JPS6040522Y2 - ロ−ル紙の保持装置 - Google Patents

ロ−ル紙の保持装置

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Publication number
JPS6040522Y2
JPS6040522Y2 JP6598282U JP6598282U JPS6040522Y2 JP S6040522 Y2 JPS6040522 Y2 JP S6040522Y2 JP 6598282 U JP6598282 U JP 6598282U JP 6598282 U JP6598282 U JP 6598282U JP S6040522 Y2 JPS6040522 Y2 JP S6040522Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
shaft
side plate
holding device
cylindrical member
Prior art date
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Expired
Application number
JP6598282U
Other languages
English (en)
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JPS57203041U (ja
Inventor
清 石井
洋介 五十嵐
Original Assignee
岩崎通信機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロール紙の保持装置に関し、更に詳しく述べ
るならば複写機、製版機等においてロール紙の装填が簡
単にしてしかも給紙を良好に行ない得るようにしたロー
ル紙の保持装置に関する。
従来この種ロール紙の保持装置としては、例えば実公昭
50−994号公報に開示されているごとく、支持枠に
回転自在に支持されロール紙を保持するシャフトの一端
にフランジを固定し、他端にねじを形成腰このねじ部に
着脱フランジを螺合させたものが知られている。
しか腰この装置はロール紙を送る時に生じる慣性により
該ロール紙の回り過ぎを起して弛むほかロール紙の表面
に傷、擦れ等が生じるという欠点を有する。
またロール紙に弛みが生じると、次の給紙時に給紙ロー
ラでスリップが起き、ロール紙表面に傷を付けたりロー
ル紙の送り量にバラツキが生じる。
そこで、このような欠点を解決する方法として、例えば
コイルばね等の弾性体により常時所定の面圧でロール紙
の内周面に摺接するブレーキ板をシャフトに設けた装置
(実開昭49−106345号)が知られている。
しかしながら、このような装置においても弾性体により
ロール紙の内周面にブレーキ板が圧接されているため、
ロール紙の給送速度が早くなると、弾性体が振動を起し
て送り量を不安定にするばかりか部品点数の増加に伴い
構造が複雑になる欠点があった。
このほか、ロール紙を保持しているロール金具の両端の
シャフトに、ブレーキボスを設けて調整ねじを取付け、
この調整ねじによりロール紙とシャフトとの回転摩擦力
を調整するように構成したものが特開昭49−1196
3滑に示されている。
しかるに、このような装置はロール紙の保持装置以外に
ブレーキ装置を別に設けなければならないため、装置が
複雑になりコストアップの原因となる。
また、ロール紙をセットする際、ブレーキ装置がセット
側に設けられているため、その装填操作が不便であるな
どの欠点があった。
本考案はこれらの欠点を解消すべくなされたもので、回
転を防止された着脱自在なシャフトにブレーキドラムを
固定し、このブレーキドラムにロール紙を回転可能に嵌
装し、サイド板の少なくとも一方をロール紙の側面に圧
接するロール紙押圧機構を前記シャフトに回転自在に配
設し、このロール紙押圧機構による前記ドラムとロール
紙との摩擦力によってロール紙に制動をかけるというき
わめて簡単な構成により、ロール紙の給送、制動動作を
確実に行ない得るようにしたロール紙の保持装置を提供
するものである。
以下、図面を参照してその構成などを詳細に説明する。
第1図は本考案に係るロール紙の保持装置の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は縦断面図である。
これらの図において、符号1で示すものはシャフトで、
このシャフト1は1対のブラケット2.3の軸受部に着
脱自在にかつ回転を規制防止されて支持されている。
すなわちこのシャフト1は、その軸端の左右周面を切削
して平坦な切欠き部4を設け、この切欠き部4を前記ブ
ラケット2.3の上端部に形成された前記シャフト1の
直径よりも溝幅の狭い長溝5,6にそれぞれ嵌入係合さ
せることにより、回転を防止されて水平に支持されてい
る。
前記シャフト1の両端部周面には後述するサイド板を位
置決めするための溝7,8が任意数形成され、かつ中央
部には1対のブレーキドラム9,10が嵌合され、かつ
ピン11によって固定されている。
このブレーキドラム9,10の形状は特に限定されるも
のではなく、第2図における一実施例では断面フ“字状
であるが、例えば断面“工“字状でもよく、要は後述す
るようなブレーキ機能を発揮するための外周面9a。
10aを備えたものであればよい。
12はロール紙で、通常ボール紙からなる中空円筒体1
3に巻き付けられており、この中空円筒体13の内周面
13aは前記1対のブレーキドラム9,10の外周面9
a、10aに摺接嵌合されている。
前記シャフト1には更に前記ロール紙12の外径より大
きい外径を有する1対のサイド板14゜15が回転自在
に嵌合されている。
一方のサイド板14の軸受部にはボス部16が一体に形
成され、このボス部16にホールド爪17がねじ18に
よって回動自在に配設されている。
このホールド爪17は他のねじ19の先端部に取付けら
れたねじりコイルばね20によってその先端が常時前記
シャフト1の一端部に形成された溝7の−っに嵌入係合
するように付勢されている。
したがって、前記サイド板14は軸方向の移動が阻止さ
れている。
なお、この場合、ロール紙12の幅寸法が常に一定であ
る場合にはサイド板14をシャフト1に固定してもよい
一方、他のサイド板15の軸受部にはロール紙押圧機構
21が配設されている。
このロール紙押圧機構21は、前記シャフト1に回転自
在に嵌装され、その一端が前記サイド板15の軸孔22
に嵌挿されて該サイド板15を回転自在に支持する円筒
部材23を備えている。
この円筒部材23にはコイルばね24が弾装されており
、このコイルばね24の力により、前記サイド板15を
前述したサイド板14方向に押圧している。
したがって、前記サイド板15はその内側面がロール紙
12の一側面に圧接されて該ロール紙12と一体的に回
転し、ロール紙12の他側面が前記サイド板14の内側
面に圧接される。
このため、サイド板14もロール紙12と一体的に回転
される。
さらに、前記円筒部材23には前記サイド板14と同様
、ホールド爪25がねじ26によって回動自在に配設さ
れ、他のねじ27に取付けられたねじりコイルばね28
によって常時付勢されることにより、その先端がシャフ
ト1に形成された溝8の1つに嵌入係合され、これによ
ってロール紙押圧機構21の軸方向移動を規制している
なお、図中30.31は複写機、製版機等の本体(図示
せず)に設けられた給送ローラ、32はサイド板15の
抜は止め防止用の止め輪である。
次に、上記構成による作用について説明すると、ロール
紙12を保持装置に装填する場合には、先ずシャフト1
を上方に持ち上げてブラケット2,3から取り外す。
次に、ホールド爪25のレバ一部25aをねじりコイル
ばね28に抗して押圧し、その先端部をシャフト1の溝
8から外した後サイド板15と円筒部材23をシャフト
1から抜き取る。
そして、ロール紙12をシャフト1のブレーキドラム9
,10に沿って嵌め込み、しかる後前記円筒部材23を
サイド板15と共にシャフト1に嵌装してホールド爪2
5の先端部をシャフト1の溝8の1つに嵌入係合させる
これによりロール12のシャフト1の装着を完了し、シ
ャフト1がブラケット2,3にって支持される。
この結果、サイド板15はロール紙12の一側面にコイ
ルばね24の力で圧接され、前記ロール紙12の他側面
がサイド板14に圧接される。
サイド板14.15と円筒部材23は、ホールド爪17
.25がその先端部をそれぞれシャフト1の溝7,8に
嵌入係合させた状態で回転するので、シャフト1に対し
て回転自在である。
すなわち、ロール紙12が回転する時、サイド板14.
15は所定の面圧でロール紙12の両側面に接している
ので、該ロール紙12に従動して回転する。
そして、ロール紙12の先端部はロール30.31間に
挿入されている。
したがって、ロール30゜31が紙送り方向に回転する
と、ロール紙12は回転して漸次繰出される。
この時、ロール紙12は、該ロール紙12を巻付けてい
る中空円筒体13の内周面13aとブレーキドラム9,
10の外周面9a、10aとの間の摩擦力により常に制
動作用を受ける。
この摩擦力はロール紙12の回転力よりも小さいが、ボ
ール紙からなる中空円筒体13とブレーキドラム9,1
0の材質、円筒体13の表面粗さ等により所要の制御作
用を与える。
したがってロール紙12は一定のテンションが付与され
た状態で繰り出される。
また、ロール30.31の回転が停止すると、ロール紙
12は上記制動作用により、その慣性を急速に失なって
停止するため、ロール紙12が弛むようなことはない。
したがって、ロール紙12の弛みによる傷、擦れさらに
は送り量のバラツキを防止することができる。
また、サイド板14゜15はロール紙12の外径よりも
大きい外径を有し、ロール紙12と共に回転するため、
給送時にロール紙12を真直ぐに給送してその両端部の
曲がり、損傷等を防止し得る。
なお、サイド板14.15の形状は特に限定されるもの
ではなく、給送時の曲がり等に支障のない範囲で少なく
ともその一部がロール紙12の外径よりも大であればよ
い。
また、中空円筒体13の内径は、通常ブレーキドラム9
,10の外周面9a*10aの外径よりも大となるよう
に形成されるので、回転中内周面全体が外周面9a、1
0aと摺接することはほとんどないが、ロール紙12の
自重によって回転牛歩なくとも一部(上方)は常に摺接
するので所望の制動作用を得るに十分な摩擦力が得られ
るものである。
さらに、この中空円筒体13は本考案の実施に際してか
ならずしも必要ではなく、ロール紙12を直接ブレーキ
ドラム9,10に嵌装して、その一部内周面をブレーキ
ドラム9,10の外周面9a、10aに摺接させてもよ
いことは勿論で、この場合においても十分な制動作用が
得られることを確認した。
以上説明したように、本考案に係るロール紙の保持装置
にあってはブラケットに着脱自在にかつ回転を防止され
て支持されたシャフトにブレーキドラムを固定してその
外周面にロール紙を嵌合させると共に1対のサイド板を
前記シャフトに回転自在に嵌合してこれらをロール紙押
圧機構によって前記ロール紙の両側面に圧接するように
構成したので、ロール紙の装填、取外し作業が簡単であ
るほか、ブレーキドラムとロール紙との間の摩擦力によ
り、ロール紙の回転を制動するため、停止時にロール紙
が弛むことがなく、一定のテンションを与えることがで
きる。
そのため傷、擦れ、切断等防止し得るばかりか送り量の
バラツキをも確実に防止することができる。
また、ブレーキドラムはシャフトに対して固定であるた
め、従来装置のように振動を起すことがなく、良好かつ
確実な給送を行なうことができ、ロール紙の両端部の曲
がり、損傷等をサイド板で防止するなど、その実用的効
果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロール紙の保持装置の一実施例を
示す斜視図、第2図はその縦断面図である。 1・・・・・・シャフト、2,3・・・・・・ブラケッ
ト、7゜8・・・・・・溝、9,10・・・・・・ブレ
ーキドラム、12・・・・・・ロール紙、14,15・
・・・・・サイド板、17,25・・・・・・ホールド
爪、20.28・・・・・・ねじりコイルばね、21・
・・・・・ロール紙押圧機構、23・・・・・・円筒部
材、24・・・・・・コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端がブラケットの軸受部によって回転を規制された状
    態で支持された着脱自在なシャフトと、このシャフトに
    固定されてその外周面にロール紙が回転可能に嵌装され
    、該ロール紙と外周面との摩擦力によりロール紙を制動
    するブレーキドラムと、前記シャフトに回転自在に軸支
    されてロール紙の両側面にそれぞれ配置され、かつロー
    ル紙と共に一体的に回転する1対のサイド板と、前記シ
    ャフトに回転自在に配設され、前記サイド板の少なくと
    も一方をロール紙の側面に圧接するロール紙押圧機構と
    を備え、このロール紙押圧機構は、シャフトに軸装され
    て少なくとも一方のサイド板を回転自在に軸承する円筒
    部材と、この円筒部材に軸装されて前記一方のサイド板
    を他方のサイド板方向に押圧するばねと、前記円筒部材
    に回動自在に軸支されたホールド爪と、このホールド爪
    の先端が前記シャフトの外周面に刻設された溝に常時嵌
    入保合するように前記ホールド爪を付勢するばねを備え
    ていることを特徴とするロール紙の保持装置。
JP6598282U 1982-05-06 1982-05-06 ロ−ル紙の保持装置 Expired JPS6040522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6598282U JPS6040522Y2 (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロ−ル紙の保持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6598282U JPS6040522Y2 (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロ−ル紙の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57203041U JPS57203041U (ja) 1982-12-24
JPS6040522Y2 true JPS6040522Y2 (ja) 1985-12-06

Family

ID=29862015

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JP6598282U Expired JPS6040522Y2 (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロ−ル紙の保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6517019B2 (ja) * 2015-01-05 2019-05-22 サトーホールディングス株式会社 プリンタ

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JPS57203041U (ja) 1982-12-24

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