JPH0694144A - 粉粒体輸送用切替弁 - Google Patents

粉粒体輸送用切替弁

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JPH0694144A
JPH0694144A JP24459692A JP24459692A JPH0694144A JP H0694144 A JPH0694144 A JP H0694144A JP 24459692 A JP24459692 A JP 24459692A JP 24459692 A JP24459692 A JP 24459692A JP H0694144 A JPH0694144 A JP H0694144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
peripheral wall
rotating body
seat rings
bulk material
Prior art date
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Pending
Application number
JP24459692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoshige Mori
豊重 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORYO SANGYO KK
HOURIYOU SANGYO KK
Original Assignee
HORYO SANGYO KK
HOURIYOU SANGYO KK
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Publication date
Application filed by HORYO SANGYO KK, HOURIYOU SANGYO KK filed Critical HORYO SANGYO KK
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工費が安価で、製品寿命が長い切替弁を提
供する。切替位置を変更する際、大きな力を不要とす
る。 【構成】 ケーシング11のと筒状周壁21に、2または3
以上の粉粒体出入口26,27および粉粒体出入口26を取囲
むシートリング33,38を設ける。ケーシング周壁21に回
転体12をはめ入れる。回転体12に、粉粒体通路13をその
両端が回転体12周面に開口させかつ2の出入口26,27ま
たは3以上の出入口の選択された2の出入口26,27を連
通させうるように設ける。シートリング33,38を、ケー
シング周壁21半径方向に移動自在とする。回転体12の周
面を、弾性材44で被覆する。シートリング33,38が弾性
材に押圧されるようにシートリング33,38を押圧手段3
5,40が押圧解除自在に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば粉粒体輸送ラ
インを分離・合併させるのに用いられる切替弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の切替弁としては、ボール弁であ
って、粉粒体出入口およびこれの縁部にシートを有する
ケーシングと、シートに密接するようにケーシングに収
められかつ粉粒体通路を有するボールとを備えており、
シートがセラミックで形成され、ボールの外面には耐摩
耗性金属のコーティングが施され、粉粒体通路内面には
タイル状セラミックが内張されているものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記切替弁では、シー
トとボールのシール部は金属とセラミックの接触となる
ため、シール部のシール性を確保することが困難であ
る。シール性を確保しようとすればシートとボールの加
工精度を高めなければならず、そうすると、加工費が極
めて高価につく。
【0004】また、シール性を確保するためにシートと
ボールの密接力を高くする傾向にあり、そうすると、切
替位置の変更に際し、ボールを回転させるために大きな
力を必要とする。
【0005】さらに、タイル状セラミックは剥離し易
く、このことが製品寿命を短いものにしている。
【0006】この発明の目的は、上記問題点を全て解決
し、加工費が安価であり、切替位置の変更がわずかな力
で行え、しかも製品寿命の長い粉粒体輸送用切替弁を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による粉粒体輸
送用切替弁は、2または3以上の粉粒体出入口が周方向
に間隔をおいて設けられている筒状周壁および粉粒体出
入口を取囲むシートリングを有するケーシングと、ケー
シング周壁にはめ入れられかつ粉粒体通路がその両端を
回転体周面に開口させかつ2の出入口または3以上の出
入口の選択された2の出入口を連通させうるように設け
られている回転体とを備えている粉粒体輸送用切替弁に
おいて、シートリングが、ケーシング周壁半径方向に移
動自在であり、回転体の周面が、弾性材で被覆され、シ
ートリングが弾性材に押圧されるようにシートリングを
押圧解除自在に押圧する押圧手段が備わっていることを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明による粉粒体輸送用切替弁では、シー
トリングが、ケーシング周壁半径方向に移動自在であ
り、回転体の周面が、弾性材で被覆され、シートリング
が弾性材に押圧されるようにシートリングを押圧解除自
在に押圧する押圧手段が備わっているから、シートリン
グを押圧すると、シートリングが出入口の縁部において
弾性材に押圧されて、ケーシングと回転体間のシール性
が確保される。
【0009】また、シートリングの押圧を解除すると、
回転体の回転が自在となる。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
【0011】図1および図2を参照すると、切替弁は、
二方弁であって、ケーシング11と、これに収容されてい
る中空状回転体12と、回転体12に貫通状に設けられてい
るストレートな粉粒体通路形成パイプ13とを備えてい
る。
【0012】ケーシング11は、水平筒状周壁21と、これ
の両端をそれぞれ閉鎖している左右の両端壁22,23とよ
りなる。周壁21外面両端にはフランジ24がそれぞれ設け
られている。端壁22,23は、フランジ24の外径と同じ外
径を有している。フランジ24および両端壁22,23の周縁
部がボルト・ナット25で締付けられている。周壁21の長
さの中間を通る円周上には入口管26および出口管27が1
80度の等間隔で設けられている。入口管26の内面には
セラミックスリーブ28が密にはめ入れられ、出口管27の
内面にもセラミックスリーブ29が同じようにはめ入れら
れている。
【0013】入口管26の基部には厚肉部31が設けられる
とともに、厚肉部31に、入口管26の内端縁部に開口した
内向き環状溝32が入口管26と同心状に設けられている。
環状溝32には、内側からシートリング33およびOリング
34がそれぞれ移動自在にはめ入れられている。さらに、
厚肉部31には、環状溝32の底に連通した加圧エア供給孔
35が設けられている。出口管27の基部にも、入口管26と
同様に、厚肉部36および環状溝37が設けられ、これに、
シートリング38およびOリング39がはめ入れられてい
る。また、厚肉部36には加圧エア供給孔41が設けられて
いる。シートリング33,38は、セラミックで一体成形さ
れたものであるが、工具鋼のような耐摩耗性金属で成形
してもよい。シートリング33,38の内端には、回転体12
の軸方向より見て、回転体12の外面にそう円弧状のシー
ル面33a,38aが設けられている。
【0014】回転体12は、ケーシング周壁21と同心状に
配された水平筒状周壁41と、これの両端をそれぞれ閉鎖
している左右の両端壁42,43とを有している。周壁41の
外面にはゴム板44がライニングされている。ゴム板44の
硬度は、ショア60〜65程度が適当である。粉粒体の
温度が、120℃程度までであれば、天然ゴムまたはそ
れ相当の合成ゴムでよいが、粉粒体の温度が200℃を
超える場合は、シリコンゴムを用いることが好ましい。
ケーシング周壁21とゴム板44の間には、わずかな隙間C
が存在しており、これにより、回転体12の回転が自在と
なっている。回転体周壁41の長さの中間には2つの連通
孔45,46が180度の間隔で設けられるとともに、これ
ら連通孔45,46と合致する連通孔47,48がゴム板44に設
けられている。両端壁42,43には左右の支持軸51,52が
それぞれ設けられている。右支持軸52は、ケーシング右
端壁23を貫通してその右方に突出しており、その突出部
に、図示しない回転体駆動用アクチュエータが連結され
る。
【0015】パイプ13は、セラミックで一体成形された
ものである。パイプ14の両端部は回転体周壁41およびゴ
ム板44の2つずつの連通孔45〜48にはめ入れられかつ接
着剤で固定されている。
【0016】図1に示すように、パイプ13の一端を入口
管26に、その他端を出口管27に連通させた状態で加圧エ
ア供給孔35,40を通じて環状溝32,37に加圧エアを供給
すると、シートリング33,38が内向きに押圧されてパイ
プ13の両端周縁部におけるゴム板44に押圧される。これ
により、入口管26および出口管27と、パイプ13の両端間
のシールが果たされ、ケーシング周壁21と回転体周壁41
の間に、輸送される粉粒体が漏れる恐れなど一切無い。
【0017】図1に示す状態から、回転体12を90度程
度時計方向に回転させると、図3に示すように、入口管
26および出口管27がパイプ13と連通させられないでゴム
板44で閉鎖された状態となる。
【0018】上記において、二方弁について説明した
が、三方切替弁のように3以上の出入口をもつ切替弁に
も応用できることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、シートリングを押圧
すると、シートリングが出入口の縁部において弾性材に
押圧されて、ケーシングと回転体間のシール性が確保さ
れるから、ケーシングと回転体の加工精度をとくに高め
る必要がないため、加工費が安価である。
【0020】また、シートリングの押圧を解除すると、
回転体の回転が自在となるから、切替位置の変更に際
し、回転体を回転させるために大きな力を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による切替弁の横断面図である。
【図2】同切替弁の縦断面図である。
【図3】同切替弁の切替動作を示す図1相当の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ケーシング 12 回転体 13 パイプ 21 ケーシング周壁 26 入口管 27 出口管 33 シートリング 35 加圧エア供給孔 38 シートリング 40 加圧エア供給孔 41 回転体周壁 44 ゴム板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2または3以上の粉粒体出入口26,27が
    周方向に間隔をおいて設けられている筒状周壁21および
    粉粒体出入口26を取囲むシートリング33,38を有するケ
    ーシング11と、 ケーシング周壁21にはめ入れられかつ粉粒体通路13がそ
    の両端を回転体12周面に開口させかつ2の出入口26,27
    または3以上の出入口の選択された2の出入口26,27を
    連通させうるように設けられている回転体12と、 を備えている粉粒体輸送用切替弁において、 シートリング33,38が、ケーシング周壁21半径方向に移
    動自在であり、回転体12の周面が、弾性材44で被覆さ
    れ、シートリング33,38が弾性材に押圧されるようにシ
    ートリング33,38を押圧解除自在に押圧する押圧手段3
    5,40が備わっていることを特徴とする、 粉粒体輸送用切替弁。
JP24459692A 1992-09-14 1992-09-14 粉粒体輸送用切替弁 Pending JPH0694144A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3505322A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-03 Piovan S.P.A. Distributing apparatus for solid particles like granules

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950328