JPS6234125Y2 - - Google Patents
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- JPS6234125Y2 JPS6234125Y2 JP5147283U JP5147283U JPS6234125Y2 JP S6234125 Y2 JPS6234125 Y2 JP S6234125Y2 JP 5147283 U JP5147283 U JP 5147283U JP 5147283 U JP5147283 U JP 5147283U JP S6234125 Y2 JPS6234125 Y2 JP S6234125Y2
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- JP
- Japan
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- control valve
- flow rate
- nozzle
- valve
- control
- Prior art date
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 25
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ノズルを二重構造とした二重化バー
ナノズルへ供給する燃料の流量を制御するための
二重化バーナノズル用燃料制御装置に関する。
ナノズルへ供給する燃料の流量を制御するための
二重化バーナノズル用燃料制御装置に関する。
例えば、パツケージボイラに使用されるバーナ
の燃焼レンジは一般に、3:1ないし6:1程度
であり、広くても10:1程度であつたが、省エネ
ルギ化の要請と、ユーザにおける操業度の変化に
対応し、本出願人は30:1等と極めて広くするも
のを提案した。
の燃焼レンジは一般に、3:1ないし6:1程度
であり、広くても10:1程度であつたが、省エネ
ルギ化の要請と、ユーザにおける操業度の変化に
対応し、本出願人は30:1等と極めて広くするも
のを提案した。
しかし、この提案では、第4図に示すよう
に、第1の制御弁7の下限リミツトハが、第2の
制御弁9の最大流量と同じであるため、遮断弁8
に第4図に示すようなヒステリシスを設けた場
合、負荷下降時にロ〜イ間の燃料量を直接に制御
することができず、第4図に示すように、ニ→
ホ→ヘを通過して、負過上昇特性に乗つて所定の
弁開度が設定されるが、このとき、オーバ・シユ
ート等により、このループ内でハンチングを生ず
る可能性がある。
に、第1の制御弁7の下限リミツトハが、第2の
制御弁9の最大流量と同じであるため、遮断弁8
に第4図に示すようなヒステリシスを設けた場
合、負荷下降時にロ〜イ間の燃料量を直接に制御
することができず、第4図に示すように、ニ→
ホ→ヘを通過して、負過上昇特性に乗つて所定の
弁開度が設定されるが、このとき、オーバ・シユ
ート等により、このループ内でハンチングを生ず
る可能性がある。
本考案は、このような問題点に鑑みてこれを解
決するためになされたもので、そのハンチングを
生じる危惧を除去して、広い範囲の燃焼レンジの
バーナシステムの油量制御を確立できる二重化バ
ーナノズル用燃料制御装置を提供することを目的
とする。
決するためになされたもので、そのハンチングを
生じる危惧を除去して、広い範囲の燃焼レンジの
バーナシステムの油量制御を確立できる二重化バ
ーナノズル用燃料制御装置を提供することを目的
とする。
この目的を達成するために、本考案の二重化バ
ーナノズル用燃料制御装置では、ノズルを二重構
造とした二重化バーナノズルへ燃料を供給するた
めの装置であつて、燃料供給ポンプと、この燃料
供給ポンプの出口側に設けた第1の制御弁と、こ
の第1の制御弁の出口側から分岐され前記二重化
バーナノズルの第1のノズルに連結される管路に
設けた遮断弁と、前記第1の制御弁の出口側から
分岐されて前記二重化バーナノズルの第2のノズ
ルに連結される管路に設けた前記第1の制御弁よ
りも流量の小さい第2の制御弁とを具備し、負荷
上昇時においては、前記第1の制御弁の下限流量
未満となる少流量域では第2の制御弁が制御し、
前記第2の制御弁の最大流量を超えた大流量域で
は前記遮断弁を開いて前記第1の制御弁が制御
し、前記第1の制御弁の下限流量から前記第2の
制御弁の最大流量に至る中間流量域では前記第1
又は第2の制御弁のいずれか一方が制御すると共
に、負荷下降時においては、前記大流量域及び前
記中間流量域では前記第1の制御弁が制御し、前
記少流量域では前記遮断弁が閉じて前記第2の制
御弁が制御するように構成したことを特徴とす
る。
ーナノズル用燃料制御装置では、ノズルを二重構
造とした二重化バーナノズルへ燃料を供給するた
めの装置であつて、燃料供給ポンプと、この燃料
供給ポンプの出口側に設けた第1の制御弁と、こ
の第1の制御弁の出口側から分岐され前記二重化
バーナノズルの第1のノズルに連結される管路に
設けた遮断弁と、前記第1の制御弁の出口側から
分岐されて前記二重化バーナノズルの第2のノズ
ルに連結される管路に設けた前記第1の制御弁よ
りも流量の小さい第2の制御弁とを具備し、負荷
上昇時においては、前記第1の制御弁の下限流量
未満となる少流量域では第2の制御弁が制御し、
前記第2の制御弁の最大流量を超えた大流量域で
は前記遮断弁を開いて前記第1の制御弁が制御
し、前記第1の制御弁の下限流量から前記第2の
制御弁の最大流量に至る中間流量域では前記第1
又は第2の制御弁のいずれか一方が制御すると共
に、負荷下降時においては、前記大流量域及び前
記中間流量域では前記第1の制御弁が制御し、前
記少流量域では前記遮断弁が閉じて前記第2の制
御弁が制御するように構成したことを特徴とす
る。
以下、本考案の詳細を図示する一実施例に従つ
て説明する。なお、従来のものと共通する構成部
分には同一符号を使用するものとする。
て説明する。なお、従来のものと共通する構成部
分には同一符号を使用するものとする。
第1図は、蒸気管eを中心に第1ノズルn1と第
2ノズルn2を二重に配設したいわゆる二重化バー
ナノズルAの縦断面図を示す。
2ノズルn2を二重に配設したいわゆる二重化バー
ナノズルAの縦断面図を示す。
第2図は本考案の二重化バーナノズル用燃料制
御装置の一実施例を示す系統図であり、この図に
おいて、前記二重化バーナノズルAの第1ノズル
n1には管路10が、また、その第2のノズルn2に
は管路11が夫々連結されている。前記管路10
には遮断弁8が連結されており、前記管路11に
は流量の小さい第2制御弁9が連結されている。
そして、該遮断弁8及び第2の制御弁9の上流側
において前記管路10,11は管路16に一本化
されている。換言すれば、管路16は管路10,
11に分岐されている。該管路16には第1の制
御弁7が連結され、その上流側に燃料供給ポンプ
12が連結されている。
御装置の一実施例を示す系統図であり、この図に
おいて、前記二重化バーナノズルAの第1ノズル
n1には管路10が、また、その第2のノズルn2に
は管路11が夫々連結されている。前記管路10
には遮断弁8が連結されており、前記管路11に
は流量の小さい第2制御弁9が連結されている。
そして、該遮断弁8及び第2の制御弁9の上流側
において前記管路10,11は管路16に一本化
されている。換言すれば、管路16は管路10,
11に分岐されている。該管路16には第1の制
御弁7が連結され、その上流側に燃料供給ポンプ
12が連結されている。
次に、これらの遮断弁8、第1,第2制御弁
7,9を制御する回路の構成について説明する。
7,9を制御する回路の構成について説明する。
1は図示しないボイラの主蒸気圧を検知する圧
力計であり、この圧力計1の検知信号は比例積分
演算器2へ供給され、こゝで別に設定される圧力
設定値13との偏差が演算される。比例積分演算
器2からの偏差値信号は、高値選択器3、係数器
4及び遮断弁制御器6へ夫々供給される。
力計であり、この圧力計1の検知信号は比例積分
演算器2へ供給され、こゝで別に設定される圧力
設定値13との偏差が演算される。比例積分演算
器2からの偏差値信号は、高値選択器3、係数器
4及び遮断弁制御器6へ夫々供給される。
高値選択器3には所定の選択器用設定値14が
設けられており、この設定値14と比例積分演算
器2からの信号による値とを比較し、高い値の信
号を第1の制御弁7へ与え、この信号に応じた弁
開度となるよう該制御弁7を制御する。
設けられており、この設定値14と比例積分演算
器2からの信号による値とを比較し、高い値の信
号を第1の制御弁7へ与え、この信号に応じた弁
開度となるよう該制御弁7を制御する。
係数器4は与えられた信号を定数倍する働きを
もつたもので、比例積分演算器2からの信号レベ
ルが、第3図のイ点即ち演算器2出力がたとえ
ば、10%に相当するレベルのときに、第2の制御
弁9の弁開度を100%とし得るレベルの信号とな
るように定数倍したものを高値選択器5へ供給す
る。該高値選択器5には所定の選択器用設定値1
5が設定されており、この設定値15と係数器4
からの信号のレベルとを比較し、高いレベルの信
号を第2の制御弁9へ与え、この信号に応じた弁
開度となるよう該制御弁9を制御する。
もつたもので、比例積分演算器2からの信号レベ
ルが、第3図のイ点即ち演算器2出力がたとえ
ば、10%に相当するレベルのときに、第2の制御
弁9の弁開度を100%とし得るレベルの信号とな
るように定数倍したものを高値選択器5へ供給す
る。該高値選択器5には所定の選択器用設定値1
5が設定されており、この設定値15と係数器4
からの信号のレベルとを比較し、高いレベルの信
号を第2の制御弁9へ与え、この信号に応じた弁
開度となるよう該制御弁9を制御する。
遮断弁制御器6は、比較積分演算器2からの信
号レベルが負荷により上昇することで第2の制御
弁9を100%の開度とするレベルのとき、すなわ
ち、演算器2の出力が上昇して第3図のイ点に
相当するレベルになつたときに、遮断弁8を全開
するように制御し、逆に、比例積分演算器2から
の信号レベルが負荷の下降で前記第2の制御弁9
の弁開度を100%未満とすることで遮断弁8を全
閉するように制御している。第3図において、
第2の制御弁9の開度は演算器2の出力がイの点
で100%となり、第1の制御弁7の開度はロの点
で下限のリミツト開度ハとなる。
号レベルが負荷により上昇することで第2の制御
弁9を100%の開度とするレベルのとき、すなわ
ち、演算器2の出力が上昇して第3図のイ点に
相当するレベルになつたときに、遮断弁8を全開
するように制御し、逆に、比例積分演算器2から
の信号レベルが負荷の下降で前記第2の制御弁9
の弁開度を100%未満とすることで遮断弁8を全
閉するように制御している。第3図において、
第2の制御弁9の開度は演算器2の出力がイの点
で100%となり、第1の制御弁7の開度はロの点
で下限のリミツト開度ハとなる。
第3図は遮断弁8における演算器2の出力に
対する弁開度の関係を示したもので、この図から
も明らかなように、負荷上昇時には、該遮断弁8
は演算器2の出力がイ点以下では遮断されてお
り、イ点を越えると瞬時に100%開き、また、負
荷下降時には、該遮断弁8は演算器2の出力が前
記イ点より小さいロ点に下がるまで100%開いて
いるがロ点以下になると全く遮断される。
対する弁開度の関係を示したもので、この図から
も明らかなように、負荷上昇時には、該遮断弁8
は演算器2の出力がイ点以下では遮断されてお
り、イ点を越えると瞬時に100%開き、また、負
荷下降時には、該遮断弁8は演算器2の出力が前
記イ点より小さいロ点に下がるまで100%開いて
いるがロ点以下になると全く遮断される。
第3図は、第1の制御弁7を及び第2の制御
弁9における演算器2の出力と燃料流量との関係
を示したものである。
弁9における演算器2の出力と燃料流量との関係
を示したものである。
次に、本考案の二重化バーナノズル用燃料制御
装置の動作を説明する。
装置の動作を説明する。
燃料油は燃料供給ポンプ12により管路16へ
送られ、第1の制御弁7、第2の制御弁9、遮断
弁8が開いていれば、燃料油は管路16から管路
10,11へ分岐され、二重化バーナノズルAの
第1ノズラn1及び第2ノズルn2へ夫々供給され
る。
送られ、第1の制御弁7、第2の制御弁9、遮断
弁8が開いていれば、燃料油は管路16から管路
10,11へ分岐され、二重化バーナノズルAの
第1ノズラn1及び第2ノズルn2へ夫々供給され
る。
その間に、図示しないボイラの主蒸気圧は圧力
計1により検知され、その検知出力にもとずき第
1の制御弁7・第2の制御弁9及び遮断弁8が制
御されることになる。
計1により検知され、その検知出力にもとずき第
1の制御弁7・第2の制御弁9及び遮断弁8が制
御されることになる。
燃料流量は、第3図に示す3つの領域、すな
わち第1の制御弁7の制御域、中間域及び第2の
制御弁9の制御域に分かれて制御される。第1の
制御弁7の制御域は出力イ〜100%の範囲とな
り、第2の制御弁9が全開となる時の最大流量を
超えた大流量域に対応する。また、第2の制御弁
9の制御域は出力0%〜ロの範囲となり、第1の
制御弁7の下限流量(下限のリミツト開度ハにお
ける流量)に満たない時の少流量域に対応する。
なお、中間域は出力がロ〜イの範囲となり、第1
の制御弁7の下限流量以上でしかも第2の制御弁
9の最大流量以下となる時の中間流量域に対応す
る。
わち第1の制御弁7の制御域、中間域及び第2の
制御弁9の制御域に分かれて制御される。第1の
制御弁7の制御域は出力イ〜100%の範囲とな
り、第2の制御弁9が全開となる時の最大流量を
超えた大流量域に対応する。また、第2の制御弁
9の制御域は出力0%〜ロの範囲となり、第1の
制御弁7の下限流量(下限のリミツト開度ハにお
ける流量)に満たない時の少流量域に対応する。
なお、中間域は出力がロ〜イの範囲となり、第1
の制御弁7の下限流量以上でしかも第2の制御弁
9の最大流量以下となる時の中間流量域に対応す
る。
大流量域においては、負荷の上昇時及び下降時
にかかわらず遮断弁8と第2の制御弁9とが全開
しており、双方の弁の合計流量を第1の制御弁7
が制御することになる。
にかかわらず遮断弁8と第2の制御弁9とが全開
しており、双方の弁の合計流量を第1の制御弁7
が制御することになる。
少流量域においては、やはり負荷の上昇時及び
下降時にかかわらず遮断弁8が全閉で、第1の制
御弁7はリミツト開度ハだけ開いているものの、
第2の制御弁9で制御された流量だけが管路11
を流れる。
下降時にかかわらず遮断弁8が全閉で、第1の制
御弁7はリミツト開度ハだけ開いているものの、
第2の制御弁9で制御された流量だけが管路11
を流れる。
しかしながら、中間流量域においては、遮断弁
8の開閉状態が負荷の上昇時と下降時とで異な
り、従つて制御状態も異なつてくる。負荷上昇時
の遮断弁8は中間流量域において閉状態となり、
第1の制御弁7と第2の制御弁9とは双方共に制
御可能な状態にある。このため、係数器4の設定
やバルブ特性により応答特性の速いもの、又は、
流量が演算器2の出力に対し少なめに設定されて
いるいずれか一方が流量の制御権を得、他方は無
制御状態となる。また、負荷下降時には遮断弁8
が開状態となり、大流量域と同様のバルブ開閉状
態となるため第1の制御弁7が制御権を持つて合
計流量を制御する。
8の開閉状態が負荷の上昇時と下降時とで異な
り、従つて制御状態も異なつてくる。負荷上昇時
の遮断弁8は中間流量域において閉状態となり、
第1の制御弁7と第2の制御弁9とは双方共に制
御可能な状態にある。このため、係数器4の設定
やバルブ特性により応答特性の速いもの、又は、
流量が演算器2の出力に対し少なめに設定されて
いるいずれか一方が流量の制御権を得、他方は無
制御状態となる。また、負荷下降時には遮断弁8
が開状態となり、大流量域と同様のバルブ開閉状
態となるため第1の制御弁7が制御権を持つて合
計流量を制御する。
なお、前記遮断弁8を開くときには、瞬時に開
くと配管内の圧力低下により失火の恐れがあり、
時間的に徐々に開く必要がある。
くと配管内の圧力低下により失火の恐れがあり、
時間的に徐々に開く必要がある。
以上述べたように、本考案の二重化バーナノズ
ル用燃料制御装置において、ノズルを二重構造と
した二重化バーナノズルへ燃料を供給するための
装置であつて、燃料供給ポンプと、この燃料供給
ポンプの出口側に設けた第1の制御弁と、この第
1の制御弁の出口側から分岐され前記二重化バー
ナノズルの第1のノズルに連結される管路に設け
た遮断弁と、前記第1の制御弁の出口側から分岐
されて前記二重化バーナノズルの第2のノズルに
連結される管路に設けた前記第1の制御弁よりも
流量の小さい第2の制御弁とを具備し、負荷上昇
時においては、前記第1の制御弁の下限流量未満
となる少流量域では第2の制御弁が制御し、前記
第2の制御弁の最大流量を超えた大流量域では前
記遮断弁を開いて前記第1の制御弁が制御し、前
記第1の制御弁の下限流量から前記第2の制御弁
の最大流量に至る中間流量域では前記第1又は第
2の制御弁のいずれか一方が制御すると共に、負
荷下降時においては、前記大流量域及び前記中間
流量域では前記第1の制御弁が制御し、前記少流
量域では前記遮断弁が閉じて前記第2の制御弁が
制御するように構成したので、第1制御弁の制御
域と第2制御弁の制御域との間の中間域では、負
荷上昇時には応答特性の速い側の制御弁又は設定
の低い側の制御弁によつて燃料量を制御し、負荷
下降時には第1の制御弁でそれを制御するといつ
た具合に、負荷の上昇・下降時のいずれにも直接
に負荷量を制御することが可能であり、制御性が
安定するものである。そして、遮断弁の開閉が多
くヒステリシスを設けざるを得ないときでも、こ
のヒステリシスの中の負荷要求の場合、制御系に
ハンチングを生じる可能性をなくすことができる
ものである。
ル用燃料制御装置において、ノズルを二重構造と
した二重化バーナノズルへ燃料を供給するための
装置であつて、燃料供給ポンプと、この燃料供給
ポンプの出口側に設けた第1の制御弁と、この第
1の制御弁の出口側から分岐され前記二重化バー
ナノズルの第1のノズルに連結される管路に設け
た遮断弁と、前記第1の制御弁の出口側から分岐
されて前記二重化バーナノズルの第2のノズルに
連結される管路に設けた前記第1の制御弁よりも
流量の小さい第2の制御弁とを具備し、負荷上昇
時においては、前記第1の制御弁の下限流量未満
となる少流量域では第2の制御弁が制御し、前記
第2の制御弁の最大流量を超えた大流量域では前
記遮断弁を開いて前記第1の制御弁が制御し、前
記第1の制御弁の下限流量から前記第2の制御弁
の最大流量に至る中間流量域では前記第1又は第
2の制御弁のいずれか一方が制御すると共に、負
荷下降時においては、前記大流量域及び前記中間
流量域では前記第1の制御弁が制御し、前記少流
量域では前記遮断弁が閉じて前記第2の制御弁が
制御するように構成したので、第1制御弁の制御
域と第2制御弁の制御域との間の中間域では、負
荷上昇時には応答特性の速い側の制御弁又は設定
の低い側の制御弁によつて燃料量を制御し、負荷
下降時には第1の制御弁でそれを制御するといつ
た具合に、負荷の上昇・下降時のいずれにも直接
に負荷量を制御することが可能であり、制御性が
安定するものである。そして、遮断弁の開閉が多
くヒステリシスを設けざるを得ないときでも、こ
のヒステリシスの中の負荷要求の場合、制御系に
ハンチングを生じる可能性をなくすことができる
ものである。
第1図は二重化バーナノズルを示す断面図、第
2図は本考案に係る二重化バーナノズル用燃料制
御装置の一実施例を示す系統図、第3図,,
は本考案に係るものの動作を説明するために示
す特性図、第4図,,は従来のものの動作
を説明するために示す特性図である。 A……二重化バーナノズル、e……蒸気管、n1
……第1ノズル、n2……第2ノズル、7……第1
の制御弁、8……遮断弁、9……第2の制御弁、
10,11……分岐管路、12……燃料供給ポン
プ。
2図は本考案に係る二重化バーナノズル用燃料制
御装置の一実施例を示す系統図、第3図,,
は本考案に係るものの動作を説明するために示
す特性図、第4図,,は従来のものの動作
を説明するために示す特性図である。 A……二重化バーナノズル、e……蒸気管、n1
……第1ノズル、n2……第2ノズル、7……第1
の制御弁、8……遮断弁、9……第2の制御弁、
10,11……分岐管路、12……燃料供給ポン
プ。
Claims (1)
- ノズルを二重構造とした二重化バーナノズルへ
燃料を供給するための装置であつて、燃料供給ポ
ンプと、この燃料供給ポンプの出口側に設けた第
1の制御弁と、この第1の制御弁の出口側から分
岐され前記二重化バーナノズルの第1のノズルに
連結される管路に設けた遮断弁と、前記第1の制
御弁の出口側から分岐されて前記二重化バーナノ
ズルの第2のノズルに連結される管路に設けた前
記第1の制御弁よりも流量の小さい第2の制御弁
とを具備し、負荷上昇時においては、前記第1の
制御弁の下限流量未満となる少流量域では第2の
制御弁が制御し、前記第2の制御弁の最大流量を
超えた大流量域では前記遮断弁を開いて前記第1
の制御弁が制御し、前記第1の制御弁の下限流量
から前記第2の制御弁の最大流量に至る中間流量
域では前記第1又は第2の制御弁のいずれか一方
が制御すると共に、負荷下降時においては、前記
大流量域及び前記中間流量域では前記第1の制御
弁が制御し、前記少流量域では前記遮断弁が閉じ
て前記第2の制御弁が制御するように構成したこ
とを特徴とする二重化バーナノズル用燃料制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147283U JPS59158859U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 二重化バ−ナノズル用燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147283U JPS59158859U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 二重化バ−ナノズル用燃料制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59158859U JPS59158859U (ja) | 1984-10-24 |
JPS6234125Y2 true JPS6234125Y2 (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=30181880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147283U Granted JPS59158859U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 二重化バ−ナノズル用燃料制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59158859U (ja) |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5147283U patent/JPS59158859U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59158859U (ja) | 1984-10-24 |
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