JPS6041202Y2 - 内視鏡における対物窓 - Google Patents
内視鏡における対物窓Info
- Publication number
- JPS6041202Y2 JPS6041202Y2 JP14022478U JP14022478U JPS6041202Y2 JP S6041202 Y2 JPS6041202 Y2 JP S6041202Y2 JP 14022478 U JP14022478 U JP 14022478U JP 14022478 U JP14022478 U JP 14022478U JP S6041202 Y2 JPS6041202 Y2 JP S6041202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective window
- glass plate
- objective
- endoscope
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内視鏡におて体腔内に挿入する可撓管等の挿入
先端に位置する金物端面に設けたカメラ装置あるいは光
学繊維束などを用いた覗視装置のための対物窓の改良に
関する。
先端に位置する金物端面に設けたカメラ装置あるいは光
学繊維束などを用いた覗視装置のための対物窓の改良に
関する。
内視鏡における対物窓は、通常平行平面の保護ガラス板
で閉鎖してあり、これを体腔内に挿入した際に、腔内汚
物除去のための洗浄水や体液などが該ガラス板の外側平
面に水滴状に残留耐着して、観察等における覗視操作の
著しい妨げとなる。
で閉鎖してあり、これを体腔内に挿入した際に、腔内汚
物除去のための洗浄水や体液などが該ガラス板の外側平
面に水滴状に残留耐着して、観察等における覗視操作の
著しい妨げとなる。
そこで、従来のこの種対物窓における耐着水除去手段と
して、対物外側面へのコーティング剤を塗布することは
基より、例えば、対物窓囲周の金属端面を粗面に仕上げ
て、ガラス板上の液体を粗面側にその表面張力の作用で
もって移動させるような手段が提案されていた(実開昭
48−10058峰参照)。
して、対物外側面へのコーティング剤を塗布することは
基より、例えば、対物窓囲周の金属端面を粗面に仕上げ
て、ガラス板上の液体を粗面側にその表面張力の作用で
もって移動させるような手段が提案されていた(実開昭
48−10058峰参照)。
更に、この金属端面の粗面構成におけるガラス周縁と金
属粗面との接合部域への液体残留が生じる欠点の改良手
段として、実開昭51−10919咥公報に示す如く、
ガラス周縁を囲む金属端面の周辺を小山の平滑面として
残し、これに連らなる端面を粗面に仕上げた構成が提案
された。
属粗面との接合部域への液体残留が生じる欠点の改良手
段として、実開昭51−10919咥公報に示す如く、
ガラス周縁を囲む金属端面の周辺を小山の平滑面として
残し、これに連らなる端面を粗面に仕上げた構成が提案
された。
ところで、この種対物窓における保護ガラス板の取付け
は、ガラス板の周囲を囲む取付は枠が用いられ、この枠
付けの状態で金属端面に臨ませるので、ガラス板面と金
属端面との境界に周回溝が出来易く、その結果、この溝
が妨げとなって金属端面の粗面部分への残留水滴の移動
が効果的に行われない嫌いがあった。
は、ガラス板の周囲を囲む取付は枠が用いられ、この枠
付けの状態で金属端面に臨ませるので、ガラス板面と金
属端面との境界に周回溝が出来易く、その結果、この溝
が妨げとなって金属端面の粗面部分への残留水滴の移動
が効果的に行われない嫌いがあった。
そこで、本考案はこのような加工上生じるガラス板囲周
の溝などに妨げられることなく、該板面上の残留水滴を
除去し得るようになしたものである。
の溝などに妨げられることなく、該板面上の残留水滴を
除去し得るようになしたものである。
以下、図示の実施例に付いて説明する。
第1図は本考案対物窓の一実施例を示す内視鏡先端の平
面図及び第2図はその要部を示す縦断側面図で、先端金
物1の端面には対物窓2を中心にその照明窓3,3及び
鉗子チャンネル窓を開穿してあり、特に、該対物窓2に
近接して送気送水口5を配置しである。
面図及び第2図はその要部を示す縦断側面図で、先端金
物1の端面には対物窓2を中心にその照明窓3,3及び
鉗子チャンネル窓を開穿してあり、特に、該対物窓2に
近接して送気送水口5を配置しである。
そして、前記対物窓2は保護用のガラス板6及び対物レ
ンズ7を取付は枠8によって囲周を囲み、故意2に臨ま
せである。
ンズ7を取付は枠8によって囲周を囲み、故意2に臨ま
せである。
更に、ガラス板6の外側面の周縁部分を、該部分が対物
レンズ7の有効径外域に相当する周回巾でもって、研摩
、砂掛けあるいは薬品処理等によって微細な凹凸面から
なる梨地状等の粗面6aとし、これに連らなるガラス板
中央を平滑面6bとなしである。
レンズ7の有効径外域に相当する周回巾でもって、研摩
、砂掛けあるいは薬品処理等によって微細な凹凸面から
なる梨地状等の粗面6aとし、これに連らなるガラス板
中央を平滑面6bとなしである。
第3図に前記ガラス板外側面の加工状態を拡大して示し
、点線で示す部分は水滴9,9である。
、点線で示す部分は水滴9,9である。
その他、11は絞部材を示す。又、第4図は本考案対物
窓の他の実施例を示すガラス板外側面の拡大側面図で、
該ガラス板6の中央平滑面6bを残してその囲周を曲面
に構威し、この曲面部分を粗面6aに仕上げである。
窓の他の実施例を示すガラス板外側面の拡大側面図で、
該ガラス板6の中央平滑面6bを残してその囲周を曲面
に構威し、この曲面部分を粗面6aに仕上げである。
更に、本考案対物窓の発展的実施例として第1図上細線
図示の如く取付は枠8の一部に、金物1の端面に達する
切り溝10を設けである。
図示の如く取付は枠8の一部に、金物1の端面に達する
切り溝10を設けである。
このような構成よりなる本考案対物窓によれば、対物窓
2のガラス板6に耐着した洗滌水等は、その表面張力作
用が充分に発揮され平滑面6bからその作用が弱められ
る粗面6aに向って移動腰特に、この平滑面6bと粗面
6aとが連続面であることから先の表面張力による移動
が何等の障害物もなく極めて効果的に発揮され、レンズ
有効径相当部だけ残した小面積の平滑面6bにおける残
留水を良く除去することが出来る。
2のガラス板6に耐着した洗滌水等は、その表面張力作
用が充分に発揮され平滑面6bからその作用が弱められ
る粗面6aに向って移動腰特に、この平滑面6bと粗面
6aとが連続面であることから先の表面張力による移動
が何等の障害物もなく極めて効果的に発揮され、レンズ
有効径相当部だけ残した小面積の平滑面6bにおける残
留水を良く除去することが出来る。
又、第4図示の如く、粗面6a部分を曲面に構成するこ
とによって残留水の移動を助長し得て効果的である他に
、第1図上細線図示の如く、取付は枠8の一部に設けた
切り溝10の構成によって、粗面6a部分に移動した残
留水を鉗子チャンネル4等を利用した吸引動作でもって
、金物端面の残留水と共に、該溝10を伝って吸引する
ことが可能となり、ガラス板面上の残留水が比較的多い
場合などに効果がある。
とによって残留水の移動を助長し得て効果的である他に
、第1図上細線図示の如く、取付は枠8の一部に設けた
切り溝10の構成によって、粗面6a部分に移動した残
留水を鉗子チャンネル4等を利用した吸引動作でもって
、金物端面の残留水と共に、該溝10を伝って吸引する
ことが可能となり、ガラス板面上の残留水が比較的多い
場合などに効果がある。
このように、本考案対物窓は、従来周知の金物端面の粗
面仕上げ等による場合に比して、先端部加工上生じる取
付は枠などによる段部又は溝によって観察等の視野内の
残留水の移動排除を効果的に行ない得ると共に、粗面加
工が容易である等、極めて実用的なるものである。
面仕上げ等による場合に比して、先端部加工上生じる取
付は枠などによる段部又は溝によって観察等の視野内の
残留水の移動排除を効果的に行ない得ると共に、粗面加
工が容易である等、極めて実用的なるものである。
尚、本考案対物窓において、保護ガラス板を用いないで
対物レンズ面を直接臨ませる場合には、該レンズの外側
面の有効径外周域を粗面構成することも本考案の要旨と
するところであり、且つ、この場合のレンズ外側面は平
坦面の他に湾曲面であっても良く、更に、対物窓の位置
も先端部端面の他に設けても良い。
対物レンズ面を直接臨ませる場合には、該レンズの外側
面の有効径外周域を粗面構成することも本考案の要旨と
するところであり、且つ、この場合のレンズ外側面は平
坦面の他に湾曲面であっても良く、更に、対物窓の位置
も先端部端面の他に設けても良い。
第1図は本考案対物窓の一実施例を示す内視鏡先端の平
面図、第2図は同じく要部を示す縦断側面図、第3図は
本考案対物窓におけるガラス板側面を拡大して示す側面
図、第4図は本考案対物窓の他の実施例を示すガラス板
外側面の拡大側面図である。 1・・・・・・先端金物、2・・・・・・対物窓、6・
・・・・・ガラス板、6a・・・・・・粗面、6b・・
・・・・平滑面、7・・・・・・対物レンズ。
面図、第2図は同じく要部を示す縦断側面図、第3図は
本考案対物窓におけるガラス板側面を拡大して示す側面
図、第4図は本考案対物窓の他の実施例を示すガラス板
外側面の拡大側面図である。 1・・・・・・先端金物、2・・・・・・対物窓、6・
・・・・・ガラス板、6a・・・・・・粗面、6b・・
・・・・平滑面、7・・・・・・対物レンズ。
Claims (1)
- 体腔内挿入管先端に臨ませた対物レンズ系の外側ガラス
面を、該レンズ系の有効径域を残して、その外周域を研
摩、砂掛は又は薬品処理等によって粗面に構威してなる
内視鏡における対物窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14022478U JPS6041202Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 内視鏡における対物窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14022478U JPS6041202Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 内視鏡における対物窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5556601U JPS5556601U (ja) | 1980-04-17 |
JPS6041202Y2 true JPS6041202Y2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=29114980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14022478U Expired JPS6041202Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 内視鏡における対物窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041202Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-12 JP JP14022478U patent/JPS6041202Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5556601U (ja) | 1980-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6015523Y2 (ja) | 内視鏡の吸引操作装置 | |
JPH04312437A (ja) | 内視鏡の洗浄用ブラシ | |
JPH04322633A (ja) | 内視鏡 | |
JPS6041202Y2 (ja) | 内視鏡における対物窓 | |
JPS58103430A (ja) | 内視鏡のカバ−ガラス取付装置 | |
JPS6323046Y2 (ja) | ||
JP3989742B2 (ja) | 副送水機能を有する内視鏡 | |
JP3306223B2 (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JPH08252210A (ja) | 内視鏡 | |
KR19990037754A (ko) | 안면미용처치장치 | |
JPH04158825A (ja) | 内視鏡 | |
JPH0112805Y2 (ja) | ||
JPH0446722Y2 (ja) | ||
JPS6330403Y2 (ja) | ||
JP4307865B2 (ja) | 内視鏡先端部 | |
KR100451815B1 (ko) | 피부 미용용 핸드피스 | |
JP2002085328A (ja) | 内視鏡 | |
CN112754544B (zh) | 一种适用于神经内镜手术中的镜身辅助装置 | |
JP6116471B2 (ja) | 流体供給具 | |
JP3653158B2 (ja) | 内視鏡の管路構造 | |
CN213581650U (zh) | 眼内镜的清洁装置 | |
JPH0118734B2 (ja) | ||
JP3360768B2 (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JPH076883Y2 (ja) | 内視鏡 | |
JP3100304U (ja) | 角質除去棒 |