JPS5912825B2 - モルタル壁施工用下地板とその製造方法 - Google Patents

モルタル壁施工用下地板とその製造方法

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JPS5912825B2
JPS5912825B2 JP51085044A JP8504476A JPS5912825B2 JP S5912825 B2 JPS5912825 B2 JP S5912825B2 JP 51085044 A JP51085044 A JP 51085044A JP 8504476 A JP8504476 A JP 8504476A JP S5912825 B2 JPS5912825 B2 JP S5912825B2
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JP
Japan
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paint
substrate
layer
wall construction
latex
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JP51085044A
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English (en)
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JPS5312125A (en
Inventor
満三 渡辺
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Noda Plywood Mfg Co Ltd
Original Assignee
Noda Plywood Mfg Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモルタル壁施工の際のモルタル壁施工10用下
地板とその製造方法に関するものである。
従来モルタル壁の施工用の下地板の基板として合板、繊
維板、石綿セメント板などが用いられるが、これらの基
板は吸水、吸湿、乾燥によつて伸縮する。この下地板の
伸縮運動により、表面に塗15着されたモルタル塗膜に
割れが生ずる。また該基板中に吸水された水分により、
構造用下地材が高湿になつて木材腐朽菌やかびが繁殖し
たり、シロアリに食害されることを防ぐために、基板表
面に合成樹脂エマルジョンや合成ゴムラテックスなど2
0のシーラー剤を含浸させて、防水層を形成させる必要
があるが、該基板が多孔性で吸収性が大きいためにシー
ラー剤の塗布量が多くなり、さらに基材の吸収率のむら
も大きいために塗布量を多くしても均一な防水層を形成
することは難かしい。25本発明はこのような従来技術
の欠点を解消することを目的とするものである。
すなわち本発明は以下詳述するように基板表面に扁平タ
ルク、雲母、アルミ鱗片などの非透水性無機質の扁平粒
子3を混入したラテックスやエマルジョン系の塗料2を
30塗布にることにより、基板表面に防水層4を形成し
て基板1への吸水吸湿を防止し、基板の伸縮の防止、防
水用シーラーの塗布量の減少を図つたものである。以下
本発明の構成について説明する。
351本発明下地板の基板としては合板、繊維板、石綿
セメント板、などを用いる、この基板の木口は表面に対
して300〜600の角度で面取りaさ11クーれてい
て、該下地板の施工時に接合面に溝を形成し、目地材の
充填処理が容易となるようにしておく。
つぎに該基板1の表面に扁平タルク、雲母粉、アルミ片
などの扁平状粒子3とアクリルを混入したアクリルエマ
ルジヨン、スチレンブタジエンラバーラテツクス(SB
R)メタクリル.ブチルラバーラテツクス(MBR)な
どの塗料2をフローコーター、ロールコーターなどの塗
布装置で塗布する。
すると、エマルジヨンやラテツクスなどの塗料は基板1
表層に浸透するが、該扁平粒子3は互いに折り重なつて
該塗料中で基板1表面に積層される。該扁平粒子3はそ
の扁平な形状のために倒れ易く、該基板1上に倒れて基
板1上に平行な状態で安定して層状に重なり合つてたい
積されることになる。すなわち扁平粒子はその性状から
基板上に直立して不安定な状態になることはない。さら
に基板表面に密度むらがあつてもエマルジヨンやラテツ
クスナドの塗料2に吸収むらが生じても該扁平粒子3は
該基板1表面にすべて残留して、各々の扁平粒子3が基
板1面に平行に何層にも互いに折り重なつて均一な厚み
の防水層4を形成するので塗料は均一にしかも吸収量を
制限されて吸収されることになる。つぎに該基板1を熱
風、赤外線などを用いた乾燥炉で加熱乾燥させると扁平
粒子3層と基材中に浸透したシーラ一とがエマルジヨン
やラテツクスの塗料2の接着力により接着されて一体に
結合される。
さらに、その次に該防水層4の上面に炭酸カルシウム粒
子、硅砂などの骨材5とポルトランドセメント、白色セ
メントなどのセメントとスチレンブタジエンラバ一、(
SBR)メタクリルブチルラバ一などの合成ゴムラテツ
クスや酢酸ビニールやアクリル樹脂のエマルジヨンを混
練してなるラテツクスセメント塗料6を目切りロールや
スパイラルロールで凹凸状に塗着せしめる。該凹凸塗膜
7を乾燥炉中で乾燥させて硬化させて本発明モルタル下
地板を得る。該モルタル下地板を間柱、胴縁上に釘また
は接着剤と併用して固着した後、該下地板の接合部に形
成された溝内に目地材を充填硬化させる。
該下地材と目地材上にセメント、砂、ラテツクス、水と
を混練して得たセメントモルタルを塗着養生し、硬化さ
せると求むるモルタル壁が完成される。本発明は以上の
ような構成を有するのでその作用効果を述べれば次の通
りである。A.扁平粒子3が均一な厚みでたい積されて
いるとともに該粒子と基板表面に浸透したシーラ一2と
が一体に結合されて防水層4が形成されているので下地
板、下地構造材に対する防水性がよい。
B.扁平粒子が無機質であるので耐火性が向上する。
C.単純に塗料を塗布するだけで扁平粒子が折り重なり
防水層4の主要部を形成するので製造工程も簡単である
実施例) 寸法が910×1820X7.5(X)の3フライの耐
水性合板1の木口四辺上縁を合板面に対して45水の角
度で面取り後、扁平タルク3、50部とMBR2、10
0部の混合物を2009/イ塗布し、MBR2を合板1
表層に浸透させると同時に扁平タルク3を合板1面に平
行に多層堆積させた後、該合板面を80〜130℃で1
0分間乾燥し、該扁平タルク3層と合板1表層をMBR
2で一体に固着結合した後、該合板1上に炭酸カルシウ
ム粒子5、150部、セメント150部、MBR4O部
、PVA4O部、MCO.3部、界面活性剤1部の混練
物を凹凸の目切りロールで凹凸状に10009/イ塗布
後120〜140℃で10分乾燥後、セメントの水和用
の水を散布してモルタル下地板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・本発明のモルタル下地板の断面図、
第2図・・・・・・同じく斜視図である。 符号の説明、1・・・・・・板状体基板、2・・・・・
・ラテツクス.エマルジヨン系塗料、3・・・・・・扁
平粒子、4・・・・・・防水層、5・・・・・・骨材、
6・・・・・・ラテツクスセメント、7・・・・・・凹
凸被膜、a・・・・・・面取。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合板、繊維板、石綿セメント板などの板状基板1の
    表面にメタクリルブチルラバー、スチレンブタジエンラ
    バー、クロロプレンなどのラテックスやエマルジョン系
    の塗料2の層が形成され、かつ該塗料2は基板1表層に
    浸透硬化されているとともに、前記塗料2の層中には扁
    平タルク、雲母片、アルミ鱗片などの非透水性無機質扁
    平粒子3が互いに重なり合つて連続した層状をなして前
    記基板1表層に浸透した塗料と一体の防水層4を形成し
    ていることを特徴とするモルタル壁施工用下地板。 2 防水層4上に炭酸カルシウム、硅砂などの骨材5と
    ラテックスセメント6の混合物からなる凹凸被膜7が形
    成されている特許請求の範囲第1項記載のモルタル壁施
    工用下地板。 3 合板、繊維板、石綿セメント板などの板状体基板1
    に扁平タルク片、雲母片、アルミ鱗片などの非透水性無
    機質の扁平粒子3を混合したメタクリルブチルラバ、ス
    チレンブタジエンラバー、クロロプレンなどのラテック
    スやエマルジョン系塗料2を塗布し、該塗料2を基板1
    上に浸透させると同時に前記扁平粒子3を基板1面に平
    行に前記塗料2中において積層させた後、該塗料2を加
    熱乾燥させて防水層4を形成することを特徴とするモル
    タル壁施工用下地板の製造方法。 4 防水層4上に炭酸カルシウムや珪砂などの骨材5と
    ラテックスセメント6の混合物を凹凸状に塗布する特許
    請求の範囲第3項記載のモルタル壁施工用下地板の製造
    方法。
JP51085044A 1976-07-19 1976-07-19 モルタル壁施工用下地板とその製造方法 Expired JPS5912825B2 (ja)

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JPS5312125A JPS5312125A (en) 1978-02-03
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