JPS6040831Y2 - エンジン防塵装置 - Google Patents

エンジン防塵装置

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Publication number
JPS6040831Y2
JPS6040831Y2 JP2664179U JP2664179U JPS6040831Y2 JP S6040831 Y2 JPS6040831 Y2 JP S6040831Y2 JP 2664179 U JP2664179 U JP 2664179U JP 2664179 U JP2664179 U JP 2664179U JP S6040831 Y2 JPS6040831 Y2 JP S6040831Y2
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JP
Japan
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dust
cooling
cooling air
case
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP2664179U
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English (en)
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JPS55125914U (ja
Inventor
修一 清水
利人 大羽
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塵埃などの比較的多いところで作動させるコン
バイン等の農業機械に搭載して使用するエンジンの防塵
装置に関する。
従来、例えば特開昭50−36844号、並びに実開昭
50−13984涛の各公報に示す如く、無端帯防塵網
を回転可能に張設し、その防塵網の回転によりこれに耐
着した塵を落下除去する技術があった。
前記従来技術は、防塵網から除去した塵が冷却風の吸入
作用などにより防塵網に再び付着する不具合があり、特
に防塵網に付着する塵は軽量で飛散し易いので、同一の
塵が防塵網に繰返し付着して長時間の使用により防塵網
が詰る等の問題があった。
然るに、本考案は、エンジン冷却風の吸入通路中に二重
構造の外及び内ケースを設け、これらケース間に無端帯
防塵網を水平な支軸回りに回転可能に張設し、前記内ケ
ースの上部に冷却風流人口を開設すると共に、前記外ケ
ースの下部に塵埃排出口を開設させ、外及び内ケースの
二端縁を水平状態に固定された筒状のケーシングに連通
し、前記ケーシング内部に冷却装置を配設したものであ
る。
従って、前記防塵網で捕集された塵はその網と外ケース
との間で案内されて排出口から落下することにより、防
塵網の塵捕集と除去を従来に比べて確実に区別して行い
得、前記内ケースの冷却風流人口と外ケースの塵埃排出
口とを対称位置に離反して開設することにより、除去し
た塵が防塵網に繰返し付着するのを容易に防止し得、従
来に比べて長時間の使用においても防塵網が詰ることな
く安定した冷却風の吸入作用を良好に得られると共に、
外及び内ケースとケーシングにより冷却風通路をダクト
状に形成しているから、塵捕集後の冷却風に塵が混入す
るのを簡単に防止し得、従来に比べて冷却風取入構造の
簡略化並びに冷却機能の向上などを容易に図り得るもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述すると、第
1図は本考案に係るエンジン防塵装置を具備したコンバ
インの側面図、第2図は同平面図であって、図中1は走
行うローラ2,2の上部に設けた機台つまり主フレーム
、3は前記クローラ2.2を左右両側に装備させたトラ
ックフレーム、4は刈取部Aの回動支点となるギヤケー
ス、5は前記ギヤケース4を支点として刈取部Aを上方
へ持ち上げる昇降用油圧シリンダである。
6は前記機台1上に搭載した脱穀機で、その内部には扱
胴7を前記機台1の前後方向に沿わせて軸架している。
8は8字形の刈取フレームで、その前端部には分草板9
・・・を、また分草板9よりもやや後方には刈刃10を
装備して刈取装置11を構成している。
12は刈取装置11上において急角度に傾斜させて設け
た殻稈引起装置である。
また、13は縦搬送装置であって、その終端部は殻稈挾
扼移送装置14のフィードチェーン15始端部にのぞま
せてあり、前記殻稈挾扼移送装置14はフィードチェー
ン15と挾扼杆16とから構成し、脱穀機6の扱口に沿
って設けると共に、フィードチェーン15の終端部を排
藁切断装置17のカッター18.19上方部にのぞませ
ている。
20は前記トラックフレーム3から機台1の右側前部に
延設したステップで、このステップ20上にはシートフ
レームを介して運転席21を設けると共に、この運転席
21の前部に運転操作部22を形成している。
23は前記機台1の右側端部上方に位置させた6袋用の
籾貯留装置で、この装置23の下方には籾受台24を設
ける一方、前記脱穀機6の一番口から取り出した精粒を
揚穀コンベア装置25を介して前記籾貯留装置23内へ
揚穀投入すべく構成している。
次に、穀稈搬送装置について説明すると、前記刈刃10
の上方部に殻稈の根元側を掻き込むスターホイル26.
27を回転自在に装備し、該スターホイル26.27上
に掻き込みベルト28,28を張架している。
また、前記スターホイル26と掻き込みベルト28との
間には殻稈の稈元部を挟持搬送する下部搬送チェーン2
9を前低後高状に張架すると共に、このチェーン29の
上方部には殻稈の穂先側を挾持搬送する上部搬送装置3
0を傾斜状に張架している。
而して、前記下部搬送チェーン29の後方には縦搬送装
置13の始端部を臨ませてあり、この装置13の終端部
は前記フィードチェーン15の始端部へ向けて延設して
いる。
31aは前記走行うローラ2用の駆動スプロケットで、
このスプロケット31aはファイナルケースを介して走
行用ミッションに連結している。
また、31bは前記スプロケット31aと共に走行うロ
ーラ2の端部を支持するアイドラ、32・・・は前記走
行うローラ2の下部内面に摺接させる複数のトラックロ
ーラである。
そして、刈刃10によって刈り取らられた殻稈を掻込装
置で掻き込んだ後に、該殻稈の稈元部を下部搬送チェー
ン29および縦搬送装置13で、また穂先側を上部搬送
装置30でそれぞれ挾持してフィードチェーン15を介
して排藁切断装置17に搬送すべく構成したものである
ところで、前記機台1の左側後方にはエンジン33を搭
載している。
該エンジン33は第3図乃至第4図に明瞭に示す如くエ
ンジンブロック34上にコンデンサ(冷却装置)35お
よび冷却ファン36を設け、前記コンデンサ35の一側
を防塵装置37を介して冷却風取入口38に連通させる
と共に、コンデンサ35の他側を筒状のケーシング39
で形成する排風路40に連通させるべく構成している。
前記防塵装置37は外ケース41と内ケース42で形成
する二重構造の冷却風ガイドケースと、前記外及び内ケ
ース41.42間に回転可能に介在させた円筒状の防塵
網43と、該防塵網43を回転せる回転駆動用ローラ4
4と、前記防塵網43に付着した塵埃を除去するブラシ
45とから構成たもので、前記防塵網43の上方を該ケ
ース41とエンジンカバー46とで形成する冷却風吸入
通路47を介して冷却風取入口38に連通させている。
また、前記内ケース42は上部を開設して冷却風流人口
48を形成し、前記ファン36により取入口38から取
入れられる冷却風を該流入口48を介して前記コンデン
サ35に送り込むべく構成している。
さらに、前記外ケース41は下部を開設して塵埃排出口
49を形成し、前記流入口48部において網43に付着
する塵埃を網43の回転により該排出口49位置まで運
んだ後、この日49より下方に落下させ機体外方に排出
するべく構成している。
一方、前記防塵網43は円筒状に形成していて、前記外
ケース41と内ケース42との間に回転可能に介在して
いる。
この網43は一側に支持杆50・・・を介して軸受部5
1を設け、該軸受部51をエンジンカバー46に横設す
る支軸52に可回動に軸支させることにより、軸52を
中心として回転し得しる如く構成している。
また、前記ローラ44は前記外ケース41の排出口49
における防塵網43の外側位置に設けたもので、該ロー
ラ44外周を前記網43の局面に当接させ、このローラ
44の回転基端部をモータ軸に連動連結している。
さらに、前記ブラシ45は前記外ケース41の排出口4
9中夫における前記防塵網43外側下位置に固設したも
ので、そのブラシ面を前記防塵網43の周面に接触させ
、前記網43に付着するゴミ等の塵埃を強制的にかき落
すべく構成している。
一方、前記コンデンサ35を冷却した後の冷却風は前記
排風路40を介して排風口54より機外に排風されるも
ので、前記排風口54をこの防塵装置37の機体前方位
置で、且つその排風方向が機体と直角方向になる如く設
け、防塵装置37の前方位置にエアカーテンを形成して
、前記縦搬送装置13とフィードチェーン15との受継
部或いはフィードチェーン15、扱室内等において発生
する塵埃が防塵装置37に流れ込むのを防止するように
構成している。
而して、いまエンジン34を始動するとこれに伴ってフ
ァン36が回転し、外気つまり冷却風を前記取入口38
より機体内に取入れる。
この取入れられた冷却風は吸入通路47を介し防塵装置
37に至り、前記内ケース42の流入口48を介しコン
デンサ35に導入されて、このコンデンサ35を冷却す
る。
前記流入口48を冷却風が流通の際、防塵網43によっ
て冷却風中に混入している塵埃は分離されるもので、防
塵網43に付着することによって分離される塵埃は数組
43の回転によって前記外ケースの下部に形成する排出
口49に移動してきた時、前記ブラシ45によってその
塵埃をかき落され、機体外側に排出されるものである。
また、前記コンデンサ35を冷却した後の冷却風は排風
路40を介して排風口54より機体外方に排風されるも
ので、この際、前述の如く冷却風が防塵装置33の前方
位置でエアカーテンを形成し、その前方位置において発
生する塵埃等の飛来を阻止するものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、エンジン33
冷却風の吸入通路中に二重構造の外及び内ケース41.
42を設け、これらケース41゜42間に無端帯防塵網
43を水平な支軸52回りに回転可能に張設し、前記内
ケース42の上部に冷却風流人口48を開設すると共に
、前記外ケース41の下部に塵埃排出口49を開設させ
、外及び内ケース41.42の一端縁を水平状態に固定
された筒状のケーシング39に連設し、前記ケーシング
39内部に冷却装置35を配設しで、前記防塵網43で
捕集された塵はその網43と外ケース41との間で案内
されて排出口49から落下することにより、防塵網43
の塵捕集と除去を従来に比べて確実に区別して行うこと
ができ、前記内ケース42の冷却風流人口48と外ケー
ス41の塵埃排出口49とを対称位置に離反して開設す
ることにより、除去した塵が防塵網43に繰返し付着す
るのを容易に防止でき、従来に比べて長時間の使用にお
いても防塵網43が詰ることなく安定した冷却風の吸入
作用を良好に得ることができると共に、外及び内ケース
41.42とケーシング39により冷却風通路をダクト
状に形成しているから、塵捕集後の冷却風に塵が混入す
るのを簡単に防止でき、従来に比べて冷却風取入構造の
簡略化並びに冷却機能の向上などを容易に図ることがで
きる等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジン防塵装置を具備したコン
バインの側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の拡
大説明図、第4図は前回の縦断面図である。 41・・・・・・内ケース、42・・・・・・外ケース
、43・・・・・・防塵網、48・・・・・・冷却風流
人口、49・・・・・・塵埃排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン33冷却風の吸入通路中に二重構造の外及び内
    ケース41.42を設け、これらケース41.42間に
    無端帯防塵網43を水平な支軸52回りに回転可能に張
    設し、前記内ケース42の上部に冷却風流人口48を開
    設すると共に、前記外ケース41の下部に塵埃排出口4
    9を開設させ、外及び内ケース41.42の一端縁を水
    平状態に固定された筒状のケーシング39に連設し、前
    記ケーシング39内部に冷却装置35を配設したことを
    特徴とするエンジン防塵装置。
JP2664179U 1979-03-01 1979-03-01 エンジン防塵装置 Expired JPS6040831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2664179U JPS6040831Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 エンジン防塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2664179U JPS6040831Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 エンジン防塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55125914U JPS55125914U (ja) 1980-09-06
JPS6040831Y2 true JPS6040831Y2 (ja) 1985-12-10

Family

ID=28869283

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2664179U Expired JPS6040831Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 エンジン防塵装置

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JP (1) JPS6040831Y2 (ja)

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JPS55125914U (ja) 1980-09-06

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