JPS604166A - チオセミカルバジツド誘導体および農園芸用殺菌剤 - Google Patents
チオセミカルバジツド誘導体および農園芸用殺菌剤Info
- Publication number
- JPS604166A JPS604166A JP11189383A JP11189383A JPS604166A JP S604166 A JPS604166 A JP S604166A JP 11189383 A JP11189383 A JP 11189383A JP 11189383 A JP11189383 A JP 11189383A JP S604166 A JPS604166 A JP S604166A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agricultural
- horticultural fungicide
- solvent
- compound
- thiosemicarbazide
- Prior art date
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- Granted
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下記一般式で表わされるチオセミカル、バジツ
ド誘導体及び該化合物を有効成分として含有する農園芸
用殺菌剤に関する。
ド誘導体及び該化合物を有効成分として含有する農園芸
用殺菌剤に関する。
(但し、Xは■■、CAMまCH3を表わし、nは1又
は2である。) 本発明の化合物について代表的なものを示せば、以下の
とおりである。
は2である。) 本発明の化合物について代表的なものを示せば、以下の
とおりである。
本発明の化合物は、例えば
常法により、対応するインチオシアナート(2)とヒド
ラジン水和物とをアルコールなどの適当な溶媒又は無溶
媒下で室温、又は加熱(溶媒の還流温度)することによ
って容易に合成する口とができる。
ラジン水和物とをアルコールなどの適当な溶媒又は無溶
媒下で室温、又は加熱(溶媒の還流温度)することによ
って容易に合成する口とができる。
以下に代表的な合成例を示し、更に具体的に説明する。
〈合成例〉
■4−(α、α−ジメチルベンジル)チオセミカルバジ
ッド(化合物N01) α、α−ジメチルベンジルインチオシアナート71gの
エタノールIQmlの溶液をヒドラジン水和物(ioo
%)71.1のエタノール20 m、lの溶液に氷水溶
下、攪拌させながら滴加する。滴加後室温で1時間攪拌
を続は一晩放置する。析出した結晶を炉取し、エタノー
ルより再結晶化して、目的の化合物(Nol)を7.2
部得る。
ッド(化合物N01) α、α−ジメチルベンジルインチオシアナート71gの
エタノールIQmlの溶液をヒドラジン水和物(ioo
%)71.1のエタノール20 m、lの溶液に氷水溶
下、攪拌させながら滴加する。滴加後室温で1時間攪拌
を続は一晩放置する。析出した結晶を炉取し、エタノー
ルより再結晶化して、目的の化合物(Nol)を7.2
部得る。
■4− (m −クロロ−α、α−ジメチルベンジル)
チオセミカルバジッド(化合物No 2 )m−クロロ
−α、α−ジメチルベンジルインチオシアナ−)6.2
,9のメタノール5m/+の溶液をヒドラジン水和物(
80%)5.5mlのメタノール5mlの溶液の中に室
温下、攪拌させながら滴加する。
チオセミカルバジッド(化合物No 2 )m−クロロ
−α、α−ジメチルベンジルインチオシアナ−)6.2
,9のメタノール5m/+の溶液をヒドラジン水和物(
80%)5.5mlのメタノール5mlの溶液の中に室
温下、攪拌させながら滴加する。
滴加後2時間攪拌を行ない一晩放置する。溶媒を減圧留
去して得られるシラツブ状物質をシクロヘキサン−水系
で結晶化させる。この結晶を含水エタノールより再結晶
化させ、目的の化合物(No2)を5.5.9得る。
去して得られるシラツブ状物質をシクロヘキサン−水系
で結晶化させる。この結晶を含水エタノールより再結晶
化させ、目的の化合物(No2)を5.5.9得る。
本発明の化合物は前述のごとく農園芸用殺菌剤として用
いられるがそのまま或いは担体(稀釈剤)と混合して粉
剤、粒剤、水和剤、乳剤、油剤その他農薬製剤上慣用さ
れている適当な剤として用いられる。この場合、必要に
応じて展着剤、乳化剤、湿展剤、固着剤等が適宜用いら
れ、又他の種類の殺菌剤や殺虫剤、除草剤、肥料等と併
用、混合することもできる。
いられるがそのまま或いは担体(稀釈剤)と混合して粉
剤、粒剤、水和剤、乳剤、油剤その他農薬製剤上慣用さ
れている適当な剤として用いられる。この場合、必要に
応じて展着剤、乳化剤、湿展剤、固着剤等が適宜用いら
れ、又他の種類の殺菌剤や殺虫剤、除草剤、肥料等と併
用、混合することもできる。
実施例 1 粉 剤
有効成分として表中の化合物 3部
り し − 40部
タ ル り 57 部
実施例 2 水和剤
表中化合物 −575部
顧ノオキシエチレンアルキルアリルエーク9し 9部部
ホワイトカーボン 16部 散布量については必ずしも制限はないが、通常は作物の
生育する圃場に散布する場合には有効成分化合物(A、
1.)として50〜l’000.!i’/10a。
ホワイトカーボン 16部 散布量については必ずしも制限はないが、通常は作物の
生育する圃場に散布する場合には有効成分化合物(A、
1.)として50〜l’000.!i’/10a。
また、土壌中に施用する場合には2〜8に9A、1./
10a程度が適当である。勿論、これは一つの目安であ
り、作物の種類、病害の種類及び被害の程度、時期、天
候、薬剤の剤型等の要因を考慮して必要に応じて適宜加
減される。
10a程度が適当である。勿論、これは一つの目安であ
り、作物の種類、病害の種類及び被害の程度、時期、天
候、薬剤の剤型等の要因を考慮して必要に応じて適宜加
減される。
以下、本発明化合物の効果を具体的に説明するため、代
表的な試験例を示す。但しこれらは単なる例示であり、
本発明の適用例はこれらのみに限られないことは言うま
でもない。
表的な試験例を示す。但しこれらは単なる例示であり、
本発明の適用例はこれらのみに限られないことは言うま
でもない。
試験例−1植物病源菌に対する抗菌力試験〈方法〉
所定の培地に培養した植物病源菌の分生胞子をPSA培
地に均一に混合し、所定の容器Gこ一定量を流し込み均
一なプレートをつくる。固化した後に所定の濃度の薬剤
の一定量を吸収させ風乾弄させた直径8龍の濾紙をのせ
て48時間培養後Gこ生じた阻止円の直径を測定する。
地に均一に混合し、所定の容器Gこ一定量を流し込み均
一なプレートをつくる。固化した後に所定の濃度の薬剤
の一定量を吸収させ風乾弄させた直径8龍の濾紙をのせ
て48時間培養後Gこ生じた阻止円の直径を測定する。
但し連敗は2連とする。
未斗←−トド
p、o、 :稲いもち病菌
り、C,:かんきつ黒点病菌
A、に、:梨黒斑病菌
B、C,:野菜灰色かび病菌
X、C,:かんきつかいよう病菌
験
〈方法〉
アンズ培地に7〜10日間培養したAl te rna
r 1aKikuchiana の分生胞子と薬液を混
合し、顕微鏡100倍1視野当り約20個になるように
調整する0 スライドグラス」二に、この混合懸濁液を0.02m1
滴下し、温度27℃、湿度100%に20時間保った後
に検鏡して、胞子発芽の有無を調査する。
r 1aKikuchiana の分生胞子と薬液を混
合し、顕微鏡100倍1視野当り約20個になるように
調整する0 スライドグラス」二に、この混合懸濁液を0.02m1
滴下し、温度27℃、湿度100%に20時間保った後
に検鏡して、胞子発芽の有無を調査する。
いずれも2反覆とし、約200個の胞子の発芽の有無、
程度を調べる。
程度を調べる。
〈結 果〉
試験例−3カンキツ黒点病菌に対する胞子発芽阻止試験
〈方法〉
カンキツ枯枝に培養したDiaporthe citr
iの分生胞子と薬液を混合し、顕微鏡100倍]視野当
り約20個になるように調整する。
iの分生胞子と薬液を混合し、顕微鏡100倍]視野当
り約20個になるように調整する。
スラー(+−”グラス上に、この混合懸濁液を0.02
m1滴下し、温度27℃、湿度100%に20時間保っ
た後に、検顕して胞子発芽の有無を調査する。
m1滴下し、温度27℃、湿度100%に20時間保っ
た後に、検顕して胞子発芽の有無を調査する。
いずれも2反覆とし、約200個の胞子の発芽の有無程
度を調べる。
度を調べる。
く結 果〉
試験例−4梨黒斑病効力試験
〈方法〉
梨(品種二二十世紀)の展開葉に、所定濃度に稀釈した
薬液を葉5枚当り20m1!噴霧散布し、室内で風乾怪
した。風乾後、アンズ培地で培養したMternari
a Kikuchianaの分生胞子を噴霧接種し直ち
に25℃、湿度100%の条件下に3日間静置し、3日
後に発病面積を調査した。
薬液を葉5枚当り20m1!噴霧散布し、室内で風乾怪
した。風乾後、アンズ培地で培養したMternari
a Kikuchianaの分生胞子を噴霧接種し直ち
に25℃、湿度100%の条件下に3日間静置し、3日
後に発病面積を調査した。
但し、連数は5連とする。
〈結 果〉
試験例−5かんきつ黒点病効力試験
〈方法〉
鉢植えのみかん(品種:夏柑)の新芽の展開時に、所定
濃度に稀釈した薬液を充分量噴霧散布した後に温室内で
風乾した。みかん枯枝で培養した1)iaporthe
citriの分生胞子を噴霧接種した後直ちに、温度
23℃、湿度100%の暗黒下に2日間保った。2[1
後に温室内に放置し、接種30日後に発病程度を調査し
た。
濃度に稀釈した薬液を充分量噴霧散布した後に温室内で
風乾した。みかん枯枝で培養した1)iaporthe
citriの分生胞子を噴霧接種した後直ちに、温度
23℃、湿度100%の暗黒下に2日間保った。2[1
後に温室内に放置し、接種30日後に発病程度を調査し
た。
但し連数は3連とする。
0
1 1〜3
2 4〜6
3 7〜10
4 11〜
試験例−6稲紋枯病効力試験
〈方法〉
10葉期の鉢植えの稲(品種:土石)に所定濃度の薬液
を充分量散布した。温室内で風乾後に、稲ワラで培養し
たRhigoctonia 5olani IAを鉢の
中心に入れて、ヒモで落ちないようにしばった後に、温
度30°C1湿度100%状態に10日問おいた。10
日後に各#毎の平均病斑長を測定した。
を充分量散布した。温室内で風乾後に、稲ワラで培養し
たRhigoctonia 5olani IAを鉢の
中心に入れて、ヒモで落ちないようにしばった後に、温
度30°C1湿度100%状態に10日問おいた。10
日後に各#毎の平均病斑長を測定した。
但し、連数は3連とする。
〈結 果〉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式 (但し、XはH,C6又はCI(3f表わし、nは1又
は2である。) にて表わされるチオセミカルバジッド誘導体。 2)一般式 (但いXはH,C6又はCH3を表わし、nは1又は2
である。) にて表わされるチオセミカルバジッド誘導体を有効成分
とし−C含有する農園芸用殺菌剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189383A JPS604166A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | チオセミカルバジツド誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189383A JPS604166A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | チオセミカルバジツド誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS604166A true JPS604166A (ja) | 1985-01-10 |
JPH0416464B2 JPH0416464B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=14572777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11189383A Granted JPS604166A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | チオセミカルバジツド誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604166A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106538529A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-29 | 中国中医科学院中药研究所 | 尖孢镰刀菌杀菌剂及2、6‑二甲氧基苯酚的应用 |
CN106538577A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-29 | 中国中医科学院中药研究所 | 尖孢镰刀菌杀菌剂及硫代氨基脲的应用 |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11189383A patent/JPS604166A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106538529A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-29 | 中国中医科学院中药研究所 | 尖孢镰刀菌杀菌剂及2、6‑二甲氧基苯酚的应用 |
CN106538577A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-29 | 中国中医科学院中药研究所 | 尖孢镰刀菌杀菌剂及硫代氨基脲的应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416464B2 (ja) | 1992-03-24 |
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