JPS6041057Y2 - 田植機 - Google Patents
田植機Info
- Publication number
- JPS6041057Y2 JPS6041057Y2 JP15595979U JP15595979U JPS6041057Y2 JP S6041057 Y2 JPS6041057 Y2 JP S6041057Y2 JP 15595979 U JP15595979 U JP 15595979U JP 15595979 U JP15595979 U JP 15595979U JP S6041057 Y2 JPS6041057 Y2 JP S6041057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- machine
- planting
- center
- link mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B59/00—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements
- A01B59/04—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines pulled or pushed by a tractor
- A01B59/042—Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines pulled or pushed by a tractor having pulling means arranged on the rear part of the tractor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C7/00—Sowing
- A01C7/20—Parts of seeders for conducting and depositing seed
- A01C7/208—Chassis; Coupling means to a tractor or the like; Lifting means; Side markers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、水田での苗植付は作業時に用いられる接地フ
ロート付きの植付は装置を、本機に対してローリング可
能に設けである田植機に関する。
ロート付きの植付は装置を、本機に対してローリング可
能に設けである田植機に関する。
従来のこの種の田植機では、第5図口の作用説明図に示
すように、植付は装置と本機との左右の相対扇動を許容
するためのローリング中心P′を、機体横巾方向の中央
で、かつ、フロート15よりも上方に大きく離れた箇所
に設けていため、同図仮想図で示すように機体が水平姿
勢にある状態から、一方の車輪が耕盤の凹所へ落ち込む
などして、実線で示すように左側へ成る角度θだけ傾い
たとき、機体は右側の車輪の接地部を中心にして傾倒し
ているので、前記ローリング中心P′も左方に向けて移
動する。
すように、植付は装置と本機との左右の相対扇動を許容
するためのローリング中心P′を、機体横巾方向の中央
で、かつ、フロート15よりも上方に大きく離れた箇所
に設けていため、同図仮想図で示すように機体が水平姿
勢にある状態から、一方の車輪が耕盤の凹所へ落ち込む
などして、実線で示すように左側へ成る角度θだけ傾い
たとき、機体は右側の車輪の接地部を中心にして傾倒し
ているので、前記ローリング中心P′も左方に向けて移
動する。
このとき、フロート15が泥面WLに対して平行な状態
を維持しているとすれば、フロート15は実線で示すよ
うに、深さh′だけ埋没しながら図中左方へ距離1′だ
け大きく横移動し、図のフロート15の左端で多量の泥
を横方向へ押し、既植苗を泥で押し倒してしまう欠点、
および、植付は装置による植付は位置が横方向へ大きく
位置ずれしてしまう欠点がある。
を維持しているとすれば、フロート15は実線で示すよ
うに、深さh′だけ埋没しながら図中左方へ距離1′だ
け大きく横移動し、図のフロート15の左端で多量の泥
を横方向へ押し、既植苗を泥で押し倒してしまう欠点、
および、植付は装置による植付は位置が横方向へ大きく
位置ずれしてしまう欠点がある。
しかし、実際には、泥面に接地しているフロート15が
沈み込みながら横移動しようとすれば、泥の抵抗が大き
く作用し、かつ、その抵抗は、ローリング中心P′とフ
ロート15下面との間の距離りを加味したモーメントで
植付は装置を傾ける作用力となるため、殊に、機体のロ
ーリング開始時点で、フロート15の左端が大きく沈み
込む方向で、かつ、右端が持ち上げられる方向に位置変
化して、フロート15全体としては、本機ローリング中
心P′を回動中心として扇動し、図中点線で示すように
、泥面WLに対して大きく傾向がある。
沈み込みながら横移動しようとすれば、泥の抵抗が大き
く作用し、かつ、その抵抗は、ローリング中心P′とフ
ロート15下面との間の距離りを加味したモーメントで
植付は装置を傾ける作用力となるため、殊に、機体のロ
ーリング開始時点で、フロート15の左端が大きく沈み
込む方向で、かつ、右端が持ち上げられる方向に位置変
化して、フロート15全体としては、本機ローリング中
心P′を回動中心として扇動し、図中点線で示すように
、泥面WLに対して大きく傾向がある。
従って、そのフロート15の傾き姿勢でより深く沈み込
んだフロート左端が横移動することで、フロート15は
より多量の泥土を左方へ運び易く、多量の泥波の発生で
既植苗の押し倒しを生じ易くなるとともに、植付は装置
の左右方向での植付は深さに極端な差が生じて、片側で
は深すぎる植付けによる苗の腐蝕、他側では浅すぎる植
付けによる浮き苗の発生などが生じ易くなる欠点がある
。
んだフロート左端が横移動することで、フロート15は
より多量の泥土を左方へ運び易く、多量の泥波の発生で
既植苗の押し倒しを生じ易くなるとともに、植付は装置
の左右方向での植付は深さに極端な差が生じて、片側で
は深すぎる植付けによる苗の腐蝕、他側では浅すぎる植
付けによる浮き苗の発生などが生じ易くなる欠点がある
。
また、第5図イに示すように、左右車輪間における耕g
IGL上の一点を中心にして傾動した場合、つまり、一
方の車輪が上方へ移動するとともに他方の車輪が下方側
へ移動した場合には、植付は装置の本機に対する連結点
であるローリング中心P′の高さ位置変化は、 Hsir120(但し、θは傾動角、Hは耕盤からロー
リング中心点までの高さを表す)であるから、比較的小
さく、従って、ローリング中心の高さ位置変化よりもロ
ーリング中心の横移動量が主たる問題点となのであるが
、この従来構造のものでは、その横移動量の大きさを減
少させることができず、前述の泥波の発生に伴う既植苗
の押し倒しゃ、植付は条列が横方向に大きく位置ずれす
る欠点を免れないものである。
IGL上の一点を中心にして傾動した場合、つまり、一
方の車輪が上方へ移動するとともに他方の車輪が下方側
へ移動した場合には、植付は装置の本機に対する連結点
であるローリング中心P′の高さ位置変化は、 Hsir120(但し、θは傾動角、Hは耕盤からロー
リング中心点までの高さを表す)であるから、比較的小
さく、従って、ローリング中心の高さ位置変化よりもロ
ーリング中心の横移動量が主たる問題点となのであるが
、この従来構造のものでは、その横移動量の大きさを減
少させることができず、前述の泥波の発生に伴う既植苗
の押し倒しゃ、植付は条列が横方向に大きく位置ずれす
る欠点を免れないものである。
本考案は、本機に対して接地フロート付きの植付は装置
をローリング自在に連結するにあたり、逆台形状のリン
ク機構を有効に利用して、植付は装置に備えられている
フロート側辺の大きな沈み込み、および大きな横移動、
さらには、フロート自体の大きな傾動を招くことを避け
、よって前述の泥土や泥波によるフロート横の既植苗の
押し倒しを少なくし、植付は位置の横方向変化による苗
条列の曲がりを少なくし、さらには、植付は装置の左右
方向での植付は深さのアンバランスによる極端な深植え
、浅植えを防ぐようにすることである。
をローリング自在に連結するにあたり、逆台形状のリン
ク機構を有効に利用して、植付は装置に備えられている
フロート側辺の大きな沈み込み、および大きな横移動、
さらには、フロート自体の大きな傾動を招くことを避け
、よって前述の泥土や泥波によるフロート横の既植苗の
押し倒しを少なくし、植付は位置の横方向変化による苗
条列の曲がりを少なくし、さらには、植付は装置の左右
方向での植付は深さのアンバランスによる極端な深植え
、浅植えを防ぐようにすることである。
上記問題点を解決するために講じた本考案の技術手段は
、接地フロート付きの植付は装置を本機に対して、正面
視において逆台形又はほぼ逆台形状のリンク機構を介し
てローリング自在に懸架させるに、前記リンク機構の内
の対向平行二辺に相当するリンクの一方は本機1に連設
され、他方は植付は装置11に連設させ、この逆台形状
のリンク機構は、本機が水平姿勢にある状態では植付は
装置を機体横巾の中央又はほぼ中央に懸架させるもので
あって、かつ、この逆台形状リンク機構の左右の斜辺に
相当する両リンク部材の上下枢支点を結ぶ傾斜線の交点
が、前記フロートの接地面近接に位置するように設定し
であることである。
、接地フロート付きの植付は装置を本機に対して、正面
視において逆台形又はほぼ逆台形状のリンク機構を介し
てローリング自在に懸架させるに、前記リンク機構の内
の対向平行二辺に相当するリンクの一方は本機1に連設
され、他方は植付は装置11に連設させ、この逆台形状
のリンク機構は、本機が水平姿勢にある状態では植付は
装置を機体横巾の中央又はほぼ中央に懸架させるもので
あって、かつ、この逆台形状リンク機構の左右の斜辺に
相当する両リンク部材の上下枢支点を結ぶ傾斜線の交点
が、前記フロートの接地面近接に位置するように設定し
であることである。
上記技術手段を講じたことによる作用および効果を、本
機が左右車輪間における耕盤上の一点を中心にして傾動
する場合と、一方の車輪を揺動中心として傾動する場合
とに分けて説明する。
機が左右車輪間における耕盤上の一点を中心にして傾動
する場合と、一方の車輪を揺動中心として傾動する場合
とに分けて説明する。
(A) 左右車輪間における耕盤上の一点を中心にし
て傾動する場合 〔作 用〕 この場合における本機と植付は装置の回動中心との相対
的な高さ位置変化はDsin2θ(但し、θは本機の傾
動角、Dは耕盤面からフロート接地面近くの瞬間回動中
心まで高さを表す)であり、しかも、本考案では、本機
側での連結点の横移動に起因する植付は装置の揺動中心
は、フロートの泥面に対する接地面またはこれに近い箇
所を瞬間回動中心にしている。
て傾動する場合 〔作 用〕 この場合における本機と植付は装置の回動中心との相対
的な高さ位置変化はDsin2θ(但し、θは本機の傾
動角、Dは耕盤面からフロート接地面近くの瞬間回動中
心まで高さを表す)であり、しかも、本考案では、本機
側での連結点の横移動に起因する植付は装置の揺動中心
は、フロートの泥面に対する接地面またはこれに近い箇
所を瞬間回動中心にしている。
従って、前述のように上下変動が少ない状態で連結点が
横移動すると、これに伴う植付は部の瞬間回動中心を泥
面に近い高さ位置に位置させて耕盤面から瞬間回動中心
までの距離を小さくしであるから、フロート全体の横巾
の中心は泥面に対して殆ど沈まない。
横移動すると、これに伴う植付は部の瞬間回動中心を泥
面に近い高さ位置に位置させて耕盤面から瞬間回動中心
までの距離を小さくしであるから、フロート全体の横巾
の中心は泥面に対して殆ど沈まない。
この点に本考案の第一の特徴がある。
次に、フロート全体の最も横側方部分の上下移動を検す
ると、本機への連結点となるローリング中心を回動中心
として、植付は郡全体が従来型のように剛体的に構成さ
れている場合は、本機が傾動したときにフロートが横移
動する傾向があるが、フロートに対する泥の抵抗によっ
てフロートは急には動けず、連結点である上方のローリ
ング中心を回動中心として、耕盤上の一点を中心とした
本機の傾動角に相当する回転角度だけ、フロートは大き
く横傾斜しようとするため、前記連結点が横移動した側
のフロート端部において泥中に大きく沈み込む。
ると、本機への連結点となるローリング中心を回動中心
として、植付は郡全体が従来型のように剛体的に構成さ
れている場合は、本機が傾動したときにフロートが横移
動する傾向があるが、フロートに対する泥の抵抗によっ
てフロートは急には動けず、連結点である上方のローリ
ング中心を回動中心として、耕盤上の一点を中心とした
本機の傾動角に相当する回転角度だけ、フロートは大き
く横傾斜しようとするため、前記連結点が横移動した側
のフロート端部において泥中に大きく沈み込む。
次に、フロートの浮力を伴う復元力と、連結点の横移動
力との合力によってフロート全体が横移動しながら左右
同−深さになろうとすることによって、前記フロートの
移動方向側端部での多量の泥押しが発生するものである
が、本考案では、逆台形状のリンクを介して連結しであ
るので、連結点の横移動側のフロート横側端は、この側
の傾斜リンクで吊り上げられ、他側端においては、その
側の傾斜リンクで押し下げられるので、前記従来型にお
けるフロートの横領斜を減少させられる。
力との合力によってフロート全体が横移動しながら左右
同−深さになろうとすることによって、前記フロートの
移動方向側端部での多量の泥押しが発生するものである
が、本考案では、逆台形状のリンクを介して連結しであ
るので、連結点の横移動側のフロート横側端は、この側
の傾斜リンクで吊り上げられ、他側端においては、その
側の傾斜リンクで押し下げられるので、前記従来型にお
けるフロートの横領斜を減少させられる。
この点に本考案の第二の特徴がある。
上記の作用により、フロート全体の沈降が少ないことと
、フロートの横領斜が少ないこととの相乗により、フロ
ート側辺での泥押しが少なく、従って、大きな泥土の移
動や泥波の発生によって既植苗が押し倒されてしまうと
いう欠点を解消し得た利点がある。
、フロートの横領斜が少ないこととの相乗により、フロ
ート側辺での泥押しが少なく、従って、大きな泥土の移
動や泥波の発生によって既植苗が押し倒されてしまうと
いう欠点を解消し得た利点がある。
また、フロート全体の横移動量が少ないので、植付は位
置の横変位量も少なく、苗条列が部分的に大きく曲がっ
て植付けられるとい不都合を避けられる点でも有利であ
る。
置の横変位量も少なく、苗条列が部分的に大きく曲がっ
て植付けられるとい不都合を避けられる点でも有利であ
る。
上記の技術手段を講じたことにより、一方の車輪が耕盤
の凹部に落ち込む、あるいは凸部に乗り上げるなどして
、本機が一方向に傾動したとき、本機全体は、一方の車
輪の接地部を中心として傾動するため、前記逆台形状の
リンク機構の本機に対する枢支連結点位置も本機の傾倒
方向へ横移動することになるが、このとき、例えば本機
が左方へ傾倒すると、リンク機構のうちの左方のリンク
部材が、フロートの左端側を持ち上げながらフロート全
体を右方側へ押し戻すように揺動し、これに連れて、右
方リンク部材はフロートの右端側を押し下げながらフロ
ート全体を右方側へ引き戻すように揺動し、従って、フ
ロートは、本機が傾き、リンク機構のリンク部材と本機
との連結点が左方へ大きく移動するにも拘らず、泥面に
対してほぼ沿った状態で僅かに左方、つまり、本機の傾
倒方向に移動するに止まる。
の凹部に落ち込む、あるいは凸部に乗り上げるなどして
、本機が一方向に傾動したとき、本機全体は、一方の車
輪の接地部を中心として傾動するため、前記逆台形状の
リンク機構の本機に対する枢支連結点位置も本機の傾倒
方向へ横移動することになるが、このとき、例えば本機
が左方へ傾倒すると、リンク機構のうちの左方のリンク
部材が、フロートの左端側を持ち上げながらフロート全
体を右方側へ押し戻すように揺動し、これに連れて、右
方リンク部材はフロートの右端側を押し下げながらフロ
ート全体を右方側へ引き戻すように揺動し、従って、フ
ロートは、本機が傾き、リンク機構のリンク部材と本機
との連結点が左方へ大きく移動するにも拘らず、泥面に
対してほぼ沿った状態で僅かに左方、つまり、本機の傾
倒方向に移動するに止まる。
また、フロート開始時点での瞬間回動中心は、泥面から
大きく離れた上方位置ではなく、フロートの接地面近傍
に設定されているため、つまり、フロートが横移動しよ
うとするとき、そのフロートの瞬間回動中心の位置と、
フロートに作用する泥土の抵抗力の作用点の位置とは、
上下方向での略同−レベルにあって、前記泥土の抵抗が
殆どフロートを回動中心まわりで揺動させる作用力とし
ては作用しない、もしくは、ごく小さな作用力となり、
その結果、フロートの傾動によるフロート側辺の沈み込
みを抑制するに有効である。
大きく離れた上方位置ではなく、フロートの接地面近傍
に設定されているため、つまり、フロートが横移動しよ
うとするとき、そのフロートの瞬間回動中心の位置と、
フロートに作用する泥土の抵抗力の作用点の位置とは、
上下方向での略同−レベルにあって、前記泥土の抵抗が
殆どフロートを回動中心まわりで揺動させる作用力とし
ては作用しない、もしくは、ごく小さな作用力となり、
その結果、フロートの傾動によるフロート側辺の沈み込
みを抑制するに有効である。
上記の如く作用するものであるから、次の効果を奏する
。
。
■ 本機の傾動時に、前記逆台形状のリンク機構の作用
によって、本機の傾動方向側のフロート側辺の沈み込み
を抑制し、かつ、そのフロートの横移動量を減すること
で、フロートによる横方向への泥押しを少なくし、その
泥押しの多さに起因して既植苗が押し倒されることを抑
制し得る点がある。
によって、本機の傾動方向側のフロート側辺の沈み込み
を抑制し、かつ、そのフロートの横移動量を減すること
で、フロートによる横方向への泥押しを少なくし、その
泥押しの多さに起因して既植苗が押し倒されることを抑
制し得る点がある。
■ フロートの横移動量が少なく、また、フロート自体
の傾動も小さいので、苗植付は位置の横方向での変化や
、深植え、浅植えによる植付は不良を抑制するに効果的
である。
の傾動も小さいので、苗植付は位置の横方向での変化や
、深植え、浅植えによる植付は不良を抑制するに効果的
である。
■ さらにまた、前記リンク機構は、前述のようにロー
リング時の瞬間回動中心を設定して、その一対のリンク
部材の端部を本機および植付は装置に対して枢支連結し
たものであるから、例えば、このリンク部材の端部と本
機または植付は装置との連結部に長孔などの融通を設け
て、本機の傾動時における本機と植付は装置との相対的
な上下・左右の位置変化を吸収させる構造を採用する場
合に比べて、泥面の凹凸や本機の多少の蛇行などの外乱
によって、植付は装置が本機に対して不測に上下あるい
は左右に位置ずれすることを抑制し易い点で有利である
。
リング時の瞬間回動中心を設定して、その一対のリンク
部材の端部を本機および植付は装置に対して枢支連結し
たものであるから、例えば、このリンク部材の端部と本
機または植付は装置との連結部に長孔などの融通を設け
て、本機の傾動時における本機と植付は装置との相対的
な上下・左右の位置変化を吸収させる構造を採用する場
合に比べて、泥面の凹凸や本機の多少の蛇行などの外乱
によって、植付は装置が本機に対して不測に上下あるい
は左右に位置ずれすることを抑制し易い点で有利である
。
以下に、本考案の実施例を図面に記載に基づいて説明す
る。
る。
図中1は、エンジン2を搭載しであるフレーム3にミッ
ションケース4を連結部このミッションケース4の前部
に左右一対の操向車輪5を軸架するとともに、前記ミッ
ションケース4の後部には、左右一対の非操向車輪6へ
の動機構を内装しである車輪支持ケース7を装着し、か
つ、前後車輪5,6間の上部には、前記操向車輪5に対
する操縦バンドル8と運転席9とを配設しである本機で
ある。
ションケース4を連結部このミッションケース4の前部
に左右一対の操向車輪5を軸架するとともに、前記ミッ
ションケース4の後部には、左右一対の非操向車輪6へ
の動機構を内装しである車輪支持ケース7を装着し、か
つ、前後車輪5,6間の上部には、前記操向車輪5に対
する操縦バンドル8と運転席9とを配設しである本機で
ある。
この本機1の運転席9を上下軸芯周りで回動ならびに固
定自在に構成するとともに、この運転席9の前方で、か
つ、ミッションケース4に連設したステップ10の上部
に、左右横方向で開放する乗降用空間を形威している。
定自在に構成するとともに、この運転席9の前方で、か
つ、ミッションケース4に連設したステップ10の上部
に、左右横方向で開放する乗降用空間を形威している。
且は、左右横方向に往復移動自在な前傾姿勢の苗のせ台
12、植付は爪13、これらの駆動機構を内装しである
植付はケース14ならびに、植付は面を整地する接地フ
C1−ト15からなる植付は装置である。
12、植付は爪13、これらの駆動機構を内装しである
植付はケース14ならびに、植付は面を整地する接地フ
C1−ト15からなる植付は装置である。
16は、前記植付は装置11を本機1に対して、植付は
深さ調節範囲内では対地姿勢一定又はほぼ一定のままで
昇降させ、かつ、その昇降範囲以上の高さ領域において
苗のせ台12の対地傾斜角が上方に至るほど漸次小なる
ように昇降させる駆動昇降用リンク機構であり、これは
次の如く構成されている。
深さ調節範囲内では対地姿勢一定又はほぼ一定のままで
昇降させ、かつ、その昇降範囲以上の高さ領域において
苗のせ台12の対地傾斜角が上方に至るほど漸次小なる
ように昇降させる駆動昇降用リンク機構であり、これは
次の如く構成されている。
即ち、本機1側の固定フレーム17に横架された第1支
軸18に、一本のトップリンク19の前端部を固着連結
するとともに、前記第1支軸18軸芯周りで揺動自在な
アーム20の先端部に横架した第2支軸21には、左右
一対のロアーリンク22の前端部を枢支連結し、かつ、
前記第1支軸18に固着連結された昇降用アーム23と
固定フレーム17との間に昇降用シリンダ24を設ける
とともに、本機昇降用アーム23と前記第2支軸21と
を長孔25、ボルト26を介して連係し、以て、前記ボ
ルト26に螺合させたナツト27が昇降用アーム23に
接当するまでは、トップリンク19及びロアーリンク2
2の支軸18.21軸芯周りでの揺動により、苗のせ台
12の対地姿勢を一定に保持したままで植付は装置11
を昇降させ、その昇降範囲以上の高さ領域においては、
トップリンク19及びロアーリンク22を共に第1支軸
18軸芯周りで揺動させることにより、苗のせ台12の
対地傾斜角が上方に至るほど漸次小になる状態で植付は
装置11を昇降させるべく構成している。
軸18に、一本のトップリンク19の前端部を固着連結
するとともに、前記第1支軸18軸芯周りで揺動自在な
アーム20の先端部に横架した第2支軸21には、左右
一対のロアーリンク22の前端部を枢支連結し、かつ、
前記第1支軸18に固着連結された昇降用アーム23と
固定フレーム17との間に昇降用シリンダ24を設ける
とともに、本機昇降用アーム23と前記第2支軸21と
を長孔25、ボルト26を介して連係し、以て、前記ボ
ルト26に螺合させたナツト27が昇降用アーム23に
接当するまでは、トップリンク19及びロアーリンク2
2の支軸18.21軸芯周りでの揺動により、苗のせ台
12の対地姿勢を一定に保持したままで植付は装置11
を昇降させ、その昇降範囲以上の高さ領域においては、
トップリンク19及びロアーリンク22を共に第1支軸
18軸芯周りで揺動させることにより、苗のせ台12の
対地傾斜角が上方に至るほど漸次小になる状態で植付は
装置11を昇降させるべく構成している。
28は、前記植付は装置11を本機1に対して、ローリ
ング自在に懸架支持するためのリンク機構であり、両者
旦、土の左右相対揺動を許容するための瞬間回動中心P
が本機が水平姿勢であるときに、機体横巾方向の中央で
、かつ、前記フロート15の接地面近傍に位置するよう
に、本機1および植付は装置且に対して取けてあり、正
面視において逆台形に形威しである。
ング自在に懸架支持するためのリンク機構であり、両者
旦、土の左右相対揺動を許容するための瞬間回動中心P
が本機が水平姿勢であるときに、機体横巾方向の中央で
、かつ、前記フロート15の接地面近傍に位置するよう
に、本機1および植付は装置且に対して取けてあり、正
面視において逆台形に形威しである。
つまり、前記駆動昇降用リンク機構■のトップリンク1
9とロアーリンク22との後端部同志を繋ぐ背面視はぼ
門の字状の取付は部材29の左右両側に、平面視におい
てほぼコ字状のブラケット28Aを固着し、この左右の
ブラケット28Aと前記植付は装置旦の植付はケース1
4との間に亘って、左右一対のリンク28Bを、それら
の延長線が中央接地フロート15の横巾中央位置でかつ
接地面近傍部で全文する状態で枢支連結している。
9とロアーリンク22との後端部同志を繋ぐ背面視はぼ
門の字状の取付は部材29の左右両側に、平面視におい
てほぼコ字状のブラケット28Aを固着し、この左右の
ブラケット28Aと前記植付は装置旦の植付はケース1
4との間に亘って、左右一対のリンク28Bを、それら
の延長線が中央接地フロート15の横巾中央位置でかつ
接地面近傍部で全文する状態で枢支連結している。
さらに、この逆台形状のリンク機構28は、前記のロー
リング時の瞬間回動中心Pが植付は深さ調節範囲の中央
又はほぼ中央に位置するように構成されている。
リング時の瞬間回動中心Pが植付は深さ調節範囲の中央
又はほぼ中央に位置するように構成されている。
次に、前記逆台形状リンク機構28の作用状態を、前記
第5図イ9口に示した従来例と対比させて第4図イ9口
に基づいて説明する。
第5図イ9口に示した従来例と対比させて第4図イ9口
に基づいて説明する。
第4図イ9口に示す符号A、 B、 C,Dは、機体が
水平姿勢にある状態での逆台形リンク機構28の各支点
を示し、符号A’、 B’、 C’、 D’は、機体が
角度θだけ左方に傾動した状態において、仮想線に示す
ように変形した逆台形状リンク機構28の各支点を示す
。
水平姿勢にある状態での逆台形リンク機構28の各支点
を示し、符号A’、 B’、 C’、 D’は、機体が
角度θだけ左方に傾動した状態において、仮想線に示す
ように変形した逆台形状リンク機構28の各支点を示す
。
第4図口に示すように、一方の車輪の耕盤面GLに対す
る接地部を中心にして機体が角度θだけ左方へ傾動する
ときに、A、 C間のリンク部材28BがA’、 C’
の状態に変化して支点Cを下方へ押し出す方向で作用し
、B、 D間のリンク部材28BがB’、 D’の状態
に変化して支点りを上方へ引き上げる方向で作用するこ
とにより、植付は装置側の固定節D’、 C’は、機体
の傾動に拘わらず泥面WLにほぼ平行に保たれることと
なり、かつ、B’、 D’のD′点は、B、DのD点に
比べて、相対的に右方へ移動しつつ上方へ移行すること
となるので、フロート15の左方への横移動量1は、第
5図口において同様に角度θだけ傾倒した従来例の場合
のフロート15の横移動量1′より可成り少なくなり、
また、上下移動量りも同様に従来例の場合の上下移動量
h′よりも少なくなる。
る接地部を中心にして機体が角度θだけ左方へ傾動する
ときに、A、 C間のリンク部材28BがA’、 C’
の状態に変化して支点Cを下方へ押し出す方向で作用し
、B、 D間のリンク部材28BがB’、 D’の状態
に変化して支点りを上方へ引き上げる方向で作用するこ
とにより、植付は装置側の固定節D’、 C’は、機体
の傾動に拘わらず泥面WLにほぼ平行に保たれることと
なり、かつ、B’、 D’のD′点は、B、DのD点に
比べて、相対的に右方へ移動しつつ上方へ移行すること
となるので、フロート15の左方への横移動量1は、第
5図口において同様に角度θだけ傾倒した従来例の場合
のフロート15の横移動量1′より可成り少なくなり、
また、上下移動量りも同様に従来例の場合の上下移動量
h′よりも少なくなる。
次に、第4図イに示すように、左右車輪間における耕盤
面GL上の一点を中心に機体が傾動する場合には、やは
り、第4図口に示す場合と同様に逆台形状リンク機構2
8が作用してフCl−ト15の横移動量1および沈み込
み量りを小さくするものであるが、このときにおける瞬
間回動中心P点の横移動量は、Dsin”θで表される
(但し、Dは耕盤面から瞬間回動中心までの距離、θは
本機の傾動角である)ので、第5図イに示すように、ロ
ーリング中心P′の横移動に伴って、Hsin2θ(但
し、Hは耕盤面からローリング中心までの距離、θは本
機の傾動角である)で横移動する場合に比べて、横移動
量1のみならず、沈み込み量りもきわめて小さくなる。
面GL上の一点を中心に機体が傾動する場合には、やは
り、第4図口に示す場合と同様に逆台形状リンク機構2
8が作用してフCl−ト15の横移動量1および沈み込
み量りを小さくするものであるが、このときにおける瞬
間回動中心P点の横移動量は、Dsin”θで表される
(但し、Dは耕盤面から瞬間回動中心までの距離、θは
本機の傾動角である)ので、第5図イに示すように、ロ
ーリング中心P′の横移動に伴って、Hsin2θ(但
し、Hは耕盤面からローリング中心までの距離、θは本
機の傾動角である)で横移動する場合に比べて、横移動
量1のみならず、沈み込み量りもきわめて小さくなる。
図面は本考案に係る田植機の実施の態様を例示し、第1
図は全体側面図、第2図は要部の一部切欠側面図、第3
図は要部の背面図、第4図イ9口は作用説明図、第5図
は49口は従来例の作用説明図である。 1・・・・・・本機、11−−−−−−植付は装置、■
・・・・・・駆動昇降用リンク機構、15・・・・・・
接地フロート、28・・・・・・逆台形状リンク機構、
28B・・・・・・リンク部材。
図は全体側面図、第2図は要部の一部切欠側面図、第3
図は要部の背面図、第4図イ9口は作用説明図、第5図
は49口は従来例の作用説明図である。 1・・・・・・本機、11−−−−−−植付は装置、■
・・・・・・駆動昇降用リンク機構、15・・・・・・
接地フロート、28・・・・・・逆台形状リンク機構、
28B・・・・・・リンク部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 接地フロート15付き植付は装置11を本機1に対
して、正面視において逆台形又はほぼ逆台形状のリンク
機構28を介してローリング自在に懸架させるに、前記
リンク機構28の内の対向平行二辺に相当するリンクの
一方は本機1に連設され、他方は植付は装置11に連設
させ、この逆台形状のリンク機構28は、本機1が水平
姿勢にある状態では植付は装置11を機体横巾の中央又
はほぼ中央に懸架させるものであって、かつ、この逆台
形状リンク機構28の左右の斜辺に相当する両リンク部
材28B、28Bの上下枢支点を結ぶ傾斜線の交点が、
前記フロート15の接地面近接に位置するように設定し
である田植機。 ■ 前記逆台形状リンク機構28は前記ローリング中心
が植付は深さ調節範囲の中央に位置するように構成され
ている実用新案登録請求の範囲第■項に記載の田植機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595979U JPS6041057Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 田植機 |
GB8015294A GB2062435B (en) | 1979-11-09 | 1980-05-08 | Tractor/implement couplings |
PH24026A PH19783A (en) | 1979-11-09 | 1980-05-14 | Planting machine |
MY8500586A MY8500586A (en) | 1979-11-09 | 1985-12-30 | Planting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595979U JPS6041057Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673217U JPS5673217U (ja) | 1981-06-16 |
JPS6041057Y2 true JPS6041057Y2 (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=15617268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15595979U Expired JPS6041057Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 田植機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041057Y2 (ja) |
GB (1) | GB2062435B (ja) |
MY (1) | MY8500586A (ja) |
PH (1) | PH19783A (ja) |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP15595979U patent/JPS6041057Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-05-08 GB GB8015294A patent/GB2062435B/en not_active Expired
- 1980-05-14 PH PH24026A patent/PH19783A/en unknown
-
1985
- 1985-12-30 MY MY8500586A patent/MY8500586A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673217U (ja) | 1981-06-16 |
PH19783A (en) | 1986-07-02 |
GB2062435B (en) | 1983-06-02 |
GB2062435A (en) | 1981-05-28 |
MY8500586A (en) | 1985-12-31 |
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