JPS6039782B2 - 無結節網 - Google Patents
無結節網Info
- Publication number
- JPS6039782B2 JPS6039782B2 JP13484879A JP13484879A JPS6039782B2 JP S6039782 B2 JPS6039782 B2 JP S6039782B2 JP 13484879 A JP13484879 A JP 13484879A JP 13484879 A JP13484879 A JP 13484879A JP S6039782 B2 JPS6039782 B2 JP S6039782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- net
- twisted
- silk
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無給節絹に関する。
従来の無結節網はストランド２本を主体とし、これを全
て同方向に撚合わせ脚を構成しているために上下撚のバ
ランスが取り難く、右或は左の何れかのトルクが勝ち絹
が棒状に振れる欠点を持っており、後加工により熱セッ
トしバランスをとっているのが現状である。
て同方向に撚合わせ脚を構成しているために上下撚のバ
ランスが取り難く、右或は左の何れかのトルクが勝ち絹
が棒状に振れる欠点を持っており、後加工により熱セッ
トしバランスをとっているのが現状である。
然し乍らセット効果の面から絹の涙れが完全には解消さ
れず製作面で撚数を決定するのに種々調節を行ない如何
にバランスの取れた絹を作るか苦心する所であるが機構
上勘に頼る面が多々あり労力を要していた。
れず製作面で撚数を決定するのに種々調節を行ない如何
にバランスの取れた絹を作るか苦心する所であるが機構
上勘に頼る面が多々あり労力を要していた。
これが改良の試みとして特許第２９１９０号山本組網な
る発明があるが、これはその特許明細書並に同図面の通
り左撚り糸（絹胸）数条よりなる無給節絹部分と、右撚
り糸（網脚）数条よりなる無結節網部分とよりなり、こ
の両種の網の境界部は千鳥型組節となって折り返へし両
種の網を構成する糸即ち異つた撚り方向の糸は互に混在
しない構成となっている。
る発明があるが、これはその特許明細書並に同図面の通
り左撚り糸（絹胸）数条よりなる無給節絹部分と、右撚
り糸（網脚）数条よりなる無結節網部分とよりなり、こ
の両種の網の境界部は千鳥型組節となって折り返へし両
種の網を構成する糸即ち異つた撚り方向の糸は互に混在
しない構成となっている。
そのために右又は左撚り網脚のみよりなる各々の網部分
については従来の欠点は改善されておらずまた千鳥型組
節部は絹脚を構成するストランドの流れが粗筋部で折返
しとなるために貫通型組節部に比し引張り強度が劣り、
また組節部が大きくなりやすい欠点を有するために特許
第２９１９び烏山本組網は実用化されていない。
については従来の欠点は改善されておらずまた千鳥型組
節部は絹脚を構成するストランドの流れが粗筋部で折返
しとなるために貫通型組節部に比し引張り強度が劣り、
また組節部が大きくなりやすい欠点を有するために特許
第２９１９び烏山本組網は実用化されていない。
本発明はこれを解消するためにお互のトルクを打消すよ
うに異なる撚方向の脚で網目を形成し、安定した絹を供
給せんとするものである。
うに異なる撚方向の脚で網目を形成し、安定した絹を供
給せんとするものである。
本発明は、これ等の欠点を解消するために第３図に示す
如く右撚り絹胸による網目と、左撚り絹胸による網目と
を並行隣接させると共に各々１つの網胸を構成する２本
のストランド同志では、組節部２つを形成する毎にお互
の撚り方向を変へ、即ち第３図で各ストランドの流れで
る方向イ〜口、或はハ〜二の方向で絹脚は組節２つ目ご
とにその網脚撚り方向を変じさせた貫通極悪結節網であ
る。
如く右撚り絹胸による網目と、左撚り絹胸による網目と
を並行隣接させると共に各々１つの網胸を構成する２本
のストランド同志では、組節部２つを形成する毎にお互
の撚り方向を変へ、即ち第３図で各ストランドの流れで
る方向イ〜口、或はハ〜二の方向で絹脚は組節２つ目ご
とにその網脚撚り方向を変じさせた貫通極悪結節網であ
る。
第１図は３輪を基礎単位とした錘配置を示す。
即ち従来のものを１とすると４／３＝１．３３倍の掛中
が可能である。同図及び第２図は絹節時の錘軌跡を示し
ものであるが、例えば第１図を外の組とすれば第２図は
中の粗の軌跡である。第３図は第１，２図によって網を
構成した時の脚の撚方向を示すものでその詳細は上述し
た通りである。
が可能である。同図及び第２図は絹節時の錘軌跡を示し
ものであるが、例えば第１図を外の組とすれば第２図は
中の粗の軌跡である。第３図は第１，２図によって網を
構成した時の脚の撚方向を示すものでその詳細は上述し
た通りである。
第４図は渡り部の運錘論に３輪を基礎単位として錘を配
置した１事例である。
置した１事例である。
このように、従来の無結節網を編組する製網機に於ては
、網脚のストランド錘を右回転、左回転、右回転・…・
・の配列となっている連錘論の同一方向回転分にのみ、
即ち１ケ置きの蓮鐘論にのみ配置するのに対し、本発明
では逆回転輪にも配置し得るので同一規模の機械ではよ
り多くの鐘を配置し網目掛数を増すことが可能であり、
また同一網目籍数の網に対しては機械を小型化できると
云う製網効率上の利益も大きい。
、網脚のストランド錘を右回転、左回転、右回転・…・
・の配列となっている連錘論の同一方向回転分にのみ、
即ち１ケ置きの蓮鐘論にのみ配置するのに対し、本発明
では逆回転輪にも配置し得るので同一規模の機械ではよ
り多くの鐘を配置し網目掛数を増すことが可能であり、
また同一網目籍数の網に対しては機械を小型化できると
云う製網効率上の利益も大きい。
また同上の理由、即ち錘配置のピッチを小さくできるこ
とにより従来よりも細目の絹の製作も可能である。また
本発明を組節編縛するための縞組製絹機の蓮錘輪へのス
トランド錘の配置と、これの連行軌跡を第１図及び第２
図に示す。
とにより従来よりも細目の絹の製作も可能である。また
本発明を組節編縛するための縞組製絹機の蓮錘輪へのス
トランド錘の配置と、これの連行軌跡を第１図及び第２
図に示す。
何れも３輪を単位として絹脚２本が形成され、組節部を
第１図では９工程、第２図では１１工程により組節を行
うものである。
第１図では９工程、第２図では１１工程により組節を行
うものである。
機械の蓮錘輪の配列の渡り部分の配錘を第４図に示す。
上述のように本発明は、絹地全体に右撚り絹脚による網
目と、左撚り網脚による網目が均等に分布され、即ち左
撚り網脚と、右撚り網脚が等量に分布されておるために
網地の換れ、変形、歪みを生ぜず平滑をよく保ち得る。
この事は製網作業、絹の仕立て作業、敷設作業に於て従
釆網に比較して勝れた特徴を有するものである。また貫
通型であるために組節部の形状、網の強度も上述の先行
例のような欠点を有しない。
目と、左撚り網脚による網目が均等に分布され、即ち左
撚り網脚と、右撚り網脚が等量に分布されておるために
網地の換れ、変形、歪みを生ぜず平滑をよく保ち得る。
この事は製網作業、絹の仕立て作業、敷設作業に於て従
釆網に比較して勝れた特徴を有するものである。また貫
通型であるために組節部の形状、網の強度も上述の先行
例のような欠点を有しない。
また網に強い張力が作用しても網脚を構成する２本のス
トランドの組合わせの撚り方向の右、左撚り部分の長さ
が均衝しており涙れ癖を生ずることがなく、特に漁網と
して使用した場合常に安定した目合が保ち得られ漁獲効
率の向上が計りうるなど優れた特長を有する。
トランドの組合わせの撚り方向の右、左撚り部分の長さ
が均衝しており涙れ癖を生ずることがなく、特に漁網と
して使用した場合常に安定した目合が保ち得られ漁獲効
率の向上が計りうるなど優れた特長を有する。
第１図及第２図は３輪を基礎単位とした錘配置及粗筋時
の軌跡図、第３図は同上軌跡により編組された絹の脚の
撚方向の違いを示した説明図、第４図は渡り部の３輪を
単位とした錘配置図である。 第３図 第４図 第１図 第２図
の軌跡図、第３図は同上軌跡により編組された絹の脚の
撚方向の違いを示した説明図、第４図は渡り部の３輪を
単位とした錘配置図である。 第３図 第４図 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 貫通型無結節網であつて、各々の網脚を構成する２
本のストランドは組節部を２つ組節する毎にお互相互の
撚りによる網脚の撚り方向が変わり、左撚り網脚による
網目と、右撚り網脚と左撚り網脚とによる網目と、右撚
り網脚による網目で構成されたことを特徴とする無結節
網。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13484879A JPS6039782B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 無結節網 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13484879A JPS6039782B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 無結節網 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663054A JPS5663054A (en) | 1981-05-29 |
| JPS6039782B2 true JPS6039782B2 (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=15137878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13484879A Expired JPS6039782B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 無結節網 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039782B2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-18 JP JP13484879A patent/JPS6039782B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663054A (en) | 1981-05-29 |
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