JPS6040634B2 - フレ−ム長可変の音声合成装置 - Google Patents
フレ−ム長可変の音声合成装置Info
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- JPS6040634B2 JPS6040634B2 JP56127921A JP12792181A JPS6040634B2 JP S6040634 B2 JPS6040634 B2 JP S6040634B2 JP 56127921 A JP56127921 A JP 56127921A JP 12792181 A JP12792181 A JP 12792181A JP S6040634 B2 JPS6040634 B2 JP S6040634B2
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Table Equipment (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はいわゆるPARCOR方式を用いたフレーム長
可変の音声合成装置に関するものである。
可変の音声合成装置に関するものである。
一般に音声の特徴を表わすパラメータには、音の大小を
表わす振幅パラメータと、音の高低すなわち基本周期を
表わすピッチパラメータと、音の音色、すなわちスペク
トル分布を表わすスペクトルパラメータとがある。この
うち音声のスベクル分布を表現するためには従来第1図
に示すように音声信号の標本値xtと、これよりP個離
れた標本値xt‐pとの部分自己相関係数Kpを用いる
いわゆるPARCOR方式が広く用いられている。この
部分自己相関係数(PARCOR係数)Kdは、標本値
xtとxt‐pとの間にある(P−1)「個の標本値に
よる相関関係を除外して標本値xtとxt−pとの相関
関係のみを抽出するようにしたものであり、K,、K2
、K3のようにxtに近い点との部分自己相関関係を表
わす係数にはスペクトル分布に関する情報が豊富に含ま
れるが、K8、K9、K,oのようなxtから遠い点と
の部分自己相関関係を表わす係数にはスペクトル分布に
関する情報があまり含まれていない。そこで、K.、K
2、………、K9、K,。の各係数にれぞれ7、6、5
、4、4、4、3、3、3、3のように量子化ビットを
割り当ててK,.以降は伝送しなくてもスペクトル分布
を充分正確に再現することができ、著しく帯城圧縮率が
すぐれているものである。なお、通常のPARCOR型
音声合成装置においては振幅パラメータに5ビット、ピ
ッチパラメータに6ビットをそれぞれ割り当てており、
振幅パラメータ、ピッチパラメータ、ならびにPARC
OR係数のそれぞれをAパラメータ、Pパラメータ、K
パラメータと略称しているので本発明の以下の説明にお
いてもこの略称を用いることにする。
表わす振幅パラメータと、音の高低すなわち基本周期を
表わすピッチパラメータと、音の音色、すなわちスペク
トル分布を表わすスペクトルパラメータとがある。この
うち音声のスベクル分布を表現するためには従来第1図
に示すように音声信号の標本値xtと、これよりP個離
れた標本値xt‐pとの部分自己相関係数Kpを用いる
いわゆるPARCOR方式が広く用いられている。この
部分自己相関係数(PARCOR係数)Kdは、標本値
xtとxt‐pとの間にある(P−1)「個の標本値に
よる相関関係を除外して標本値xtとxt−pとの相関
関係のみを抽出するようにしたものであり、K,、K2
、K3のようにxtに近い点との部分自己相関関係を表
わす係数にはスペクトル分布に関する情報が豊富に含ま
れるが、K8、K9、K,oのようなxtから遠い点と
の部分自己相関関係を表わす係数にはスペクトル分布に
関する情報があまり含まれていない。そこで、K.、K
2、………、K9、K,。の各係数にれぞれ7、6、5
、4、4、4、3、3、3、3のように量子化ビットを
割り当ててK,.以降は伝送しなくてもスペクトル分布
を充分正確に再現することができ、著しく帯城圧縮率が
すぐれているものである。なお、通常のPARCOR型
音声合成装置においては振幅パラメータに5ビット、ピ
ッチパラメータに6ビットをそれぞれ割り当てており、
振幅パラメータ、ピッチパラメータ、ならびにPARC
OR係数のそれぞれをAパラメータ、Pパラメータ、K
パラメータと略称しているので本発明の以下の説明にお
いてもこの略称を用いることにする。
ところでころようなA、P、K各パラメータは音声の特
徴を表わすものであるために特徴パラメータを総称され
るが、通常音声信号はlowsec乃至30のsecの
短期間においてほぼ定常信号とみなすことができるので
、この期間を1フレームとして1フレームから1組の特
徴パラメータを抽出し、1フレームごとにデータを更新
するよにしている。
徴を表わすものであるために特徴パラメータを総称され
るが、通常音声信号はlowsec乃至30のsecの
短期間においてほぼ定常信号とみなすことができるので
、この期間を1フレームとして1フレームから1組の特
徴パラメータを抽出し、1フレームごとにデータを更新
するよにしている。
しかるに合成すべき音声について例えば有声音と無声音
とが切り換わるタイミングにおいて、フレームの更新が
行なわれないとすると、有声音の継続期間や無声音の継
続期間が長すぎたり、短かすぎたりして再生される音声
の明瞭度が低下するという問題があった。また逆にメロ
ディ音のように比較的長期間に亘つて同じ音階や音色が
繰り返し出力されるような場合には、音声合成時と同じ
ように頻繁にフレームに更新していると、再生メロディ
音のデータを記憶しておくためのメモリの容量が不足す
るという問題があった。本発明は上述のような点に鑑み
て為されたものであり、その目的とするところはフレー
ム長を可変とすることによにより無声音と有声音との区
切りを明瞭として良好な再生音が得られるようにすると
共に、メロディ音を合成する際にはフレーム長を長くし
て再生データ記憶用のメモリ容量を節約できるようにし
たフレーム長可変の音声合成装置を提供するにある。以
下本発明の構成を図示実施例について説明する。
とが切り換わるタイミングにおいて、フレームの更新が
行なわれないとすると、有声音の継続期間や無声音の継
続期間が長すぎたり、短かすぎたりして再生される音声
の明瞭度が低下するという問題があった。また逆にメロ
ディ音のように比較的長期間に亘つて同じ音階や音色が
繰り返し出力されるような場合には、音声合成時と同じ
ように頻繁にフレームに更新していると、再生メロディ
音のデータを記憶しておくためのメモリの容量が不足す
るという問題があった。本発明は上述のような点に鑑み
て為されたものであり、その目的とするところはフレー
ム長を可変とすることによにより無声音と有声音との区
切りを明瞭として良好な再生音が得られるようにすると
共に、メロディ音を合成する際にはフレーム長を長くし
て再生データ記憶用のメモリ容量を節約できるようにし
たフレーム長可変の音声合成装置を提供するにある。以
下本発明の構成を図示実施例について説明する。
第4図は本発明の一実施例に係るフレーム長可変の音声
合成装置の全体構成を示すブロック図である。音声の特
徴パラメータは通常10msec乃至30のsecのデ
ータ更新間隔(1フレーム)ごとにデータ入力端子1か
ら切換回路2を介してリングレジスタ3に直列に入力さ
れるものである。リングレジスタ3に読み込まれたデー
タは音声の特徴パラメータを表わすものではあるが、特
徴パラメ−タそのものではなく、実際の特徴パラメータ
を記憶している再生用ROM4のアドレス信号である。
しかもそのアドレス信号は再生用ROM4の中の相対ア
ドレスを示すにすぎない。したがって読み込んだデータ
から実際の特徴パラメータを再生するためにはインデッ
クスROM5に記憶された先頭アドレスをアドレスカウ
ンタ6の働きによって引き出して、この先頭アドレスを
再生制御回路7から送出されるシフトクロツクに従って
IJングレジスタ3から取り出される相対アドレスに加
算して絶対アドレスを作成し、この絶対アドレスによっ
て再生用ROM4をアクセス、再生用ROM4内に記憶
されている音声の特徴パラメータを取り出す必要がある
。図中8は上記絶対アドレス計算用の加算回路であり、
9,10,11はシリアルパラレル変換装置である。再
生用ROM4から出力された特徴パラメータは桶間計算
回路12に入力されて、1フレーム内で通常8回データ
を補間され、音声出力ができるだけ滑らかに変化するよ
うに考慮されている。すなわちデータを更新する際に各
フレーム間の接続点において特徴パラメータが不連続的
に変化すると音声信号に歪みを生じて明瞭度が低下しや
すいので、データ更新の際に特徴パラメータがスムーズ
に変化するように1フレームを通常8等分し、各区間に
ついて近似的に直線的補間をとるよにしておくものであ
る。13は音声の基本周期に関するピッチパラメータ(
Pパラメータ)をラツチしておくためのPラッチであり
、同じく14は振幅に関する振幅パラメータ(Aパラメ
ータ)およびスペクトル分布に関するパラメータ(Kパ
ラメータ)を一時的にラツチしておくためのAKラツチ
である。AKラツチ14内のデ−外ま音声合成用のデジ
タルフィル夕15に接続されてAKパラメータスタック
16に転送し記憶される。17はPパラメータにより定
まる周期のパルス列を出力する有声音源であり、有声音
源17から出力される1パルス分の波形は音源ROM1
8内に記憶されており、ピッチカウンター9を順次イン
クリメントして行くと音源ROM18内のデータがアド
レスの順に再生されて1パルス分の波形を再生する。
合成装置の全体構成を示すブロック図である。音声の特
徴パラメータは通常10msec乃至30のsecのデ
ータ更新間隔(1フレーム)ごとにデータ入力端子1か
ら切換回路2を介してリングレジスタ3に直列に入力さ
れるものである。リングレジスタ3に読み込まれたデー
タは音声の特徴パラメータを表わすものではあるが、特
徴パラメ−タそのものではなく、実際の特徴パラメータ
を記憶している再生用ROM4のアドレス信号である。
しかもそのアドレス信号は再生用ROM4の中の相対ア
ドレスを示すにすぎない。したがって読み込んだデータ
から実際の特徴パラメータを再生するためにはインデッ
クスROM5に記憶された先頭アドレスをアドレスカウ
ンタ6の働きによって引き出して、この先頭アドレスを
再生制御回路7から送出されるシフトクロツクに従って
IJングレジスタ3から取り出される相対アドレスに加
算して絶対アドレスを作成し、この絶対アドレスによっ
て再生用ROM4をアクセス、再生用ROM4内に記憶
されている音声の特徴パラメータを取り出す必要がある
。図中8は上記絶対アドレス計算用の加算回路であり、
9,10,11はシリアルパラレル変換装置である。再
生用ROM4から出力された特徴パラメータは桶間計算
回路12に入力されて、1フレーム内で通常8回データ
を補間され、音声出力ができるだけ滑らかに変化するよ
うに考慮されている。すなわちデータを更新する際に各
フレーム間の接続点において特徴パラメータが不連続的
に変化すると音声信号に歪みを生じて明瞭度が低下しや
すいので、データ更新の際に特徴パラメータがスムーズ
に変化するように1フレームを通常8等分し、各区間に
ついて近似的に直線的補間をとるよにしておくものであ
る。13は音声の基本周期に関するピッチパラメータ(
Pパラメータ)をラツチしておくためのPラッチであり
、同じく14は振幅に関する振幅パラメータ(Aパラメ
ータ)およびスペクトル分布に関するパラメータ(Kパ
ラメータ)を一時的にラツチしておくためのAKラツチ
である。AKラツチ14内のデ−外ま音声合成用のデジ
タルフィル夕15に接続されてAKパラメータスタック
16に転送し記憶される。17はPパラメータにより定
まる周期のパルス列を出力する有声音源であり、有声音
源17から出力される1パルス分の波形は音源ROM1
8内に記憶されており、ピッチカウンター9を順次イン
クリメントして行くと音源ROM18内のデータがアド
レスの順に再生されて1パルス分の波形を再生する。
ピッチカウンター9のデータ内容が所定の値よりも大き
くなると音源ROM18からはデータが出力されなくな
り、ピッチカンタ19の値がPラッチ13の値と一致し
たときには一致回路20の出力によりピッチカウンタ1
9がリセットされ、再びインクリメントされて行く。し
たがって音源ROM18からはPパラメータに応じた周
期でパルス列が再生されるものである。21は白雑音発
正器により構成された無声音源である。
くなると音源ROM18からはデータが出力されなくな
り、ピッチカンタ19の値がPラッチ13の値と一致し
たときには一致回路20の出力によりピッチカウンタ1
9がリセットされ、再びインクリメントされて行く。し
たがって音源ROM18からはPパラメータに応じた周
期でパルス列が再生されるものである。21は白雑音発
正器により構成された無声音源である。
両音源17,21は音源制御回路22により制御される
切換回路23を介して音声合成用デジタルフィルター5
に接続されている。デジタルフィルター5の出力はDA
変換器24によりアナログ信号に変換され、スピーカ2
5により音声出力として再生されるものである。26は
水晶発振回路、27はタイミング制御回路であり、回路
内の各部に同期信号を送って全体の動作の統制をとるも
のである。
切換回路23を介して音声合成用デジタルフィルター5
に接続されている。デジタルフィルター5の出力はDA
変換器24によりアナログ信号に変換され、スピーカ2
5により音声出力として再生されるものである。26は
水晶発振回路、27はタイミング制御回路であり、回路
内の各部に同期信号を送って全体の動作の統制をとるも
のである。
28はパラメータコード検出回路であり、コントロール
IC29から送られてくるデータ信号の先頭に付加され
た特殊なパラメータコードを検出して、例えば数フレー
ムに百つて同じ音声情報が出力されるような場合には切
換回路2を作動せしめてリングレジスタ3内に記憶され
ている前フレームのデータを再度リングレジスタ3内に
取り入れて、コントロールIC29内のデータ記憶用の
メモリの記憶容量を節約したりするものである。
IC29から送られてくるデータ信号の先頭に付加され
た特殊なパラメータコードを検出して、例えば数フレー
ムに百つて同じ音声情報が出力されるような場合には切
換回路2を作動せしめてリングレジスタ3内に記憶され
ている前フレームのデータを再度リングレジスタ3内に
取り入れて、コントロールIC29内のデータ記憶用の
メモリの記憶容量を節約したりするものである。
30はフレーム長検出回路であり、各フレーム毎に伝達
されてくる特徴パラメータの先頭に付加されたフレーム
長に関するデータを検出してタイミング制御回路27に
伝送し、桶間計算回路12における補間計算のタイミン
グを制御するものである。
されてくる特徴パラメータの先頭に付加されたフレーム
長に関するデータを検出してタイミング制御回路27に
伝送し、桶間計算回路12における補間計算のタイミン
グを制御するものである。
このフレーム長検出回路30は2ビットのラッチ回路を
有しており20肌sec、lowSec、5のSec、
および2.5のsecの合計4種類のフレーム長を検出
記憶できるようになっている。フレーム長が20のse
cの場合には、タイミング制御回路27は補間計算回路
12に8点補間を行なうようにタイミング制御信号を送
出するものである。またフレーム長がlowsecおよ
び5仇secの場合には、補間計算回路12において4
点および2点補間をそれぞれ行ない、さらにフレーム長
が2.5仇secのきには補間を行なわないようにタイ
ミング制御信号を送出するものである。今フレーム長が
20msecで、補間回数が1フレーム内で8回である
場合を例にとって説明すると、まずリングレジス夕3へ
のデータの読み込みは第2図に示すように1フレームを
8等分した補間区倍加,,D2……・・・D8のうち最
初の桶間区間D,において行なわれるものである。
有しており20肌sec、lowSec、5のSec、
および2.5のsecの合計4種類のフレーム長を検出
記憶できるようになっている。フレーム長が20のse
cの場合には、タイミング制御回路27は補間計算回路
12に8点補間を行なうようにタイミング制御信号を送
出するものである。またフレーム長がlowsecおよ
び5仇secの場合には、補間計算回路12において4
点および2点補間をそれぞれ行ない、さらにフレーム長
が2.5仇secのきには補間を行なわないようにタイ
ミング制御信号を送出するものである。今フレーム長が
20msecで、補間回数が1フレーム内で8回である
場合を例にとって説明すると、まずリングレジス夕3へ
のデータの読み込みは第2図に示すように1フレームを
8等分した補間区倍加,,D2……・・・D8のうち最
初の桶間区間D,において行なわれるものである。
各区間D,〜D6は2業等分されてそれぞれP,〜P簿
に分割されている。A、P、K,o、&………、K,の
各パラメータはすべて奇数番目のP,,P3,P5……
…,P23において直列に配列されており、P簿は予備
のブランクである。また偶数番目のP2,P4,P6…
……,P24は補間計算を行なうためのタイミングであ
る。さらにP,〜P簿の各領域に22等分されてT,,
T2・・・・・・・・・,T偽となる。このうちT,〜
T5はパラメータコード検出回路28やフレーム長検出
回路30の制御用の信号を入れておくための制御信号区
間であり、実際のデータはT6以降に読み込まれる。例
えばAパラメータの場合データは5ビットであるからT
6〜T,oにデータが読み込まれ、Pパラメータの場合
にはパラメータは6ビットであるT6〜T,.にデータ
が読み込まれるようになっている。しかして補間区間D
,においてはデータ入力端子1からリングレジスタ3内
に直列にデータが読み込まれ、このデータは補間区間D
2〜D8においては切換回路2を介してリングレジスタ
3内においてサィクリックにデータが循環し、したがっ
てアドレス計算用の加算装置8へは1フレームの全補間
区間にわたって常に同じデータをA、P、K,o、公…
…・・・、K2、K,の剰に繰り返し送出することがで
きる。
に分割されている。A、P、K,o、&………、K,の
各パラメータはすべて奇数番目のP,,P3,P5……
…,P23において直列に配列されており、P簿は予備
のブランクである。また偶数番目のP2,P4,P6…
……,P24は補間計算を行なうためのタイミングであ
る。さらにP,〜P簿の各領域に22等分されてT,,
T2・・・・・・・・・,T偽となる。このうちT,〜
T5はパラメータコード検出回路28やフレーム長検出
回路30の制御用の信号を入れておくための制御信号区
間であり、実際のデータはT6以降に読み込まれる。例
えばAパラメータの場合データは5ビットであるからT
6〜T,oにデータが読み込まれ、Pパラメータの場合
にはパラメータは6ビットであるT6〜T,.にデータ
が読み込まれるようになっている。しかして補間区間D
,においてはデータ入力端子1からリングレジスタ3内
に直列にデータが読み込まれ、このデータは補間区間D
2〜D8においては切換回路2を介してリングレジスタ
3内においてサィクリックにデータが循環し、したがっ
てアドレス計算用の加算装置8へは1フレームの全補間
区間にわたって常に同じデータをA、P、K,o、公…
…・・・、K2、K,の剰に繰り返し送出することがで
きる。
ゆえに桶間計算回路12はD,〜D8の補間区間にわた
って同りデータを同じ順序で8回受けることになる。上
述の原理によって補間計算は著しく容易になるものであ
る。
って同りデータを同じ順序で8回受けることになる。上
述の原理によって補間計算は著しく容易になるものであ
る。
すなわち、補間計算回路12が繰り返して8回受け取る
データをaとし、1フレーム前のデータをbとし、補間
された値をC,、C2・・・…・・・、C8とすれば次
式によってほぼ近似的に直線補間を行なうことができる
ものである。D,;C,=bD2;C2FCI+(a−
CI)Xき D3;C3=CI+(a−C2)Xき D4;C4=C3十(a−C3)Xき D5;C2=C4十(a−C4)X量 D6;C6=C5十(a−C5)Xき D7;C7=C6十(a−C6)Xき D8;C8=C7十(a−C7)X享 以上のように、いかなる場合においても1つ前の橘間区
間におけるデータをPラツチ13およびAKパラメータ
スタック16により記憶しておきさえすれば、繰り返し
送出されるデータaと共に常に補間計算を実行すること
ができるものである。
データをaとし、1フレーム前のデータをbとし、補間
された値をC,、C2・・・…・・・、C8とすれば次
式によってほぼ近似的に直線補間を行なうことができる
ものである。D,;C,=bD2;C2FCI+(a−
CI)Xき D3;C3=CI+(a−C2)Xき D4;C4=C3十(a−C3)Xき D5;C2=C4十(a−C4)X量 D6;C6=C5十(a−C5)Xき D7;C7=C6十(a−C6)Xき D8;C8=C7十(a−C7)X享 以上のように、いかなる場合においても1つ前の橘間区
間におけるデータをPラツチ13およびAKパラメータ
スタック16により記憶しておきさえすれば、繰り返し
送出されるデータaと共に常に補間計算を実行すること
ができるものである。
同様にフレーム長がlowsecで4点補間を行なう場
合、およびフレーム長が5肌secで2点綴間を行なう
場合にそれぞれ次式によって近似的に直線補間を行なう
ことができるものである。
合、およびフレーム長が5肌secで2点綴間を行なう
場合にそれぞれ次式によって近似的に直線補間を行なう
ことができるものである。
4点補間の場合
D.:C,=b
D2;C2=CI+(a−CI)X葦
D3;C3=C2十(a−C2)X章
D4;C4=C3十(a−C3)X芸
2点補間の場合
D,;C,=b
D2;C2=CI+(a−CI)X享
以上のように第4図の実施例にあたっては、各補間区間
Dnの単位長さは2.5のsecで不変であるが、フレ
ーム長検出回路30への制御コードを変更することによ
り、補間計算の繰り返し回数と補間計算の計算方式を変
更することができ、これによってフレーム長を最大20
肌secから最小2.5msecまで変化せしめること
ができるようになっている。
Dnの単位長さは2.5のsecで不変であるが、フレ
ーム長検出回路30への制御コードを変更することによ
り、補間計算の繰り返し回数と補間計算の計算方式を変
更することができ、これによってフレーム長を最大20
肌secから最小2.5msecまで変化せしめること
ができるようになっている。
したがって、例えば第3図aに示すように無声音区間U
Vと有声音区間Vとの境界部分においてフレーム長を短
くして、両区間の区切りを茂明瞭にすることができ、第
3図bに示すようにフレーム長が画一的に20msec
である場合に比べると、より明瞭な再生音を得ることが
できるようになつている。次に第5図に示す実施例は人
間の音声の他にチャイム音のようなメロディ音をも合成
できるようにした音声合成装置であり、パラメータコー
ド検出回路30の代りにメロディコード検出回路31を
設けてある。このメロディコード検出回路31は〆。デ
ィコードMを検出してフレーム長検出回賂3川こよって
設定された2.5のsec乃至20のsecのフレーム
長を更に整数倍する機能を有しており、これによって様
々のフレーム長を設定できるようになっているものであ
る。今、1つの例としてフレーム長検出回路39により
フレーム長を20肌secに設定し、さらにメロディコ
−ド検出回路31によりフレーム長を2倍にした場合に
はフレーム長は40肌secとなり、このときには補間
計算回路12は16点補間の補間計算を行なうものであ
る。この16点補間の場合には補間計算式は次のように
なるものである。D,;C,=b Dn;Cn=Cげ・十(a−Cげ・)X毒(n=2、3
、4、5、6) Dm;Cm=C…・十(a−C肝・)章 (m=7、8、9、1い11) D1;CFCH+(a・Cト瓜)X量 (1=12、131415) D山;C蝋=Cは十(a−Cは)X享 以下同様にしてメロディコード検出回路31に入力する
設定値を変更することにより、フレーム長を整数倍に拡
大すすることができ、非常に長い期間に亘つて同一の特
徴パラメータを繰り返して使用できるので、再生データ
を記憶しているメモリの記憶容量を節約できるようにな
っているものである。
Vと有声音区間Vとの境界部分においてフレーム長を短
くして、両区間の区切りを茂明瞭にすることができ、第
3図bに示すようにフレーム長が画一的に20msec
である場合に比べると、より明瞭な再生音を得ることが
できるようになつている。次に第5図に示す実施例は人
間の音声の他にチャイム音のようなメロディ音をも合成
できるようにした音声合成装置であり、パラメータコー
ド検出回路30の代りにメロディコード検出回路31を
設けてある。このメロディコード検出回路31は〆。デ
ィコードMを検出してフレーム長検出回賂3川こよって
設定された2.5のsec乃至20のsecのフレーム
長を更に整数倍する機能を有しており、これによって様
々のフレーム長を設定できるようになっているものであ
る。今、1つの例としてフレーム長検出回路39により
フレーム長を20肌secに設定し、さらにメロディコ
−ド検出回路31によりフレーム長を2倍にした場合に
はフレーム長は40肌secとなり、このときには補間
計算回路12は16点補間の補間計算を行なうものであ
る。この16点補間の場合には補間計算式は次のように
なるものである。D,;C,=b Dn;Cn=Cげ・十(a−Cげ・)X毒(n=2、3
、4、5、6) Dm;Cm=C…・十(a−C肝・)章 (m=7、8、9、1い11) D1;CFCH+(a・Cト瓜)X量 (1=12、131415) D山;C蝋=Cは十(a−Cは)X享 以下同様にしてメロディコード検出回路31に入力する
設定値を変更することにより、フレーム長を整数倍に拡
大すすることができ、非常に長い期間に亘つて同一の特
徴パラメータを繰り返して使用できるので、再生データ
を記憶しているメモリの記憶容量を節約できるようにな
っているものである。
なお23は音階信号発生回路であり、メロディ音合成時
にはPラッチ13におけるピッチパラメータよりも量子
化ビットが細かく、かつ12音階に合致した音階パラメ
ータを作成するものである。しかしてメロディ音合成時
には切換回路33を介してピッチカウンタ19にリセッ
トパルス発生回路34の出力が供孫舎され、音階信号発
生回路32の出力により定まる適宜タイミングにおいて
ピッチカウンタ19をリセツトすることにより音源RO
M18から12音階に合致した基本周期を出力せしめる
ようになっているものである。本発明は以上のように構
成されており、1フレームを複数個の補間区間に分割し
、各フレームの特徴パラメータと、前フレームの特徴パ
ラメータとの差成分を1フレーム内における補間区間の
個数により除算した値にほぼ等しい補間成分を計算し、
この補間成分を前補間区間における特徴パラメータの値
に加算して各補間区間ごとに特徴パラメータの補闇値を
計算する補間計算回路と、単位補間区間の長さを不変と
し、補間計算回路における補間回数および橘間成分の大
きさを変えることによつてフレーム長を可変とするタイ
ミング制御回路とを設けたものであるから、音声合成時
の1フレームの長さを補間計算回路における単位補間区
間の長さの整数倍の長さに設定することができ、したが
って単位補間区間の長さを充分に小さく設定しておけば
、1フレームの長さを非常に長くしたり、あるいは非常
に短くしたりすることができ、したがって例えば有声音
区間と無声音区間との区切りを明瞭にするなどして自然
な再生音を得ことができるという利点があり、またメロ
ディ音を再生するような場合にはフレーム長を充分に長
くして再生音データを記憶しているメモリの容量を節約
したりすることができるという利点を有するものである
。
にはPラッチ13におけるピッチパラメータよりも量子
化ビットが細かく、かつ12音階に合致した音階パラメ
ータを作成するものである。しかしてメロディ音合成時
には切換回路33を介してピッチカウンタ19にリセッ
トパルス発生回路34の出力が供孫舎され、音階信号発
生回路32の出力により定まる適宜タイミングにおいて
ピッチカウンタ19をリセツトすることにより音源RO
M18から12音階に合致した基本周期を出力せしめる
ようになっているものである。本発明は以上のように構
成されており、1フレームを複数個の補間区間に分割し
、各フレームの特徴パラメータと、前フレームの特徴パ
ラメータとの差成分を1フレーム内における補間区間の
個数により除算した値にほぼ等しい補間成分を計算し、
この補間成分を前補間区間における特徴パラメータの値
に加算して各補間区間ごとに特徴パラメータの補闇値を
計算する補間計算回路と、単位補間区間の長さを不変と
し、補間計算回路における補間回数および橘間成分の大
きさを変えることによつてフレーム長を可変とするタイ
ミング制御回路とを設けたものであるから、音声合成時
の1フレームの長さを補間計算回路における単位補間区
間の長さの整数倍の長さに設定することができ、したが
って単位補間区間の長さを充分に小さく設定しておけば
、1フレームの長さを非常に長くしたり、あるいは非常
に短くしたりすることができ、したがって例えば有声音
区間と無声音区間との区切りを明瞭にするなどして自然
な再生音を得ことができるという利点があり、またメロ
ディ音を再生するような場合にはフレーム長を充分に長
くして再生音データを記憶しているメモリの容量を節約
したりすることができるという利点を有するものである
。
第1図は本発明に利用せるPARCOR型音声合成方式
の原理図、第2図は同上の時間割り当て図、第3図a,
bはフレーム長の変化を示す時間割り当て図、第4図は
本発明の一実施例のブロック図、第5図は同上の他の実
施例のブロック図である。 12は補間計算回路、27はタイミング制御回路、30
はフレーム長検出回路である。 第1図 第2図 第3図 図 寸 船 図 山 船
の原理図、第2図は同上の時間割り当て図、第3図a,
bはフレーム長の変化を示す時間割り当て図、第4図は
本発明の一実施例のブロック図、第5図は同上の他の実
施例のブロック図である。 12は補間計算回路、27はタイミング制御回路、30
はフレーム長検出回路である。 第1図 第2図 第3図 図 寸 船 図 山 船
Claims (1)
- 1 音声信号がほぼ定常状態とみなし得る微少期間を1
フレームから抽出した振幅、基本周期、およびスペクト
ルの各特徴パラメータを1フレームごとに受け取り、該
特徴パラメータから音声を再生するようにして成る音声
合成装置において、1フレームを複数個の補間区間に分
割し、各フレームの特徴パラメータと、前フレームの特
徴パラメータとの差成分を1フレーム内における補間区
間の個数により除算した値にほぼ等しい補間成分を計算
し、この補間成分を前補間区間における特徴パラメータ
の値に加算して各補間区間ごとに特徴パラメータの補間
値を計算する補間計算回路と、単位補間区間の長さを不
変とし、補間計算回路における補間回数および補間成分
の大きさを変えることによつてフレーム長を可変とする
タイミング制御回路と、データ入力端子から逐次入力さ
れる1フレーム分の特徴パラメータの先頭にそれぞれ付
加されたフレーム長データを検出してタイミング制御回
路にフレーム長データを与えるフレーム長検出回路とを
設けて成ることを特徴とするフレーム長可変の音声合成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56127921A JPS6040634B2 (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | フレ−ム長可変の音声合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56127921A JPS6040634B2 (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | フレ−ム長可変の音声合成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5828800A JPS5828800A (ja) | 1983-02-19 |
JPS6040634B2 true JPS6040634B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=14971925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56127921A Expired JPS6040634B2 (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | フレ−ム長可変の音声合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149100A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | 松下電工株式会社 | フレ−ム長可変の音声合成装置 |
-
1981
- 1981-08-14 JP JP56127921A patent/JPS6040634B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5828800A (ja) | 1983-02-19 |
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