JPS6039830B2 - 合成樹脂塗床材によるシ−ムレス床の施工方法 - Google Patents

合成樹脂塗床材によるシ−ムレス床の施工方法

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JPS6039830B2
JPS6039830B2 JP601278A JP601278A JPS6039830B2 JP S6039830 B2 JPS6039830 B2 JP S6039830B2 JP 601278 A JP601278 A JP 601278A JP 601278 A JP601278 A JP 601278A JP S6039830 B2 JPS6039830 B2 JP S6039830B2
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JP
Japan
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synthetic resin
flooring
construction method
base
seamless
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JP601278A
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JPS5499323A (en
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敏雄 柏木
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EEBIISHII SHOKAI KK
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EEBIISHII SHOKAI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメントモルタル或いはセメントコンクリー
ト等の下地上に合成樹脂塗床村を塗り付けシームレス床
を形成する施工方法に於いて、上記下地材に水分が或る
程度含水するものであっても、該含水による合成樹脂塗
床材の脹れ或いはこの脹れからの剥離を生じさせること
のな施工方法に関するものである。
従来に於けるこの種塗床材の施工方法は、セメントコン
クリート或いはセメントモルタル等の下地面にまずプラ
ィマ−を塗布含浸させ、次に該プラィマーの上にェポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、或いは不飽和ポリエステル樹脂
等の合成樹脂塗床材を全面に所定厚み塗り付けてシーム
レス塗膜を形成する方法が探られている。
しかし乍ら、上述するような従来の方法によって形成さ
れるシームレス床は、セメントコンクリート或いはセメ
ントモルタル等の下地が充分乾燥していない場合には、
該下地に含まれる水分が徐々に塗膜下まで上昇して、早
い場合には塗膜硬化直後からまた遅い場合でも硬化後2
〜6ケ月後に該塗膜下に水溜りによる脹れを作り塗膜表
面に凹凸が発生する。
このように塗膜下に発生する脹れによる凹凸は美観上不
体裁であるばかりでなく、この脹れによる凹凸部より塗
膜が浮き更には剥離へと進行する欠点を有するものであ
った。以上のような傾向は、セメントコンクリートやセ
メントモルタルの下地表面の水分が10%程度に減少し
ているものであってもプラィマーによって上昇する水分
をシールすることはできず、極めて小さなピンホールか
らでも水分は塗膜下に上昇するので、上昇する水分を完
全にシールすることは困難であった。殊にピンホールを
介して一部に水脈ができるとその部位に水分が集中する
傾向にある。本発明は、下地となるセメントコンクリー
ト或いはセメントモルタルの乾燥状態が充分でなくとも
下地に含水されている水分上昇による塗膜の脹れ或いは
この脹れから発生する剥離を効果的に防止することので
きる施工方法を提供するもので、その方法は、セメント
コンクリート或いはセメントモルタルの下地上に、まず
アスベストシ−トを合成樹脂系或いは合成ゴム系等の接
着剤にて貼着し、次に該ァスベストシートの上に合成樹
脂又は合成ゴム塗床村を金銭、ブラシ、スプレー等によ
り所定厚みに塗り付けることを特徴とするものである。
塗床材と下地との間に介装されるものは、或る程度強い
圧縮圧力がかかる為、圧縮強度を有していることが必要
であり、又空隙率を十分に具えているとともに、塗床材
の合成樹脂等が浸透していってしまうような空隙の大き
さでは下地の水分を吸収分散することができなくなって
しまうので空隙は繊密なものであることを要し、これら
から下地上に貼着するものはアスベストシートとするも
のであり、他の吸湿性素材は適切ではない。
以上のように下地と塗膜との間にアスベストシートを介
在させることにより、たとえ下地中に水分が若干残留し
ていたとしても、水分は上記アスベストシートに吸湿さ
れてアスベストシート全体に拡散される為、従来のよう
に局部的に水溜りが生じることにより発生する脹れ現象
を防ぐことが可能となる。以下本発明に係る一実施例に
ついて説明する。
〔実施例〕通常、ビルの地下室は極めて通風が悪く、下
地水分の蒸発が非常遅い場所である為、この種合成樹脂
塗床村はいまいま下地水分による脹れ現象が発生する。
従って、本発明に於ける実施例もこのような条件の悪い
施工現象を選び、当該場所に本発明に係る方法によるも
のと、従来方法によるものとを同時に施工し、両者の結
果を比較観察した。1 下地条件 コンクリートスラブに、セメント:砂=1:2、水セメ
ント比65%のモルタルを30の/仇厚みに打設し、打
設後28日間気乾養生を行ない、これを下地とした。
28日後に於ける下地強度は256k9/めであった。
2 本発明に係る施工方法まず28日間養生した下地表
面のレインタンスを除去し、次に0.7の′m厚みのア
スベストシ−トを合成ゴム系接着剤にて貼着した。
そして、上記アスベストシートの上に下記配合からなる
ェポキシ系塗床材を下塗として400夕/M2塗布し、
更に該下塗材が硬化後その上に下塗村と同配合の上塗材
をやはり400夕/M2塗布し施工を終了した。<塗床
材の配合> ェポキシ樹脂 65%(重量%)硬 化 剤
16%( ″ )充 填 材
13%( ″ )顔 料 6%(″)
3 従来に於ける施工方法まず、下地表面のレインタン
スを除去した後、ェポキシ系プラィマーを150夕/M
の割合で塗布含浸させ、次に上記本発明に係る施工方法
に用いた塗床材と同配合のェボキシ樹脂系塗床材を下塗
としてまず400夕/M2の割合で塗布した。
更に該下塗村が硬化後その上に下塗材と同配合の上塗材
をやはり400夕/M2の割合で塗布し施工を終了した
。上述のように施工された本発明に係る方法による塗床
と従来方法による塗床とを2ケ月間放置した後、目視に
よる脹れの有無を調査した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セメントコンクリート或いはセメントモルタルによ
    り形成されている下地面全面に、まずアスベストシート
    を合成樹脂又は合成ゴム等の接着剤にて貼着し、次に該
    アスベストシートの上に合成樹脂又は合成ゴム塗床材を
    金鏝、ブラシスプレー等により所定厚みに塗り付けるこ
    とを特徴とする合成樹脂塗床剤によるシームレス床の施
    工方法。
JP601278A 1978-01-23 1978-01-23 合成樹脂塗床材によるシ−ムレス床の施工方法 Expired JPS6039830B2 (ja)

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JPS5499323A JPS5499323A (en) 1979-08-06
JPS6039830B2 true JPS6039830B2 (ja) 1985-09-07

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