JPS6041615A - コロニ−形成刺激因子の製造方法 - Google Patents

コロニ−形成刺激因子の製造方法

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JPS6041615A
JPS6041615A JP58148588A JP14858883A JPS6041615A JP S6041615 A JPS6041615 A JP S6041615A JP 58148588 A JP58148588 A JP 58148588A JP 14858883 A JP14858883 A JP 14858883A JP S6041615 A JPS6041615 A JP S6041615A
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JP
Japan
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ultrafiltration membrane
csf
molecular weight
stimulating factor
colony stimulating
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JP58148588A
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JPS6160050B2 (ja
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Kazuo Morimoto
森本 和郎
Yoshiaki Kawahata
河畠 芳明
Takehiko Kawano
川野 武彦
Terufumi Fujiwara
藤原 照史
Satoru Funakoshi
船越 哲
Takuji Kawashima
拓司 川島
Morio Kuboyama
久保山 盛雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Research Development Corp of Japan
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はヒト尿由来コロニー形成刺激因子(以下、C3
Fという)含有液から高純度かつ高収率でC3Fを回収
する方法に関する。
C3Fは、ヒト尿中に極めて微量に存在する生理活性物
質で、骨髄中顆粒球系前駆細胞に作用して白血球構成細
胞であるところの顆粒球および単球−マイクロッアジの
分化、増殖を促進する糖蛋白であり、白血球減少症治療
剤としての薬効が期待されている。
〔従来技術〕
ところで、ヒト尿中にはC3Fがごく微量にしか含まれ
ていないので、効率よ(C3Fを分離、濃縮、精製する
ことが困難である。たとえば、従来から繁用されている
珪酸塩、珪藻土などの鉱物を尿自体に接触させてC3F
を吸着、溶出する方法、種々の陰イオン交換クロマトグ
ラフィーによって回収する方法においては操作性が繁雑
であり、一度に処理出来る尿も限られているため、微量
成分であるC3Fを多量に回収するにはコスト高になる
という欠点があった。
また、尿中には多量の不純物が存在するが、従来法では
、これらがC3Fと共に回収されやすいため、後の精製
において不利な面がある。
〔発明の開示〕
従って、本発明は、尿などのC3Fを微量にしか含有せ
ず、かつ多量の不純物をも含む/8液から高収率、高純
度、低コストで、しかも簡単な操作でC3Fを回収、製
造する方法を提供することを目的とするものであり、ぶ
かる目的は、本発明、即ちC3Fを含有する溶液を、該
C3Fより低分子物質および高分子物質の少なくとも一
方を排除できる限外濾過膜に通しることを特徴とするc
sFの製造方法によって達成される。
本発明にて使用されるC3Fを含有する溶液は、C3F
の水溶液であれば特に制限されることはなく、たとえば
、尿などの様にC3Fの含量が微量で、かつ、多量の不
純物を含むものであってもよい。
限外濾過膜としては、C3Fより低分子物質を除去する
もの(即ち、低分子側分子量画分用)とCS Fより高
分子物質を除去するもの(即ち、高分子側分子量分画用
)の一方または双方を用いればよく、低分子側分子量分
画用としては、通常1×10〜4×10 ダルトンの限
外濾過膜が、また高分子側分子量分両用吉しては、通常
、105〜10 クルトンの限外濾過膜が使用される。
限外濾過膜としては、ポリアクリロニトリル系限外濾過
膜、ポリスルポン系限外濾過膜などがあげられる。
C5F含有/8液を限外濾過膜に通しる際の条件は、一
般に次の通りである: 処理溶液のpit:5〜B 操作圧: 1−5 kg/ crA 本発明に関する限外濾過膜による処理はC3Fの回収、
製造の任意の工程にて行えばよいが、まず低分子側分子
量分画用の濾過膜による処理を行い、後に高分子側分子
量分両用の濾過膜による処理を行うことが好ましい。
本発明においては、さらに陰イオン交換体に通じる処理
、好ましくは、陰イオン交換体によるクロマトグラフィ
ーによる処理を組合せることが好ましく、この陰イオン
交換体による処理は、好ましくは、上記限外濾過膜によ
る処理の後に行なわれる。
陰イオン交換体としては、たとえばDBΔ1コーナファ
デックス、DEAE−セファロース、DEAE−セファ
セル、スルフェロシル=DEAなどがあげられる。
かくして回収された、CS Fは、好ましくは、さらに
自体既知の高度精製手段(たとえばアフィニティークロ
マトグラフィーなと)、加熱(たとえば50〜80゛c
)滅菌処理などに付した後、凍結乾燥することによって
医療用C3Fi剤とすることができる。もちろん凍結乾
燥することなく、既知の手段にて単離、精製することが
できる。
実施例I 新鮮間50βをポリアクリルニトリル系限外濾過膜(分
詞分子量40,000力・ノド)を用いて分離した。
新鮮間、映透過液、濃縮液について、C3Fi性を測定
し、総括性、比活性及び回収率を表1に示した。
表1に示すように、高収率でC3Fが回収でき、比活性
(純度)も上昇した。
次に、濃縮液1,000m1に、あらかじめ0.05M
’Jン酸緩衝液(pH7,0)で平衡化させたDIEA
E−セルロース20gを添加し、1時間攪拌して濃縮液
中の蛋白質成分を吸着させた。濾過によって非吸着成分
を分離し、回収した吸着DEAE−セルロースをカラム
に充填した後、0.05Mリン酸緩衝液(pH7,00
)にて十分洗浄した。つぎに1,0M塩化す1−リウム
を含む0.05Mリン酸緩7(j液(pH7,0±0.
1)にて溶出させ、C3Fを含む溶出液を得た。また、
これとは別に、比較対照として、従来法でよく行なわれ
るように、新鮮間10Aに0.05Mリン酸緩衝液(p
H17,0±0.1)で平衡化させたDEAEセルロー
ス100gを添加し、1時間攪拌吸着させ、前記と同様
に洗浄、溶出をおこない、CS Fを含む溶出液をえた
これらの溶出液について、それぞれC5F活性を測定し
、比活性および回収率をめ表2−1および表2−2に示
した。表2−1および表2−2に示すように、本発明法
は従来法に比べ、回収率は同程度であるが、比活性(純
度)は、限外濾過膜による精製を導入したことにより士
数倍上昇し、また、使用する陰イオン交換体の量も従来
法に比べ少量でよく、操作性も液量の少量化によって、
煩雑さが改善されていることが理解されよう。
以下余白 表1 表2−1 本発明 表2−2 従来法 C5F活性は、C57BL/6Nマウス骨髄細胞をもち
いる単層寒天平板法によるコロニー形成法で測定した。
即ち、試料を2%ν/V牛血清を全血清る蒸溜水で適宜
希釈して、除菌濾過(0,45μメンブレンフイルター
)した後、3枚のシャーレへ0.1ml宛分注し、これ
に0.3%匈/賀寒天、20%(v/v )牛胎児血清
およびC57BL/6Nマウス骨髄細胞10個を含有す
るMecoy’s 5 A培地1mlを加えて十分混和
した後、37℃7.5%(v/v )炭酸ガス通気下の
フラン器で、7日間培養した。培養後、顕微鏡視野下で
50個以上の細胞からなる集塊をコロニーとして、形成
されたコロニー数を計測し、形成されたコロニー数 (
単位)でC3F活性を表わした。すなわち、C8F活性
、1単位は1形成コロニーとした。
実施例2 C3F含有溶液4,000 mlをポリスルホン系限外
濾過膜(分画分子量1000.000カツト)の平膜状
のものを用い、膜による分離を行った。溶液4000m
1を循環濾過するのに要した時間は、30分であった。
濾過前液、濾過復液、濾過残液について、実施例1の方
法にてC3F活性を測定し、総括性、比活性、回収率を
めた。さらに、第9改正日本薬局方に従ってウサギによ
る膜による発熱性物質除去効果を測定した。これらの測
定結果は表3に示した。
以下余白 表3 1・ 月 1−” を 表3に示すように高回収率でC3Fが回収でき、比活性
(純度)も上昇した。また、C3Fに関しては限外濾過
膜によって阻害物質が除去でき、活性が上昇した。
さらに、発熱性物質の除去においても顕著な効果があっ
た。
手続補正書(自船 昭和58年10月7日 1、事件の表示 昭和58年相持願第148588号 2、発明の名称 コロニー形成刺激因子の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名(名称) 株式会社 ミドリ十字 森永乳業 株式会社 新技術開発事業団 4、代理人 ■541 住 所 大阪市東区平野町4丁目53番地3ニューライ
フ平野町406号 電話(06) 227−1156 6、補正により増加する発明の数 (1)明細書第1頁、下から第3行の「マイクロッアジ
」を「マクロファージ」に訂正する。
(2)明細書第4頁、下から第3行の1スルフェロシル
」を「スフエロシル」に訂正する。
(3)明細書第5頁、下から第5行のrpH7、OJを
r pH7,O±0.1」に訂正する。
(4)明細書第6頁、第1行のr7.oojを「7゜0
±0.1」に訂正する。
(5)明細書第7頁にて「表2−1」と題するを次の通
りに訂正する。
(6)明細書第8頁、下から第4行の「10個を含有す
るMecoy’s Jを1105個を含有するMeC。
y’s jに訂正する (7)明細書第9頁、第13〜15行の「第9改正日本
薬局方に従ってウサギによる膜による発熱性物質除去効
果を測定した」を「膜による発熱性物質除去効果を第9
改正日本薬局方に従ってウサギによる発熱性物質試験で
測定した」に訂正する。
(8)明細書第10頁の「表3」中の に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒト尿由来コロニー形成刺激因子を含有する4液を、該
    コロニー形成刺激因子より低分子物質および高分子物質
    の少なくとも一方を排除できる限外濾過膜に通じること
    を特徴とするヒト尿由来コロニー形成刺激因子の製造方
    法。
JP58148588A 1983-08-12 1983-08-12 コロニ−形成刺激因子の製造方法 Granted JPS6041615A (ja)

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JPS6160050B2 JPS6160050B2 (ja) 1986-12-19

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