JPS6040710B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS6040710B2
JPS6040710B2 JP53140103A JP14010378A JPS6040710B2 JP S6040710 B2 JPS6040710 B2 JP S6040710B2 JP 53140103 A JP53140103 A JP 53140103A JP 14010378 A JP14010378 A JP 14010378A JP S6040710 B2 JPS6040710 B2 JP S6040710B2
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JP
Japan
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semiconductor layer
substrate
thickness
layer
max
Prior art date
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JP53140103A
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JPS5567160A (en
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伸夫 佐々木
崇 岩井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フローティング基板を使用したSOS、1ト
ランジスタ型の半導体記憶装置に関する。
上記の型の半導体記憶装置を本出願入は先に出瀕した(
侍顔昭52一70862号)が、これは第1図に示すよ
うにサフアィャなどの絶縁性基板1にp型シリコン層を
ェピタキシャル成長させ、フオトェッチングにより島状
のフローティング基板2を作り、該基板上に酸化膜3を
介してゲート電極4を取付け、このゲート電極両側の基
板2にn型不純物を注入してn+型ソース、ドレィン領
域5,6を形成してなる記憶4メモリ)素子を備え、書
込みに際してはソース・ドレイン電極Sを接地し、ドレ
イン電極Dには例えば5Vの十Vooを加え、ゲート電
極Gには闘値Vth以上の正の電圧VG,例えば9Vを
加え然るのち該電圧Vc,を急激に髄億Vth以下にす
る。このようにすると電圧VG,の印加でチャンネルC
Hができて、D−CH−Sの経路で電流が流れ、そして
電圧VG,がVth以下に急激するときチャンネル内の
電子の一部はチャージポンピング効果によりフローティ
ング基板2内に入る。この電子注入で基板2はソース・
ドレイン領域5,6に対して負になり、基板2と領域5
,6との間に形成されるpn接合は逆バイアスされて電
流遮断状態にあり、基板2内の電子は流出せずにそのま
)にとどまる。これが情報書込み状態である。勿論再結
合があるので注入された電子はやがて消滅するから、リ
フレッシュの必要はある。情報を書込まない、つまりド
レィン電流を流して後急激に遮断する操作を行なわない
ときは勿論基板2に電子は注入されず、基板電位はソー
ス領域5と同じく接地(アース)レベルにある。蓄積情
報を謙出すにはやはりソース電極Sをアースし、ドレィ
ン電極Dに十Vooを印加し、ゲート電極GにVth以
上の電圧Vc2例えば5〔V〕を加える。このときやは
りチャンネルができて、D−CH−Sの経路で電流が流
れるが、この流れる電流は基板2の電位の影響を受け(
後述のバックゲート効果)、基板2が前述のように電子
を注入されて負電位にあると電流iは4・であり、基板
2が電子を注入されずアースレベルにあると該電流は大
である。従って図示しない検出回路により電流iの大,
小をチェックすれば書込み情報の有無1,0を検知する
ことができる。記憶情報を消去するつまり基板2内の電
子を消滅させるには、光照射、温度上昇、ドレィン電流
を流しそれを漸減させるなどの方法を採用できる。
ところでか)る記憶素子を所望通りに動作させるにはあ
る条件を満たすことが必要であることが分った。
本発明はこの条件を加えた記憶素子を提案するものであ
り、その特徴とする所は絶縁性基板にェピタキシャル成
長させかつ島状にパターニングした半導体層に絶縁膜を
介してゲート電極を取付け、その両側の半導体層部分に
不純物を導入してソ−ス・ドレイン領域を形成した素子
を用い、書込みに際してはチャージポンプにより該半導
体層に少数キャリアを注入し、議出しに際してはその少
数キャリアの注入による半導体層の電位変化による闘値
電圧の変化を利用して書込み情報の読出しを行なう半導
体記憶装置において、前記半導体層の厚みtと、半導体
層がソース領域と等電位のときの空乏層厚の最大値xd
・maxとの間にt》xd・maxの関係が成立するよ
うに、該厚みtと該半導体層の不純物濃度等を選定した
ことにある。以下これを詳細に説明する。FETの闘値
電圧V仇は種々の要因で決定されるが、一般には次式で
表わされる。
vth=処十20PP‐漆器 …【1’ こ)で◇Msは仕事関数差、ぐFPは第3図に示すよう
に層2のミッドギャップEiから測ったフェルミレベル
EFの位置、鱗sはインターフェース電荷、Qdepは
ゲート電極下のデプリーション層内の電荷、Coxはゲ
ート基板間容量である。
nチャンネル素子の場合Qss>0,Qdep<0であ
り、従って‘11式の右辺第3項は負、第4項は正とな
る。そして右辺第1項から第3項はほぼ一定としてよい
から闇値電圧Vにhは右辺第4項に応じて変ることなる
。こ)で電荷QdepはQdep=gxd・max
・・・…‘21で表わされ、またxd・n
損×はxd側×=ゾ船ご。
JFP .・・.・・【3’gN8で表わされる。
xd・maxは反転を生じたときの空乏層の深さ、gは
素電荷、Ksごoはシリコンの譲弦率、?EPは前述の
如く第3図に示すように層2のミッドギャップEiから
測ったフェルミレベルEFの位置であり、基板不純物濃
度、基板電位およびゲート電圧によって変わる。従って
基板電位によってxd・maxが変わり、これによりV
thが変わる。なお第3図のEcはコンダクションバン
ド、Evはバレンスバンドである。また鞠値電圧yth
はバルク表面のバンドの曲がり0sがぐFPのほゞ2倍
になったとき即ち、○Sニ2つFP
……【41になったとき界面で導電型反転が生じ、
そのときのゲート電圧Vthとされる。
ところでSOSデバイスのようにェピタキシヤル層(フ
ローテイング基板)2が有限の場合はゲート電圧により
空乏層が拡がると空乏層はやがて層2の底部に達してし
まい、それ以上は拡がらない。このときQdepはQd
ep=g・t ・・・・・・‘
5)なる最大値をとる。こ)でtは層2の厚みである。
即ち空乏層が下限に達すれば、もはやVthの変化はな
いことになる。なおFETには基板バイアス効果、また
はバックゲート効果と呼ばれる現象があり、これは第4
図に示すようにnチャンネル素子の場合基板をソース領
域に対し負にバイアスすると、反転を生じたときのデブ
リーション層の深さxd・maxが大になる現象をいう
。即ちこ一の場合は基板のバイアス電圧値をVsubと
すると、?s=2JFp十Vs血 ……
■となり、この結果xd・maxは長くなる。
従ってQdepは大、闘値電圧Vthはェンハンスメン
ト側へシフトされることになる。第5図にノ20FP+
Vs肋を機軸にとってこの闘値電圧Vthの変イQ氏況
を示す。Qdepは■,‘31,‘6)式から Qdepのノ20FP十Vsub ……の
で表わされ、従って1式から明らかなようにVthは第
5図の如く変化する訳である。
層2の厚みtを基板零バイアスのときのxd・maxよ
り小にすると、当然基板逆バイアス時のxd・maxよ
り小になり、Qdep=ざであって闘値電圧は基板逆バ
ィアス電位に依らないことになる。第1図のメモリ素子
は情報書込つまり基板への電子注入による基板負電位レ
ベルの変化、これによる闘値電圧の変化を利用するもの
であるから確実な情報書込み、説出しを行なうにはェピ
タキシヤル層2の厚みが零バイアス時の空乏層の拡がり
×d・maxより大である必要がある。そこで本発明は
Vsud=0の状態でt》xd・max
・・・・・・{8’とするものである。
具体的にはェピタキシャル層(基板)2特にチャンネル
が形成される部分のそれの厚みtおよび基板不純物濃度
NBを上記関係が満足されるように設定する。第2図は
本発明に係るメモリ素子の一例を示し、1,2,3,4
,5,および6は第1図に同じくサフアィャ基板、シリ
コンェピタキシャル成長層、ゲート絶縁膜、ゲート電極
、ソースおよびドレィン領域である。
3a,3bはフィ−ルド絶縁膜であり、そしてソース・
ドレィン領域5,6は図示の如くxj:0.3ムm程度
に極めて浅くしてあるのが特徴である。
代りにェピタキシャル成長層2は不純物濃度を2×1び
5仇‐3程度に低くしてあり、×d・max=0.2ム
m程度にしてある。層2の厚みtは1.0山m、フィー
ルド絶縁膜の厚み夕2は1.2仏mである。ソース・ド
レイン各領域5,6および多結晶(ポリ)シリコンゲ−
ト電極4の不純物濃度は1ぴ1弧‐2、ゲート酸化膜の
厚さXoxは700〔A〕、チャンネル長Lは10〔仏
m〕である。基板に電荷を注入するにはアバランシェブ
レークダウンに依る方法とチャージポンピングによる方
法があり、前者はソースまたはドレィンに逆万向に高鷲
界を加えてアバランシェプレークダウンを生じさせ、マ
イノリテイキヤリヤ、nチャンネルの場合はホールを基
板に注入するものであり、後者は前述のようにゲートに
加えるパルス電圧によりチャンネルを形成してドレィン
電流を流しかつこれを急激に遮断しチャンネルのマジョ
リティキャリア(nチャンネルなら蟹子)がソース・ド
レインに戻りきれないで基板に流れ込むというものであ
る。
前者の場合基板は正に、後者の場合負にバイアスされる
。そしてこれら力対比に影響を及ぼす(前者の場合はp
n接合は順バアスされるのでホールは直ちにソース・ド
レィンへ戻るから影響は極めて短時間であるが)には基
板の厚みがxd・max(Vs肋=0)以上であり、Q
depが変化することが必要である。なお第2図におい
ては明示してないが、ソース・ドレィン領域5,6から
の電極の導出は、周知の技術により、該領域上を絶縁膜
3(及び3a,3b)に関口を設け、アルミニウム等の
金属を接続すればよい。以上説明したように本発明によ
ればフローティング基板を使用したSOSMOSトラン
ジスタ型のメモリ素子を正確に作動させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は既提案のメモリ素子の構成を示す概略断面図、
第2図は本発明に係るメモリ素子の一例を説明する概略
断面図、第3図,第4図および第5図は動作説明用のェ
ネルギレベル図、FETの等価回路図、およびVth特
性図である。 図面で1は絶縁性基板、2は半導体層、3はゲート絶縁
膜、4はゲート電極、5,6はソース,ドレイン領域で
ある。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁性基板にエピタキシヤル成長させかつ島状にパ
    ターニングした半導体層に絶縁膜を介してゲート電極を
    取付け、その両側の半導体層部分に不純物を導入してソ
    ース・ドレイン領域を形成した素子を用い、書込みに際
    してはチヤージポンプにより該半導体層に少数キヤリア
    を注入し、読出しに際してはその少数キヤリアの注入に
    よる半導体層の電位変化による闘値電圧の変化を利用し
    て書込み情報の読出しを行なう半導体記憶装置において
    、前記半導体層の厚みtと、半導体層がソース・ドレイ
    ン領域と等電位のときの空乏層厚の最大値χd・max
    との間にt≫χd・maxの関係が成立するように、該
    厚みtと該半導体層の不純物濃度等を選定したことを特
    徴とする半導体記憶装置。
JP53140103A 1978-11-14 1978-11-14 半導体記憶装置 Expired JPS6040710B2 (ja)

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JPS5567160A JPS5567160A (en) 1980-05-21
JPS6040710B2 true JPS6040710B2 (ja) 1985-09-12

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JPH0831791B2 (ja) * 1988-12-28 1996-03-27 三菱電機株式会社 半導体装置

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