JPS6040794Y2 - 建具 - Google Patents
建具Info
- Publication number
- JPS6040794Y2 JPS6040794Y2 JP18055379U JP18055379U JPS6040794Y2 JP S6040794 Y2 JPS6040794 Y2 JP S6040794Y2 JP 18055379 U JP18055379 U JP 18055379U JP 18055379 U JP18055379 U JP 18055379U JP S6040794 Y2 JPS6040794 Y2 JP S6040794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- style
- japanese
- panel
- western
- stile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は一方側が洋室、他方側が和室となった部屋間
に配する建具に関するものである。
に配する建具に関するものである。
従来の技術
洋室と和室間に配される引戸、ドア等の室内建具におい
ては、それぞれの部屋に合わせて全体として調和のとれ
たものとする必要性がある。
ては、それぞれの部屋に合わせて全体として調和のとれ
たものとする必要性がある。
たとえば洋室にあっては、建具の框部がなるべく目立た
ないようにし、室内壁面と建具とが連続するような構成
とし、また和室にあっては、建具の框部を洋室に比べて
巾を大きくして框部が建具におけるワンポイントになる
よう構成する必要がある。
ないようにし、室内壁面と建具とが連続するような構成
とし、また和室にあっては、建具の框部を洋室に比べて
巾を大きくして框部が建具におけるワンポイントになる
よう構成する必要がある。
したがって洋室と和室との間に配される建具は、その框
内に配されるパネル、特に外面に表出するパネル表面部
(化粧面)の大きさが一方側と他方側で異なって構成さ
れているものである。
内に配されるパネル、特に外面に表出するパネル表面部
(化粧面)の大きさが一方側と他方側で異なって構成さ
れているものである。
考案が解決しようとする問題点
かかる建具は、従来框が木製で形成されており、かつ特
殊な建具であるため、量産が不可能であった。
殊な建具であるため、量産が不可能であった。
また和風側のパネルの表面には一般に表装紙が貼張され
ているが、建具の組立時に該パネルを框の溝状部分に嵌
着しようとすると、表装紙が周縁部からめくれ上がり、
不良建具となり易かった。
ているが、建具の組立時に該パネルを框の溝状部分に嵌
着しようとすると、表装紙が周縁部からめくれ上がり、
不良建具となり易かった。
この考案は以上のような問題点を改善するためになされ
たもので、框製造の大量化、簡易化を図るとともに、不
良な建具の製造がなされることを防止することを目的と
する。
たもので、框製造の大量化、簡易化を図るとともに、不
良な建具の製造がなされることを防止することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
この考案は、前記従来の問題点を解消するために提案さ
れたもので、金属または合成樹脂製型材からなる上、下
框1,2と左、右竪框3,3を方形状に枠組みして開口
枠を形成し、該開口枠内へ芯材7と一体となった和風パ
ネルBと洋風パネルA二枚を取付けてなる建具であって
、下框2及び左右竪框3,3の内周部を上段10と下段
11から成る階段状に形成して、上段10内周面を前記
芯材付和風パネルBの載置面9とすると共に上段10の
和風パネルBが表出する側の端部には上段10から立ち
上がる立上り壁12を設け、下段11に洋風パネルA周
縁の係止部6を形成し、上框1にも下框2の係止部6と
対向する係止部6と、前記下框2の立上り壁12と対向
する立上り壁13を形成し、かつ前記載置面9上に芯材
7と一体になった和風パネルBを載置するとともに前記
係止部6に洋風パネルAを取付け、前記洋風パネルAと
、上框1の立上り壁13裏面と下框2及び左右竪框3,
3の立上り壁12裏面とで芯材7と一体となった和風パ
ネルBを挾着して取付け、さらに各框1,2,3,3の
和風パネルBが表出する側の前記各立上り壁12.13
をも含む側壁5を広幅に形成し、洋風パネルAが表出す
る側の側壁4を狭幅に形成し、洋風パネルA表面部を大
きく、和風パネル8表面部を小さく表出せしめることに
よって前記目的を達成するものである。
れたもので、金属または合成樹脂製型材からなる上、下
框1,2と左、右竪框3,3を方形状に枠組みして開口
枠を形成し、該開口枠内へ芯材7と一体となった和風パ
ネルBと洋風パネルA二枚を取付けてなる建具であって
、下框2及び左右竪框3,3の内周部を上段10と下段
11から成る階段状に形成して、上段10内周面を前記
芯材付和風パネルBの載置面9とすると共に上段10の
和風パネルBが表出する側の端部には上段10から立ち
上がる立上り壁12を設け、下段11に洋風パネルA周
縁の係止部6を形成し、上框1にも下框2の係止部6と
対向する係止部6と、前記下框2の立上り壁12と対向
する立上り壁13を形成し、かつ前記載置面9上に芯材
7と一体になった和風パネルBを載置するとともに前記
係止部6に洋風パネルAを取付け、前記洋風パネルAと
、上框1の立上り壁13裏面と下框2及び左右竪框3,
3の立上り壁12裏面とで芯材7と一体となった和風パ
ネルBを挾着して取付け、さらに各框1,2,3,3の
和風パネルBが表出する側の前記各立上り壁12.13
をも含む側壁5を広幅に形成し、洋風パネルAが表出す
る側の側壁4を狭幅に形成し、洋風パネルA表面部を大
きく、和風パネル8表面部を小さく表出せしめることに
よって前記目的を達成するものである。
実施例
以下この考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図、第2図はこの考案による建具の一実施例を示す
縦断面図、横断面図である。
縦断面図、横断面図である。
図面において符号1は上框、符号2は下框、符号3,3
は両竪框を示す。
は両竪框を示す。
また、符号Aは洋風パネル、符号Bは和風パネルを示す
。
。
これら框1,2.3は金属または合成樹脂製型材で形成
されている。
されている。
そしてこれら框1,2,3.3は矩形状に枠組みされて
いる。
いる。
下框2および左右竪框3,3の内周部は上段10と下段
11とからなる階段状に形成されている。
11とからなる階段状に形成されている。
すなわち上下二段に形成されており、上段10内周面は
、和風パネルBの載置面9とされ、下段11には洋風パ
ネルA周縁を係止するための突条状の係止部6が形成さ
れている。
、和風パネルBの載置面9とされ、下段11には洋風パ
ネルA周縁を係止するための突条状の係止部6が形成さ
れている。
また、下框2および左右竪框3,3の上段10の和風パ
ネルBが表出する側の端部には上段1゜から立上り壁1
2が形成されている。
ネルBが表出する側の端部には上段1゜から立上り壁1
2が形成されている。
また上框1にも前記立上り壁12に対向する立上り壁1
3が形成されている。
3が形成されている。
さらに、各框1. 2. 3. 3の両側には側壁4,
5が各々形成されている。
5が各々形成されている。
洋風パネルAが表出する側の側壁4は狭山Hに形成され
、和風パネルBが表出する側の側壁5は立上り壁12.
13を含め、側壁4より広巾Wに形成されている。
、和風パネルBが表出する側の側壁5は立上り壁12.
13を含め、側壁4より広巾Wに形成されている。
その結果として、洋風パネルAの表面部は大きく、和風
パネルBの表面部は小さく表出している。
パネルBの表面部は小さく表出している。
これら框1.2. 3. 3を使用して建具を組立てる
場合、まず階段状に形成された框2.3. 3をコ字状
に組み、芯材7と一体になった和風パネルBを上からス
ライドさせて載置面9上に当接する。
場合、まず階段状に形成された框2.3. 3をコ字状
に組み、芯材7と一体になった和風パネルBを上からス
ライドさせて載置面9上に当接する。
次に洋風パネルAを框2.3.3内にスライドさせて嵌
入する。
入する。
洋風パネルAは係止部6に係止する。
これによって芯材と一体になった和風パネルBは洋風パ
ネルAと上框1の立上り壁13の裏面と下框2と左右竪
框3,3の立上り壁12の裏面とによって挾着されて取
付けられることになる。
ネルAと上框1の立上り壁13の裏面と下框2と左右竪
框3,3の立上り壁12の裏面とによって挾着されて取
付けられることになる。
この考案による建具は以の構成より威る。
そしてこの考案による建具であれば以下に記載する効果
を奏する。
を奏する。
■ 框部材を金属または合成樹脂製の型材で形成するた
め、簡易に製作でき、かつ大量生産することができる。
め、簡易に製作でき、かつ大量生産することができる。
■ また框の構造を前述した構造とすることにより、建
具の組立てはパネルA、 Bを単に差込むだけでよく、
建具を簡単に組立てることができると共に、現場におい
ても安定した状態で組立てることができる。
具の組立てはパネルA、 Bを単に差込むだけでよく、
建具を簡単に組立てることができると共に、現場におい
ても安定した状態で組立てることができる。
■ 組立てられた建具は、一方側のパネル表面部(化粧
面)が大きく、他方側のパネル表面部(化粧面)が小さ
く形成されて、洋室と和室との間に配される建具として
きわめて適合するものとなる。
面)が大きく、他方側のパネル表面部(化粧面)が小さ
く形成されて、洋室と和室との間に配される建具として
きわめて適合するものとなる。
■ 芯材と一体となった和風パネルは組立時に、框内に
スライドさせて載置面に当接するようにし、その後洋風
パネルと上段側側壁で挾着するようにして取付けるため
、表装紙のはがれを生せしめるようなことがない。
スライドさせて載置面に当接するようにし、その後洋風
パネルと上段側側壁で挾着するようにして取付けるため
、表装紙のはがれを生せしめるようなことがない。
図面はこの考案の実施例を示したもので、第1図はこの
考案による建具の縦断面図、第2図はその横断面図、第
3図、第4図は従来の建具(襖)を示す正面図、縦断面
図である。 A◆・・・・・パネル、B9B′…・・・他のパネル、
191′・・・・・・上框、2,2′・・・・・・下框
、3,3′・・・・・・竪框、4,4′・・・・・・−
刃側の側壁、5,5′・・・・・・他方側の側壁、6・
・・・・・パネル取付部、7・・・・・・芯材、8・・
・・・・中骨、9・・・・・・載置面、10・・・・・
・上段、11・・・・・・下段、12.13・・・・・
・立上り壁。
考案による建具の縦断面図、第2図はその横断面図、第
3図、第4図は従来の建具(襖)を示す正面図、縦断面
図である。 A◆・・・・・パネル、B9B′…・・・他のパネル、
191′・・・・・・上框、2,2′・・・・・・下框
、3,3′・・・・・・竪框、4,4′・・・・・・−
刃側の側壁、5,5′・・・・・・他方側の側壁、6・
・・・・・パネル取付部、7・・・・・・芯材、8・・
・・・・中骨、9・・・・・・載置面、10・・・・・
・上段、11・・・・・・下段、12.13・・・・・
・立上り壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属または合成樹脂製型材からなる上、下框1.2と左
、右竪框3,3を方形状に枠組みして開口枠を形成し、
該開口枠内へ芯材7と一体となった和風パネルBと洋風
パネルA二枚を取付けてなる建具において、 下框2及び左右竪框3,3の内周部を上段10と下段1
1から威る階段状に形成して、上段10内周面を前記芯
材付和風パネルBの載置面9とすると共に上段10の和
風パネルBが表出する側の端部には上段10から立ち上
がる立上り壁12を設け、下段11に洋風パネルA周縁
の係止部6を形成し、上框1にも下框2の係止部6と対
向する係止部6と、前記下框2の立上り壁12と対向す
る立上り壁13を形成し、かつ前記載置面9上に芯材7
と一体になった和風パネルBを載置するとともに前記係
止部6に洋風パネルAを取付け、前記洋風パネルAと、
上框1の立上り壁13裏面と下框2及び左右竪框3,3
の立上り壁12裏面とで芯材7と一体となった和風パネ
ルBを挟着して取付け、さらに各框1.2.3.3の和
風パネルBが表出する側の前記各立上り壁12.13を
も含む側壁5を広幅に形成し、洋風パネルAが表出する
側の側壁4を狭幅に形成し、洋風パネルA表面部を大き
く、和風パネル8表面部を小さく表出せしめてなること
を特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18055379U JPS6040794Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18055379U JPS6040794Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5697495U JPS5697495U (ja) | 1981-08-01 |
JPS6040794Y2 true JPS6040794Y2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=29690973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18055379U Expired JPS6040794Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040794Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP18055379U patent/JPS6040794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5697495U (ja) | 1981-08-01 |
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