JPS646144B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646144B2 JPS646144B2 JP13636482A JP13636482A JPS646144B2 JP S646144 B2 JPS646144 B2 JP S646144B2 JP 13636482 A JP13636482 A JP 13636482A JP 13636482 A JP13636482 A JP 13636482A JP S646144 B2 JPS646144 B2 JP S646144B2
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- JP
- Japan
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- raw material
- synthetic resin
- cement raw
- curing
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セメント原料を木質基板の表面に塗
工して硬化養生させるに際し、充分な硬化強度が
得られると共に狭いスペースでも効率良く養生で
きるように企図したものである。
工して硬化養生させるに際し、充分な硬化強度が
得られると共に狭いスペースでも効率良く養生で
きるように企図したものである。
木造家屋等の建築物の外壁にモルタル塗工を施
す場合、施工の省力化及び工期の短縮化を図る目
的で、合板や繊維板或いはパーテイクルボード等
の木質基板の表面に防水層を形成したのち、この
防水層の表面に各種混合材が添加されたセメント
原料を塗工し、これを硬化養生させたモルタル下
地材が従来から多用されている。通常、防水層は
合成樹脂エマジヨンや合成ゴムラテツクス等の防
水塗料を木質基板の表面に塗布することで形成さ
れるが、セメント原料はセメントにポリエチレン
やポリスチレン等の合成樹脂発泡粒や各種軽量骨
材及び水等の混合材を添加したものであり、これ
をロールコータやリシンガン等で防水層の表面に
塗工する。この場合、半流動性のセメント原料を
防水層の表面に固化接合させるため、塗工後に桟
木等を介して平積み養生させたり或いは多段棚中
に載置して養生させることが一般に行われてい
る。
す場合、施工の省力化及び工期の短縮化を図る目
的で、合板や繊維板或いはパーテイクルボード等
の木質基板の表面に防水層を形成したのち、この
防水層の表面に各種混合材が添加されたセメント
原料を塗工し、これを硬化養生させたモルタル下
地材が従来から多用されている。通常、防水層は
合成樹脂エマジヨンや合成ゴムラテツクス等の防
水塗料を木質基板の表面に塗布することで形成さ
れるが、セメント原料はセメントにポリエチレン
やポリスチレン等の合成樹脂発泡粒や各種軽量骨
材及び水等の混合材を添加したものであり、これ
をロールコータやリシンガン等で防水層の表面に
塗工する。この場合、半流動性のセメント原料を
防水層の表面に固化接合させるため、塗工後に桟
木等を介して平積み養生させたり或いは多段棚中
に載置して養生させることが一般に行われてい
る。
ところが、これらの養生方法では木質基板の積
み重ね作業や或いは多段棚に対する木質基板の出
し入れが極めて繁雑であり、木質基板の数に対し
て必要とするスペースが比較的大きくなると共に
乾燥養生に長時間を要するため、効率が悪かつ
た。この乾燥時間を短縮するため、セメント原料
の塗工後に急速乾燥を行つて強制脱水したのち、
再度セメントの水和反応に必要な量の水を散布し
て養生させる方法も知られているが、この方法で
は硬化後のセメントの強度が充分ではなく、多大
のエネルギコストを必要とする等の欠点があつ
た。
み重ね作業や或いは多段棚に対する木質基板の出
し入れが極めて繁雑であり、木質基板の数に対し
て必要とするスペースが比較的大きくなると共に
乾燥養生に長時間を要するため、効率が悪かつ
た。この乾燥時間を短縮するため、セメント原料
の塗工後に急速乾燥を行つて強制脱水したのち、
再度セメントの水和反応に必要な量の水を散布し
て養生させる方法も知られているが、この方法で
は硬化後のセメントの強度が充分ではなく、多大
のエネルギコストを必要とする等の欠点があつ
た。
本発明はこのような従来のモルタル下地材の養
生方法における種々の不具合に鑑み、狭いスペー
スで効率良く養生できると共に充分な硬化強度が
得られ且つエネルギコストも僅少な建築用下地材
の養生方法を提供することを目的とする。
生方法における種々の不具合に鑑み、狭いスペー
スで効率良く養生できると共に充分な硬化強度が
得られ且つエネルギコストも僅少な建築用下地材
の養生方法を提供することを目的とする。
この目的を達成する本発明の建築用下地材の養
生方法にかかる構成は、木質基板の表面に防水塗
料を塗布してこの木質基板の表面に防水層を形成
し、次いで混合材が添加されたセメント原料を前
記防水層の表面に塗布したのち、この木質基板を
上下に多数枚積み重ねるに際して一枚の帯状をな
す合成樹脂フイルム又はシートを上下の前記木質
基板の間でそれぞれ二重に折り返し、この合成樹
脂フイルム又はシートで前記セメント原料の表面
を被覆してこのセメント原料の硬化養生を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
生方法にかかる構成は、木質基板の表面に防水塗
料を塗布してこの木質基板の表面に防水層を形成
し、次いで混合材が添加されたセメント原料を前
記防水層の表面に塗布したのち、この木質基板を
上下に多数枚積み重ねるに際して一枚の帯状をな
す合成樹脂フイルム又はシートを上下の前記木質
基板の間でそれぞれ二重に折り返し、この合成樹
脂フイルム又はシートで前記セメント原料の表面
を被覆してこのセメント原料の硬化養生を行うよ
うにしたことを特徴とするものである。
つまり、本発明の原理を表す図面に示すよう
に、台板1上に上下に積み重ねられる各木質基板
2の間で一枚の帯状をなす合成樹脂フイルム又は
シート3をそれぞれ二重に折り返し、セメント原
料4の表面を半密閉の状態に被覆するのである。
なお、セメント原料4はあらかじめ木質基板2の
表面に形成した防水層5の上から塗工するが、こ
れらセメント原料4及び防水層5を形成する防水
塗料は従来のものと同じで良い。前記合成樹脂フ
イルム又はシート3としては、ポリエチレンやポ
リプロピレン等のポリオレフイン系やポリエステ
ル系或いは弗素系等の表面張力が小さくてセメン
トとの離型が良好な合成樹脂が好適であり、50マ
イクロメートル以上の厚さのフイルムか又は500
マイクロメートル以下の厚さのシートを使用する
が、これ以外の厚さのものを使うことも当然可能
である。なお、表面に凹凸模様が形成された合成
樹脂フイルム又はシート3を用いれば、セメント
原料4の表面にその凹凸模様が転写されるため、
極めて容易に模様を形成することができる。又こ
の合成樹脂フイルム又はシート3の二重折り返し
作業は人力による他に巻き戻しや走行機構を具え
た積取り機を使用することもできる。本実施例で
はセメント原料4が上向きになるように木質基板
2を積み重ねているが逆にすることも可能であ
り、この場合には台板1と最下段の木質基板2と
の間にも合成樹脂フイルム又はセメント3を介在
させる必要がある。
に、台板1上に上下に積み重ねられる各木質基板
2の間で一枚の帯状をなす合成樹脂フイルム又は
シート3をそれぞれ二重に折り返し、セメント原
料4の表面を半密閉の状態に被覆するのである。
なお、セメント原料4はあらかじめ木質基板2の
表面に形成した防水層5の上から塗工するが、こ
れらセメント原料4及び防水層5を形成する防水
塗料は従来のものと同じで良い。前記合成樹脂フ
イルム又はシート3としては、ポリエチレンやポ
リプロピレン等のポリオレフイン系やポリエステ
ル系或いは弗素系等の表面張力が小さくてセメン
トとの離型が良好な合成樹脂が好適であり、50マ
イクロメートル以上の厚さのフイルムか又は500
マイクロメートル以下の厚さのシートを使用する
が、これ以外の厚さのものを使うことも当然可能
である。なお、表面に凹凸模様が形成された合成
樹脂フイルム又はシート3を用いれば、セメント
原料4の表面にその凹凸模様が転写されるため、
極めて容易に模様を形成することができる。又こ
の合成樹脂フイルム又はシート3の二重折り返し
作業は人力による他に巻き戻しや走行機構を具え
た積取り機を使用することもできる。本実施例で
はセメント原料4が上向きになるように木質基板
2を積み重ねているが逆にすることも可能であ
り、この場合には台板1と最下段の木質基板2と
の間にも合成樹脂フイルム又はセメント3を介在
させる必要がある。
このように本発明の建築用下地材の養生方法に
よると、堆積養生期間中のセメントの水和反応が
合成樹脂フイルム又はシートにより半密閉の状態
で行われるため、セメント原料の塗工層の厚みに
もよるが、5〜6時間程度の堆積養生後における
塗工層の内部温度が約100℃にも達し、この高温
状態が長時間に亙つて維持される結果、いわゆる
水蒸気養生と同様の効果が得られ、短時間で最終
強度の発現が可能となる。しかも、この塗工層の
最終強度も合成樹脂フイルム又はシートを使用し
ない場合と比較すると、約50%程度向上すること
が判明した。又、桟木や棚等を使用せずに合成樹
脂フイルム又はシートを介して直接木質基板を上
下に積み重ねるため、作業を著しく簡略化できる
と共に単位容積当りの養生数量を大幅に増加させ
ることが可能であり、エネルギコストを要しない
ことと相俟つて極めて効率の良い養生を行える。
更に、上下に積み重ねられる木質基板の間で合成
樹脂フイルム又はシートを二重に折り返してある
ため、セメントの水和反応終了後に木質基板(モ
ルタル下地材)の積み下し作業一定方向側から行
うことができ、しかも合成樹脂フイルム又はシー
トは一方の面だけが木質基板に当接しているた
め、この一方の面だけ清掃して再使用することが
可能であり、非常に便利である。
よると、堆積養生期間中のセメントの水和反応が
合成樹脂フイルム又はシートにより半密閉の状態
で行われるため、セメント原料の塗工層の厚みに
もよるが、5〜6時間程度の堆積養生後における
塗工層の内部温度が約100℃にも達し、この高温
状態が長時間に亙つて維持される結果、いわゆる
水蒸気養生と同様の効果が得られ、短時間で最終
強度の発現が可能となる。しかも、この塗工層の
最終強度も合成樹脂フイルム又はシートを使用し
ない場合と比較すると、約50%程度向上すること
が判明した。又、桟木や棚等を使用せずに合成樹
脂フイルム又はシートを介して直接木質基板を上
下に積み重ねるため、作業を著しく簡略化できる
と共に単位容積当りの養生数量を大幅に増加させ
ることが可能であり、エネルギコストを要しない
ことと相俟つて極めて効率の良い養生を行える。
更に、上下に積み重ねられる木質基板の間で合成
樹脂フイルム又はシートを二重に折り返してある
ため、セメントの水和反応終了後に木質基板(モ
ルタル下地材)の積み下し作業一定方向側から行
うことができ、しかも合成樹脂フイルム又はシー
トは一方の面だけが木質基板に当接しているた
め、この一方の面だけ清掃して再使用することが
可能であり、非常に便利である。
図面は本発明による建築用下地材の養生方法の
一実施例の概念を表す作業原理図であり、図中の
符号で 1は台板、2は木質基板、3は合成樹脂フイル
ム又はシート、4はセメント原料、5は防水層、
である。
一実施例の概念を表す作業原理図であり、図中の
符号で 1は台板、2は木質基板、3は合成樹脂フイル
ム又はシート、4はセメント原料、5は防水層、
である。
Claims (1)
- 1 木質基板の表面に防水塗料を塗布してこの木
質基板の表面に防水層を形成し、次いで混合材が
添加されたセメント原料を前記防水層の表面に塗
工したのち、この木質基板を上下に多数枚積み重
ねるに際して一枚の帯状をなす合成樹脂フイルム
又はシートを上下の前記木質基板の間でそれぞれ
二重に折り返し、この合成樹脂フイルム又はシー
トで前記セメント原料の表面を被覆してこのセメ
ント原料の硬化養生を行うようにしたことを特徴
とする建築用下地材の養生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13636482A JPS5927063A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 建築用下地材の養生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13636482A JPS5927063A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 建築用下地材の養生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927063A JPS5927063A (ja) | 1984-02-13 |
JPS646144B2 true JPS646144B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=15173437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13636482A Granted JPS5927063A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 建築用下地材の養生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927063A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655972A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-01 | Isao Imaizumi | 自動車前部の制動告知装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4248824A3 (en) | 2017-09-22 | 2023-11-29 | SharkNinja Operating LLC | Hand-held surface cleaning device |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP13636482A patent/JPS5927063A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655972A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-01 | Isao Imaizumi | 自動車前部の制動告知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927063A (ja) | 1984-02-13 |
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