JPS6039708Y2 - 貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置 - Google Patents
貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置Info
- Publication number
- JPS6039708Y2 JPS6039708Y2 JP6105681U JP6105681U JPS6039708Y2 JP S6039708 Y2 JPS6039708 Y2 JP S6039708Y2 JP 6105681 U JP6105681 U JP 6105681U JP 6105681 U JP6105681 U JP 6105681U JP S6039708 Y2 JPS6039708 Y2 JP S6039708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- boiler
- pressure
- governor
- pressure reducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は缶体圧力の低下により配管圧損の大きい側への
給湯が不可能になるという欠点を改善した貯湯式温水ボ
イラーの缶体圧力調整装置に関するものである。
給湯が不可能になるという欠点を改善した貯湯式温水ボ
イラーの缶体圧力調整装置に関するものである。
一般の家庭等において貯湯式温水ボイラーを使用する場
合には缶体圧力を常に1.0kg/Ci以下とする必要
があり、このために第1図に示すように貯湯式温水ボイ
ラー03に対する給水路01中に第2図に示すような減
圧逆止弁(ガバナー)02を取り付け、この減圧逆止弁
02の設定圧力を通常0.65kg/Crlになるよう
にしている。
合には缶体圧力を常に1.0kg/Ci以下とする必要
があり、このために第1図に示すように貯湯式温水ボイ
ラー03に対する給水路01中に第2図に示すような減
圧逆止弁(ガバナー)02を取り付け、この減圧逆止弁
02の設定圧力を通常0.65kg/Crlになるよう
にしている。
この値は流量がOl /minの場合であり、シャワー
等に必要な湯量綿IQl)/minが使用されると、缶
体圧力は約0.5〜0.4に9/artとなってしまい
、二階での給湯使用或いは一階でも配管圧損の大しい側
での給湯使用は出来ないか、十分な湯量を確保すること
が難しくなる。
等に必要な湯量綿IQl)/minが使用されると、缶
体圧力は約0.5〜0.4に9/artとなってしまい
、二階での給湯使用或いは一階でも配管圧損の大しい側
での給湯使用は出来ないか、十分な湯量を確保すること
が難しくなる。
本考案は斯かる点から、使用湯量が10/!/ min
以上の場合でも缶体圧力を0.7〜0.8kg/CJに
維持して夫々の場所において同時使用ができるように工
夫した缶体圧力調整装置であって、その構成要旨は給水
路中に減圧逆止弁(減圧ガバナー)を取り付けることに
より缶体圧力を一定に維持するように構成した貯湯式温
水ボイラーにおいて、この減圧逆止弁と並列に流量ガバ
ナーを取り付けると共に給水路出口側にオリフィスを設
け、このオリフィスと流量ガバナーの二次圧室側とを連
通路にて連通して成るものである。
以上の場合でも缶体圧力を0.7〜0.8kg/CJに
維持して夫々の場所において同時使用ができるように工
夫した缶体圧力調整装置であって、その構成要旨は給水
路中に減圧逆止弁(減圧ガバナー)を取り付けることに
より缶体圧力を一定に維持するように構成した貯湯式温
水ボイラーにおいて、この減圧逆止弁と並列に流量ガバ
ナーを取り付けると共に給水路出口側にオリフィスを設
け、このオリフィスと流量ガバナーの二次圧室側とを連
通路にて連通して成るものである。
以下実施例図に基づき本考案を詳記すると、第3図は本
考案装置を取り付けて成る貯湯式温水ボイラーを示し、
1は温水ボイラー、2は給水路、3は給水路2に取り付
けられた缶体圧力調整装置にして、この装置は第4図に
示すように給水路2の上流側に減圧逆止弁4を、更にこ
の減圧逆止弁4と並列に流量ガバナー5を取り付けると
共に給水路2の出口側2′にオリフィス6を設け、この
オリフィス6と流量ガバナー5の二次圧室7側を連通路
8にて連通した構成である。
考案装置を取り付けて成る貯湯式温水ボイラーを示し、
1は温水ボイラー、2は給水路、3は給水路2に取り付
けられた缶体圧力調整装置にして、この装置は第4図に
示すように給水路2の上流側に減圧逆止弁4を、更にこ
の減圧逆止弁4と並列に流量ガバナー5を取り付けると
共に給水路2の出口側2′にオリフィス6を設け、この
オリフィス6と流量ガバナー5の二次圧室7側を連通路
8にて連通した構成である。
図中9は逆止弁4側のダイヤフラム、10は流量ガバナ
ー5側の弁、11はダイヤフラム、12は流量ガバナー
5の制御ガバナー、13は給湯路、14.15は給湯栓
、16は圧力逃し弁である。
ー5側の弁、11はダイヤフラム、12は流量ガバナー
5の制御ガバナー、13は給湯路、14.15は給湯栓
、16は圧力逃し弁である。
本考案は以上の如き構成から戒り、給湯量が少なく、缶
体圧力の低下が小さい場合には減圧逆止弁4が作動し、
給湯量が多くなると流量がバナー5が作動して、この弁
10を介して給水を行い、缶体圧力の上昇を行う。
体圧力の低下が小さい場合には減圧逆止弁4が作動し、
給湯量が多くなると流量がバナー5が作動して、この弁
10を介して給水を行い、缶体圧力の上昇を行う。
このようにして、流量ガバナー5は缶体圧力を例えば0
.8kg/−に維持し、二階或いは配管圧損の大きい側
での給湯使用を可能にするものである。
.8kg/−に維持し、二階或いは配管圧損の大きい側
での給湯使用を可能にするものである。
なお、流量ガバナー5の作動中に充水圧が高く、給湯栓
が絞って使用されると、缶体圧力が1kg/−を超えて
しまうことが心配されるので、このようなことがないよ
うに制御ガバナー12を設け、流量ガバナー5の低圧室
側に圧力を加えてフィードバック制御を行うようにして
いる。
が絞って使用されると、缶体圧力が1kg/−を超えて
しまうことが心配されるので、このようなことがないよ
うに制御ガバナー12を設け、流量ガバナー5の低圧室
側に圧力を加えてフィードバック制御を行うようにして
いる。
本考案は以上のように従来の減圧逆止弁に組み合わせて
流量がバナー5を設けたので、−ケ所においての給湯量
が多いために例えば二階において給湯使用ができなくな
ると云った不便は解消し、貯湯式温水ボイラーを使用し
た給湯設備の質的向上が図れる。
流量がバナー5を設けたので、−ケ所においての給湯量
が多いために例えば二階において給湯使用ができなくな
ると云った不便は解消し、貯湯式温水ボイラーを使用し
た給湯設備の質的向上が図れる。
又、本考案は給水路2中に流量ガバナー5とオリフィス
6を設けるだけでよいので、設備コストは僅かな利点が
ある。
6を設けるだけでよいので、設備コストは僅かな利点が
ある。
第1図は従来の貯湯式温水ボイラーを利用した給湯設備
の説明図、第2図は減圧逆止弁の断面図、第3図は本考
案を実施した給湯設備の説明図、第4図は本考案装置の
要部を示す断面図である。 1・・・・・・貯湯式温水ボイラー 2・・・・・・給
水路、3・・・・・・缶体圧力調整装置、4・・・・・
・減圧逆止弁、5・・・・・・流量ガバナー 6・・・
・・・オリフィス。
の説明図、第2図は減圧逆止弁の断面図、第3図は本考
案を実施した給湯設備の説明図、第4図は本考案装置の
要部を示す断面図である。 1・・・・・・貯湯式温水ボイラー 2・・・・・・給
水路、3・・・・・・缶体圧力調整装置、4・・・・・
・減圧逆止弁、5・・・・・・流量ガバナー 6・・・
・・・オリフィス。
Claims (1)
- 給水路中に減圧逆止弁(減圧ガバナー)を取り付けるこ
とにより缶体圧力を一定に維持するように構成した貯湯
式温水ボイラーにおいて、この減圧逆止弁と並列に流量
ガバナーを取り付けると共に給水路出口側にオリフィス
を設け、このオリフィスと流量ガバナーの二次圧室側と
を連通路にて連通して戒る貯湯式温水ボイラーの缶体圧
力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105681U JPS6039708Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105681U JPS6039708Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57174942U JPS57174942U (ja) | 1982-11-05 |
JPS6039708Y2 true JPS6039708Y2 (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=29857314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105681U Expired JPS6039708Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039708Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5130258B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-01-30 | リンナイ株式会社 | コージェネレーションシステム |
-
1981
- 1981-04-27 JP JP6105681U patent/JPS6039708Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57174942U (ja) | 1982-11-05 |
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