JPS5816067B2 - モルタルシタジノセコウホウホウ - Google Patents

モルタルシタジノセコウホウホウ

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Publication number
JPS5816067B2
JPS5816067B2 JP10771175A JP10771175A JPS5816067B2 JP S5816067 B2 JPS5816067 B2 JP S5816067B2 JP 10771175 A JP10771175 A JP 10771175A JP 10771175 A JP10771175 A JP 10771175A JP S5816067 B2 JPS5816067 B2 JP S5816067B2
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JP
Japan
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base
mortar
joiner
base plate
joints
Prior art date
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Expired
Application number
JP10771175A
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English (en)
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JPS5231521A (en
Inventor
渡辺満三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noda Plywood Mfg Co Ltd
Original Assignee
Noda Plywood Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Noda Plywood Mfg Co Ltd filed Critical Noda Plywood Mfg Co Ltd
Priority to JP10771175A priority Critical patent/JPS5816067B2/ja
Publication of JPS5231521A publication Critical patent/JPS5231521A/ja
Publication of JPS5816067B2 publication Critical patent/JPS5816067B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建築物の内外壁、殊に木造建築物の内外壁な
どにモルタル塗り、リシン塗りなどを行う際の下地の施
工方法に関する。
一般に、モルタル塗り、リシン塗りなどの施工では、木
摺りゃ合板上にタールフェルト紙、ルーフインク紙など
の防水紙を貼り、そしてその上にワイヤラス、メタルラ
スなどの網状のラス材を釘やステーブルで部分的に固定
し、その後にラス材の内外側にモルタルを薄く塗ってこ
れを包み込み、更に上塗りを行ってモルタル仕上げ或い
はりシン仕上げが行なわれる。
この様なモルタル仕上げやりシン仕上げを行う前の下地
の準備では、現場に於いて多くの工程が必要であり、且
つ下地のセメントモルタルの硬化に日数がかかり、勢い
最終仕上げまでの工期が長くなる。
父、この種の下地は、木摺りゃ合板等とセメントモルタ
ル下地とが防水紙によって構造的に遮断され単にステー
ブル等で点状に連結されているだけであって機械的強度
が低く、更らに防水紙を用いてはいるものの防水性が充
分でなく木質部が腐食し易い。
又、金属や石綿スレートの如き無機質板に突起や孔を設
けて、これを木摺りの上に貼り、防水紙やラスを用いず
にセメントモルタル下地を塗って下地を作ることが試み
られたが、金属の耐腐食性の問題や基板に設けられた孔
から水分が浸透する等の問題があり、更に下地塗りを現
場施工するのでほぼ従前通りの工期を要し、満足されな
かった。
更に最近では、合板などの基板上に高分子物の溶液を塗
布して溶剤を揮発させ、ポーラスな塗膜や凹凸のある塗
膜を形成し、これに直接上塗りを行い得るよう工場生産
される下地材も提案されている。
然し乍ら、この種の下地材にあっては、下地加工された
基板合板などの湿気による伸縮歪力が上塗りモルタル等
の層の下地板における板継目上に集中し、上塗りに下地
材の板継目に沿ったクラックを発生せしめ、必ずしも満
足し得るものではなかった。
本発明は、斯かる欠点を除去することができるモルタル
下地の施工方法を提供することを目的とする。
これを図示実施態様に基づいて説明すれば、次の通りで
ある。
本施工方法において用いられる下地板は、予じめ工場内
で製造され、施工現場ではこれを唯単に間柱、胴縁等の
構造材に接着剤、釘などを用いて固着施工すればよい。
この下地板1は、その基板として合板、ファイバーボー
ドなどが用いられ、その細石綿セメント板、石綿スレー
ト板、パルプセメント板などの耐火性に優れる無機質板
材なども用いられる。
この基板上には、ラテックスセメントの表面凹凸1aに
成形された被覆層1bが設けられる。
この被覆層1bは、塗布ロールによって塗布量の調整さ
れたラテックスセメントを基板面に塗布すると同時に、
塗布ロールが基板から離れるときにその表面に鋭く尖っ
たラテックスセメントの毛羽立ち、即ち所謂ロールタッ
クを成形させるようにして、形成する。
そして、この被覆層1bは、凹凸1aを持ったまま硬化
される。
なお、この基板の表層には、その基板自体の吸湿による
伸縮を減少するため、例えば合成ゴム等の樹脂の塗被層
或いは浸透層を設けてもよいし、又ラテックスセメント
の代りに樹脂をラテックスセメントと同様に塗布しても
良い。
この下地板は、木造の間柱、胴縁などの構造材2上に接
着剤或いは釘3などにより、複数枚パネル状に隣接固定
される。
この固定の際、下地板1は、その接合部間に一定の間隔
4を置くよう、所謂目すかし施工がなされる。
次に、この目すかし施工がなされた下地板1゜1の接合
部間内に、多数の貫通孔5aが穿設されるプレート5b
と、このプレートの片面中央に一定間隔をへだて相対称
に取付けられる一対の足5cとを持つ金属、プラスチッ
ク製などのジョイナ−5が嵌装固定される。
このジョイナ−5のプレー)5bKi−ける貫通孔5a
は、この上に塗り付けられるモルタルを保持するだめの
もので、円形成いは菱形などの適宜の形状にできる。
又、一対の足5cは、このジョイナ−を下地板1の接合
部間に保持させるもので、直垂或いはくの字状に折曲す
る形状にできる。
この固定に際しては、そのプレー)5bの両端下面を隣
接する下地板の上縁上に密着させ、そして一対の足5c
をその下地板の木口面に密着させるようにする。
斯くして、この下地処理が施された下地板上には、ジョ
イナ−5上も含めて、モルタルが上塗層6として塗り付
けられる。
この下地板上に塗り付けられたモルタル上塗層6は、下
地板1の凹凸1aに沿って硬化しそしてジョイナ−5の
貫通孔5a内にも塗り込められることにより、これら表
面上に保持される。
このモルタルの上塗りを行なったときの水分は、基板1
の表層に形成されたラテックスセメントの被覆層3によ
り遮断され、基板方向に移行することはない。
然し乍ら、施工中又は施工後に、基板1の裏面から浸入
する湿気により、基板1は若干膨張し一方その後それが
乾燥すれば収縮する。
この収縮は、隣接固定される下地板の接合部に集中し、
その接合部における目すかし間隔を広げるように作用す
る。
この時モルタルの上塗層6は、金属、プラスチック製の
ジョイナ−5上に支持されしかも柔軟なラテックスセメ
ントの被覆層1bを介して基板1と結合しているので、
下地板1基板の収縮に引すられて移動しない。
従って、従来の如く、隣接施工される下地板が夫々相反
する方向に収縮しそしてその直上のモルタルの上塗層が
その各収縮に引すられて移動することにより、下地板の
接合部に相当するモルタル上塗層に生ずるクラックは防
止することができ、しかもモルタル上塗層6と下地板1
基板とが脱離れしてしまうことはない。
伺、この好ましい具体的な実施例を示せば、下記の通り
である。
下地板として、縦180cm、横90cへ厚み9門の合
板を基板とし、この表面にセメント200重量部、エチ
レン酢酸ビニル50重量部、塩化ビニル50重量部の混
合剤に対し炭酸カルシウム骨材100重量部を加えた樹
脂(エマルジョン)セメントの、表面凹凸成形した被覆
層を設けたものを、用意した。
又、ジョイナ−として、幅2cm、長さ90c4厚さ1
叫の硬質塩化ビニル製のプレ7−トに、直径3wrLの
円形貫通孔を10門のピッチに形成し、そしてこのプレ
ートの片面中央に4mの間隔で一対のくの字状の足を対
称となるように取付けだものを、用意した。
下地板は、胴縁上に68の間隔をあけて、打着固定した
そして、ジョイナ−は、隣接する下地板の接合部に、そ
の足が隣接する下地板の木ロ面ニ密着しそしてプレート
の下面が下地板の各上縁に密着するよう、嵌装固定した
この下地処理板上に、セメント:酢酸ビニル樹脂:粒径
21rrIrLの川砂を1:に4の割合で混合したもの
に、水:非加硫クロロプレンラテックスを7二3の割合
で混合したものを混練して硬練りのモルタルを作り、鏝
で下地板の凹凸に良く喰い込ませ且つジョイナ−におけ
るプレートの貫通孔内にも充填させるようにして厚さ1
0mmに塗り付けた。
その後、外界に6ケ月さらしたが、モルタル塗りの層に
は依然としてクラックは少しも生じなかった。
以上の如く、本発明に依れば、下地板が湿気乾燥により
収縮してもその歪力は、基板上の軟弱な被覆層による緩
衝と、モルタル上塗層が下地板の接合部に固定されたジ
ョイナ−に確り保持されていることとによって、この直
上のモルタル上塗層部分には全くクラックは生じない。
又、本発明に依れば、ジョイナ−の嵌合による施工で手
軽に下地処理ができるので、熟練を必要とせず迅速な作
業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明方法に依り施工されたモルタル壁の模式
的断面図を示す。 符号説明、1:下地板、1bニラテツクスセメントの表
面凹凸1a成形された被覆層、2:間柱、胴縁等の構造
材、4:隣接施工される下地板の目すかし施工による間
隔、5:ジョイナ−15b=多数の貫通孔5aが穿設さ
れたプレート、5cニ一対の足、6:モルタル上塗層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 間柱、胴縁等の構造材上に、合成ゴム等の樹脂又は
    樹脂セメントの表面凹凸に成形された被覆層を持つ下地
    板をその接合部を目すかし状に隣接固定し、これら下地
    板の接合部の目すかし間に、金層、プラスチック製等の
    ジョイナ−をその弾性をもった足を挿入して該足上に設
    けられた多数の貫通孔が穿設されているプレートを目す
    かじ部両側の各下地板の上鉤上に密着させるようにして
    嵌装固定し、斯くして施工されたジョイナ−を含む下地
    の表面にモルタル、リシン等の塗装が施されることを特
    徴とするモルタル下地の施工力法。
JP10771175A 1975-09-05 1975-09-05 モルタルシタジノセコウホウホウ Expired JPS5816067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10771175A JPS5816067B2 (ja) 1975-09-05 1975-09-05 モルタルシタジノセコウホウホウ

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JP10771175A JPS5816067B2 (ja) 1975-09-05 1975-09-05 モルタルシタジノセコウホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5231521A JPS5231521A (en) 1977-03-10
JPS5816067B2 true JPS5816067B2 (ja) 1983-03-29

Family

ID=14465998

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10771175A Expired JPS5816067B2 (ja) 1975-09-05 1975-09-05 モルタルシタジノセコウホウホウ

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JP (1) JPS5816067B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6386762U (ja) * 1986-11-25 1988-06-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6386762U (ja) * 1986-11-25 1988-06-06

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JPS5231521A (en) 1977-03-10

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