JPS604011Y2 - 屋根頂部の換気装置 - Google Patents
屋根頂部の換気装置Info
- Publication number
- JPS604011Y2 JPS604011Y2 JP3464879U JP3464879U JPS604011Y2 JP S604011 Y2 JPS604011 Y2 JP S604011Y2 JP 3464879 U JP3464879 U JP 3464879U JP 3464879 U JP3464879 U JP 3464879U JP S604011 Y2 JPS604011 Y2 JP S604011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge cover
- mounting bracket
- roof
- fixed
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋根頂部の換気装置に関する。
最近のプレハブ住宅等で最大の問題点は換気である。
この換気が十分でないと、小屋裏内で結露が発生し、建
物の耐久性に重大な影響がある。
物の耐久性に重大な影響がある。
特に現代住宅は気密性の高い構造となっているから、こ
の換気装置をいかに取付けるかが課題である。
の換気装置をいかに取付けるかが課題である。
しかも、建物が軽量で、安く、大量生産に適するもので
なくてはならないため、換気装置もこの条件に適合する
もので、しかも大きな換気量を得るものでなくてはなら
ない。
なくてはならないため、換気装置もこの条件に適合する
もので、しかも大きな換気量を得るものでなくてはなら
ない。
本考案はこのような事情並びに問題点に鑑みて創作した
屋根頂部の換気装置である。
屋根頂部の換気装置である。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明すると、l
a、lbは棟もや、2a、2bは野地板、3a、3bは
アスファルトルーフィングで、屋根頂部(つまり、野地
板2a、2b及びアスファルトルーフイング3 av
3 bが接合するところ)の全部あるいは目的とする
一部を切欠いて小屋裏換気のできる通風口4を設ける。
a、lbは棟もや、2a、2bは野地板、3a、3bは
アスファルトルーフィングで、屋根頂部(つまり、野地
板2a、2b及びアスファルトルーフイング3 av
3 bが接合するところ)の全部あるいは目的とする
一部を切欠いて小屋裏換気のできる通風口4を設ける。
この通風口4の両側部でアスファルトルーライング3a
、3b上にそれぞれ棟包下地板5a、5bを固定する。
、3b上にそれぞれ棟包下地板5a、5bを固定する。
この棟包下地板5a、5bは、それぞれボルトあるいは
釘19でもって棟もやla、lbに固定する。
釘19でもって棟もやla、lbに固定する。
棟包下地板5a、5b上には適当間隔で数個の棟包取付
金具6を立設固定し、この棟包取付金具6上に棟包7を
固定して、屋根頂部に設けた前記通風口4を覆い、もっ
て換気装置とした。
金具6を立設固定し、この棟包取付金具6上に棟包7を
固定して、屋根頂部に設けた前記通風口4を覆い、もっ
て換気装置とした。
棟包取付金具6は、棟包下地板5a、5bに固定する台
板8a、8bから支板9a、9bを立設し、この支板9
a、9b上に棟包7の横断面の内面形状に等しい形状の
載板10を架設してなるもので、11a、11bは支持
脚である。
板8a、8bから支板9a、9bを立設し、この支板9
a、9b上に棟包7の横断面の内面形状に等しい形状の
載板10を架設してなるもので、11a、11bは支持
脚である。
(第2図参照)
このように戊る棟包取付金具6を通風口4を跨いで棟包
下地板5a、5b上に適当間隔で立設固定するが、台板
8a、8bを棟包下地板5a、5b上に載せ、ビス、釘
等12で固着する。
下地板5a、5b上に適当間隔で立設固定するが、台板
8a、8bを棟包下地板5a、5b上に載せ、ビス、釘
等12で固着する。
台板8a、8b及び支板9a、9bの横幅は、第2図に
示すように、載板10の横幅よりも大となし、ビス孔1
8を設けておくと、棟包取付金具6が棟包下地板5a、
5bに安定的に立設固定されると共にビス止め等の固着
作業がし易い。
示すように、載板10の横幅よりも大となし、ビス孔1
8を設けておくと、棟包取付金具6が棟包下地板5a、
5bに安定的に立設固定されると共にビス止め等の固着
作業がし易い。
支持脚11 a、 1 l bはアスファルトルーラ
イング3a、3b上に踏張るように威しているため棟包
取付金具6が安定的強固に立設固定できる。
イング3a、3b上に踏張るように威しているため棟包
取付金具6が安定的強固に立設固定できる。
尚、台板8a、8bの上面が棟包下地板5a。
5bの上面と面一となるように、棟包下地板において台
板が当接する部分を凹設し、台板8a、8bを棟包下地
板5a、5bに固着する。
板が当接する部分を凹設し、台板8a、8bを棟包下地
板5a、5bに固着する。
13a、13bは水切板であり、この水切板13a、1
’3bは前記した棟包取付金具6を棟包下地板5a、5
b上に適当間隔で立設固定した後、屋根であるアスファ
ルトルーライング3a、3b上から棟包下地板5a、5
bの下側面及び上面を経て棟包取付金具6の支板9a、
9bに沿って立上がらせ、適当な高さから外側(屋根の
下方)に向けて水切片14a、14bをそれぞれ折返し
形成したものである。
’3bは前記した棟包取付金具6を棟包下地板5a、5
b上に適当間隔で立設固定した後、屋根であるアスファ
ルトルーライング3a、3b上から棟包下地板5a、5
bの下側面及び上面を経て棟包取付金具6の支板9a、
9bに沿って立上がらせ、適当な高さから外側(屋根の
下方)に向けて水切片14a、14bをそれぞれ折返し
形成したものである。
15はそれぞれ水切板13a、13bをアスファルトル
ーフイング3a、3b及び棟包下地板5a、5bに固着
するビス釘で、水切板13a、13bと棟包取付金具の
支板9a、9bとはリベット16a、16b等で固着す
る。
ーフイング3a、3b及び棟包下地板5a、5bに固着
するビス釘で、水切板13a、13bと棟包取付金具の
支板9a、9bとはリベット16a、16b等で固着す
る。
このように、棟包取付金具6を立設し、水切板13a、
13bを固着した後、棟包取付金具の載板10上に棟包
7を載置し、リベット17等で固着する。
13bを固着した後、棟包取付金具の載板10上に棟包
7を載置し、リベット17等で固着する。
水切板13 a、 13 bとアスファルトルーフイ
ング3a、3bとの継目あるいは棟包取付金具と棟包と
のリベット箇所ではコーキングして雨水が浸入しないよ
うにする。
ング3a、3bとの継目あるいは棟包取付金具と棟包と
のリベット箇所ではコーキングして雨水が浸入しないよ
うにする。
棟包7、棟包取付金具6及び水切板13a、13bには
鉄板、アルミ板、合成樹脂板等を用いる。
鉄板、アルミ板、合成樹脂板等を用いる。
本考案は、一対の台板8a、8bに支板9a。
9bをそれぞれ立設し、この支板9a、9b上に、台板
8a、8bより細幅の載板10を架設し固着して棟包取
付金具6を形成し、該棟包取付金具を、屋根頂部に設け
た通風口を跨がせると共に、通風口の両側部に固定され
た棟包下地板5at5b上に前記一対の合板をそれぞれ
固定し、さらに、棟包取付金具の両端部に形成した支持
脚11a、llbを屋根上に当接して突張らせて取付け
、屋根上から前記棟包下地板5a、5b及び棟包取付金
具6上にかけて水切板13a、13bをそれぞれ被覆固
着し、かつ、棟包取付金具6の載板10上に棟包7を載
置固定してなり、棟包取付金具を、屋根頂部に設けた通
風口を跨がらせて取付け、この棟包取付金具の上に棟包
を載置固定するものであるから、棟包を直接屋根に固定
する必要がなく、棟包の両裾に、屋根との間に十分な隙
間を設けることができ、大きな換気量を得ることができ
、しかも、屋根上から棟包下地板及び棟包取付金具上に
かけて水切板をそれぞれ被覆固着しているので、棟包の
両裾から入る水が通風口に流れ込むことがなく、さらに
、棟包取付金具を、一対の合板に支板をそれぞれ立設し
、この支板上に載板を架設し固着して形成しているので
、板片を屈曲すると共に溶接等するだけで製作でき量産
に好適であり、この棟包取付金具を、屋根頂部に設けた
通風口を跨がらせると共に、通風口の両側部に固定され
た棟包下地板上に固定し、さらに、棟包取付金具の両端
部に形成した支持脚を屋根上に当接して突張らせて取付
けるので、棟包取付金具の取付けには合板を棟包下地板
上に固定するだけでよく、しかも支持脚によって棟包取
付金具にかかる荷重が支えられるので堅固となり、さら
に、棟包取付金具の載板は台板より細幅であるので、合
板を棟包下地板上にくぎ付は等して固定する際作業がし
易いものであるなど実用的効果を有するものである。
8a、8bより細幅の載板10を架設し固着して棟包取
付金具6を形成し、該棟包取付金具を、屋根頂部に設け
た通風口を跨がせると共に、通風口の両側部に固定され
た棟包下地板5at5b上に前記一対の合板をそれぞれ
固定し、さらに、棟包取付金具の両端部に形成した支持
脚11a、llbを屋根上に当接して突張らせて取付け
、屋根上から前記棟包下地板5a、5b及び棟包取付金
具6上にかけて水切板13a、13bをそれぞれ被覆固
着し、かつ、棟包取付金具6の載板10上に棟包7を載
置固定してなり、棟包取付金具を、屋根頂部に設けた通
風口を跨がらせて取付け、この棟包取付金具の上に棟包
を載置固定するものであるから、棟包を直接屋根に固定
する必要がなく、棟包の両裾に、屋根との間に十分な隙
間を設けることができ、大きな換気量を得ることができ
、しかも、屋根上から棟包下地板及び棟包取付金具上に
かけて水切板をそれぞれ被覆固着しているので、棟包の
両裾から入る水が通風口に流れ込むことがなく、さらに
、棟包取付金具を、一対の合板に支板をそれぞれ立設し
、この支板上に載板を架設し固着して形成しているので
、板片を屈曲すると共に溶接等するだけで製作でき量産
に好適であり、この棟包取付金具を、屋根頂部に設けた
通風口を跨がらせると共に、通風口の両側部に固定され
た棟包下地板上に固定し、さらに、棟包取付金具の両端
部に形成した支持脚を屋根上に当接して突張らせて取付
けるので、棟包取付金具の取付けには合板を棟包下地板
上に固定するだけでよく、しかも支持脚によって棟包取
付金具にかかる荷重が支えられるので堅固となり、さら
に、棟包取付金具の載板は台板より細幅であるので、合
板を棟包下地板上にくぎ付は等して固定する際作業がし
易いものであるなど実用的効果を有するものである。
図面は本考案屋根頂部の換気装置の実施例を示すもので
、第1図は縦断面図、第2図は棟包取付金具の斜視図。 4・・・・・・通風口、5a、5b・・・・・・棟包下
地板、6・・・・・・棟包取付金具、7・・・・・・棟
包、8a、8b・・・・・・台板、9a、9b・・・・
・・支板、10・・・・・・載板、13a、13b・・
・・・・水切板。
、第1図は縦断面図、第2図は棟包取付金具の斜視図。 4・・・・・・通風口、5a、5b・・・・・・棟包下
地板、6・・・・・・棟包取付金具、7・・・・・・棟
包、8a、8b・・・・・・台板、9a、9b・・・・
・・支板、10・・・・・・載板、13a、13b・・
・・・・水切板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の台板8a、8bに支板9a、9bをそれぞれ立設
し、この支板9a、9b上に、台板8a、8bより細幅
の載板10を架設し固着して棟包取付金具6を形成し、 該棟包取付金具を、屋根頂部に設けた通風口を跨がせる
と共に、通風口の両側部に固定された棟包下地板5a、
5b上に前記一対の合板をそれぞれ固定し、さらに、棟
包取付金具の両端部に形成した支持脚11a、llbを
屋根上に当接して突張らせて取付け、 屋根上から前記棟包下地板5a、5b及び棟包取付金具
6上にかけて水切板13a、13bをそれぞれ被覆固着
し、 かつ、棟包取付金具6の載板10上に棟包7を載置固定
してなることを特徴とする屋根頂部の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464879U JPS604011Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | 屋根頂部の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464879U JPS604011Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | 屋根頂部の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135233U JPS55135233U (ja) | 1980-09-26 |
JPS604011Y2 true JPS604011Y2 (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=28892420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3464879U Expired JPS604011Y2 (ja) | 1979-03-17 | 1979-03-17 | 屋根頂部の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604011Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2654626B2 (ja) * | 1989-04-03 | 1997-09-17 | ゲーリー・エル・セルズ | 屋根棟換気装置 |
-
1979
- 1979-03-17 JP JP3464879U patent/JPS604011Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135233U (ja) | 1980-09-26 |
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