JPS6040578A - デイスクレコ−ド再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えばＣＤ（光学式コンパクトディスク）
方式のＤＡＤ（デジタルオーディオディスク）用に好適
するディスクレコード再生装置の改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

近時、音響機器の分野では、可及的に高忠実度再生化を
図るために、ＰＣＩＪ（パルスコードモジュレーション
）技術を利用したデジタル記録再生方式を採用しつつあ
る。つまり、これはデジタルオーディオ化と称されてい
るもので、オーディオ特性が記録媒体の特性に依存する
ことなく、在来のアナログ記録再生方式によるものに比
して格段に優れたものとすることが原理的に確立されて
いるからである１、 この場合、記録媒体としてディスク（円盤）を対象とす
るものは、ＤＡＤシステムと称されており、その記録再
生方式としても光学式、静電容−ｈ４”式及び機械式と
いったものが提案されているが、いずれの方式を採用す
る場合であってもそれ全具現する再生装置としてはやは
り在来のそれにみられない種々の高度のコントａ−ル機
能や性能等を満足し得るものであることが要求されてい
る。

ル（ｐｃｕ）化データに対応したビット（凹凸）を形成
する金属薄膜をネｙシ着してなるディスクを、ａｔ、Ｖ
（線速度一定）方式によυ約５００〜２００〔ｒ−ｐ−
ｍ〕の可変回転速度で回転駆動せしめ、それを半導体レ
ーザ及び光電変換素子を内蔵した光学式ピックアップで
内周側から外周側に向けてリニアトラッキング式に再生
せしめるものであるが、該ディスクはトラックピッチが
ｉ ＶＡｍ、）であって片面でも約１時間のステレオ再生を
なし得る膨大な情報量がプログラムエリア（半径２５〜
５８　Ｃｍｍ）　）に収録されているとともに、それら
のインデックスデータ等がリードインエリア（半径２３
〜２５　Ｃｍｒｔｔ〕）に収録されているといったこと
からも容易に窺い知れるところである。

ところで、上記のようなＣＤ方式のＤＡＤ再生装置にあ
っては、ディスクに対して傷が生じたり、よごれ、ごみ
等が付着したりすると、光学式ピックアップから読み取
られる信号のレベルが低下し、ひいてはディスクに記録
されたデジタル化データに対して６Ｊ１１み取りエラー
が発生するという問題がある。

また、±ＮＦ２ＣＤ方式ＤＣＤ方式装置４は、ディスク
に記録されたデジタル化データを誤りなく正確に読み取
るために、ピックアップから照射される光ビームのスポ
ットがピット列からずれることなく正しくピット列上を
トレースするように、ドラッギングサーボを施すように
している。このＪ易合、トラッキングサーボけ、ピック
アップから読み取られた信号に基づいてスポットのピッ
ト列からのずれに対応したトラッキングエラー信号を生
成し、核トラッキングエラー信号に基づいてピックアッ
プ内の収束レンズをディスクの半径方向（トラッキング
方向）に駆動させることにより行なわれるものである。

こ３− のため、上述のようにピックアップから読み取られる信
号のレベルが低下すると、トラッキングエラー信号も不
正確なものとなり、スポットが不用意にトラック飛び越
しを生じてしまうという問題も発生する。

ここで、上記ディスクに記録されたデジタル化データに
対しての読み取シェラ−については、エラー訂正回路等
によっである程度訂正もしくは補正を行々うことができ
るが、トラッキングエラー信号が不正確になることにつ
いては、何ら訂正等を行なうことができないものである
。

そこで、従来では、ピックアップから読み取られる信号
がレベル低下する等異常状態になったことを検出して、
トラッキングサーボを停止させたり、エラー訂正を強化
させたりするようにしている。

第１図は、このような異常検出手段を備えた従来のＣＤ
方式ＤＡＤ再生装置を示すものである。すなわち、１１
はディスクで、その図中下部にはピックアップ１２が設
置されている。こ４− のピックアップ１２は、半導体レーザ１２１、ビームス
プリッタ１２２、収束レンズ１２３、光電変換素子とし
てのフォトディテクタ１２４及び収束レンズ１２３をト
ラッキング方向に駆動させるためのトラッキングアクチ
ュエータ１２５等を有している。

ここで、上記半導体レーザ１２１から照射された光ビー
ムは、ビームスプリッタ１２２を直進し、収束レンズ１
２３でディスク１１面上に焦点（スポット）を合わせら
れる。そして、ディスク１１のピットに応じて反射され
た光ビームは、収束レンズ１２３を逆行し、ビームスプ
リッタ１２２により略直角に反射されフォトディテクタ
１２４に受光されて′ば戯曲な何列に変換される。

このようにしてフォトディテクタ１２４から出力された
信号は、エラー訂市部を含む信号処理回路１３及びＤＡ
ｆ換回路１４を介して、元のアナログ信号に変換されて
図示しない音響再生系に出力されるとともに、トラッキ
ングザー水回路１５に供給されてトラッキングエラー信
号が生成され、トラッキングアクチュエータ１２５に出
力されてトラッキングザーボが行なわれるようになるも
のである。

ている。この異常検出回路１６は、フォトディテクタ１
２４の出力信号レベルが変動（例えば低下）したことな
検出ｌ〜、信号処理回路１３及びトラッキングサーボ回
路１５に検出信号をそれぞれ出力して、エラー訂正部を
強化させたり、トラッキングサーボ回路１５の動作全停
止させたりするものである。

第２図は、上記異常検出回路１６の詳細を示すものであ
る。すなわち、フォトディテクタ１２４から出力される
′醒気的信号（以下ＲＦ倍信号いう）は、直流遮断回路
１７によって第３図（ａ）に示すように、直流分をカッ
トされた後、上側検波回路１８によって第３図（ｂ）に
示すように、正極性レベル側のエンベロープ成分が抽出
される。そして、この上側検波回路１８から出力これた
信号は、十分に長い時定数を有する積分回路Ｉ９に供給
されて、レベル変動分を除去される。ここで、このレベ
ル変動分の除去された信号と、上側検波回路１８の出力
信号とを、差動増幅器２０に供給することにより、上側
検波回路１８の出力のうちのレベル変動成分のみが抽出
される。そして、差動増幅器２０の出力信号を絶対値回
路２１によって第３図（Ｃ）に示すように、上極性レベ
ルのみの信号に変換し、この信号を検出信号としている
ものである。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、上記のような従来の異常検出手段では、
検出信号のレベルが全体的に低く、捷た途中にＯレベル
と々る点も多々あるので、検出信号として安定なもので
あるとは言い難く、この検出信号によって制御される他
の回路（信号処理回路１３、トラッキングサーボ回路１
５等）に誤動作を生じさせ易いという問題を有している
。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情を考慮してなされたもので、ピック
アップから読み取られた信号のレベル変動を検出し、安
定かつ確実な検出信号を得ることのできる極めて良好な
ディスクレコード再生装置を提供することを目的とする
。

〔発明の概要〕

す々わち、この発明は、情報信号をデジタル符号化して
なるデジタル化データが記録されたディスクからピック
アップを介して前記デジタル化データを読み出してなる
ディスクレコード再生装置において、前記ピックアップ
から読み出された信号の上側エンベロープ成分を取り出
しそのレベル変動分を抽出する第１の抽出手段と、前記
ピックアップから読み出された信号の下側エンベロープ
成分を取り出しそのレベル変動分を抽出する第２の抽出
手段と、前記第１及び第２の抽出手段から出力された各
レベル変動分を加算もしくはレベル変動分の大きい方を
選択して異常検出信号として出力する処理手段とを具備
してなることを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
にｉｌｌ、明する。第４図において、フォトディテクタ
１２４から出力されたＲＦ倍信号、上側変動成分抽出回
路２２によって、上側エンベロープ成分を１１ソリ出さ
ねそのレベル変動分が抽出されるとともに、下側変動成
分抽出回路２３によって、下側エンベロープ成分を取り
出されそのレベル変動分が抽出される。そして、この上
側及び下側変動成分抽出回路２２．２３からの各出力信
号は、加算回路２４でレベル加算され、その加算信号を
検出信号として取り出すようにしているものである。

１１ノ ここで、第５図は上記上側及び下側変動成分抽出回路２
２．２．９の詳細を示すものである。

すなわち、上側変動成分抽出回路２２は、上側検波回路
２５、積分回路２６、差動増幅器２７及び絶対値回路２
８より構成され、下側変動成分抽出回路２３は、下側検
波回路２９、積分回路３０、差動増幅器３１及び絶対値
回路３２より構成されるものである。

そして、フォトディテクタ１２４から第６図（ａ）に示
すよりなＲＦ倍信号出力されたとすると、該ＲＦ倍信号
、上側検波回路２５によって第６図（１））に示すよう
に上側のエンベロープ成分が取り出されるとともに、下
側検波回路２９によって第６図（Ｃ）に示すように下側
のエンベロープ成分が取シ出される。そして、まず第６
図（ｂ）に示す上側エンベロープ成分の信号は、十分に
長い時定数を有する積分回路２６によってレベル変動分
を除去され、このレベル変動分を除去された信号と第６
図（ｂ）に示す上側エンベロープ成分の信号とを差動増
幅器２７に供給することにより、上側エンベロープ成分
の信号のうちのレベル変動成分のみが取り出される。こ
こで、差動増幅器２７の出力を絶対値回路２８に供給す
ることにより、第６図（ｄ）に示すようにレベル変動成
分が正極性レベルのみの信号に変換されて出出されるも
のである。

壕だ、第６図（Ｃ）に示す下側エンベロープ成分の信号
は、積分回路３０．差動増幅器３１及び絶対値回路３２
によって上述と同様な処理が施され、第６１’Ｚｌ　（
ｅ）に示すようにそのレベル変動成分が正極性レベルの
みの信号に変換されて出力されるものである。そして、
第６図（ｄ）　、　（ｅ）に示す信号を加算回路２４で
レベル加算した第６図（ｆ）に示す信号を、検出信号と
するようにしているものである。

したがって、上記実施例のような構成によれば、Ｆ（Ｆ
信号の上側及び下側エンベロープ成分の変Ｗ分を取シ出
し、その絶対値をとった信号をそれぞれ加算して検出信
号を得をようにしたので、該検出信号のレベルを、従来
のようにＲＦ倍信号上側エンベロープ成分の変動分の絶
対値をとったものよりも高くすることができ、安定かつ
確実な検出信号を得ることができるものである。また、
検出信号が出力されている期間内においては、上側及び
下側エンベロープ成分の変動分が共にＯレベルとなる可
能性はほとん１１− どないので、異常状態の途中で従来のように検出信号レ
ベルがＯレベルとなることもなく、この点でも安定で他
の回路に誤動作等を生じさせない確実な検出信号を得る
ことができるものである。

第７図はこの発明の第２の実施例を示すもので、フォト
ディテクタ１２４から出力されるＲＦ倍信号、直流遮断
回路３３を介して上側及び下側変動成分抽出回路２２．
２３に導くようにしたものである。第８図は、第７図の
上側及び下側変動成分抽出回路２２．２３を詳細に示し
たもので、それらの構成は第５図に示したものと同様で
ある。

このような構成によれば、フォトディテクタ１２４から
出力されるＲＦ倍信号、直流遮断回路３３によって第９
図（ａ）に示すように直流分をカットされ、上側及び下
側検波回路２５．２９によって第９図（ｂ）　、　（Ｃ
）に示すようにそれぞれ上側及び下側エンベロープ成分
が取り出される。

そして、上記実施例と同様の動作により、絶対１２− 値回路２８．３２からは第９図（ｄ）　、　（ｅ）に示
すようにレベル変動成分が正極性レベルのみとなされた
信号がそれぞれ出力され、この第９図（ｄ）。

（ｅ）に示す信号を加算回路でレベル加算することによ
り、第９図（ｆ）に示す検出信号が出力されるものであ
り、このようにしても上記実施例と同様な効果を得るこ
とができるものである。

また、第１０図及び第１１図は、それぞれこの発明の第
３及び第４の実施例を示すものである。まず、第１０図
に示すものは、上側及び下側検波回路２５．２９から出
力されるＲＦ倍信号上１１１！ｌ及び下側エンベロープ
成分からそのレベル変動成分を取り出すために、前記積
分回路２６．３０及び差動増幅器２７．３１に代えて、
低域遮断回路３４　、．９５をそれぞれ用いるようにし
たものである。また、第１１図に示すものは、絶対値回
路２８．３２から出力される信号のうちから、大振幅レ
ベルの方を大振幅選択回路３６で選択して検出信号とし
て出力するようにしたものである。

なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱し彦い範囲で種々変形して実
施することができる。

〔発明の効果〕

したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、ピ
ックアップから読み取られた信号のレベル変動を検出し
、安定かつ確実な検出信号を得ることのできる極めて良
好なディスクレコード再生装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のディスクレコード再生装置の信号読み取
り手段を示すブロック構成図、第２図及び第３図はそれ
ぞれ第１図に示すディスクレコード再生装置の異常検出
手段を示すブロック構成図及びその各部の波形図、第４
図はこの発明に係るディスクレコード再生装置の一実施
例を示すブロック構成図、第５図及び第６図はそれぞれ
同実施例の詳細を示すブロック構成図及びその各部の波
形図、第７図はこの発明の第２の実施例を示すブロック
構成図、第８図及び第９図はそれぞれ同第２の実施例の
詳細を示すブロック構成図及びその各部の波形図、第１
０図及び第１１図はそれぞれこの発明の第３及び第４の
実施例を示すブロック構成図である。 １１・・・ディスク、１２・・・ピックアップ、１３・
・・信号処理回路、１４・・・ＤＡ変換回路、Ｉ５・・
・トラッキングサーボ回路、１６・・・異常検出回路、
Ｉ７・・・直流遮断回路、１８・・・上側検波回路、Ｚ
９・・・積分回路、２０・・・差動増幅器、２１・・・
絶対値回路、２２・・・上側変動成分抽出回路、２３・
・・下側変動成分抽出回路、２４・・・加算回路、２５
・・・上側検波回路、２６・・・積分回路、２７・・・
差動増幅器、２８・・・絶対値回路、２９・・・下側検
波回路、３０・・・積分回路、３１・・・差動増幅器、
３２・・・絶対値回路、３３・・・直流遮断回路、３４
゜３５・・・低域遮断回路、３６・・・大振幅選択回路
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報信号をデジタル符号化してなるデジタル化データが
   記録されたディスクからピックアップを介して前記デジ
   タル化データを読み出してなるディスクレコード再生装
   置において、前記ピックアップから読み出された信号の
   上側エンベロープ成分を取り出しそのレベル変動分を抽
   出する第１の抽出手段と、前記ピックアップから読み出
   された信号の下側エンベロープ成分を取シ出しそのレベ
   ル変動分を抽出する第２の抽出手段と、前記第１及び第
   ２の抽出手段から出力された各レベル変動分を加算もし
   くはレベル変動分の大きい方を選択して異常検出信号と
   して出力する処理手段とを具備してなることを特徴とす
   るディスクレコード再生装置。