモニウ
ム粉末をすこ−しづつ加え、遠心分鶴法により50〜7
0%飽和硫酸アンモニウム沈澱物を除く。最終的に得ら
れた上澄液−にi酸アンモニウム粉末29.3oを加え
、遠心分ll法(巳より70〜8096飽和硫酸アンモ
ニウム沈澱物を回収し、次に生理食塩水溶液を加えて沈
澱物をrFJ解し、低温室内で生理食塩水に対して3日
間透析する(Spectrapor membrane
 tubino、 pore3 :Spectrum 
Medical I ndustrles 、I nc
、 )。
透析内液を浩縮した後、この4−をウルトロゲルAcA
34(、LKB、スエーデン、カラムサイズ2.2X9
0cm、流出液0.5MgA化ナトジナトリウム、05
%ポリエチレングリコールを含む0、OIM!Jンmf
i11jl (D H−7,4>、n速19mQ/hr
)によるゲルクロマ1〜グラフイーを行ない、2諧ずつ
の各両分を得た。
実施例2 実施例1においてヒトAB型IfnWIiに代え牛脂児
血1(IRVINE 5CIENTIFIC社)を用い
、同様にして2Wl12ずつの各両分を得る。
試藺例1 インターロイキン2活性試験ワトソン(Wa
tson )らの方法(J、Exp。
Med、、150.849 (1979)) に従い測
定した。すなわち6〜7週齢のBALB/c系マウス(
静岡系実験動物協同組合)よりrP4ffl!細胞を得
、2回MEMr洗浄後、10%FC8を含むRPM11
640j8地ニテ、5x105/mG1度の細胞液を調
製した。この胸飽細胞浮M波0.2ra(1(I X 
I C)5個細胞)に上記実施例1及び2で得た各両分
の10μQを加え、平底マイクロプレー l−(Cos
tar社)内で111 /噌のconA(S ioma
社)刺激下で72時間、37℃の炭酸ガスjrS養器内
で培養した。培養開始66時時間和3日−チミジンを0
.5μCi/ウェル加え、3H−チミジンのDNAへの
取り込み丹をTm胞増殖の!U標として、インターロイ
キン2活性を回定した。
結果を第1図に示す。第1図において横@はフラクショ
ンNo、を、IIは3日−チミジン取り込みM’(cp
m)をそれぞれ示す。また図中(1)はヒト血清両分を
、(2)は牛n!1児血清両分を示す。
第1図には各フラクションの分子量の指標として同一ゲ
ルクロマ1ヘゲラフイーにおける標準物質(、BSΔ;
ウシ自消アルブミン、分子量67 K及びO■Δ;卵ア
′ルブミン、分子FW43K)の溶出位置を矢印を付し
て示す。■0は間隙容積を示す。
第1図よりヒト自消分画(1)及び牛胎児11hWg分
画(2)中のISFはいずれもA’c Aウルト○ゲル
の間隙容積中に存在することが判る。
試験例2 ヒト末梢血リンパ球によるTI胞増殖因子(
Tcell Growth Factor :TCGF
>産生に及ぼすISFの効果 開田らの方法(P roc、N atl、A Oad、
S Oi、。
USA 、78.7717 (1981))に従い測定
した。すなわち正常人末梢血よりフィコールパック(フ
ァルマシア スエーデン)を使用した比重密度勾l¥i
!遠心法により、分離したリンパ球を1×10’ l/
mQ(7)濃度5RPMI’l 640+196FC8
培地で調整し、その1瞠ずつを組織培養クラスターディ
ツシュ(Costar社 (JSA)内で0.1%PH
Δ−P(Difco社 USA>ErU実施例1で得た
各分画50μQを加えて炭酸ガス培養器内で2日間培養
した。遠心分離により培養上清を分取し、産生されたT
CGF1度を、ヒトTCGF要求輯胞株を用いて測定し
た。
結果を第2図に示づ。図において横軸はフラクションN
o、を、縦軸はTCGF活性(単位/FQ)を示す。第
2図よりISFが共存しない場合(コン]−ロール)、
産生きれたTCGFIIFI度は約1.8単位/mQで
あるが、ISFが5%添加された場合には、TCGF活
性は約30単位/―Q(分画55〜分両59)と著明に
増加することが刊る。
試験例3 ヒ1〜末梢血リンパ球によるインターフェロ
ン産生に及ぼすTSFの効宋 試験例2と同様にして得た正常人末梢血リンパ球を、R
PM I 1 (340+196FC8培地で′1×1
08個/脱の細胞数に調整し、その1nずつを相転培養
用クラスターディツシュに分注し、o、1ogpHA−
p及び実施例1で1qたISF活性分ii!i(分wU
55〜59 ) ヲn々(08度で加え、37℃の炭酸
ガス培養器内で4日間培養した。培養上清を遠心分離し
、産生きれたガンマ−型インターフェロン(γ−IFN
)吊を、ヒ]−羊膜由来FLIIIIIIとシンドビス
 ウィル’:1 (S tndblsVlrus)を使
用した系において測定した(須鵡哲夫、大久保礼子、飯
塚薄厚、小林茂保、第42回ウィルス抑制因子研究会、
1982年〕。
結果を第3図に示す。図においてI!tIPI!lはI
SF濃度(%)を、縦軸はIFN活性(単位/mQ)を
示す。第3図よりISFが存在しない場合、P l−1
Δ−P刺激により産生されたγ−IFNIlは2000
Q’位/制であるのに対しISFが数バーセン1へll
’3地に加えられた場合、1oooo単位/m2以上の
γ−IFNが産生されることがWl認される。この結果
よりISFはγ−IFNの産生を著しく亢進する活性を
有することが判明した。−試験例4 ヒトリンパ球によ
るリン、フォトキシン産生に対するISFの効果 アイフェル(E 1fN)らの方法(Cell。
Immunol、、15 .208 (1975) )
に従い測定した。すなわち試験例2と同じ方法によりヒ
ト末梢血よりリンパ球を分離し、RPM11640十1
0%ヒトAB型血清培地で1X10”個/−の細胞数に
調整する。組織培養用クラスターディツシュ中に1割ず
つ上記リンパ球浮遊液をいれ、0 、196 P HA
 −P又は0.05%PH八−Pとへ々の濃度で実施例
1で得たISF活性分画く分画55〜59)を加え、突
門ガス培養器内で37℃で3日間培養し、遠心分画1に
より17)格上清液を集め、産生されたリンフォトキシ
ン量をL929′細胞に対する細胞障害性活性により測
定する。
結果を第4図に示す。図においてtIltIrlIIは
ISF濃度(96)’を、縦軸はリンフ第1−キシン(
LT)活性(単位/mQ)を示す。また図において〈1
)はPHA−Pの0.1%添加の場合を、(2)は0.
05%添加の場合をそれぞれ示t、、第4図よりISF
が存在しない場合には、10〜20単位/mQのLTが
産生されるにすぎないのに対し、ISFを培地中に加え
た場合には濃度依存的にL T産生昂が増加し、その1
096添加では60〜80単位/mQのLTが産生する
ことが認められる。′試験例5 ヒトリンパ球の分裂、
増殖に対するISFの効果□ スミス(S 1th)らの方法(A dvances 
t nIIamunoloaLVol、 31.111
37 (1981))に従い測定した。すなわち試験例
2と同じ方法により、ヒ1〜末梢血よりリンパ球を分離
し、RPM11640+10%ウシ胎児面消培地で1×
10胎児面前培地胞数に調整覆る。組織培養用クラスタ
ーディツシュにリンパ球浮M”aを0.1噌ずつ分注し
、更に0.01%PH八−Pとへ種3度の実施例1で得
たISF活性活性分力画55〜59)を加え、71容M
O,2mQにし、37℃で3日間mnaガス培養器内で
培養する。細胞を回収する6峙門前にそれぞれのウェル
に0.5μCiの3日−サイミジンを加え、DNA両分
への取り込み岳を液体シンチレーションカウンターで測
定し、リンパ球の分裂、増殖の指標とする。
結果を第5図に示す。図において横軸はISF扇度(%
)を、縦軸は3日−サイミジン取り込み曇(cpm x
l 0− ’ )を示す。尚、ISFS爪無添加群ント
ロールとしておいた。第5図よりISFを加えることに
より、用量依存的に3H−サイミジンのDNA画分への
取り込み舟が増列し、このことよりISFはマイ1−−
ジエンと共存する 。
ことによりその分裂作用を促進させることが判る。
試験例6 無血清培地でのインターロイキン2(TCG
F活性)産生に間するISF の効果 試験例2と同じ方法により、と1・末梢血よりリンパ球
を分画し、ハンクス液で3回洗浄後、1×106R/m
Q17)lllllaffill’tニRPM I−1
64013地で調整づる。これに0 、19G P H
A −Pを加え、110培養プレートに2dずつ分注す
る。実施例1で1!!JたISF活性分画(分画55〜
59)を、1.25.2.5又は596となる梯に加え
、24.48又は96時間培養し、その培養上清のTC
GF活性を、前記試験例2と同様にしてP’l定した。
結果を第6図に示す。図において、横軸は、ISF濃度
(%、)を、縦軸はT CG 、F活性(単位/mt?
)を示す。尚第6図には、ISF無添加のコントロール
群及び1%FO8添加群における結果を併せて示した。
第6図より、本試験に係る如き無血清培地中では、jf
l養時開時間わらず、インク−ロイキン2の産生はほと
んど認められず(コントロール群参照)、1%FC8添
加でもインターロイキン2の産生はほとlυど亢進し得
ない(196FC3添加むY参照)のに対し、本発明に
より轡られるISF両分を加えることにより、その添加
−に比例して、インターロイキン2の産生が、培養時間
の延長とともに顕著に亢進することが認められる。殊に
ISF両分の5%添加では、48蒔間及び96R間培養
で、30単位Jメ上のインターロイキン2の産生が認め
られることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インターロイキン2活性試験の結果を示すグ
ラフであり、第2図乃至第6図は、本発明により得られ
るISFが、それぞれTCGFの産生、γ−IFNの産
生、LTの産生、ヒトリンパ球の分裂、増殖及びインタ
ーロイキン2の産出を亢進させることを示すグラフであ
る。 (以 上) 代理人 弁理士 三 枝 門 二□′ ゛・第 1 図 フラクショレN。 第 2 171 コシトn−IL フラ2>タレN。 第 3 1Tjl IsF m 度 (jし≦r) 第4ド1 、IsFう虐ル(×) 第5図 1斗+1−L I S F濃L(刺 第6図 コートロー1シ1%′FC81252,55IsF傭度
(K)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 哺乳動物自消より、分子県が10万以上であり、免
    疫反応の発現に関与する可溶性因子の産生を亢進する作
    用を有する蛋白物質を分画採取することを特徴とする免
    疫系刺激物質の製造法。
JP14942583A 1983-08-15 1983-08-15 免疫系刺激物質の製造法 Pending JPS6041700A (ja)

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