JPS6040863B2 - 医療用吸着剤 - Google Patents

医療用吸着剤

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JPS6040863B2
JPS6040863B2 JP51078641A JP7864176A JPS6040863B2 JP S6040863 B2 JPS6040863 B2 JP S6040863B2 JP 51078641 A JP51078641 A JP 51078641A JP 7864176 A JP7864176 A JP 7864176A JP S6040863 B2 JPS6040863 B2 JP S6040863B2
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polymer
adsorbent
medical
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anionic
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貞三郎 富田
徳 武田
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Moriroku KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ある特定の物質で被覆された生体適合性を有
する医療用吸着剤に関するものである。
本発明は特に、表面被覆を施すことにより「生体適合性
、吸着の選択性及び脆弱性を改善した医療用吸着剤に関
する。現在、血液中の老廃物を吸着する型の人工臓器に
関して、多くの研究が行なわれている。
このような用途に使用される吸着剤は、血液又は他の体
液中の老廃物とか有害物のみを吸着し、血清蛋白質の如
き有用成分は吸着しないものでなければならない。さら
にこの種の吸着剤は、医用材料としての一般的条件たと
えば次の条件をみたすものでなければならない。1 血
液凝固を起こさないこと。
2 血液又は他の体液により化学的変化をうけないこと
3 生成組織に炎症、異物反応、拒絶反応等の生体反応
を起こさないこと。
4 毒性や発ガン性のないこと。
5 アレルギー反応を起こさないこと。
6 長期間にわたり、変形、崩壊、凝集等の物理的変化
を起こさず、充分にその効果を発揮すること。
7 煮沸消毒処理により変牲しないこと。
8 調製、取扱が容易であること。
活性炭の如き炭素質吸着剤とか、ゼオラィト、アルミナ
ゲル等の無機吸着剤は血液又は体液中の老廃物であるク
レアチニンとか尿酸等をよく吸着する公知吸着剤である
しかしながら、これらは生体適合性が良好でなく血液を
凝固せしめ、かつ血液との接触時に崩壊して「微細粒子
が血液中に混入する恐れがあるので、これらの表面に被
覆を施して、これらの欠点を改善する試みが現在までに
多くなされてきた。たとえば、吸着剤の表面をハイドロ
キシアルキルメタクリレートポリマーで被覆する試みが
なされた。
しかし、このような被覆は吸着剤に対する接着性が十分
でないとか、被覆層の透過性の調整が難かしいとか又は
被覆処理方法が難しいとかの欠点を有し、これらの点に
関する改善が望まれていた本発明者等は長期間にわたっ
てカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとの鍵体で
ポリイオン鎖体」と称する)の合成及び性能の研究を基
礎にして、上記の欠点を改善し、優れた生体適合性を有
する医療用の被覆吸着剤の開発に成功した。
本発明の構成について説明する。本発明は、活性炭とか
ゼオラィトその他の吸着剤の1種又は混合物の表面に、
下記【a},【b}のうちから選択された親水性ポリマ
ー錆体被覆を形成せしめることを特徴とするものである
。{a} 親水性ポリマーーポリマー錨体、及び{b}
ポリマー間に共有結合を含む親水性ポリマーーポリマ
ー銭体。
被覆を施すべき基体である吸着剤(以後「基体吸着剤」
と呼ぶ)は、所望目的に応じて適宜選択でき、単独又は
混合して用いられる。
その例には次のものがあげられる:活性炭、変性活性炭
、スルホン化炭、フミン費を始めると種々の炭素費吸着
剤、アルミナゲル、シリカゲル「珪酸アルミナゲル、珪
酸マグネシウムゲル、アルミ/珪酸マグネシウム、活性
白土、珪藻士、ゼオラィト〜モレキュラシーブ等の無機
質吸着剤;イオン交換樹脂、吸着樹脂、ポリアク。レイ
ン、酸化澱粉その他吸着性能のある物質。基体吸着剤は
任意の形状及び寸法を有するものであってよい。
たとえば粉状、粒状、板状「梓状「セィン状又はこれら
のものを他の材料に付着させたものであり得る。本発明
においては、被覆形成のために前記親水性ポリマー鍔体
(a},‘b}のうちの少なくとも1種が使用される。
親水性ポリマー錆体{aーである親水性ポリマー−ポリ
マー鍔体はその成分ポリマー自体公知の物質であって、
そのうち任意のものが使用できる。このポリマー錆体ぐ
鏡体ポリマー」とも称する)は、カチオン性ポリマー成
分とアニオン性ポリマー成分からなり、そしてこれらの
成分が主としてイオン結合により相互に結合して、水不
溶性化したポリィオン鍔体である。
このようなポリィオン錆体のカチオン成分は、たとえば
次の様なものである。{ィ} 積層型カチオン性ポリマ
ーに属するものであり、これはポリマー直鎖骨格中にカ
チオン原子を有するポリマーである。
例えばポリエチレンィミン、3級化ポリエチレンィミン
、、 4級化ポリエチレンイミン、ポリ−(N,N,N
′,N′ーテトラメチルーアルキレンーp−キシリレン
・ジアンモニウムージクロライド)、ポリー(N,N,
N′,N′ーテトラメチルーアルキレン−・ジアンモニ
ウムージクロライド)、ポリ−(N,N,一ジメチルー
ハイドロオキシプロピルアンモニウムクロライド)、ポ
リー(ジアリル・アンモニウムクロライド)。(ロー
ベンダント型カチオン性ポリマーに属するものであり、
これはポリマー直鏡に直接又は他の基を介してカチオン
性基が結合したポリマーである。
例えばポリー(ビニルベンジルトリメチルアンモニウム
・クロライド)、ポリー(2−ハイドロキシー3−メタ
クロイルオキシプロピル・トリメチルアンモニウム・ク
ロライド)、ポIJ−(2ーメタクロイル・オキシエチ
ル・トリメチル・アンモニウムクロライド)、ポリー(
グリシジル・トリメチルアンモニウムクロライド)、ポ
リー(グリシジル・トリブチル・ホスホニウム・クロラ
イド)、ポリ−(N,N−ジメチルアミノエチルメタク
リレ−ト)、ポリビニルピリジン、ポリピニルピリジウ
ム・クロライド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニル
ィミダゾリニウム・クロラィド、塩基性ポリアミノ酸、
アミノ化ポリピニルアルコール、キトサン。ァニオン性
ポリマー成分としては次の如きものがある。
カルボン酸ポリマー、例えばポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ポリィタコン酸、ポリマレィン酸、これらの
共重合体、カルボキシメチルセルロース、力ルポキシメ
チルスターチ、ボリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸
、アルギン酸等。スルホン酸ポリマー、例えばポリビニ
ルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、多糖類の・ス
ルホン酸化物「ヘパリン、リグニンスルホン酸、ポリビ
ニルアルコールスルホン酸化物等。リン酸型ポリマー、
例えばポリビニルホスホン酸、ポリメタホスホン酸。
これらの塩、及び加水分解によってこれ等の基を生成せ
るポリマー等。
又、ポリマー鍔体を形成せしめるには、必らずしも両成
分ともポリマー状にて使用する必要はなし、。
例えば片方のポリマーに他方のモノマーを吸着後マトリ
ックス重合することにより鍔体ポリマーを得ることも可
能である。これらのモノマ−として「上述のポリマーに
対応するモノマー」が使用できる。これらのカチオン性
ポリマーとァニオソ性ポリマーとから主としてイオン結
合により得られたポリマー銭体は、必ずしもカチオン性
ポリマーとアニオン性ポリマーとが当量づつ化合してい
なくともよく、いづれかが過剰の状態で生成させること
もできる。
当量にてカチオン基とアニオン基が中和された場合であ
っても、弱いカチオン性とアニオン性を保持しているが
、カチオン基又はアニオン基が過剰に存在する錯体は、
カチオン性又はアニオン性ポリマーとしての性能を、よ
り明確に表わすものである。従って錆体層を通過するイ
オン怪物質の調節とかイオン吸着が可能となるし、又こ
の錨体自身が含水ゲルとして抗血液凝固性を示すもので
あるが、アニオン性過剰の鍔体は、この作用を、一層十
分に為すことが可能である。この外に、構成ポリマーを
適宜選択することにより、親水性の程度とか、物質の透
過性を調節することが可能であるし、又天然又は半合成
のポリマーを使用することにより、前記銭体に、より優
れた生体適合性、生分解性その他の好ましい性能を与え
、あろうし、は好ましくない性能を除去することもでき
る。又2成分ポリマー以外に、第3成分としての種種の
成分を存在させることも容易である。
この第3成分は固定化され得るものであってもよく、あ
ろうし・は溶母隆のものであってもよい。この場合の熔
出速度は容易に調節できる。本発明のポリマー鍔体被覆
を基体吸着剤表面に形成せしめるには次の如き方法があ
る。
1 基体吸着剤表面にて錆体形成を行なわしめる方法で
ある。
すなわち、基体吸着剤を先づ一方のポリマーにて処理し
t次いで反対イオン性のポリマーで処理する。好ましい
方法は、先づカチオン性ポリマーで処理しャ次いでアニ
オン性ポリマーにて処理することである。必要ならば、
このポリマーの反復処理により「所望の厚みの被覆を施
すことができる。活性炭とがゼオラィトの如き通常の吸
着剤は「 カチオン性ポljマーとの親水性が大であり
、このため吸着剤表面にカチオン性ポリマーが容易に吸
着され強く保持される。次いでアニオン性ポリマーで処
理すると、カチオン性ポリマーとの間のイオン結合によ
り速やかに緒体を形成するのである。そしてポリマー鍔
体が強く付着した被覆吸着剤が得られるのである。ァニ
オン性ポリマー成分の少なくとも一部として・ヘパリン
又はその類似物を使用することは勿論可能である。
へパリンは抗血液凝固性を有するから「 このようにし
て形成されたポリマー錯体被覆吸着剤は血液浄化用吸着
剤として、非常に有利に使用できる。2 予めカチオン
性ポリマーとアニオン性ポリマーとより可溶化錨体を形
成させ、これにて基体吸着剤を処理するのである。
この水可溶化錯体の形成方法としては次の様なものがあ
る。積層型カチオン性ポリマーとカルボン酸ポリマーの
過剰とを組合わせたもの、 積層型カチオン性ポリマーとカルボン酸ポリマーの低p
H状態のもの、 積層型カチオン性ポリマーとスルホン酸ポリマーの過剰
とを組合わせたもの、 片方のポリマーをマトリックスとして反対イオンのモノ
マーを重合させたもの、 カチオン性ポリマーとカルボン酸ポリマーのコアセルべ
−ト液滴としたもの。
又、水単独には可溶化しないものについては、他の溶媒
を使用することにより、たとえば下記の如き錯体溶液が
得られる。
4級アンモニウム塩ポリマーとスルホン酸ポリマーとの
鍔体の3成分溶媒液、 積層型4級アンモニウム塩ポリマーとカルボン酸ポリマ
ーの2成分溶媒液。
これ等の可溶化ポリマーで基体吸着剤を処理した後乾燥
するか又は場合によっては乾燥後水洗することにより不
熔化鎖体被覆をうろことができる。
3 カチオン性ポリマー又はアニオン性ポリマーの片方
を基体吸着剤に吸着保持せしめ、これをマトリックスと
して、反対イオンモノマーを吸着の後重合し、しかる後
乾燥することにより鍵体ポリマー被覆を得ることができ
る。
この場合に使用されるポリマーは、既に述べたカチオン
性ポリマー又はアニオン性ポリマーのうちの任意のもの
であってもよい。そして、モノマーとしては「前記ポリ
マーに相当するモノマ−であればよい。前記の如きカチ
オン性ポリマーとアニオン性ポリマーとの錆体(ポリイ
オン銭体)自体の他に、それに類似した錆体も使用でき
る。
即ち主として水素結合による銭体も使用できる。
基体吸着剤の表面に、水素結合による鰭体の被覆を施す
ための方法として、次の如き諸方法がある。第1の方法
は、2種の水素結合性ポリマーのうちの片方のポリマー
を先づ基体吸着剤上に吸着保持し、次いで他方のポリマ
ーにて処理して、鍔体を形成せしめることである。第2
の方法は、錨体を可溶化又は解離状態にて基体吸着剤に
吸着せしめた後に「乾燥するか又は必要に応じてpHを
調節することにより不溶化処理して不熔性被覆を得るこ
とである。主として水素結合を行なう片方のポリマーの
例には次のものがあげられる。
ポリアルキレングリコール及びその誘導体、ポリアルキ
レンイミンを始めようとする各種のアミンポリマー及び
その誘導体、ポリビニルピロリドン、 ポリピニルアルコール及びその誘導体。
他の片方の成分の例には次のものがあげられる。
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリィタコン酸、
ポリグルタミン酸等の各種ポリカルボン酸及びそのコポ
リマー。この2成分を混合することにより鎧体を形成す
る。
しかし水素結合の場合は、pHを調節することが必要で
あり、低pHの場合に比し、高pHの場合は錯体を形成
しない場合が多い。かくの如く水素結合鈴体は、弱い結
合により形成された錆体であり、又条件により解離しや
すい煩向にある。ポリィオン銭体の場合においても、両
成分の種類又は、使用時の条件、例えば非常に高い(ま
たは低い)pH値とか塩類の高濃度その他により緒体が
溶出する場合がある。この点を考慮して、次の如き改良
方法をとることができる。これは、主としてのイオン結
合とか水素結合の外に、はるかに強い結合である共有結
合を加えることである。
その方法の1つは、ポリマー錆体成分の一方又は両方に
反応基を保持させ、これを共有結合せしめることである
。都合のよいことに、イオン結合とか水素結合を行なう
基として共有結合を生起せしめることが可能である。加
熱とか反応促進剤を加えることにより、アミド結合、ヱ
ステル結合、スルフアミド結合等を生成せしめることが
できる。又、必要に応じて、錯体反応基以外にグリシジ
ル基、ハロゲン基その他架橋性基を変性導入したポリマ
ーを使用して、鍵体結合に加えて共有結合による架橋を
行なわしめることも可能である。他と方法として、ポリ
マー鍔体に架橋性第3成分(たとえば多官能性化合物等
)とか、過酸化物あるいは放射線等により架橋結合を生
成せしめる方法がある。
この共有結合は、イオン結合、水素結合を行うポリマー
間において行われるのが好ましいのであるが、錯体を形
成して状態で片方のポリマー内において共有結合(分子
内架橋)が行われても充分不落化の目的を達成できるも
のである。
本発明において特に好ましいポリマー鰭体は、第4級ア
ンモニウム塩ポリマーとアニオン性ポリマーとの錯体、
およびキトサンとへパリンとの銭体である(後記実施例
参照)。
以上の如く、本発明に従って特定のポリマー錯体の被覆
を施した吸着剤は、良好な生体適合性を有し、血液の如
き体液中の老廃物とか有害物を効果的に吸着し、しかも
該体液に悪影響を与えないという好ましい特性を有して
いる。
しかし指性炭等の吸着剤は尿素を吸着しない。
したがって血液中に存在する老廃物の中で、量的に最も
多い尿素は活性炭等では吸着除去出来ない。この欠点を
改善するため、次の操作が実施できる。すなわち、この
場合には本発明の被覆吸着剤に尿素分解酵素例えばウ、
レアーゼを保持せしめるのである。このウレアーゼによ
り、尿素はアンモニウムと二酸化炭素に分解され、之等
は容易に吸着されるのである。かくの如く、種々の酵素
を保持、作用せしめる事が出来るの、も大きな特徴の一
つである。
本発明は人工腎臓等の種々の医用目的のために非常に有
利に利用できるものである。たとえば、吸着剤の被膜成
分を選ぶ事により、透過して基体吸着剤に到達される物
質の種類とか大きさの調節、選択性の調整等が可能とな
る。又被膜自体に於いても種々の物質の保持性を付与す
ることが出来る。かくの如く本発明に従えば、使用目的
に合致した吸着性能を持つ吸着剤が容易に得られるので
ある。
そして又、吸着とは別に、予め抗生物質とかホルモン剤
等の生理活性物質を保持しておき、目的の場所に「調節
された放出」を行なわしめる事も可能である。消化器管
内とか、生体組織内又は外傷、火傷皮膚面に薬剤を放出
せしめて治療効果を高める事が可能であり、しかも生体
に悪影響を及ぼす事はない。この方法に於て、磁性又は
感磁性材料を含有せしめて目的の場所に位置せしめる事
も可能である。又この被覆により基体吸着剤の崩壊、微
粒化を防ぐ事ができることも特徴の一つである。
血液とか体液中への吸着剤の破片の混入は重大な事態の
発生の原因となるのであるが、之を防ぐ事が出来る。例
1 ポリ−(N,N,N′,N′ーテトラメチルエチレンー
p−キシリレンジアンモニウムジクロライド)(分子量
4.8×lぴ)3.5夕を100の‘の純水に溶解した
液に、活性炭(10メッシュ)10夕を加え、ゆるやか
に櫨拝した。
次いで之を炉過した後、ポリメタクリル酸1.4夕とN
aOH〜〜.65夕を100のZの純水に溶解した液に
加えて分散させた。次いで炉過した後、之を50qo、
65%RH(相対湿度)にて乾燥せさた。之をよく水洗
した後、再度同条件にて乾燥した。かくして、錯体被覆
された活性炭 、吸着剤が得られた。活性炭に対し、約
1%の量の錨体被覆が形成された。被覆量を増加するに
は、同様な処理を反覆すればよい。
即ち、前記の方法により得られた被覆吸着剤に対し、先
ずカチオン性ポリマー、次いでアニオン性ポリマーで処
理した。被覆量2.5%の吸着剤を得た。得られた吸着
剤の吸着試験を行なった。
被覆量がそれぞれ0%、1.0%、2.5%である3種
の吸着剤試料を、それぞれ別々にクレアチニンの0.1
%水溶液に入れ、一定時間振とうした。
1時間後のクレアチニン濃度低下は次の通りであった。
錯体被覆量(%) 濃度低下(%)0
95 1.0 86 2.5 69 例 2(製造例) 例1と同じカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーを
使用し、予め可溶性錯体を形成せさ、之にてゼオラィト
を処理する方法をとった。
即ち、ポリーN,N,N′,N′ーテトラメチルエチレ
ンーpーキシリレン・ジアンモニウムジクロラィド)(
分子量4.8×1ぴ)17.5夕を水100の【に溶解
した後に、14.0夕のポリメタクリル酸及びこれと当
七ルのNaOHを水200の‘に溶解した液を徐々に滴
下する。
滴下と同時に白色コロイド状ゲルが生成するが、それは
、カチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとのモル比
が等しくなるまで生成しつづける。
更にポリメタクリル酸−NaOH液を滴下して行くと、
次第にコロイド状ゲルが減少していき、ついにカチオン
ポリマーとアニオンポリマーとのモル比が1:2に達す
ると、すべてのコロイド状ゲルは溶解するに至る。予め
加熱して脱水したゼオラィト(20メッシュ)200災
こ、上述の可溶化銭体液200の‘を均一に贋霧し含浸
せしめた。このゼオラィトを5000、70%RHの下
で乾燥した後、よく水洗し再び同条件で乾燥した。例
3(製造例) 例1,2の場合と同じカチオン性ポリマーを用いて、可
溶化鈴体液を調製した。
重合缶輩にメタクリル酸14夕とポリ−(N,N,N′
,N′−テトラメチルエチレン−p−キシリレンジアン
モニウムジクロライド)(分子量4.8×1ぴ)35夕
を純水に溶解させ全量をl000の上とした。
さらに開始剤として過硫酸カリウム1夕を添加したのち
系中の酸素を除去し、6000にて2時間重合反応を行
なった。粒状活性炭を洗浄して乾燥したものを、上記錆
体液に加え分散せしめた。粒子を溶液から分離し、5び
○、70%R則こて乾燥する事により、粒子表面に膜状
被覆が得られた。
被覆ポリマーの量は約2%であった。例 4(製造例) ポIJ−(Nーエチレン−N′−p−キシリレン−N,
N,N′,N′ーテトラメチノレジアンモニウムジクロ
ラィド)(分子量6×1ぴ)0.2モルを含む水溶液と
ポリスチレンスルホン酸ソーダ(分子量3×1び)の1
.0モルを含む水溶液とを室温下に等量混合し、30分
蝿拝して透明な均一溶液を得た。
この溶液に対し、粒状活性炭を加え、よく縄拝した。
溶液から粒子を取出し、40℃、65%RHにて乾燥せ
しめた。次でよく水洗し再度同条件で乾燥した。約1%
の量の錆体被覆が形成された。例 5(製造例)ポリー
(グリシジル・トリメチル・アンモニウム・クロラィド
)(分子量1×1び)の0.3モルを含む水溶液と、ポ
リスチレンスルホン酸ナトリウム(分子量3×1ぴ)の
0.7モルを含む水溶液とを混合して、鎧体溶液を得た
この溶液に粒末活性炭を加え、よく混練した後、之を不
織布に合浸し、4ぴ○、60%RHにて乾燥した。
再度水洗乾燥する事により、黒色の吸着性材料が得られ
た。例6 ‐約1%のキトサン水溶液100ccに、1
00夕の粒状活性炭を加え、ゆるやかに燭拝した。
之を炉適した後、この粒状品を約0.3%のへパリン水
溶液100ccに加えた。之を炉過後室温で放置、乾燥
した。次で50q0、70%RH‘こて処理した。かく
して、キトサン−へパリン鍔体被覆の活性炭が得られた
。得られた被覆吸着剤を2鮒時間生理食塩水中に浸潰し
た後、チューブ状のカラムにつめ、このカラム中を大の
大腿静脈の血液を循環させた。
1細時間おいても血液の凝固は全く認められなかった。
未処理の活性炭を使用した場合には、30分以内に血液
が流れなくなった。例 7(製造例) 20〜50メッシュに輪別した活性炭試料を、ポリエチ
レングリコール(分子量100000)4.5夕の10
0私溶液中に加え、ゆるやかに灘拝した。
炉昇りした後、次で、ポリメタクリル酸(分子量150
000)9.0夕の100私溶液に添加して、燈拝した
。炉取後5000にて1時間乾燥した。被覆量2%の錯
体ポリマー被覆活性炭が得られた。
例 8(製造例) ポリメタクリル酸10%水溶液の100の‘を1.0N
−NaOH溶液10物上でpH7.5に調整した。
このポリメタクリル酸ナトリウム溶液200机‘に対し
て、ェピクロルヒドリン3夕を冷却しながら雛拝しつつ
、ゆっくりと添加する。縄拝は、pHが9.4まで上昇
するまで、6時間常温で継続する。これによって、架橋
性基であるグリシジル基で一部置換されたポリメタクリ
ル酸ナトリウムが得られた。別にポリー(8−メタクロ
イル・オキシエチルートリメチルアンモニウムクロライ
ド)10%水溶液100ccに対し、ゼオラィト100
夕をゆっくりと婿拝しながら加えた。之を炉過後、上記
の一部グリシジルヱステル化したポリメタクリル酸ナト
リウム液100ccに加えた。炉過後、70o0におい
て1時間乾燥・架橋処理した。かくして得られた被覆膜
は、水による膨潤の少し、、透過性の大きなものであっ
た。例9へパリン5%水溶液100の‘を、NaOHに
て斑7.1とした。
これに対し、ェピクロルヒドリン1.3夕を溶かし、5
時間室温で損拝して、部分グリシジル化へパリン溶液を
得た。別にポリー(N,N,N′,N′−テトラメチル
ハイドロキシプロピル−pーキシリレンージアンモニウ
ム・ジクロライド)の5%溶液を調製し、その100c
cに対して、ゼオラィト−活性炭(1:1)混合造粒物
100夕を加えて軽く蝿拝して、カチオン性ポリマーを
付着せしめた。之を炉過後、別に調製した前記の部分グ
リシジル化へパリン溶液に対して徐々に加えた。
次いで炉過した。よく水洗した後、常温で約1餌時間放
置して乾燥した。更に70qoにて1時間加熱した。得
られた被覆は、NaCI水溶液等に対しても膨潤性は少
なく、透過性は良好であった。得られた被覆吸着剤30
夕を生理食塩水に1勿時間浸潰した後、長さ20伽、直
径3肌のカラム内に充填した。
クレアチニン500moを1000の‘の水に溶解した
ものを通過せしめた。流出液のクレアチニンの濃度は8
の9/100地であつた。例 10 ポリー(グリシジル・トリメチル・アンモニウム・クロ
ラィド)(分子量1×1び)の5%水溶液に粒末状ゼオ
ラィトを浸潰して吸着せしめた。
之を炉遇し、次いでウレアーゼ50の9を溶解させた液
20の‘に再び浸潰した。再び炉適したものをへパリン
液に浸潰した。之を炉過し、水洗した後、室温にて乾燥
せしめた。かくして、ウレアーゼを保持する吸着剤を得
た。この吸着剤を用いて尿素除去試験を行った。
まず、0.2Mーリン酸緩衝液を加え、PHを7.0と
した3%尿素溶液200の‘を反応液として用い、この
液を370に保ちながら、吸着剤のカラムを通して流下
液の尿素およびアンモニウムの量を測定したところ、尿
素は0.6%、アンモニウムは0.01%であつた。例
11 粒状ャシガラ活性炭(40−32メッシュ)を用意して
、これを沸騰蒸留水中で2時間保ち、さらに、50℃の
生理食塩水中に5時間浸潰し、次で蒸留水で洗浄後、1
10℃において2時間乾燥処理を行つた。
この活性炭をポリ(ジメチル・ジアリル・アンモニウム
クロライド)(分子量約15方)2%水溶液に蝿梓下に
徐々に加えた。
次で容器を閉鎖し、上下反転を行い、ポリマー被覆の付
着を完全に行った。・次いで80q○の温度において乾
燥した。次でこの活性炭をへパリソ2%水溶液に縄投下
に徐々に加えた。前記の場合と同様に容器を閉鎖して上
下反転を行い、被覆の付着を完全に行った。炉過後50
午○、70%RH‘こおいて加温処理を行った。次でこ
の活性炭をよく水洗した後に再度乾燥した。かくして得
られた鍔体被覆活性炭を吸着剤として使用して、次の吸
着試験を行った。
内接15柳、長さ300側で下部に開閉コックをもつガ
ラス管10本を用意し、2本を1区とし、前記の鏡体被
覆吸着剤を5タづつ8本のガラス管に充填し、残りの2
本のガラス管には未被覆活性炭(対照試料)を同量充填
し、予め生理用食塩水を流下させておく。
別にクレアチニン10レタ/の‘区、25仏タ′の上区
、50山夕/叫区および100一タ′の【区を用意した
この濃度を測定したところ、その正確な濃度値はそれぞ
れ10.2Aタ′舷、25.5仏夕/奴、51.7.仏
夕/泌および105.3ムタ/の‘であった。このそれ
ぞれの液200叫を、先に用意した別々の吸着用カラム
に通し、流出液の濃度を測定したところ、対照区を含め
たすべての濃度の区において、0山タ′の上であった。
同じ操作をさらに1回線返したが、同じ結果が得られた
。すなわち各農度の試料において、全量のクレアチニン
が吸着された。例12 粒末状の珪酸アルミナゲルをポリー(トリメチルアンモ
ニウム・クロライド・ハイドロオキシプロピルメタクリ
レート)の3%水溶液を浸潰して吸着処理した。
炉過後に之を、ナトリウムペニシリンGの100万単位
を含む水100の【中に室温で浸潰した。炉過後之をデ
ンプンの硫酸ェステル化物の5%溶液中に浸潰した。之
を再び炉過乾燥した。被覆層であるポリマー銭体の重量
に対して約9%の量のペニシリンGが保持されていた。
このペニシリン保持剤は特にグラム陽’性菌に対して、
長期間有効であり、しかも生体への組織反応は認められ
ない。
例 13 例3で使用したものと同じ可溶化ポリマー銭体を20%
に濃度をあげ、之に酸性白土30夕、殺菌剤アクリレー
ト3夕、グリセリン5夕を加え「よく海練した。
次いで衛生カーゼに塗布含浸した後、6000にて乾燥
した。柔軟性のある殺菌用材料が得られた。これは、キ
ズ口に使用する事により汚染性の少し、「かつ長期にわ
たり殺菌作用をもつ材料である。例 14 ポリリジン塩(分子量3.2×1び)の5%水溶液10
0ccを調製し、これに対して、局方カオリン粉末10
多、ヘキシジングリコネート0.5夕「 グリセリン5
夕をよく濠練したものを加えて漉拝、分散せしめた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリマーで被覆された表面を有しかつ生体適合性を
    有する医療用吸着剤において、この被覆が、(a) 親
    水性ポリマー−ポリマー錯体、および(b) ポリマー
    間の共有結合を含む親水性ポリマー−ポリマー錯体から
    なる群から選択された親水性ポリマー錯体であることを
    特徴とする医療用吸着剤。 2 特許請求の範囲第1項記載の医療用吸着剤において
    、親水性ポリマー−ポリマー錯体がカチオン性ポリマー
    とアニオン性ポリマーとの錯体である医療用吸着剤。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載の医療用吸着
    剤において、親水性ポリマー錯体中のアニオン成分の少
    なくとも一部が、抗血液凝固性を有するアニオン性ポリ
    マーである医療用吸着剤。 4 特許請求の範囲第3項記載の医療用吸着剤において
    、抗血液凝固性を有するアニオン性ポリマーが、ヘパリ
    ン又はその類似物である医療用吸着剤。 5 特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の
    医療用吸着剤において、ポリマー錯体中のアニオン性ポ
    リマー成分の少なくとも一部を、この被覆吸着剤の実質
    的に最外部に存在させたことを特徴とする医療用吸着剤
    。 6 特許請求の範囲第5項記載の医療用吸着剤において
    、前記のアニオン性ポリマー成分の少なくとも一部がヘ
    パリン又はその類似物である医療用吸着剤。 7 特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の
    医療用吸着剤において、ウレアーゼ等の酵素及び/又は
    酵素作用のある菌体を存在させたことを特徴とする医療
    用吸着剤。 8 吸着剤に医療用薬剤を保持させ、該薬剤を必要に応
    じて徐々に放出できるように構成した医療用の薬剤徐放
    性組成物において、該吸着剤として、(a) 親水性ポ
    リマー−ポリマー錯体、および(b) ポリマー間の共
    有結合を含む親水性ポリマー−ポリマー錯体からなる群
    から選択された親水性ポリマー錯体で被覆された表面を
    有しかつ生体適合性を有する医療用吸着剤を使用したこ
    とを特徴とする、医療用の薬剤徐放性組成物。
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